性別を隠して男装し、魔術学校“楽園”に通っている天涯孤独の少女・ヴィクトリア。寮長のリージェスに女の子であることがバレたあと、ひょんなことから夏の休暇中は彼の別荘で過ごすことに。しかし、そこで先輩のシャノンに遭遇して、秘密がバレそうになってしまい…? さらに、武術大会が開催されることを知り、ヴィクトリアは大ピンチーー!? 貧乏少女のドキドキファンタジー、堂々完結!
手痛い失恋をきっかけに勤めていた会社を辞めた佳乃。彼女は、すべてをリセットするために訪れた南国の島で、名も知らぬ相手と熱く濃密な一夜を経験する。しかし、どれほど強く惹かれ合っていても、行きずりの恋に未来などないー佳乃は翌朝、黙って彼の前から姿を消した。それから五年、新たな会社で社長秘書として働く佳乃の前に、代表取締役CEOとしてあの夜の彼・敦彦が現れて!?「今度こそ、絶対に逃さない」戸惑い距離を取ろうとする佳乃を色気たっぷりに追い詰め、彼は忘れたはずの恋心を強引に暴き出し…執着系イケメンと生真面目OLの、過去からはじまる怒濤の溺愛ラブストーリー!
学校でいじめられていた高校生レイヤは、クラスメイトと一緒に異世界に召喚される。そこで手に入れたのは「魔物と会話できる」スキルのみ。しかし戦闘で役に立たないため、無能力者として追放されてしまう……。一人ぼっちとなったレイヤは、スキルを使ってスライムと交流し、アイテム収集でお金を稼ぐ生活を始めた。その過程で狼モンスターの親子とも仲良くなり、充実した日々が送れるように。やがて、スライムの集合体が美少女の姿となり、しかもとんでもない力を秘めていることに気づくーー。
異世界転生したら最弱のゴーストになっていた主人公・シグムンド。どうにか生き延びようと洞窟でレベリングするうちに、気が付けば進化を極めて最強の“不死王”に…! 強大な魔物がひしめく森に拠点を構え、眷属を増やしたりゴーレムを造ったりしながら生産暮らしを楽しみつくす、ほのぼの系異世界ファンタジーの開幕です!
流浪の転生薬師VS帝国軍の最強武人! 裏切りと行き違いを乗り越え、互いの真情にふれて信頼関係を復活させた薬師シンとエリス、そしておっちゃん。望みも立場も違う三人が力をあわせて帝国軍に立ち向かう!!
子供を救って命を落とし、異世界に転生した少年ライル。ワイバーンゾンビの事件が一段落し、気ままな学園生活を送る彼のもとに、ある日一通の手紙が届く。それは友達の身柄を盾に、ライルを呼び出す脅迫文だった!? 友達を助け出すため、閉ざされた砂の国・チマージルへの潜入を決行するライルたち。砂漠の巨人や、首都を覆う特殊な結界……難所を攻略し、秘境の島に辿り着いた彼らの前に、チマージルの守護神が姿を現す。彼が語るのは異世界神話と瘴気の真実でーー?
派遣先との契約が終わり、この先の働き方について悩む二十九歳の香織。そんな時、電車の中で痴漢に遭った彼女を助けてくれたのは、なんと高校の同級生である慶だった。昔から見た目も頭も良くてモテていた彼は、外科医になり、今は個人クリニックを開業しているという。再会したことを喜びつつも、ハイスペックな彼と自分とは住む世界が違うーーそう感じて極力関わらないことを決めたのに、彼は事あるごとに香織の前に現れるようになって……? 表向きは紳士、裏は腹黒策士なエリート外科医からもう逃れられない!
婚約者の浮気を見てしまった社長令嬢の桜。彼に何もできないお人形だと思われていることを知った彼女は結婚の延期と自立を決意し、父の会社で働き始めた。ところが、婚約者やその周囲の人たちは、そんな彼女につらくあたってくる。社内で応援してくれるのは、「備品在庫課」の課長・八神とその課員だけ。優しさに応えるため奮闘するうちに、桜はだんだん八神に惹かれていって……!? 甘〜いけれど隠れ腹黒(!?)な上司とピュアなお嬢様のドキドキ?オフィスラブ、文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
小さな村で暮らす、平凡な少女サラ。元冒険者の父と美人で優しい母、森で拾った子猫のマーブルと、幸せな日々を送っていた。そして10歳となる年に、サラは能力鑑定を受けることに。結果はー「称号 精霊王の母親」この世界で崇められている精霊様の、王様の、お母さん、が私!?しかも、全属性のSSSランク魔法が使えるなんて、そんな人、聞いたことありません!期せずしてすごい能力が発覚し、サラの生活は一変して…?無自覚チート少女ともふもふ子猫の波乱万丈(?)ファンタジー!
