「何故、山に登るのか?」という登山家への質問のように、作庭者に「何故、石を組むのか?」という精神性に重きを置いた作法書。現代から未来への石組指南書。
ニューヨーク・フィルの音楽監督時代、ブーレーズがまだまだとんがっていたころの録音。演奏はこのころまでが最高という人も多い。緻密で極めて機能的、氷のような炎をもった不思議な熱気に包まれる。
兵庫県の日本庭園、その集大成となる93庭を紹介。
庭とはいったい何だろうか。私たちは、時として庭園を訪れたくなるのはなぜだろうか。庭は奥が深い。本書では、庭の本質を死=他界であるという新たな視点をもって、再び京都の名庭に対峙してみたい。庭園が私たちに饒舌に語りかけてくるのである。日本一の観光地・京都でとりわけ見所の多い珠玉の庭園群。最新の研究成果を盛り込みながら、世界遺産を含む27名庭を新たな庭園観で描く。
本書は、動物・植物に関する図書を網羅的に集め、主題別に排列した図書目録。1999年(平成11年)から2003年(平成15年)までの5年間に日本国内で刊行された商業出版物、政府刊行物、私家版など12060点を収録。巻末に事項索引が付く。
「採用させる」エントリーシートは一気に書いてじっくり見直せ!履歴書・エントリーシート・企画書など81の実物例を掲載。
賭事好きの父親と意地悪な継母のもとでつらい日々を送るジェミーは突然、両親から結婚するよう言い渡された。そしてその婚約者が訪ねてきたとき、彼女は目を覆いたくなった。まさか、こんな貧相で好色そうな老人がわたしの夫になるの?この人に嫁ぐくらいなら死んだほうがましだわ!ジェミーは少年になりすまして家出を決行し、運良く、ある館の庭師として潜り込むことができた。だが館の主人に男装していることを見破られてしまい…。
ディーリアスのオーケストラ作品を、彼の精神的息子といわれるピーター・ワーロックがピアノ・デュオ用に編曲。当盤が世界初録音で、透明感あふれる静謐な音楽を名手2人が紡いでゆく。
近年、英語学習者の多くが直面する問題は、リスニングの力の不足に加え、語彙力、語法力、基礎的文法力の不足である。語彙が十分なければリスニングの力も伸びず、語法力、文法力がなければ言葉のニュアンスも少し複雑化した文章も正しく把握できない。きちんとした文章を書くことも無理である。本書は、ごく普通のContext(前後関係)の中で、日本人が誤りやすいと思われる事例を2巻にわたって示したものである。頻出文法事項も徹底網羅。
ニューヨーク世界貿易センタービルの崩壊は、建築における近代合理主義の崩壊を象徴していた。1995年の阪神大震災は、近代都市の脆弱さを露呈した。都市風景の破産は進行し、20世紀都市は敗滅したのではないか。都市と建築の再生は可能か。阪神大震災の死者への鎮魂の思いと反省から、新世紀の都市は癒しの空間として構想されるべきであろう。東洋の叡智に学んだ庭園を主体とする「庭園曼荼羅都市」を提案する。