おなじみのクロスワードパズルに、新シリーズが登場しました。コンパクトな新書判に、オーソドックスなクロスワードの新作を62問収録。ほかとは一味違うニコリのクロスワードを、思う存分お楽しみいただけます。家でも外でも、ちょっと空いた時間に気楽に遊んでいただきたい一冊です。
該博な文献渉猟と透徹した分析により、構造主義とフォルマリズムに共通する可能性と限界を抉り出し、言語決定論を超えて社会意識と歴史を救済する方法を模索する。
はしがき
1 言語モデル
2 フォルマリズムの冒険
3 構造主義の冒険
原注
訳注
訳者あとがき
索引
参考文献
第二言語(L2)の理解・産出を司る言語システム、およびその習得・処理のメカニズムの解明を目的とした研究に焦点をあて、根本的な問題とその解決法を示したうえ、なぜそれらの研究が必要なのかについて述べていく。新進気鋭の著者らによる熱き提言。
第1章 第二言語研究は何を目指すのか(福田純也・矢野雅貴・田村祐)
1. はじめに
2. 教育実践志向と認知的メカニズム解明志向
3. なぜ認知メカニズムの研究が必要なのか
4. 認知科学としての第二言語研究をどう進めていくか
第2章 第二言語研究の抱える根本的問題(田村祐・福田純也)
1. はじめに
2. 第二言語研究における「認知メカニズム」の扱い
3. 代表的な研究例
3.1 言語知識
3.2 言語産出
4. これまでのL2研究方略とその問題点
4.1 アリストテレス的研究方略とガリレオ的研究方略
4.2 傾性概念と理論的概念
4.3 概念と観察可能な反応の乖離
4.4 概念の無限生成と終わらない「効果」の記述
5. おわりに
第3章 第二言語研究の抱える問題点の解決法(福田純也・矢野雅貴)
1. はじめに
2. 認知システムの認識論的考察
2.1 Bhaskarの超越論的実在論と複雑系の科学
2.2 アブダクション
3. 探究の論理学に基づくL2研究の振り返りとさらなる注意点
4. 認知科学的L2研究における言語理論の役割
5. おわりに
第4章 生成文法に基づく第二言語文法研究(木村崇是)
1. はじめに
2. 生成文法の基本的な考え方
2.1 生成文法とUG
2.2 文法の構造と文の派生
3. 生成アプローチの説明範囲と目標
4. 生成文法に基づく第二言語メカニズム研究
4.1 UGによる制約
4.2 詳細な文法知識の記述と予測
4.3 中間言語とGenSLA
4.4 GenSLAにおける諸仮説と反証可能性問題
5. まとめと今後の展望
第5章 生成文法に基づく言語処理メカニズム研究(峰見一輝・矢野雅貴)
1. はじめに
2. 言語処理研究の説明対象と目標
2.1 言語処理(language processing)とは?
2.2 Marrの3つのレベル
2.3 言語学における3つのレベル
3. 生成文法に基づく言語処理研究
3.1 1960年代:派生による複雑度の理論
3.2 1970年代:知覚の方略
3.3 1980年代:透明性の仮説
3.4 2000年代:「十分よい」文解析
3.5 2010年代:手がかりに基づく想起モデル
3.6 3節のまとめ
4. 第一・第二言語における言語処理研究
4.1 前提となる文解析器の処理メカニズム
4.2 前提となる文法規則
4.3 第一言語の文解析における「島の制約」
4.4 第二言語の文解析における「島の制約」
4.5 まとめと今後の展望
終章 認知システムの解明に向けて(福田純也・矢野雅貴・田村祐)
ものと言葉が重なりあったまま現れる事態の記述を通して、オッカムを現代に繋ぐ試み
ウィリアム・オッカムは14世紀イギリス生まれのフランシスコ会士。中世最大の論争である普遍論争では唯名論の立場をとったといわれる。その意味も本書を読めば自ずと明らかになる。オッカムは、神学を論じている時も論理学をベースにものをいっている。そこで本書は、オッカム論理学を解明するため、論理学の基礎に関連した2つの理論(表示と代表)と認識論(直覚知の理論)を詳細に論ずる。ものと言葉が重なりあったまま現れる事態の記述を通して、オッカムを現代に繋ぐ試みである。
序論 本書の課題と構成
第一部 現前することへ
第1章 記号
1.1 〈表示機能を帯びた音声〉から〈概念把握された項辞〉へ
1.2 文法構造から論理構造へ
1.3 規約による〈記号I〉から自然的〈記号II〉へ
1.4 〈概念=虚像〉説から〈概念=理解の働き〉説へ
第2章 代表
2.1 項辞とその代表するものとの重なり
2.2 個体代表の分類と特徴
2.3 主=述構造説と無様相現在命題
2.4 〈ものー言葉〉の重なりと唯名論
第3章 直覚知
3.1 ものの認識から語の知へ
3.2 直覚知の直接性
3.3 語を現に使う仕方としての直覚知と抽象知
3.4 事実を記述する言明と意義を決める言明
第二部 現前しないことへ
第4章 時間
4.1 予定・予知をめぐる問題の所在
4.2 時制を伴う偶然命題の真偽
