脳の健康を保ち認知機能を高める秘訣を、食事、運動、生活習慣などの観点から論じた最新脳科学の集大成。脳にまつわる俗説を最新医学で一刀両断し、世界中の第一線の研究者との交流から得た最先端の科学的データをもとに、脳神経外科医である著者自らも実践しているという脳をシャープにするさまざまなメソッドを紹介。
脳トレは本当に効果がある? 認知症に効果のあるゲームは? アルツハイマー病の発症リスクを下げる食事は? などの疑問にも豊富なエビデンスを用いて丁寧に解説。私たちの脳が持つレジリエンス(回復力)を育み、脳神経の再配線・再構築を促すことで、脳は何歳になっても鍛えられ、認知機能や記憶力を強化できると説き、そのために必要な画期的トレーニング法を、12週間プログラムとして紹介! 誰でも今すぐに始められる脳活性化の実践書。
人体でホルモンはどのようにはたらいているのか。日々の多様な場面とホルモンのかかわりはどのようなものなのか。ホルモンについてしっかり知りたい人のための1冊。
ホルモンは体のどこで作られ、どのように作用するのか、私たちにどう影響しているのかを解説。さらに、人生の段階や生活の場面ごとに、ホルモンのはたらき、バランスを欠いた場合の問題、健やかに過ごすためのヒントを詳しく紹介。最後に、ホルモンの利用についての実際、医療や科学の現状と将来を見渡す。
序文
[第1章] ホルモンは何をしているのか
[第2章] ホルモン入門
成長/体液とホルモンの関係/性の発達/生殖/閉経と更年期/睡眠/脳の機能と感情/消化、食欲、体重/ホルモンに関わる病気/老化
[第3章] ホルモンが開く未来
用語集
索引
2022年の国際抗てんかん連盟による新しいてんかん症候群分類に沿ったてんかん症候群ごとに発作間欠期,発作時脳波の見るべきポイントを脳波図を示しながら詳細に解説.
本書に登場する各てんかん症候群の基本的な臨床特徴,脳波特徴を覚え,具体的な脳波異常箇所を確認しながら典型的な異常をとらえることで,“脳波判読は難しい”という苦手意識を克服し,自信をもって正常・異常の判断ができるようになります!
第1部 総 論
A てんかん発作・てんかん・てんかん症候群の最新分類 高橋幸利
B 脳波の役割:発作間欠期・発作時・発作直後の脳波と臨床症状 高橋幸利
C 覚醒時,睡眠時の背景脳波活動の発達,加齢に伴う変化 植田佑樹
D 突発性異常波(発作間欠期) 本山りえ/川口典彦
E 境界領域の脳波所見 池田 仁
F 光刺激で誘発される脳波異常 美根 潤/高橋幸利
G アーチファクトの種類と見分け方 荒木保清
H 発作時脳波の見方 西田拓司
第2部 各 論
A 全般てんかん
小児欠神てんかん(CAE) 宮下光洋
若年欠神てんかん(JAE) 寺田清人
若年ミオクロニーてんかん(JME) 芳村勝城
全般性強直間代発作のみを示すてんかん(GTCA) 山崎悦子
ミオクロニー欠神発作を伴うてんかん(EMA) 徳本健太郎
B 焦点てんかん
海馬硬化を伴う内側側頭葉てんかん(MTLE-HS) 日吉俊雄
中心側頭部棘波を示す自然終息性てんかん(SeLECTS) 福岡正隆
自律神経発作を伴う自然終息性てんかん(SeLEAS) 秋山麻里
小児後頭視覚てんかん(COVE) 池田浩子
C 発達性てんかん性脳症または進行性神経学的退行を伴う症候群
1新生児・乳児期発病
早期乳児発達性てんかん性脳症(EIDEE) 今井克美
遊走性焦点発作を伴う乳児てんかん(EIMFS) 九鬼一郎
乳児てんかん性スパズム症候群(IESS) 山口解冬
Dravet症候群(DS) 水谷聡志
KCNQ2-発達性てんかん性脳症(KCNQ2-DEE) 大松泰生
ピリドキシン/ピリドキサールリン酸依存性発達性てんかん性脳症(PD/P5PD-DEE) 矢部友奈/高橋幸利/秋山倫之
CDKL5-発達性てんかん性脳症(CDKL5-DEE) 森岡景子/高橋幸利
PCDH19群発てんかん 木水友一
グルコーストランスポーター1欠損症(Glut1DS) 渡辺陽和
Sturge-Weber症候群(SWS) 小川博司
視床下部過誤腫による笑い発作 大谷英之
2小児期発症
ミオクロニー脱力発作を伴うてんかん(EMAtS) 最上友紀子
Lennox-Gastaut症候群(LGS) 久保田裕子
睡眠時棘徐波活性化を示す発達性てんかん性脳症(DEE-SWAS) 白石秀明
3発症時期が一定でない疾患
Rasmussen症候群(RS) 高橋幸利
進行性ミオクローヌスてんかん(PME) 江川 潔
第3部 付 録
A 発作時脳波焦点とMRI所見 近藤聡彦
B 発作時脳波焦点とSPECT所見 松田一己
C 発作時脳波焦点とPET所見 臼井直敬
D よりよい脳波記録のための検査テクニック 鈴木菜摘
E 長時間ビデオ脳波検査に耐えられる電極装着法
(当院で行われている装着の一例) 佐藤哲也
買う前に知っておきたい一流マンションを手に入れる56のポイント。マンション設計40年のプロが指摘する衝撃の事実!!
