統合失調症が不治の病ではなく、有効な治療法があり、さらに、予防の可能性さえも注目されていることがわかりやすく述べられている統合失調症の治療ガイド。付録として、統合失調症の代表的症状である幻覚妄想を疑似体験できる「バーチャルハルシネーションCD-ROM版」と解説パンフレットを収録。
美容室バグジーの奇跡。どん庭から復活した男の愛と感動の経営。
日本の高校で、どんな専門教育が行われているかご存じだろうか。商業や工業の他、農業、家庭、福祉、看護、水産などの学科がある。高校生の約四分の三は普通科に通っているが、残りの四分の一の生徒たちが通う専門学科では、実にさまざまな分野の教育が行われているのだ。
高校は、こうした専門教育を受けるなかで社会のありようを知り、自分の将来を考える場にもなりうると言える。しかし、現実には偏差値による序列があり、専門教育の多様性の価値が十分に認識されているとは言い難い。
こうした日本の状況を踏まえてスウェーデンの高校を見ると、その差に驚いてしまう。スウェーデンの高校にも多様な専門学科があるわけだが、それらの間には偏差値による序列はない。入学試験もなく、生徒は自分の関心や将来を考えて学科を選び、多くの生徒が希望する学科に入学することができる。そして、どの学科に入学しても、順調に学習をすすめて卒業すれば大学に進学することが可能となっている。
しかし正直、そのような概要を初めて知ったとき、そんなことは不可能なのではないかと感じた。理念的にはあるとしても、実態は異なるだろうと思ったのだ。仮にその理念が実現しているならば、どうしたらそれが可能なのだろうかと疑問をもった。
本書は、そんな問いからスタートし、スウェーデンの高校が現在の姿になるまでの半世紀にわたる教育課程改革の歴史を辿ったものである。
歴史をひもとくと、多様な学科を並置することが容易なことではなかったのがわかる。現在のシステムは、社会との関連のなかで学校教育の役割を定め、公教育全体のなかで高校の役割を定めながら改革を進めてきた賜物なのである。そして、それは現在もなお変化の途上にある。スウェーデンの試行錯誤から、高校教育の可能性を考え直してみたい。(ほんじょ・めぐみ)
心とは何か。精神疾患はどこまで解明されたのか。脳神経生物学や精神療法、臨床哲学、科学哲学、実存哲学の専門家が、最先端の研究成果を交えて論じる。
電子立国日本の原点に、工作の〈文化〉があった! 厖大な史料を博捜し、インタビューを重ねて、ラジオ工作少年やフリーランサーの技術者、中小の部品メーカーなどを主人公に、日本のラジオ、テレビ、オーディオの歴史をあとづける。本書は、アマチュア精神へのオマージュであり、収録された457 点の写真・図版は、それだけで「ラジオ博物館」の趣をなす。元NHK放送博物館館長・中田薫氏推薦。
はじめに
第 I 部 ラジオの初めからテレビ普及まで
第1章 電波の発見、無線電話、真空管の登場、放送の開始
──欧米におけるラジオ
間章1 ラジオ雑誌の系譜1
──柴田寛と『ラジオ科学』
第2章 日本におけるラジオ放送開始とラジオ雑誌
──濱地常康の『ラヂオ』から『無線と実験』へ
間章2 ラジオ雑誌の系譜2
──第二次世界大戦後のラジオ雑誌
第3章 日本のラジオ工業のあゆみ
──自作ラジオと富士製作所(STAR)
間章3 山中電機の足跡
──第二次世界大戦前のラジオメーカーと戦中の成長
第4章 日本のテレビと受像機工業
──JAT、TVK、テレビキット、大企業による量産
間章4 ポータブルラジオの白砂電機(シルバー)
──ラジオ少年がつくった中堅企業
第II部 ラジオ工作とラジオ工業の諸相
第5章 ラジオ・エレクトロニクス技術通信教育の歴史
──ラジオ教育研究所の通信教育
間章5 神田・秋葉原の電気街
──ラジオ少年のふるさと
第6章 ラジオ・テレビと修理技術
──修理サービスの重要性
間章6 unofficialな研究グループ
──十日会、テープレコーダー研究会、学校のクラブ
第7章 オーディオ愛好家と日本オーディオ協会
──「世界のステレオ工場」への道
間章7 東京大学の「電気相談部」
──第二次大戦後の学生アルバイト団体
第8章 トランジスターラジオ輸出とロックンロール
──日本の電子工業の繁栄をもたらしたもの
間章8 戦争、政治とラジオ・テレピ
──技術進歩とプロパガンダ
第9章 ラジオ工作とunofficialなセクターの役割
──男性性、電気技術者教育、「電気リテラシー」
間章9 文芸に見るラジオ、女性とラジオ
──世につれて変わるラジオ
おわりに
史料・文献
索 引
「ことばの教育」の実践を通して、私たちはどのような人間の在り方、またどのような社会の在り方を目指しているのか、という根本的な問題について、言語教育、言語政策、人権/共生論、シティズンシップ教育等、それぞれの立場から考察し、「共生社会」実現のための「ことばの教育」の理論的視座を提示する。
ポップカルチャーが日本語を学ぶ動機になるってホント?「ポップカルチャーが学習動機となる」とわたしたちが考えていることを知っている学生は、本当の理由を隠してわたしたちが喜ぶ話をするのだ。
日本学術会議が公表した大学における経済学教育の指針(「参照基準」)を、学会・学派を超えて真摯に検討し、経済学と経済(学)教育の可能性を多面的に追究する。