六本木のシャンソン・バーのマスターがカクテルグラスの向こうに見た男と女の別れ模様12話。別れても、なお-。女だから知りたい、男たちの心の揺らぎ。
何てこと、私が結婚詐欺に引っかかるなんて…。甘い言葉に騙されて名義を貸したばかりに、湯川小夜子は莫大なローンの返済を負わされた。やむなく電話で卑猥な会話をする怪し気なアルバイトを始めた小夜子は、ある日常連客から、金の成る木を運ばないかと持ちかけられた。ローン地獄脱出のため、小夜子は危険を省みず渦中に飛び込んでいくが…。大都会の裏側に蠢くコンゲーム。騙されたやつが悪いのか?緊迫のサスペンス・ミステリー。
長嶋よ、俺たちをまた酔わせてくれ。人間・長嶋の数々の秘話を知る著者が、長嶋への敬慕の念をこめて書下ろした快著。
究極の開運術“十種神宝”を完全にマスターすれば、あなたの運は面白いように開ける。精神世界に光明をさす緋佳音(くれないしおん)の手によって、秘められた開運術がついに甦る。
あけぼの西小学校のプールで、四年生の子が事故にあってから、一か月たったある日のこと-。とつぜんプールの水面に、気味のわるいまっ赤な円が…。「なぜ?だれが?なんのために」大マジ三人組は真相をつきとめようと、モーゼンとたちあがった。
本書は、印象派の色彩表現、あるいは南画や琳派の技法を自由に取り入れて、常に新画法で挑んだ彼の画業をたどり、後輩の速水御舟らはもとより、大観・観山らにも影響を与えた独創的な画風と、豪放な人間像を紹介する。
「豊かな社会」「女の時代」到来の陰で揺れる、男たちの安住の場。新しい生きがいを実感できる椅子づくりを目ざす提言の書。
セントルイスからメキシコ、南米、タンジール、さらにはパリ、ロンドン、ニューヨーク、そしてふたたびカンザスへ…。永遠の放蕩息子バロウズの80年間の足跡を辿り、ギンズバーグ、ケルアックらの貴重な証言を含む厖大な資料をもとに、「視えない男」の実像に迫る待望のバロウズ評伝。
実話をもとに、性に関する問題をまじめに考え、「男」「夫」「父親」としてのあり方を提言。