高等動物に踏み込み大きく発展した分子脳科学は,個別的な研究にとどまらず,分子,細胞,神経回路,脳のシステムという多次元的視点に基づいた機能理解を目指す地平に到達した.現代の脳科学の最前線を総合的に,かつ平易に解説した.
PART I 体を動かす
1 神経筋接合部のシナプス伝達
2 脊髄の運動神経とALS
3 大脳運動野の運動制御
4 大脳基底核の運動制御,パーキンソン病
5 小脳の運動制御
PART II 外界の情報を捉える
6 視覚系、大脳感覚野,認知
7 嗅覚系
8 体性感覚、痛覚
PART III 記憶と学習
9 海馬・大脳皮質と認知記憶
10 扁桃体と情動記憶
11 線条体、小脳と運動記憶
12 記憶障害(アルツハイマー病、脳虚血)
PART IV 体の調節
13 自律神経系,不安
14 概日リズム,時計遺伝子,睡眠
15 食欲、肥満
PART V 統合,情動,気分
16 統合失調症
17 気分障害(うつ、双極性障害)
18 自閉症
19 薬物依存
PART VI 発達
20 脳の形成
21 神経細胞の分化
22 神経回路網とシナプスの形成
23 脳発達の臨界期
仕事効率を上げると人生の成功確率が10倍になる!自分の強みを知り、夢をかなえるスキルが満載!上場企業を中心に1700社、1000人の役職者と接してきた人気コンサルタントが教える成功者が実践していること。
老化にともなうS.O.Sを見逃すな!!元気に長生き!「酸化しにくい体」を作るヒントがわかる本!
保育園の行事や生活にそった4月はじまり。楽しく身につき意識を高める、“心をつかむ”健康教育の指導ができます。必要なテーマと、その対象年齢、目的、ねらい、必要品目、指導案、教材、指導やすすめ方のアドバイスをしっかり収録。「何からはじめていいかわからない」「やりたいけど企画の説明に自信がない」「他園の取り組みを知りたい」…。本書に沿って計画し、子どもの発育・発達、地域性や自園の特徴によってアレンジすることで、行うべき健康教育がすぐにはじめられます!看護師・保健師・保育士など保育園関係者に必携の1冊!
基礎から学べる入門書。医療を学んでいる学生の方、コメディカルスタッフの方、必携の一冊。豊富なイラストとともに生理学の基本をやさしく解説。
頑張らなくていいんです。太陽を浴びる、規則正しい生活、適度な運動、十分な睡眠…気分が晴れる、ちょっとした生活の工夫が満載です。
子どもの発達段階や原始反射の課題に注目して開発された「水中療育プログラム」をイラストで解説。
陸上でできる運動療育も紹介しているので、多方面から子どもの心身を伸ばせます。
特別支援の現場で、家庭で、誰でもできる水中療育の入門書です。
楽しくて夢中になれる20の水中あそびで、子どもの身体感覚・体幹・情緒・ことばがぐんぐん伸びる!
●「水中療育20の実践プログラム」解説動画つき!
●もくじ
Part1
心と体をぐんぐんそだてる水中療育
1 水難事故から身を守るために
2 ウェルビーイングな支援
3 水中療育のメリット
4 「水中リラクゼーション」で泳ぐ準備をしよう
5 水中リラクゼーションのやり方
6 子どもと信頼関係を築く6つのスキンシップ
7 障がい児の感覚に寄り添う
8 反射という体の動き
9 運動とご飯の大切さ
Part2
水中療育の20の実践プログラム
1 水中でリラックスして立つ
2 水中で足をリラックスする
3 水中ウォーキング(前に歩く)
4 水中ウォーキング(後ろ向きで歩く)
5 水中ウォーキング(横歩き)
6 水中ウォーキング(横交差で歩く)
7 水中ウォーキング(応用編)
8 水中ランニング
9 水中ケンケン
10 水中ジャンプ
11 ボビングしてジャンプ
12 だるま浮き
13 お尻つき
14 カエルのポーズ
15 水中で自転車キック
16 回転パンケーキ
17 ジェットコースターあそび
18 浮き具を使ってイルカとび
19 フラフープを使ってイルカとび
20 はじめての潜水
Part3
水中療育に取り組むための準備
1 水泳用具をそろえよう
2 楽しく効果的に水中運動に取り組むポイント
Part1
心と体をぐんぐんそだてる水中療育
Part2
水中療育の20の実践プログラム
Part3
