「やってみたいな」「できたらいいな」…。子どもの限りない夢をどんどんかなえちゃうショコラちゃんの世界をおとどけします。読みきかせ1歳半ごろから。
映画『海猿』主題歌に使用された名曲「オープン・アームズ」を1曲目にフィーチャーしたジャーニーのベスト盤。96年の再結成時に大ヒットした「ラヴ・ア・ウーマン」をボーナスで収録。
その名は知らぬとも、日立CMソング「この木なんの木」を歌ってる人といえばピンとくるはず。70年代に活躍したアニソン歌手のひとりで、ソウルフルな歌唱は孤高のヒーロー的キャラを歌うにふさわしく、代表作「力石徹のテーマ」のブラックなノリには今さらながら驚き。
馴染みの有名曲をイ・ムジチの名演で楽しもうというコンピレーション・アルバム。イ・ムジチがもっとも得意とするバロック音楽で、清新で流麗に良くうたうこの合奏団の美質が大いに堪能できる1枚だ。
作曲されたのは77〜79年にかけて。“子供のため”とうたっているが、変拍子、不規則な拍子の交代、7小節のフレーズなど、勉強不足のピアノの先生には扱えないかも。素晴らしいのは、にもかかわらず音楽は詩的で、自在で、いたずら心に富み、自然なこと。いい先生がこの曲集で教えたら子供は幸せ。
「作家の発言は多かれ少なかれみんな嘘だと思っています」。そう語る本人が25年間ついてきた“嘘”-「日本の小説はほとんど読まなかった」。作品にちりばめられた周到な仕掛けに気づいたとき、村上春樹の壮大な自己演出が見えてきた。しかしそれは読者を煙に巻くためだけではない。暗闘の末に彼が「完璧な文章と完璧な絶望」を叩き込まれ、ひそかに挑んできた相手はだれか?夏目漱石、志賀直哉、太宰治、三島由紀夫…。「騙る」ことを宿命づけられた小説家たちの「闘いの文学史」が、新発見とともに明らかになる。
作家・村上龍と世界のインターネットを知りつくしたIT界の伝導師・伊藤穰一の9カ月に及ぶ対話から見える「日本のカタチ」。
体に良いつもりが、かえって老化を進めていた。小さなチャレンジで、「やる気」と「元気」が湧き起こる。いつまでも若々しく生きる方法。
加賀の海から水死体で発見された男。北海道・余市の自宅には、底に「卯」の字のある一体の古い素焼き人形が残されていた。事件から五年、かすかに残った男の足跡を辿る浅見光彦は、北九州・北陸・北海道を結ぶ長大なラインに行き当たる。それは江戸から明治期に栄華を極めた、北前船の航路と重なっていた。列島を縦断し歴史を遡る光彦の推理。ついに驚愕の真実が、日本海から姿を現す。
わたしを買ってくれませんかー?渋谷の路地にたたずむ美しい娼婦・なぎさを抱いた男たちはみな、不思議な夢を見る。青春時代に戻って、忘れられない女性と再会するのだ。今夜もまた一人の男が、なぎさに導かれて長い夢を見る。八坂敦夫は、中学時代の同級生・ミツコと再会した。好きだった。あの頃は抱けなかった。だから、いま、抱きたい。愛し合いたい。そして、現実では悲劇が待ち受けていた、ミツコの運命を変えたい…。青春のせつなさあふれる官能小説「なぎさの媚薬」シリーズ第一弾。
月田椿子は亡くなった桜子を思って泣いたことは一度もなかった。爆弾テロの惨劇の映像が思い出され苦しめられるような経験もなく、そういう自分を責めたこともなかった。桜子の死を否認しているわけではなく、そもそも死んだのが桜子なのか椿子なのか、いまでもよくわからない。内乱16年目の夏、椿子が率いるパンプキン・ガールズは、きょうも首都圏のアンダーグラウンドで進撃をつづけているー。
「おしおはこれくらいかな」ちょっとあじみ。「あれあれしょっぱくなっちゃった」おみずをたしてまたあじみ。「おやおやしおがたりないぞ」そんなことをしているうちに…。
往年の名曲をスーパープライスで!