自然のなかにあるふしぎな現象や気息性を発見する喜びはとてもすばらしいもので。「発見する喜び」から「豊かな発想」が生まれ、それを繰り返すことにより「科学する心」が育っていきます。本書は「人体」「生き物」「自然」のなかにあるふしぎや、規則性を「発見する喜び」を美しい写真を添えてQ&A形式で紹介したビジュアル図鑑です。
★お風呂で指がしわしわになるのは、なぜ?
★ぽきぽきと鳴らし続けると、指が太くなるって本当?
★人間は1日どれくらいの空気を吸っているの?
★渡り鳥はいつ寝ているの?
★猛暑日は蚊が少なくなるの?
★種なしブドウって、種がないのにどうやってできるの?
★スキーのジャンプは追い風より、向かい風のほうが遠くに飛べるのは、なぜ?
★遠くの景色が青っぽくなるのはどうして?
★電線に止まった鳥が感電しないのはなぜ?
★コップに止まったストローが曲がって見えるのはなぜ?
★水晶はどうやってできたの?
機械学習による異常検知と系列データ解析を実例をもとに学ぶ
本書は、現在産業界で注目されている、機械学習による
・機器の振動データに対する異常検知
・系列データ(例として睡眠系列データ)に対する解析
を解説したものです。
業務や研究開発に必要だが機械学習については素人という方でも実践できるように、本書前半では、基本的な識別器・予測器のPythonによる実装例・使い方を解説しています。後半では、実問題への適用例を著者の研究経験をもとに解説しています。
第1章 機械学習とは何か
第2章 基本的な識別器・予測器
第3章 機器の振動データに対する異常検知
第4章 系列データの解析
■成長発育の早期の段階で機能の回復をはかりながら咬合の改善を行うことが大変重要であり,健全化された機能が術後の成長発育に好影響を与え,機能的,審美的に調和のとれた顎顔面骨格が形成され,長期にわたって安定した咬合状態を維持できることを,私はあらためて強調したいと思います.(省略)
■(『Muscle Wins!の矯正歯科臨床』出版から)10 年の間には,「舌骨位をみることの重要性」に気づかされ,それを取り入れてさらにわかりやすくまとめたつもりです.掲載症例は1 冊目と重複しないよう配慮したため,Q12 の長期安定症例といっても術後5 年までの患者さんが多いのですが,中には術後23 年という症例もありますので,ぜひご覧ください.(序文より一部抜粋)
推薦の言葉〈一部抜粋〉
●先生は,舌と舌骨位が呼吸機能,嚥下機能に関連し,
咬合を含む顎顔面骨格と頸部を含む側貌の形態にいかに
関与しているかを探り,矯正歯科医の立場から,それらの
複合作用が不正咬合の治療に密接に寄与するとし,独自
の治療法を確立された.そして,そのことを症例によって
実証された斬新でシンプルな治療法は,矯正歯科臨床の
イメージを一新したといえる.
(日本歯科大学理事長・学長 中原 泉)
●本書では,すべての症例分析において解剖学,特に筋と
の関連性が述べられており,咀嚼筋はもちろんのこと,一
見,咬合にあまり関係がないように思われる頭蓋骨の基準
線,表情筋,舌骨上筋群や下筋群,後頭部の筋群や胸鎖乳
突筋などの側頸筋,また,舌や嚥下の運動機能に及ぶ領域
について,矯正治療上,大切な意義が述べられている.
(東京歯科大学理事長・学長 井出吉信)
Q1 なぜ舌骨位を重視するのですか?
Q2 抜歯,非抜歯は何をみて決めるのですか?
Q3 抜歯のタイミングと抜歯部位はどのように考えたらよいのでしょうか?
Q4 頸部筋の異常は顎顔面骨格にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
Q5 顎関節の健全な育成のためには,いつ治療を開始したらよいのでしょうか?
Q6 MWにおけるフォースシステムはどのようなものですか?
Q7 開咬症例と過蓋咬合症例の違いをどのように考えたらよいのでしょうか?
Q8 II級開咬症例はどのように治すのですか?
Q9 III級開咬症例はどのように治すのですか?
Q10 II級過蓋咬合症例はどのように治すのですか?
Q11 III級過蓋咬合症例はどのように治すのですか?
Q12 長期咬合の安定症例にはどのような共通点がありますか?
