昭和38年11月、アメリカから初めて衛星放送された映像が伝えるケネディ暗殺のニュースは今も脳裏から離れない。これは衝撃醒めやらぬ翌年1月に行なわれた追悼ミサのライヴ。ドキュメントとしての貴重さは言うに及ばず、演奏の質の高さも特筆すべきである。
33歳で亡くなったルーマニア出身のピアニスト、リパッティの代表的なアルバムのひとつ。ショパンもモーツァルトも唯一の録音だが、現代のピアニストからは味わえない独特の香りを放っており、大いに聴く価値がある。
ハロープロジェクト!のフットサル・チーム“Gatas Brilhantes H.P.”の中から選抜されたメンバーによるユニット、音楽ガッタスの1stアルバム。ヒット・シングル曲などを含む、パワーあふれる一枚だ。
2008年2月に浜松で“バンド維新2008”が開かれたが、これはそれに2ヵ月ほど先立って録音されたもの。全曲が初演・初録音。熟練の作曲家たちは日頃の渋面もどこへやら、極めて平明なタッチを楽しんでいる。豊かなニュアンスを備えた演奏もいい。