ココロのなかのせめぎ合いや、ぶっちゃけ引いちゃうような本音を、ちまちま大事にしているのがよくわかるから、それがおかしいセカンド・アルバム。唄いたい歌も語りたい思いも、あくまでも中庸に表現することで満たされようとしている彼に、同族意識を抱いてしまった。
5枚目のシングル曲は、夏を描いた情緒豊かなスロー・バラード。ピアノをメインで奏でたシンプルな編曲は、歌声の甘さや女の子らしさを際立たせていてとても印象深い。カップリングは、(1)とはうって変わってポップなナンバー。これはこれでまた可愛い。
Rin'は箏や琵琶、尺八など日本の伝統楽器とポップスの融合ということで注目を集めているトリオ。タイトル曲は彼女たちの作詞だが、現代の若い女性の言語感覚と和楽器の音色が違和感なく溶け込んで、もはやユニークと評するのは失礼である時代と痛感。
衝撃のデビューから1年、神戸のメロディック・パンク・バンド待望のセカンド・アルバムだ。“男の生きざま”を歌いあげる、大和魂にあふれた昨今珍しいパワフル・サウンドで、ごりごり押しまくる。
独自のアコースティック・スタイル“club SOS”でお届けするファン待望の1枚。ファンからの要望が高い楽曲のニュー・アレンジを中心に、最小限の音数で、歌心と熱情を余すことなく伝える。
セカンド・アルバム。これまで通りMC4人の掛け合いと合唱がメインだが、今回はそれぞれのソロ曲もあり、表現の幅が広がった。トラックはジェイムズ・ブラウンやマディ・ウォーターズのカヴァーを取り入れるなどアイディアが豊かになり、ポップ度も増している。
他者にこびることなく、ただただ自分の本能が喜びを感じる歌たちを熱唱していく相川七瀬。彼女の魅力を成すハード・エッジなスタイルをベースにしながらも、よりディープでアグレッシヴな方向へと向き始めた相川七瀬。何者にもこびない本音の姿勢が格好いい。