本巻では女性のライフサイクルにおける思春期の位置づけに重点をおき、生理的変化、思春期特有の疾患、さらに社会との接点とライフスタイルに至る各項目をあげ編纂した。思春期の生理では、性分化、思春期の内分泌変化からみた思春期発来、身体発育、内分泌系の発育、精神心理学的発達を項目としてあげ、up-to-dateな知識をも含めた記載を各執筆者にお願いした。思春期の異常では、上記の生理的変化に対応する異常と同時に思春期特有の疾患を具体的にあげ、その分類、診断、治療法に重点をおいた。思春期保健では、栄養、スポーツを含めた生活指導の面から、健全な母性の確立のための性教育、若年妊娠など社会とのかかわりに触れ、本巻の目的とする思春期女性のヘルスケアを解説してある。
農山漁村の生態系における生物と人間活動との関わりを考える。
教育改革の特徴と行方。大国主義的・新自由主義的教育改革は、日本の教育に何をもたらすか。その社会的・政治的背景と経済的基礎を分析・批判したうえで、国民のための教育改革を展望するために、「私事」の組織化、教育の公共性の再建を提言する。
「恐竜を滅ぼした隕石」にたとえられるIT革命。ビジネス、企業、生活ー私たちは今、一〇〇年に一度の大転換期に遭遇している!本書では、IT研究の第一人者である著者が、インターネットからeコマースまでくわしく解説。本書で、ITの基本知識からeビジネスの最前線まですべてわかる。
同和教育から共生教育へ。共生しなければ生きていけない-。個人主義に立脚した人権思想を基本としながら、21世紀の教育課題、人間の尊厳の確立と平和社会の構築にむけた教育として、日本の実状に即した「共生教育」を提起する。
本書は、関東・甲信越の地理的水環境を含めた古来からの人間と水、産業と河川や湖沼とのかかわりを取り上げ、さらに流域が一体となった現在の水利用における相互協力について述べた。さらに、過去における水環境問題の反省から、開発の現状、開発に伴う水環境の変遷を取り上げ、水環境の面から環境保全に寄与している各地での水環境改善への取組みも取り上げている。
本書は、優れた実験家であるChaikin博士と卓越した理論家であるLubensky博士による「ソフト凝縮系物質」の物性物理学に関するまったく新しい教科書である。平均場理論、くりこみ群、弾性論といった基礎的な事項を扱った上巻に続き、下巻ではダイナミックス、流体力学的記述、トポロジカルな欠陥、分域壁、キンク、ソリトンなどを対象としている。KT転移や双対変換などの高度な内容までを含んだユニークな書である。日本物理学会誌、米国物理学会誌(Physics Today)の書評でもとりあげられ、好評を得ている。
本書は、外国人学習者用に編集された日本語教科書、『日本語初級1、2』(東海大学留学生教育センター編)に準拠した文法解説書である。同教科書の各課に含まれている文法事項につき、可能なかぎり平易な言葉を用いて解説を施した。
大学の制度的枠組みと大学を取り巻く情勢、状況をめぐる論評、あるいは大学を歴史的存在としてとらえ、それを批判的に検証する報告、さらに現状の大学の問題性を告発する内容等々によって形成されたシリーズの最新刊。
「引きこもり」「不登校」「凶悪犯罪」、コミュニケーション・スタイルが変容するなかで、さまざまなシグナルを発する子供たち。今、彼らの「心」に何が起きているのか。
本書は、外国人学習者用に編集された日本語教科書、『日本語初級1、2』(東海大学留学生教育センター編)に準拠した文法解説書である。同教科書の各課に含まれている文法事項につき、平易な言葉を用いて解説を施した。
本書は、外国人学習者のための日本語教科書、『日本語初級2』に準拠した文法解説書、『文法説明2』の英語翻訳版である。2では、より複雑な日本語文法事項が、文型と例文を示しながら、解説されている。
本書は、外国人学習者のための日本語教科書、『日本語初級1』に準拠した文法解説書、『文法説明1』の英語翻訳版である。重要な日本語文法事項が、文型と例文を示しながら、解説されている。自習者の便宜を考え、すべての日本語例文にはローマ字表記と英訳文を添えた。
本書は、痴呆についての分り易い解説と診断技法がくわしく書かれている。
教育における選択の自由と機会の平等の調和点をリベラリズムの立場から具体的に提示する。
本書では、介護福祉士の養成に伴う実習を、「実習前」「実習中」「実習後」という時系別に分けて、それぞれの段階における実習教育の意義と、実習指導者の役割を明らかにしています。実習施設における実習担当者の視点から、実習教育の必要性や、各場面における指導上の留意点をまとめました。施設介護実習以外の場面での特徴と指導上の留意点についてもまとめています。