国連、WHO、WTO等の全世界的国際機構や、EUに代表される地域的国際機構の特徴や役割・限界を、最新の政治学・法学・経済学等の見地からわかりやすく解説。核不拡散、輸出管理、テロとの戦い、移民・難民、気候変動、サイバーセキュリティ、感染症対策等における国際機構の最新動向がわかる。好評既刊の改訂新版。
職場で業務改善をすることは簡単ではないが、本書は業務改善体質作りの進め方が実践的に理解でき、業務改善の手法もしっかり学べる
馬という字からはタテガミをなびかせ走るウマの姿が見えてくる。しかし犬からイヌを、象からゾウの姿を想像することは難しい。漢字がもつ四千年の歴史は、捨象と洗練と普及の歴史である。
本書ではそうした漢字の変遷が一目でわかる字形表を用いることで、祭祀や農耕など中国社会の変化の軌跡をたどる。字形の多様さから古代の人々の営為を読み取れば、私たちの社会の成り立ちも自ずと浮かび上がってくるだろう。
アメリカは民主主義の理念を具体的に政治に実現させた最初の国である。独立宣言(一七七六年)の中心「すべての人間は生まれながらにして平等である」は、今なお民主主義国家の道標として輝き続けているものの、人種間の問題や戦争など、建国から二百年余、その歴史は平坦ではなく、生々しい傷がまだ癒えることなくその跡をとどめている。この超大国の光と影を、戦後深いつながりをもって歩んできた日本との関係もまじえて描く。
地域紹介・観光ボランティアガイド組織の活動概要をまとめたもの。938の組織情報を掲載。
「ミュージッキング」研究の地平を拡張し、「音楽の力」を問う新たな語りへ!
音楽研究のエポックとなったクリストファー・スモールの「ミュージッキング」という概念を手がかりに、その可能性をさらに広げるべく、世界各地でのフィールドワークに基づいて、文化人類学、民族音楽学、映像人類学、ポピュラー音楽研究、歴史人類学、音楽教育学などの研究者16人が挑みます。
執筆陣:西島千尋/輪島裕介/浮ヶ谷幸代/梶丸岳/増野亜子/井上淳生/矢野原佑史/福岡正太/武田俊輔/大門碧/伏木香織/井手口彰典/松平勇二/青木深
本書は国立民族学博物館の共同研究プロジェクトを書籍化するもので、テーマやフィールドワークの現場となったのは、音楽療法/ディスコ/精神医療/掛け合い歌/バリ島の行列音楽/社交ダンス/アメリカ黒人教会/森の民「バカ」/徳之島の民俗芸能/長浜曳山祭/ウガンダの「カリオキ」/バリ・ガムランの竹笛スリン/佐村河内ゴーストライター事件/ショナの憑依儀礼/伊江島とエチオピアの伝承歌/「支那の夜」と米兵──とじつに多彩。こうした多種多様な事例と視点から音楽研究をバージョンアップさせる意欲的な論集です。
【序論「音楽の力を未明の領域に探る」より】
私たちが目指すのは、世界の様々な場所で営まれるミュージッキングを人と人、人とモノ、人と観念の「出会い」の場として把握し、そこからある種の普遍性や比較参照点を取り出し、音楽という概念を解体し、音楽の未明とでも呼びうる地平から思考を試みることである。それは、人びとの営みから「音楽」や「ダンス」をあえて抽出することなく、ミュージッキングの全体性をありのままに捉えることを意味する。
◎「ミュージッキング」:
ニュージーランド生まれの音楽教育者クリストファー・スモールが、「音楽」「作品」「演奏者」のいずれをも特権化することなしに人々が音楽的実践にかかわる営みを捉えるために提唱した概念。「ミュージッキング」(musicking;音楽すること)というこの鍵概念は、音に媒介されつつ複数のエージェンシー(ヒト、モノ、環境、霊的存在など)が交わり合う場面や、そこで我々が感知したり言説化しようとするある種の「パワー」の存在様態を明らかにするという、従来的な「音楽学」「民族音楽学」「ポピュラー音楽研究」では十分に扱えなかった地平に我々を導く。
(『ミュージッキング──音楽は〈行為〉である』野澤豊一・西島千尋訳、水声社、2011)
微生物による木材分解メカニズム、菌糸体の意思決定能力、
森の枯木不足が生態系に及ぼす影響、枯木が炭素貯留に役立つ仕組みまで。
日本全国のアカマツ林を巡り歩いたり、リスの食べ残しを舐めてみたり、
探究心旺盛な研究者が身近な枯木の自然誌を解き明かす!
枯れて命を終えた樹木は、それで「終わり」ではない。
樹皮の表面や幹の中で動物や昆虫を養い、菌類に分解されたのちは土に還るまでの間も炭素を貯留するなど、森林生態系や地球全体に関わる重要な働きを持っている。
本書は、これまで注目されてこなかった枯木を起点に広がるニッチな世界を、動物・植物・菌類・土壌・地球環境といったさまざまな視点から描いた、森の見方が変わる一冊だ。
著者は東北大学大学院農学研究科助教で、専門は森林生態学、微生物生態学、生物多様性生態学。
小学生の頃からコケと変形菌に興味を持ち、長じては大学構内の森で変形菌を探したり、標本を布団乾燥機で乾燥させたり、世界中の研究者に声をかけて6カ国での共同研究を行なったりとバイタリティに溢れた人物で、軽快な語り口で読者を知られざる枯木の世界に誘う。
「第40回講談社科学出版賞ファイナリスト」に選出されました!