4.3 現前する未来
4.4 永遠の論理と時間軸上の論理
第5章 様相
5.1 様相概念と被造世界
5.2 我々の様相ーーオッカムの様相
5.3 もの様相とこと様相
5.4 可能個体を如何にして代表できるか
5.5 個体代表可能性による表示の拡張
第6章 非存在
6.1 非実在個体の直覚知の主張
6.2 非存在言明の有意味性
6.3 明証知の説明根拠としての直覚知
6.4 基礎述定と否定命題の構造
6.5 〈あり得る〉領域の永遠性と〈あり得ない〉領域の非存在
あとがき
参照文献
索引
1,000人の歌手・タレントを育てた、ヴォイス・トレーナーの第一人者が伝授する声を売りものにする本。
無駄な会議の撲滅。会議の進め方(HOW)だけでなく、目的意識(WHY)が強くなる。上司のためのリーダーシップ・組織論が学べる。部下のフォロワーシップ・行動原則が学べる。ロジカルシンキングのツールを会議でどのように使うかがわかる。交渉・折衝力の向上。資料作成から議事進行まで、コミュニケーション研修のプロが伝授。
「教える/教えられる」の関係を超えた言語活動主体のあり方を問い、人間形成としてのことばの教育を考える。
機能主義的翻訳理論に基づいた体系的な翻訳分析。テクストの印象を決定的に左右する話法表現に焦点を当て、英語ー日本語間の多様な翻訳事例を分析する。
本書は、生成文法におけるミニマリストプログラムを進展させてきたChomskyの主要論文を取り上げ、各論文の背景や理論間の繋がりを整理しながら、その内容や理論展開を体系的に解説する。また、過去の理論の中で残された問題や、現在の理論への示唆を提示し、読者がミニマリストプログラムの研究を進める際の足掛かりを提供する。生成文法理論に関心を持つ研究者・大学院生が、理論の流れを俯瞰し、発展させるために有用な一冊である。
第1章 ミニマリストプログラムに共通する考え方
1 ミニマリストプログラムとは
2 言語の仕組み
3 研究指針
[コラム1]Chomskyの論文の構成
第2章 1995 The Minimalist Program (MP)
◆ポイントまとめ
【Chomsky 1995 The Minimalist Program Chapter 1, 2】
1 導入: 研究目的と言語のモデル,基本的概念について
2 格
3 言語間変異とHMC
4 移動と局所性
【Chomsky 1995 The Minimalist Program Chapter 3】
1 導入:研究目的と言語のモデル
2 D構造の棄却:投射原理とθ基準
3 S構造の棄却:言語間変異と束縛条件
【Chomsky 1995 The Minimalist Program Chapter 4】
1 導入
2 ラベル,bare phrase structure,語順
3 移動の条件
4 投射から見た付加の制限
5 移動のケーススタディー
6 移動の最小性
7 Agrと多重主語構文
第3章 2000 Minimalist Inquiries (MI) & 2001 Derivation by Phase (DbP)
◆ポイントまとめ
1 導入
2 操作の導入
3 統語論中の概念,関係性
4 フェイズ
5 Agree
6 ラベル
7 一般的な構造
8 Th/Ex
9 object shift
10 主要部移動
[コラム2]Chomskyの考え方
第4章 2004 Beyond Explanatory Adequacy (BEA) & 2005 Three Factors in Language Design (TFLD)
◆ポイントまとめ
1 導入
2 派生の一般的な条件
3 併合
4 ラベル
5 フェイズ
6 一致
7 pair-Merge
第5章 2007 Approaching UG from Below (AUGB) & 2008 On Phases (OP)
◆ポイントまとめ
1 導入
2 併合と構造
3 ラベル
4 フェイズ
[コラム3]基本概念の変遷1
第6章 2013 Problems of Projection (PoP) & 2015 Problems of Projection: Extensions (PoP+)
1 共通部分(少なくとも矛盾が無いもの)
2 PoP
3 PoP+
第7章 2019 Some Puzzling Foundational Issues: The Reading Program (Reading) & 2020 The UCLA Lectures (UCLA)
◆ポイントまとめ
1 導入
2 併合
3 併合以外のメカニズム
[コラム4]基本概念の変遷2
第8章 2021 Minimalism: Where Are We Now, and Where Can We Hope to Go (GK)
◆ポイントまとめ
1 導入
2 派生を司るメカニズム
3 Form Copyとその適用
