英語偏重の傾向にあるわが国の外国語教育を再考し、様々な言語の学習によって多極的な世界観について学ぶ重要性を説く。
多言語社会の実態はーヨーロッパも英語に飲み込まれるのか?多数の公用語を認めるEU諸機関、多国籍企業や大学教育では、実際にどんな言語が使われているのか。英語支配はどこまで進むのか。各国語成立の歴史をふまえつつ、グローバリズムにさらされる多言語社会の実態と課題を明らかにする。
あなたの話し方に漂う「におい」はどっち?気づかずにイヤな「臭」を振りまいて、対人関係でソンをしていませんか?経験と年齢を重ねるうちに、いつの間にか身についてしまう話し方の「クセ」。このクセが原因で「加齢臭」が発生するのです。人生100年時代、ご近所デビュー必携の書。チェックリスト付き。
「話すこと」から「歌うこと」までを1冊で解説した総合的なヴォイストレーニングの教科書です。著者の長年にわたるトレーナーとしての経験の中から、長期的に利用できる普遍的なトレーニングメニューを厳選しました。特に「基礎の徹底」に重点を置いているのが大きな特徴です。本書で正しい発声と呼吸を学び、より良い声を目指してください。
本書は、Bloomsbury Publishingのキーターム・シリーズ全10巻中の1冊、Key Terms in Second Language Acquisition(second edition)の全訳である。文字どおり、第二言語習得研究に関わる専門用語や仮説について解説した事典である。「キー・クエスチョン」「キー・セオリーと基本的な枠組み」「キー・ターム」「キー・リーディング」の4部構成を取る。専門用語は平易なことばで、明確に解説されており、専門家のみならず、初学者のための入門書としても格好の書物となっている。
ミステリーよりスリリングな 知の考古学。言語をめぐる対話。
山口昌男にして「傑出した知の編集者」 松岡正剛にして「学者10人分」と
いわしめた高橋秀元が東西を繋いで言語を解説。 こんな言語論みたことない !
「言語の東西をつなぎ、チョムスキーに挑む 」
嗅覚のよい編集者でもあった空海も「完全言語」という意味のサンスクリットを捨てオリジナルの文字制作に取りかかったのはなぜか ?
アイロニーの中に盛られている反対の意味というのは、言内の意味から、一定の状況下では、きわめて直線的に至り着きうるものである。文字どおりの意味と、その反対の意味とは、遠くて近い仲なのである。どうして、回りくどい言い方をするのかというと、一つには、好ましくないことを単刀直入に言いたくないからであり、もう一つには、逆転的屈折を含むほうが、より痛烈だからである。
「意味論に興味はあるが、論理学の概念や記号が苦手だ」という初学者が、この事典で例えばProposition という項目を引くと、本書の特徴である綿密で周到なクロス・レファレンスを通じ、Predicate logic、 Logical operator などの項目に導かれ、たちどころに“論理学の通(つう)”になれる。一方、高度な研究者は、本書を、極めて多くの新概念・新思考法への跳躍台として活用できる。Chomsky、 Lakoff を初めとする約20人の学者に関する論評も貴重である。
人は事態をどのように捉え、そのさまをどのように言語化するのか。日本語・中国語・韓国語・英語におけるそのメカニズムをよりプラグマティックに分析する。
あがり症対策は決して難しいものではなく、身近な話し方の改善でできる。「人前で人並に話せるスキル」を身に付けられるように、話す内容のまとめ方から実例までを詳しく解説。
3人以上なら安心なのに、1対1のサシの局面になると、とたんに尻込みしてしまう人がいる。「会話が続かなかったら、どうしよう……」。もしかして、自分からおもしろい話を仕掛けないと間がもたないと勝手に思い込んでいませんか?▼大切なのは相手の話をうまく引き出すこと。質問しだいで、その人の意外な一面や知られざる魅力、思わぬ本音まで聞き出せる。しかも自分は1割も口を開かず、相手が気持ちよく自白する。▼「対談の名手」とも評される人気プロデューサーがはじめて公開、ラクしてトクする「省エネ質問術」。▼【内容】[心構え]相手に9割しゃべらせる/[つかみ]最初の2分で心のカギを開ける/[リラックス]気持ちよく話してもらう「お風呂理論」/[相づち]困ったときの「マジっすか?」/[ほめる]とにかく大げさがいい”ほめツッコミ”/[構成力]芋づる式に言葉を引き出し「物語」をつくる/[駆け引き]自白させてしまう「根回し力」
ギリシア・ローマの弁論術を大成したクインティリアヌスの大著『弁論家の教育』全12巻は、自身の教育者としての経験を生かしつつ弁論教育について詳述している。けっして抽象的な議論ではなく、きわめて実践的である分だけその内容は今日でも非常に有用である。本書はその第3巻から第5巻まで収載する。(全5冊)
「頭のなかでモヤモヤしている考えを明快な言葉で表現できない」「『どう思う?』と質問されても、とっさに答えることができない」と悩んでいるビジネスパーソンに向けて、ドリル形式のトレーニングで言語化力を強化する書籍です。クイズ形式の問題に解答することで、言語化する能力や、言語化に欠かせない観察力・思考力・語彙力・読解力・コミュニケーション力を格段に底上げできます。
【目次】
PART.1 モヤモヤを言語化する思考整理術
PART.2 語彙を増やして表現力を身につける
PART.3 相手に伝えるための言語化テクニック
PART.4 筆記による言語化力の身につけ方
PART.5 言語化力をつけるための読書術
何を頼んでも何をやらかしても好かれてしまう!憎らしいほど上手い言い方を教えます。たとえば、人を説得するとき、あなたは正攻法で攻める?泣き落としを使う?ライバル意識をあおる?あなたに合う戦術とは。頼む・謝る・クレームを言う・感じよく断る・上手に反論する・ほめる・皮肉や嫌味を切り返す…1シーンでここまで会話のバリエーション、多彩なテクニックを紹介した本はほかにありません!
声美人とは、言葉に気持ちをのせて、心を通わせるコミュニケーションができる人。声美人が使っている「まぁるい声・まぁるい言い方」を“声のソムリエ”が教えます。
41万部を突破した『雑談力が上がる話し方』の続編がついに登場です!「エレベーターで顔見知りと2人きり、この雰囲気が気まずい!」といったような、雑談に関するお悩み100について齋藤孝教授がズバッと回答。すぐに使えるお役立ちフレーズがついているので、読んだその日から人と話したくなります!
まったく新しい「議論」の教科書。日常生活からビジネス、政治まで、あらゆるシーンで生じる意見の相違を合理的に解決するための分析力を養う。ディベートに強くなりたい人、コミュニケーション力を高めたい人、クリエイティブな思考法を身につけたい人、必読!
失語症患者が罵倒語だけは失わないのはなぜ? 霊長類が罵倒語を習得するのはなぜ? 悪態は人間にとって重要な意味をもち、人類史のなかでどのように変化してきたのか。神経科学、言語学、行動心理学など多角的に解き明かす。