普通ならもっとノリノリではしゃぎ倒すところだが、このバンドにかかると、渋い落ち着きとビシッとした統制が支配的となる。曲がほとんどクラシック・シリアス路線ということも関係しているかもしれない。だから“ウェスト・サイド”は重ったるい。
トリノ冬季オリンピック、WBC、FIFAサッカー・ワールドカップなど、なにかとスポーツの話題が多い2006年の企画アルバム。スポーツとなんらかの関係のあるクラシックの楽曲を集めたコンピレーション。
民謡界を代表する歌手による、北海道から鹿児島まで、全国の有名民謡20曲を収めた1枚。収録歌手は、初代浜田喜一、鈴木正夫、金沢明子ほか。どれもが耳にしたことのあるおなじみの楽曲。
2005年7月、ドイツの音楽祭に招待された際のライヴ録音。何かを際立たせるのではなく、全体の響きをウェルバランスに整えた上で音楽そのものに語らせるスタンス。ちょっとセピアにくすんでまろやかなオケの音色が、情の機微を等身大に捕まえる。渋めの逸品。
2006年のFIFAワールドカップ開催にちなんで、サッカーに関連したクラシックの名曲を集めた、コンピレーション・アルバム。サッカー・ファンはもちろん、クラシック入門にもBGMにも最適な1枚。