従来の公衆衛生学や予防医学の範疇よりもより広く、健康である大切さ、高齢社会に向けて円熟した頭脳・身体を維持するための知識等を学ぶ教科書。実際の生活上で必要な常識的な医学知識のみならず、栄養、性やエイズの問題、また大学生活において欠かせない対人関係の対処などのメンタルヘルス面からのアプローチ、さらにスポーツ医学や基本的な救急処置法なども加え、図表を多く取り入れ、多方面よりわかりやすく“健康の素晴らしさ”を展開させている。
エイズ治療薬を求めて10年。迫真の地下治療ドキュメント。
株式市場は新局面に入った。あの大暴落が残した教訓を生かし、いまこそ株は安田流!
朝日・毎日・読売・日経・サンケイのエイズ関連記事を網羅して編集。
本書は数人のグループでエイズ情報を収集、専門家の意見を聞くなどして、エイズの正体や各国のエイズ事情、エイズ対策、予防法など、家庭医学の一つとして知っておきたい事柄をやさしくまとめた本である。
Q&Aでエイズのすべてがわかる。正しく予防、最新情報満載。
病原体の特徴、感染の実態、もしも感染したら、予防・治療の現状、主な症状、諸外国の実態、日本の現状など、最新AIDS百科。
米国の小児エイズ患者の80パーセントは母子感染によるという。また、妊婦そのものによって母体のエイズ発症率は3倍高まるといわれている。何の罪のない子供までが、自分達が苦しむばかりでなく、次の世代への感染源になることは、何とも痛ましいばかりでなく、人類の将来にとって大問題である。本ガイドラインは、日本における新たなHIV感染経路を絶つために必要と思われる知識と臨床の場における実際を関係者一同の全力を結集して医療関係者向けにまとめたものである。
1978年からアメリカの六大都市で、B型肝炎ワクチンの実験が開始され、これに志願したマンハッタンの健康な白人ゲイたちは、10年を待たずしてエイズでこの世を去った。実験を指揮したコロンビア大学の疫学教授は、ポーランドから亡命してきた不思議な経歴をもつ人物だった。エイズウイルスはアフリカミドリザルが起源なのか、それとも人工物なのか。研究者たちの生臭い実態と、「定説」が作られていく過程をつぶさに検証した話題の書。
輸入血液製剤で感染した子どもにスポットをあてる。身近な問題としてのエイズ、ともに語りあうためにー。
国民がエイズを忘れかけている時、エイズは、水面下で着実に広がっている。人類の新しい天敵・エイズは、発病した人の80%が3年以内に死亡する。欧米では、取り組みの遅れと対策の適切さを欠いたことが、今日の惨状を招いたと悔やんでいた。日本は、まだ初期の段階である。世界に誇る公衆衛生の数々の実績のあるわが国は、日本独自の、しかも世界のモデルになるエイズ対策を立てなければならない。