本書は、成長過程にある東南アジア諸国とりわけアセアン(ASEAN)4カ国の経済発展につき概観するとともに、その経済的・社会的意義について考察する。
初めての京のナイトスポット案内。祇園、先斗町、木屋町、河原町等々、繁華街10ヵ所の選りすぐりの店を徹底取材。安心して行ける貴方好みの遊び場が一目瞭然。
日常生活世界論、多元的現実論に代表されるシュッツの理論は社会学が自明視している生活世界の構成原理を明らかにし、社会学の理論形成の出発点をなしている。本書はそのシュッツが自らの経験的関心から、文学、音楽、神話、実際の社会問題に素材を求め、社会的現実を理論的に解釈した労作である。
雪の女王、マッチ売りの少女、氷姫、青銅のイノシシ…さまざまなアンデルセン童話の舞台は、果たして実在するのか?童話の「虚構と真実との境界線」をヨーロッパ各地に訪ね歩く、ほのぼの紀行。
本書は大阪商業大学「商業史研究所紀要」と、『農業生産の展開構造』(昭和32年農林水産省農業総合研究所刊)それぞれに所収された著者の研究論文を、加筆訂正して著書として掲載・刊行したものである。
香り(アロマ)と琥珀(セピア)と苦味が創る“味の芸術”。「知って味わい」「味わって知る」本格派のためのコーヒー学。
植民地時代から現在に至る朝鮮・韓国女性文学(小説)を概観した上で、植民地時代の女性作家の第一人者である姜敬愛の代表作「人間問題」を女性の視点から分析し、異色作「長山串」を日本人の視点から考察したものである。
ルネサンス文化に根ざしたカルヴァンの改革は経済・政治・教育そして音楽やことばにも及ぶ。ウェーバーは、私たちは、彼を本当に知っているか?その思想と働きを文化の地平の中で捉える。
一杯のお茶のぬくもりと立ちのぼる香り。人が最もやすらぐ至福のひとときに誘われて、著者は旅を重ねる。北京の茶館。モンゴルの乳茶。ウズベキスタンの伝説の茶袋。スイスのハーブティー。香港のアフタヌーンティー。スコットランドのハイティー。そしてふるさと出雲の茶…。ティータイムの楽しみ方は、文化の豊かさを物語る。秘伝の飲み方、喫茶にまつわる歴史、銘茶を育む風土を訪ね、人々の忘れがたいもてなしに出会った。暮らしにとけこんだ『お茶の時間』をともに味わう、喜びにみちた紀行。