電気は、目にみえませんが、電流がながれると電球が明るくつき、モーターがまわりだします。この電流のふしぎさをしる第1歩がこの本です。
本書では平易な内容と詳細なイラストで、ボート用12Vシステムの初歩的知識から修理法までを解説しました。
地球温暖化対策、海外諸国の太陽光発電への取り組み、とりわけ途上国における太陽光発電の効用、残された課題、展望などを詳述。エネルギー問題に関心を持つ人びとの必読書。
もう排気ガスは出せない。水しか排出しない燃料電池車の開発に、自動車メーカー各社がしのぎを削っている。その中核技術である燃料電池で世界をリードするバラード社の、起業から、ダイムラークライスラー、フォード、ホンダなど巨大企業と対等提携するまでの成功の軌跡を描く。
本書は、電子技術の基本に立ち返り、電子回路の基本を学ぶとともに、その応用技術を身につけるために、基本回路から実務回路までの13のエレクトロニクス工作用キットを用意した実務入門書である。
本書は、水素エネルギー利用技術を中心に最新の情報を取り入れた。今世紀の水素エネルギー社会実現に向けて注目されている水素貯蔵技術、燃料電池、燃料電池自動車、水素供給ステーション、ニッケルー水素化物電池、電気自動車、ハイブリッド車など技術開発の現状と展望について解説した。
本書の主な内容は、エネルギー資源のとかく“期待の星”でありがちな水素を軸に置き、地球温暖化防止を切り口にして、持続可能な開発・発展を効果的に行う方法について述べている。われわれの日常生活におけるエネルギーの使い方、ライフスタイルについて、経済性と環境負荷の観点から、科学的、定量的に代替方法との比較評価を行っている。エネルギー・ミックスの一つとして水素を見た場合、燃料として直接利用する価値は低く、むしろ化学原料として用いて、間接的に燃料資源の拡大とクリーン化に果たす役割の方が持続可能な開発・発展にとっては重要であることが強調されている。
物質は何からできているか?今から二六〇〇年前の古代ギリシャで発せられた、この根源的な問いが、化学の出発点だった。素朴な原子論から、人間たちがどのように化学を築き、発展させてきたかを、それぞれの科学者たちの論争、エピソードも交えながら、その考え方の背景を解き明かす。