最強じい様ファンタジー第九弾! 温泉を作ったり、魔物の里で宴をしたりと気ままに旅をするセイタロウ一行。辿り着いた王都では、彼の評判を知る各ギルドから丁重にもてなされ、ついには国王からも呼び出される。その歓迎の茶会では一波乱あったものの、実力と人柄で一目置かれ、王家との良好な関係を築くのだった。そんな王都暮らしにあたり、セイタロウが住まいとしたのは海沿いの一軒家。そして近くにある洞窟に珍しい魔物がいると聞き、海の中に向かうことにーー新たな出会いが紡ぐ縁で、新生活も賑やか! 自由すぎるじい様の異世界ゆるり旅は今日も続く。
伯父の子爵に連れられて、夜会に参加したアリシア。けれども彼女は、酔った勢いで一夜の過ちをおかしてしまった!! そのお相手は『冷血公爵』と恐れられるメイスフィールド公爵。彼の子を宿した可能性があるからと、公爵家の屋敷に閉じこめられてしまったアリシア。かくして、地獄の監禁生活が始まる……と思いきや、意外と快適!? しかも、公爵が時折見せるギャップと、夜毎与えられる甘い口づけに、心を奪われてしまいーー!? 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
伝説の「マレビト」として召喚された異世界で、多くの命を救うべく奮闘する獣医師・風見心悟。竜の巣へ向かう準備として、まずは付加武装の材料となる「ゴーレムの核」を
入手することに。その道中、オーヴィル達に再度強襲されるも水帝樹の森で出会った不思議な存在に助けられ、「シルバーゴーレム」退治をすることに。獣医学の知識を活かし、シルバーゴーレムの弱点を突け!
魔法が使えないため父親に見限られ、何もない辺境に左遷された名門貴族の三男ウィル。落ちこぼれの彼は過去に獣人の女の子に救われたことに恩義を感じ、世間で迫害されている彼女のような亜人が自由に暮らせる理想の街を作るべく奔走していた。そうした街造りも軌道に乗った頃、ウィルはさらに亜人を保護するべく、大陸各地を訪ねることにした。しかし、観光でもするような軽い気持ちだった彼を待ち受けていたのはーードラゴンが棲む極寒の雪山、巨人によって蹂躙された海底都市、果てはイヌ耳ネコ耳あふれる獣人の集落!? 辺境貴族のウィルが超危険(?)地帯を駆け回り、過酷な土地で生きる亜人達を救い出す!
ある日、ホワイトタヌキのニナは、自分の前世が日本人だったことを思い出す。そして、森の中で一人ぼっちの状況に寂しさを感じ、人間の姿になって街の人々と交流を始める。そんな矢先、森の巣穴近くにある屋敷に“冷酷な第二王子”が静養のためやってきたという噂が……。ひょんなことから第二王子と出会ってしまったニナだったが、噂とは違い優しく接してくる王子にだんだんと心惹かれていきーー!?
異世界トリップして何故か身についた、願いを叶えるという“言祝の力”狙いの悪者に監禁されている巴。平穏大好きな彼女にとって、この状況は苦痛以外の何ものでもない。「お願い、助けて」そう切に祈っていたら、超絶男前の騎士団長が助けに来てくれた! しかも、巴に惚れたとプロポーズまでされてしまう。驚きつつも、彼に一目惚れした巴は、喜んでその申し出を受けることにした。だけど、神同様に崇められる立場の彼女には、色々な困難が待ち受けていてーー!? 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
転移した異世界で俺を待っていたのは、もふもふ魔獣&初老エルフとの森暮らしでした。
OLのなつきは、「一緒に布団に入った人や動物を眠らせてしまう」という特異な“体質”の持ち主。そのせいで、交際してきた恋人と一線を越えられず、未だに男性経験がない。それでも、新しい恋をしたいと思っていたある日、不眠症の外科医・怜と知り合い、彼の“抱き枕”になる契約を結ぶことに。だけど、ただの安眠薬代わりのはずが、情熱的に口説かれ優しく抱きしめられるうちに、身も心も蕩けてーー? 策士なドクターとお人好し地味子の、寝室から始まるドキドキ?ラブ、文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
神様に妹の命を助けてもらう代わりに、悪役令嬢として異世界に転生したレフィーナ。悪役令嬢としての役割をしっかり果たした後は、貴族をやめて侍女としてお城で働いている。初めは周囲に敬遠されていたけれど、次第に誤解も解けて、副騎士団長ヴォルフとも婚約! そんな幸せな庶民ライフを満喫していたある日、出会ったヴォルフの自称・父はレフィーナたちを引き裂こうと、あれこれ邪魔をしてきて!? 最強侍女のセカンドライフ、堂々完結! 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
名門アブズマール家に生まれたミシュアルは、兄たち同様、自分がアルファであることを信じて疑わなかった。そしていずれは衛兵として、尊敬する次期国王・イズディハールを守っていくのだと夢見ていた。十三歳のその日、性徴検査を受けるまでは……。思いがけずオメガの判定を受け、夢であった軍属の道を断たれたミシュアル。それだけでなく、医者から「既につがいのいる身」であると、身に覚えのないつがいの存在を突き付けられる。失意の中、ひっそりと暮らすミシュアルを見かねた従兄妹・ラナにより、妃候補の護衛として国王・イズディハールの後宮に入ったミシュアル。そんな中、後宮で自身のつがいの痕跡を見つけーー
かつて、双子の姉・灯里のふりをして、姉の恋人で自らの想い人でもある和範と一夜の過ちを犯した光里。そのことは胸に隠したまま、もう関わるまいと思っていた。それなのに、運命のいたずらだろうか、交通事故に巻き込まれたことがきっかけで和範と再会してしまう。しかも、和範は事故で光里に怪我を負わせた責任を取るように、光里にプロポーズしたのだ。
和範に優しくされて嬉しい反面、そこにあるのは愛ではないのだと自分に言い聞かせる日々。--和範は、ただ罪悪感から私といるだけ。彼が本当に愛しているのは、私じゃなくて灯里なのだからーーそう思っても、彼を求める心は止められなくて……