イスタンブールの歴史は古い。ローマ帝国の混乱を収めたコンスタンティヌス一世が三三〇年に建設した「新ローマ」から一九二二年にオスマン帝国が滅するまで一六〇〇年余り、世界の中心として君臨した。本書は、ビザンツとオスマン、二つの帝国支配の舞台となったイスタンブールのガイドである。城壁に囲まれた旧市街から、猥雑な新市街、アジア、そして近代のメガシティーー時間旅行者となり、複雑多彩な古都を愉しむ。
「明日ありと思ふ心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」。出家得度時に9歳の親鸞聖人が“はかない桜の花”に“明日をも知れぬ人の命”を重ねて詠んだとされる、真実信心のお勧めの歌。それは、本当に親鸞聖人が詠んだ歌だったのか? 長い歴史の中にうもれた事実を探る!
《目 次》
推薦の辞( 浄土真宗本願寺派勧学・龍谷大学名誉教授 林 智康)
総説 親鸞聖人出家得度時の詠歌
一 親鸞聖人出家得度時の無常の詠歌はとりかえられた
二 本書の構成
第一章 親鸞聖人と詠歌
はじめに
一 親鸞聖人の出家得度時の無常の詠歌について
二 詠歌の伝承
三 古伝親鸞聖人の詠歌
四 『親鸞聖人伊呂波歌』について
五 聖人の遺跡における詠歌
六 『説法用歌集』などについて
七 『御伝鈔』の伝播と絵解き
むすび
第二章 新展開 蓮如上人の詠歌と諸伝
はじめに
一 蓮如上人の詠歌としての存在
二 『釈教玉林和歌集』
三 粟津義圭の『御伝鈔演義』一への見方を変える
四 義圭を遡る無常の詠歌資料『真宗勧化釈要鈔』
五 霜雪をもいただく
六 「古歌謡」
七 蓮如上人の詠歌と粟津義圭の用いた詠歌
八 親鸞聖人が無常の詠歌を詠まれたとする根拠
九 親鸞聖人は無常の詠歌を詠まれなかったとする根拠
十 『しんらん記』の影響か──言い回しに疑念
むすび
第三章 親鸞聖人の伝承──「親鸞聖人御臨末の御書」についての一考察
はじめに
一 伝承の発祥
二 伝承の収集と出版
三 批判の書
四 伝承のまとめ
むすび
第四章 特異な傾向を示す詠歌
一 詠歌を伴った最初の親鸞聖人伝
二 越後七不思議と詠歌
三 古浄瑠璃「よこぞねの平太郎」
四 「北越之聖跡図」について
五 親鸞聖人伝の奇瑞談について
後日談 蓮如上人のこころ
初出一覧
あとがき
著者は晩年の昭和50年より俳句をつくりはじめ、亡くなる昭和55年夏までに145句つくった。 著者ならではの味わい深い全作品を収録。
すばやくうごく
ゆっくりすすむ
どこにでもある
みたことのないせかい
2016年に絵本作家として鮮烈なデビューを飾った長田真作。その独特な浮遊感と抜群の画力は各方面から注目を集め、連載20周年記念『ONE PIECE magazine』(集英社、2017年7月・8月・9月刊行予定)に「ONE PIECE」スピンオフ絵本を連載するなど、ジャンルを超えて活躍の場を広げています。
「カオス・オペラ」シリーズは、長田真作が本当に描きたかった世界を渾身の力で描ききり、絵本表現の新たな可能性に挑戦した連作です。明晰にして混雑、判明にして曖昧。未知や不思議を求めてやまないあらゆる世代の少年少女に贈る、世界の成り立ちをポップに哲学する「創世記」絵本3部作。ますます多くの人たちが長田真作の才能に注目するであろう2017年夏に、満を持して登場!
前途有望なピアニストの登場を感じた。写真からすら見て取れる瞳の輝きも魅力的だが、特筆すべきは音楽から立ちのぼる、非凡な“愛嬌”とでもいう印象。音の粒立ちとか、フレーズ感の自然さ、とかカタイことを言いたくなくなるこの優れた特質を、ぜひ失わずに!★
繰り返し行う単純作業を手作業で行っていませんか? 本書は、Microsoftが提供するローコードでの自動化フロー開発ツールPower Automateの入門書です。Power Automateには、デスクトップ操作の自動化を行うデスクトップフローとWebサービス同士を連携させて一連の処理を実行させるクラウドフローがありますが、本書ではクラウドフローを使った自動化について解説します。初心者が現場ですぐに利用できる実践的な内容を、ITに不慣れな方でも業務改善の第一歩を踏み出せるよう、3部構成でやさしく解説しています。
<Part 1 基本編>
ローコードとは何がうれしいのか? 適用する範囲に至るまで、業務目線でPower Automateの概要と仕組みを紹介します。また利用を始めるための環境設定、基本的な操作手順を学び、「何ができるのか」「どう始めるのか」もしっかり理解
<Part 2 リファレンス編>
業務でよく使うPower Automateの「日付操作」「データ型」「計算」「条件分岐」などの機能を目的別に整理。さらに、「トラブルシューティング」や「引継ぎが楽になるコツ」も紹介
<Part 3 ハンズオン編>
他のシナリオにも応用しやすいベースとなる、よくある要望をコンパクトに網羅したシナリオを手を動かしながら学びます。具体的には、「メールとTeamsの連携」「ファイル管理」「タスク管理」「アンケート管理」「承認ワークフロー」「ステータス管理」というテーマを取り扱います。さまざまなテーマを扱いますが、そのすべてがMicrosoft 365に付帯するライセンス範囲内でできます。そのため、普段の職場アカウントをそのまま活用できる内容となっています