水中療育に取り組むための準備
本書では、高齢者ケアにおける身体抑制、褥瘡予防、転倒、睡眠障害、生前の指示、疼痛管理、認知機能などの高齢者特有の問題点14に焦点をあてて、それぞれに対して、問題の背景、その問題を起こしやすい危険因子(risk factor)、そのアセスメント方法、予防のための介入方法を明確にし、具体的な対応の方法まで、これまでの先行研究を用いてわかりやすくまとめた。
神経精神医学での評価、症候学、疾患、治療と大きく4つに分類し、頻度の高い疾患について詳述。精神疾患の病態記述は精神科医にとって、神経疾患に併発する精神症状の記述は神経内科・脳外科医にとって役立つ。最近までの文献をもとにした記述は、若手研究者や福祉関連教育者の情報源に。最新の成果を豊富な図表で解説、確かな病態の把握は診断・治療への応用を助ける。
世界的に肥満が蔓延する中わが国でも肥満やメタボリックシンドロームの急増に警鐘が鳴らされている。肥満の疫学研究について解説するとともに肥満が社会に及ぼす影響や肥満の原因肥満が関わる疾患について現在の知見を集約した待望の書。
I 健康心理学の基礎
第1章 健康心理学の役割
1.健康心理学の立場
2.プライマリケアと心理学
3.健康心理学の発展:ポジティブヘルスの実現に向けて
第2章 感情と健康のメカニズム
1.感情と健康との関連
2.感情と健康との関連のメカニズム
3.ポジティブ感情と生体機能との関連
4.感情と健康との関連のまとめ
第3章 認知と行動のメカニズム
1.認知と行動:健康との結びつき
2.「思考・認識としての認知」から行動へ
3.「情報処理としての認知」から行動へ
II 健康と感情
第4章 ストレス
1.ストレス研究の始まり
2.トランスアクショナル・モデルの提唱と発展
3.資源保護理論の提唱と発展
4.ストレス研究における近年のトピックスと今後の課題
第5章 怒り・攻撃性
1.怒り・攻撃性と健康
2.怒り・攻撃性への対処
3.その他の心理社会的要因と虚血性心疾患
第6章 うつ・不安
1.うつ・不安のもたらす健康リスク
2.エビデンスに基づくうつと不安の予防
3.認知行動療法を用いたうつ・不安の予防
第7章 社会的感情と健康行動
1.社会の中での感情の共有と健康
2.恥ずかしさと健康
3.社会的感情と健康増進
第8章 心的外傷体験と健康
1.心的外傷性ストレス
2.心的外傷体験後のアプローチ
3.心的外傷体験からの回復
III 健康を取り巻く諸要因
第9章 生活習慣と社会的行動:喫煙・飲酒・食行動
1.喫 煙
2.飲 酒
3.食 習 慣
第10章 睡眠と身体活動
1.睡眠とは何か
2.睡眠と健康
3.身体活動の現状と目標
4.身体活動の評価法
5.身体活動量増加の必要性
第11章 女性の健康
1.女性の健康問題
2.女性に多い精神疾患や心身の不調
3.女性の疾病予防と健康増進
4.女性の健康と心理社会的要因
第12章 健康と医療
1.はじめに
2.健康寿命の延長に向けた予防的取り組み
3.患者・家族:医療者コミュニケーションの改善に向けた取り組み
4.退院後における患者や家族の心のケアへの取り組み
第13章 健康と文化
1.健康における文化の重要性
2.精神的健康と文化の研究
3.生物的要因と社会的要因
4.異文化適応と健康
5.まとめ:精神的健康と文化についての今後の展望
IV 健康への予防的アプローチ
第14章 健康心理学の応用とその可能性:ポジティブ心理学
1.ポジティブ心理学の発展
2.ポジティブ心理学の3つの研究領域と日本の動向
3.ポジティブ心理学と健康心理学
4.ポジティブ心理学的介入
5.健康心理学の今後の可能性
第15章 ポジティブな特性と健康
1.健康と個人的特性
2.楽 観 性
3.ポジティブ・イリュージョン
4.首尾一貫感覚
5.ポジティブな特性と健康を考えるうえでの留意点
第16章 公衆衛生から見た健康づくりとポジティブヘルス
1.公衆衛生学と健康
2.ヘルスケアシステムの現状と健康心理学の役割
3.ポジティブヘルスを目指した健康づくりと健康心理学の発展
老いと病気を加速させる「体の酸化」に歯止めをかけ、若さと元気を維持する「酸化」撃退法を説明した、健康&長寿の実践マニュアル!