『珈琲店タレーランの事件簿』岡崎琢磨、『黒猫王子の喫茶店』高橋由太、『木曜日にはココアを』青山美智子、『チーム・バチスタの栄光』海堂尊ほか、喫茶店の物語を書かせたら天下一品の大人気作家たちが描く25編! ほっこりしたり切なかったり不思議だったり、喫茶店の数だけ物語がある。
世界的に有名な経済週刊誌。常に国際的な視点に立ち、世界のトップマネジメント達に影響力を持つ。毎週、世界中に散らばる特派員が独自の取材によって得た情報を、各分野専門家のコメント・分析とともに掲載。
世界的に有名な経済週刊誌。常に国際的な視点に立ち、世界のトップマネジメント達に影響力を持つ。毎週、世界中に散らばる特派員が独自の取材によって得た情報を、各分野専門家のコメント・分析とともに掲載。
旅は感動、発見、そして創造。歩いて、人に会って、食べて、飲んで、絵やミュージカルを観て、写真を撮る。これまでに訪れた国と地域は80か所以上、そんな旅の達人が、街・人・自然をテーマに世界各国の観光事情について綴った選りすぐりの28編。韓国・済州島を出発点に、西回りに地球を一周してみよう。「観光立国日本」が本番を迎えるなか、迎える立場、訪れる立場、ともに元気になるヒントがたくさん詰まった珠玉のエッセイ
新しい要素を取り入れ、発展的に変貌し続ける 済州島(韓国)
自然が魅力、香港の新しい楽しみ方 香港
水墨画の中を往くような山紫水明の川旅 桂林(中国)
「海の桂林」とも称されるベトナム随一の景勝地 ハロン湾(ベトナム)
豊かな資源を持つ東南アジアの小さな国 ブルネイ・ダルサラーム国
評判どおりの〝地上最後の楽園〟 バリ島(インドネシア)
石造建築物を巡る神秘的な風景 アンコール遺跡群(カンボジア)
日本との関係が深まるミャンマーの代表的な古都 パガン(ミャンマー)
〝中東の金融センター〟が次に目指す流通と観光の一大拠点 ドバイ(UAE)
経済危機の中で観光の果たす役割と可能性 キプロス
古代文明の印と人々の生活が共存するオリンピック発祥の地 アテネ(ギリシャ)
童話の世界をさまよう感覚で路地歩き アルベロベッロ(イタリア)
歴史ある魅力的な街を歩いて巡る ローマ(イタリア)
日本人にも人気が高まる旧・ユーゴの世界自然遺産 プリトヴィッツェ湖群国立公園(クロアチア)
価値が高まる中央ヨーロッパの国際都市 ウィーン(オーストリア)
ドイツの首都に見る歴史と変容 ベルリン(ドイツ)
年間を通して人々を魅了する世界一の観光都市 パリ(フランス)
公共交通機関で巡るロンドンの街歩き ロンドン(イギリス)
観光立国を推進するピレネー山脈山あいの小さな国 アンドラ
街と人のホスピタリティが世界中から観光客を集める マドリード(スペイン)
観光を軸に経済振興を目指す アイスランド
地形と自然を学ぶ、雄大な世界自然遺産 カナディアン・ロッキー(カナダ)
はるか昔の地球の記憶が刻まれたアメリカ最大の都市 ニューヨーク(アメリカ)
全米屈指の魅力があふれるエメラルドシティ シアトル(アメリカ)
南米2大国にまたがる世界最大の滝 イグアスの滝(アルゼンチン、ブラジル)
〝行ってみたい〟ランキングトップの世界遺産 マチュピチュ(ペルー)
笑顔あふれる「ブラ」、このおもてなしの心が最大の魅力 フィジー
ロシアでの、極め付きのエコツアーを味わう ナリチェボ渓谷(ロシア)
トロの吐露リスのリスクたわしのわたし掬ってほしい救ってほしい
涙、傷、痛み、女の身体をもつこと。今生きていること全部載せ。
正直でラフでせつなくて、作者を好きになってしまう。
────飯田有子(歌人)
日常のたしかな憤りとときどきの喜びが、
「わたし」の人生を祝福するように歌われていました。
────和田彩花(アイドル)
2023年4月全国書店にて発売予定です。
【収録歌より】
おんなというもの野放しにして生きるには多すぎる爆撃機
愛はお金お金は愛じゃないけれど津波のようなパトロンが欲しい
素敵なことと思う友達の妊娠は知らない国の夜明けみたいな
冷や麦をゆでる八月平和とはわたしでいること家系図途絶えて
iPS細胞は元気にやってるのかなあこっちは元気よマヨネーズ山盛り
女の子を好きなぼくに好きだと言う男の子をなでるぼくの手のひら
賃金のすくなさ自転車を漕ぐちから肉まんふたつ分のおっぱい
独身のからだでどこまで行けるだろうずっと遠洋の漁船の灯り
【目次】
永遠に嚙めないフランスパン
生理休
おんなへん
やわらかな手のうさぎ
空飛ぶ虎
Ms. たらこくちびる
サンドイッチ・ハム男
人生をミニストップ
俺は星屑
心の皮膚
冬の放熱
多くない給料
あかるい前歯
【著者プロフィール】
菊竹胡乃美(きくたけ・このみ)
1995年福岡県生まれ。2015年から短歌を始める。
ルソーにおける「統治」とは何か。「一般意志」は全体主義と結びつく悪なのか。フーコーの統治論を援用し、新しいルソー像を示す。
ルソーの「一般意志」は「社会契約」の締結により生まれた共同体の意志であり、正義の基準、法の源、何より自由を保全する原理とされるが、共同体に君臨するもののようにも思われてきた。本書では、「一般意志」が実は「特殊意志」によって侵食される脆弱なものであり、「統治」によって防衛されなければならないことを明らかにする。
凡例
はじめに
1 本書の主題
2 どのようにルソーの「統治」は論じられてきたか
3 ルソーの「統治」は「法の執行」、または権謀術数か
4 本書の構成
第1部 「統治」とは何か
第1章 フーコーにおける「統治」
1 なぜ、「統治」が問われるのか
2 「統治性(gouvernementalite)」とは何か
3 フーコー的観点から「統治」を問う意義
