古典力学や相対性理論から量子力学、素粒子物理学まで物理学の基本をスッキリと解説。
パイロットが消えた。乗客のあなたの腕が今、求められている。さあ、どーする、どーする。まさかの時代のサバイバル研究書。
本書は乱流、非定常流れ、自由表面のある流れ、溶融・凝固、物質移動を伴う流れなど現実の技術的課題として遭遇する熱流体現象について、その支配方程式、計算方法を平易かつ具体的に解説したものである。数値計算法ではMAC法、SIMPLE法といった最新の手法を採用しており、これらの修得にも最適の書となっている。また、付属フロッピーディスクに収められた計算プログラムは実践的見地より組まれたものであり、現象の把握および実際的な技術的解決に十分有効であろう。
熱力学の基礎知識が、図やデータを豊富に用いて具体的に説明され、理論と実際面との結びつきが、多くの例題を解くことにより容易に理解できる。またエントロピーなどの計算、実用上重要な混合系の熱力学に充分な紙幅をさき、エクセルギーの活用についても丁寧に解説されている。
本書の特色はつぎの諸点にある。微小時間内において、要素やシステムに流入および流出するエネルギーの平衡とか、物質の平衡という数学モデルの出発点を考究し、微分方程式や偏微分方程式によって数学モデルを表現できる基本原理を示し、対象は広く考え、力学、電気・磁気、熱、流体、化学反応などの工学上の基礎的原理を念頭におき、その際、変数やパラメータの内容をSI単位を用いて表すと、数式の物理的意味が対象の種々の分野を超越してただちに理解できることを示す。
基礎と応用および理論と実践の両面から、現代固体物理学の立体像をバランスよく描いたテキスト。前半7章で化学結合、結晶構造、格子力学、バンド理論の枠内での電子物性など、伝統的な1電子近似の固体論が系統的に記述され、後半の5章で、最近とくに発展著しい磁性や超伝導および半導体物理などの分野が詳しく解説される。
本書は、複合材料の設計に携わっている方々ならびに材料力学を履修された大学院生を対象に、設計に必要な基礎知識としての異方性理論と力学的評価に有用な有限要素法プログラムについて記述したものである。
本書では、人間工学、建築環境、建築材料、建築設計、建築物の維持管理などのさまざまな視点から、快適でしかも健康的な居住空間を創造し、これを維持してゆく方法を探った。キーワードは、居住者に対して「まもる健康」と「つくる健康」とし、まもる健康では、健康を損なう環境からいかに居住者を守るか、つくる環境では積極的に健康になる空間の設計、健康的な空間をいかに維持してゆくかを各分野でそれぞれ検討した。
古代力学からアインシュタインの相対性理論、すべてを統一するという超ひも理論など、科学の英知が明らかにしてきた100の大理論を網羅。平易な解説と豊富な図解・イラストでまとめた、これ一冊で科学通になれるサイエンス読本。
本書は熱力学から出発して、統計力学の理論とその基本的応用を説明し、臨界現象の初歩までを扱う。歴史的・論理的な順序にあえて逆らい、熱力学の段階から統計力学の描像を与えることにより、読者が具体的な理解を積み重ねられるよう配慮されている。例・問題では、ヒートポンプなどの熱機関、格子振動や磁性などの固体物理、ボーズアインシュタイン凝縮などの凝集系物理、中性子星などの宇宙物理、クォーク・グルオンプラズマなどの原子核物理など、いずれも現象の本質を捉えた簡潔な解説で、統計力学の広がりを良く伝えてくれる。
物理の目が発想を豊かに!これまでにない切り口で、物理的なものの見方も身につくように書かれた画期的入門書。
見る、触れる、驚く。科学はこんなに面白い。まず、数式を忘れてしまいましょう。そうすれば、科学はどんどん面白くなる。身近な材料を使った簡単にできる実験で、科学の「ふしぎ」を体感しよう。誰でも科学が好きになる、驚き実験を紹介します。