あのミリオンセラーがレシピになりました!体が見違えるように生まれ変わります。一家に一冊、体も心も健康になれる料理の本。
アトレイデス公爵は皇帝の命を受け、惑星アラキスに移封されることになる。過酷な砂漠の惑星アラキスは、抗老化作用を持つ香料メランジの唯一の産地である。宿敵ハルコンネン家に代わりそこを支配することは、表面的には公爵家に大きな名誉と富を約束する。皇帝やハルコンネン男爵の罠だと知りつつ、公爵は息子ポールの未来のため惑星アラキスに乗り込むが…。ヒューゴー・ネビュラ両賞受賞の壮大な未来叙事詩を新訳版で!
スタジアムという空間、応援という行動ーファンの視点から描く画期的な日本戦後史。
日本を崩壊寸前に追い込んだ福島第一原発事故。首都圏壊滅、3000万人避難の未曾有の危機に際して、官邸、東京電力、経産省、金融界では、いったい何が起きていたのか?『ヒルズ黙示録』で鮮烈デビューした著者が、菅直人、勝俣東電会長、経産省官僚などのべ100人以上の関係者を取材してわかった驚愕の新事実の数々。
このアジア漢字文化圏における、牛の歩みのようなゆったりとした旅は、私の33歳のときのものである。多分その旅は、熱い青春期を終え、壮年期に移るはざまの、あの言いようもなく所属感の失われた時に、ひとを不意につつみこむ、やわらかい「繭の中の遊境」であったのかも知れない。
締切りなのに書けない!編集者に言い訳、お詑びを書き始めた作家は、ついに小説の予定枚数分の弁明を書き上げてしまった…。笑えない題材こそ笑いの宝庫とばかりに、ありふれた身近な新聞の投書欄、旅行記、解説、新人賞応募原稿、ワープロ。当たるを幸い知的なパスティーシュに仕立て上げた傑作集。
心から楽しんだギリシアのワイン祭や最上の思い出を演出してくれたワインのことなど、ソムリエとして世界の頂点をきわめた著者による、とっておきの話。
ゴッホ、セザンヌ、雪舟、鉄斎から、骨董、旅、食生活まで、残された文章を道標に、小林秀雄の美の遍歴を追体験する旅。「難しかった」小林秀雄が、ぐっと身近に感じられる一冊。
家を棄て故郷を棄て、無一物・無所有を宝に出発した不思議な神の国運動…。それがなぜ世界史の桧舞台に躍り出ることになったか。原書の謎に迫る、知的冒険の旅。
構造力学の基本的な計算方法を、豊富な図や例題とともにやさしく丁寧に解説。
少子高齢化、不況と失業、逼迫する財政。私たちの不安をかき立てる社会状況への対処法として近年もてはやされるのは、自己決定と自己責任、能力主義と自由競争であり、社会全体の調整・介入は批判されがちである。本書は、リバタリアニズム(自由至上主義)やリベラリズムのこうした磁場に対抗して、自ら障害者の介護や医療問題にも積極的に関わる気鋭の社会学者が、必要なものを必要な人に届けるための社会的分配の正当性を、さまざまな角度から徹底して考察したものである。
ついに中国に抜かれた!気鋭の科学ジャーナリストが迫る技術大国ニッポンにぽっかり空いた「大きな穴」。
保険を理解するための基礎知識、競争激化で再編が進む業界動向をやさしく解説。社会保険、医療保険、年金保険など、公的保険制度の仕組み、問題点についてもふれています。民営化に向けて動き出した簡易保険が、保険業界に与える影響を明らかにします。保険会社の相次ぐ経営破綻、生損保の融合の動きなど、激動する業界の背景を分析します。