Q13 睡眠時無呼吸症候群の改善にMWの矯正治療は効果があるのでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
基本のクロールで
【ゆっくり、長く、ラクに泳ぐ】ための
究極のコツが詰まった一冊
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水中という異空間で「フィットネス」と「リラクセーション」が同時に得られ、生活習慣病の予防や健康増進、マインドフルネスなど、さまざまな効用が期待できることから、生涯スポーツとしても人気の水泳。とくにストレス過多な現代社会では、ゆっくり泳ぐことで心身をリラックスさせる効果に優れているのも大きな魅力です。
本書は、「がんばって泳いでも、すぐに疲れてしまう」「長く泳げない」というお悩みを抱えている方はもちろん、水泳をより楽しみたい方に向け、限られた体力を効率的に使って「ゆっくり、長く、そして、ラクに泳ぐ」ためのコツをまとめた【決定版】です。
▼本書のこだわり1 一冊丸ごとクロールに特化!
本書で解説する泳法は、もっとも効率よく、長く泳げる基本の自由形(クロール)のみ。「ゆっくり、長く、ラクに泳ぐ」ためのコツやフォームのポイントを、どこよりも濃く、細かく、丁寧に紹介しています。
▼本書のこだわり2 ポイントは「浮く」「呼吸する」「進む」の3つだけ!
超基本的な「浮く」「呼吸する」「進む」にポイントを絞り、シンプルかつ明快に解説。初心者が陥りがちな「足が沈む、進まない、息継ぎできない」お悩みも、おもしろいほど改善できます。
▼本書のこだわり3 水泳初心者に、とことんやさしい!
例えば、競泳選手が使うローリングのような難易度の高いテクニックは、納得いく理論のもとに代替法を提案するなど、徹底的に無理なくムダなく、初心者に寄り添った内容になっています。
《主な内容》
【序章】納得の理由 ゆっくり長く泳ぐことがいかにからだによいか
【第1章】もう沈まない!「水に浮く」を当たり前にすれば、泳ぐことは簡単だ
【第2章】浮力を味方に! 姿勢が定まれば、浮き続けるコツはつかめたも同然
【第3章】もう怖くない! 無理なくラクに呼吸できるようになる
【第4章】泳ぎがぐんとラクになる! ゆっくり長く泳ぎ続けるための蹴伸びとキック
【第5章】沈まない!進む! ゆっくり長く泳ぐためのムダを省いた手の「かき」
【第6章】楽しくラクに! ゆっくり長く泳ぐためのまとめ
2025-26年度対応運転免許認知機能検査対策&問題集
近接するヨーロッパの国々から、そしてかつての植民地から…。時に迫害を逃れ、時により豊かな暮らしを求めて…。様々な出自、様々な文化や宗教の移民や難民はどう社会から排斥され、統合されていったのか。200年にわたるイギリスへの移民とその子孫の歴史を詳細にたどりながら、移民経験の複雑さと矛盾とを長期的視点からよみとく。移民をめぐる人種主義と多文化主義。
「活きる脳の知識」がわかる!使える!喜怒哀楽の感情をつかさどるしくみから、カラダの各部位との連携まで、ビジュアルでわかりやすく解説します!
●現在のデジタル脳波計は,機器が小型化して,インクや紙のコスト,保存のためのコストが削減されている.
●また,記録容量が増加し,ビデオ画像を含むポリグラフデータの同時記録や長期連続記録が可能となり,各種の定量解析も容易で,記録後にリモンタージュ機能を駆使することで判読精度が向上し,初心者への教育にも有用な手段となっている.
●しかし,デジタル脳波計を常備している現場でも,これまでのアナログ脳波計と同様に用いられていることが多く,デジタル脳波計の魅力が十分に発揮されていないケースも散見される.本書は,デジタル脳波計の構造や機能を理解し,その性能を十分に発揮させるための脳波記録技術と判読技をわかりやすく解説.これからの臨床脳波検査と脳波判読にかかわる多くの医師や臨床検査技師の,デジタル脳波検査の活用に好適な手引きとなっている.
第1章 脳波とは
第2章 脳波計の構成
第3章 電極と電極配置法
第4章 基本波形と導出法
第5章 脳波賦活法と睡眠ポリグラフ
第6章 アーチファクト
第7章 正常脳波
第8章 境界領域の脳波
第9章 異常脳波
第10章 脳波判読法
脳構造の解説から、AIやインターネット依存など現代的課題まで、心理学と脳科学を融合した知見を学び実践にも活かせる。大学生から臨床現場の担当者まで役立つテキスト。
日本における精神薬理学の第一人者、村崎光邦氏の珠玉の論集。日本の精神薬理学界に計りしれない貢献をしつづけてきた村崎氏が『神経精神薬理』『精神科治療学』『臨床精神薬理』の三誌に執筆した38の主要論文を一挙収載。特に、最近日本で認可されたSSRI、SNRI、SDA等の各新規向精神薬の基礎と臨床が満載。まさにわが国の精神薬理学の歴史と進歩の濃縮版といえる論文集。
2024年刊行の『口腔機能低下症読本』に始まり、第三弾の本書では「口腔機能発達不全症」に焦点を当て、基礎知識から検査・診断、管理、評価および保険算定に至るまでの考え方やノウハウをわかりやすく解説した。また、臨床現場で実践している口腔機能発達不全症への取り組み、医師やコメディカルとの連携を紹介することで、これから始めたい歯科医療従事者にも役立つ内容となっている。巻末付録の資料や各種説明用シートも充実の1冊!