4 Form Sequenceとその適用
第9章 2024 The Miracle Creed and SMT (MC)
◆ポイントまとめ
1 導入
2 統語操作
3 派生
[コラム5]変化した概念
本書は、2003年10月に審査に提出し、2004年3月に明海大学大学院応用言語学研究科から博士学位を授与された博士学位請求論文を元に加筆修正した書物である。本書では、今までの格助詞の研究を、認知意味論の言語論に立脚して、空間という概念から問題を説き起こし、日朝中3言語の構造の対照を通じて3言語の異同を探り、ひいては言語の個別性および言語の普遍性研究に理論的かつ実質的根拠を与えることを目的としている。
明治初期、当時一流の洋学者たちを総動員して進められた、文部省主導の大規模な翻訳プロジェクトがあった。英国の百科事典を70名以上に及ぶ翻訳者・校正者が協働して日本語訳し、最先端の西洋文明を紹介した全97編の出版事業は、近代日本の言語・文化・学問に何をもたらしたのか。事業の概観とともに、各分野の主要翻訳語に着目し、翻訳学の視点から初めて総合的にアプローチした画期作。
〈推薦〉柳父章氏
近代日本の精神にとって、「百科全書」は「黒船」であった。
──「黒船」が封建社会日本を極めて短期間に改編したように、文部省『百科全書』の翻訳は、未知なものを未知なままに受け入れて、「近代日本」の精神、文化をつくりあげていったのだ。 本書には、その次第が精細に描かれている。
〈推薦〉小森陽一氏
翻訳学の画期的業績としてだけでなく、日本近代史、明治思想史、社会文化史にも大きな学問的貢献。
週刊誌の見出し、現代思想のテキスト、TVの字幕、数式やプログラミング・コード、そして現代にあふれる括弧的な現象…。括弧によって切り取られた言葉は、ある種のアブナイ性質を帯びる。言語の持つ生成性の源に触れる、現代コミュニケーション論。
「ゴキブリだ!」という発話は「ゴキブリがいる」という新しい情報を相手に伝えることもあるが、発話される状況によっては、驚きや警告などいろいろな意味にも解釈できる。限られた文字情報からどのようにして話し手、書き手の「心」に迫ることができるのであろうか。認知語用論としての関連性理論の知見を援用して、発話、メタ表象現象、修辞表現、テクストの統一的な説明を試みる。
換喩(メトニミー)の力のありかは、どこなのか?動物寓話におけるイメージ(挿絵)とテキストの関係を分析し、視覚へと傾斜する近代以降の表現構造の変化とその修辞的意義を明らかにする。
ゲーム、ラノベ、マンガ、商品名、会社名…8か国でどんなネーミングにも使える。商品名からキャラ名まで萌え萌え名づけ辞典。幻想・ファンタジー、BLにも対応。巻末付録に、中国語、韓国語、アラビア語の3か国語を収録。世界をとらえるヒットネーマーへのガイドブック。
語られたことはどうして理解できるのか。言語哲学と心の哲学の二つの領域に跨がる「意味と信念」を考え課題を整理した中級の入門書。
1990年頃を境に言語哲学は中心舞台を去り、代って心の哲学が躍り出た。その背景には、脳神経科学、コンピュータサイエンス等の爆発的な展開がある。だが言語哲学は役割を終えたわけではない。よりべーシックな位置へと移動したのである。本書はこうした趨勢を反映した、言語哲学と心の哲学の今後の実りある共働へ向けた試論である。
序論 語られたことをどうして理解できるのか
第一章 言葉は何を意味しているのか──語用論的意味論の提案
1 外延的意味論とは何か
2 意味内容の導入による外延的意味論の補完の試み
3 記号の語用論的解釈
4 語用論的解釈の擁護
第二章 信念総体が言葉の意味を規定する──全体論の検証
1 分析性とは何なのか
2 言葉の意味が変わるとき
3 意味の合成原理と全体論的制約はどう関係するのか
4 全体論からの帰結
第三章 フランス国王は禿か──前提と背景信念
1 記述の理論
2 使用の理論
3 前提とは何なのか
第四章 あなたが言いたいこと──公共の意味と話者の意味
1 直示の意味論・語用論
2 確定記述の帰属的使用と指示的使用
3 話者意味の特定としてのメタファー解釈
4 会話の含み
第五章 あなたは何を信じているのか──信念内容のパズル
1 事象信念のパズル
2 言表信念のパズル
3 信念帰属の分析
4 パズルの解法
第六章 双子地球の物語──語り手の視点
1 信念内容の把握とは何か
2 信念帰属の物語
3 語り手の視点と語られる者の視点
4 「意味」の意味
第七章 あなたの考えとは何か──「内在主義」対「外在主義」
1 内在主義と外在主義とは何なのか
2 環境と信念内容はどのように関わるのか
3 外在主義と一人称権威
第八章 言語の社会性と個人性
1 意味に関する懐疑と権威の承認
2 固有名の指示と権威の役割
3 言葉と心
註
あとがき
文献表
事項索引
人名索引
1対1では話せるのに、なぜ3人以上では話せなくなるのか?たくみな話術より心を通わす話し方。