第2章 「統治」の系譜
1 Regimenから「統治」へ
2 「統治」の変容
3 一八世紀に見られた変化
第2部 ルソーの「統治」
第1章 『政治経済論』における「統治」
1 『政治経済論』とeconomie
2 「エコノミー」としての国家の「統治」
3 三つの規則
第2章 人の「統治」
1 人の「統治」とは何か
2 「政治体」における教育
3 「政治体」における娯楽
4 宗教は「内面」の「統治」の手段の一つなのか
第3章 「財」の「統治」
1 ルソーのいわゆる経済論に関する先行研究
2 仮想敵としての「財政制度(systeme de finances)」
3 財の「統治」のさまざまな手段
第3部 「一般意志」と「統治」
第1章 なぜ「一般意志」は防衛されなければならないのか
1 「一般意志」とは何か
2 「一般意志」の絶対性と不可分性
3 「一般意志」の脆弱性と複数性
第2章 いかにして「一般意志」を防衛するか
1 脆弱性の補完
2 「複数性」の維持ーー「財」の偏在の是正
第3章 「市場」と「一般意志」
1 一八世紀に出現した「統治」の二つのタイプ
2 「市場」を防衛する「統治」
3 「一般意志」を防衛する「統治」
おわりに
謝辞
参照文献一覧
人名索引
事項索引
R-18の恋愛同人小説を書くのが生きがいのアラサーオタク女子・朱音。ある日、結婚を急かす母親と口論になり、階段から転落。気づけば、後宮で皇后・翠蘭に転生していた! 皇帝・勝峰からは見向きもされないお飾りの皇后。「これで衣食住の心配なし!結婚に悩まされることもない!」と、正体を隠し、趣味の恋愛小説を書きまくる日々。やがてその小説は、皇帝から愛されぬ妃たちの間で大評判に!ところが、ついに勝峰に小説を書いていることがバレてしまい…。しかも、翠蘭に興味を抱かれ、寵愛されそうになりーー!?
世界的に有名な経済週刊誌。常に国際的な視点に立ち、世界のトップマネジメント達に影響力を持つ。毎週、世界中に散らばる特派員が独自の取材によって得た情報を、各分野専門家のコメント・分析とともに掲載。
“ニーアランド”、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。
史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。
ー「歌でみんなを幸せにすること」。自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。
マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。
果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。
これは<私>が<私>を滅ぼす物語ーAIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。
WIT STUDIO×長月達平×梅原英司
エンターテイメントの名手たちが、引き寄せあった絆で紡ぐSFヒューマンドラマ、ここに開演。
<収録内容>
・画面サイズ:16:9
・音声:リニアPCM
★収録話
・3話「A Tender Moon Tempo -星たちとの歓談ー」
・4話「Ensemble for Polaris -私たちの約束ー」
<キャスト>
・ヴィヴィ :種崎敦美
・マツモト : 福山 潤
・エステラ : 日笠陽子
ほか
<スタッフ>
・原作 : Vivy Score
・監督 : エザキシンペイ
・助監督 : 久保雄介
・シリーズ構成・脚本 : 長月達平/梅原英司
・キャラクター原案 : loundraw(FLAT STUDIO)
・キャラクターデザイン : 高橋裕一
・サブキャラクターデザイン : 三木俊明
・メカデザイン : 胡 拓磨
・総作画監督 : 高橋裕一/胡 拓磨
・美術監督 : 竹田悠介(Bamboo)
・色彩設計 : 辻田邦夫
・3Dディレクター : 堀江弘昌
・撮影監督 : 野澤圭輔(グラフィニカ)
・編集 : 齋藤朱里(三嶋編集室)
・音響監督 : 明田川 仁
・音楽 : 神前 暁(MONACA)
・アニメーション制作 : WIT STUDIO
©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
※収録内容は変更となる場合がございます。
ヨーロッパ・アジア・アメリカ各国の海外経済事情、世界のビジネス・ファイナンス・経済学の最先端を伝えるレポートをたくさん掲載したThe Economistは経済雑誌のグローバル・スタンダードである。「The Economistを読むための経済学」と「英文読解のヒント」で世界有数のクオリティ・マガジンを読みこむコツを公開。
第18回『このミステリーがすごい! 』大賞、U-NEXT・カンテレ賞受賞作!
私立百合ヶ原高校には奇妙な伝説がある。
代々、ユリコという名を持つ生徒は「ユリコ様」として絶対的な権力を持ち、
彼女に逆らう者には必ず不幸が訪れるという。
ただしユリコ様になれるのは一人だけ。
ユリコが複数人いた場合、彼女たちにも不幸が起こり、一人だけに淘汰される。
図らずもユリコ様候補となった新入生・矢坂百合子は伝説を聞いて戸惑うが、
才色兼備の親友・美月になだめられ、単なるオカルトと思い込もうとする。
しかしその矢先、ユリコの名を持つ生徒が一人、屋上から転落死した。
そして、それを契機としてユリコが次々と殺されていくーー。
誰が彼女たちを殺したのか、ユリコ様とは何なのか。
学校の伝説を隠れ蓑にして、人々の悪意が、恐るべき殺戮劇を繰り広げる!