不遇のときにも人生を前向きに生きた孔子の人生訓である『論語』。逆境のなかでつかんだ真理の言葉には、2500年の時を経た今も、悩める人々に勇気と癒やしを与える力がある。本書は『論語』解説の第一人者・佐久協が、キレのいい佐久節で孔子の言葉をテーマ別に解説。人生の友にしたい名著!
一途に思う女の心「女の一念」が起こす怪異、親の悪行が子へめぐる「因果応報」の恐怖、予期せず現れる異形の「妖怪変化」たち、身近な動物が魔物に変わる「動物変化」など、江戸時代のコワーイ話を集めた怪談本です。本書は、『曾呂利物語』や『諸国百物語』など、江戸時代に出版された多くの怪談本の中から、怖い話、面白い話を選び出し、読みやすさと分かりやすさを考慮して、現代語に訳した。短い話の中に、人生のペーソスや、江戸のユーモアを感じさせるものばかり。
代ゼミのカリスマ講師、“ミスター日本史”と呼ばれ一時代を築いた菅野祐孝による、日本史解説の決定版! 200万人超の受験生に読み継がれた伝説のテキスト『菅野日本史講義の実況中継』を再編集。講義のおもしろさはそのままに、歴史の流れをやさしく解説。日本史を最初から学び直したい人におすすめの1冊。
つなげて、伝える。創造的発想力を引き出す「編集力」を身につける。
人生が思い通りにいかないのは、いつの時代も世界共通です。人々はピンチに遭遇するたびに、"うまく生きるための知恵"をことばにもとめ、それを言い伝えてきました。本書では、西洋諸国をはじめ、インド、アラブ、中国、アフリカなど、世界各地に伝わることばを集め、「世界の知恵」に注目しました。心理学的見解も添えて紹介しています。悩んだとき、つまずいたとき、なんとなく元気が出ないとき、この本を通じて新しい発想を得ることができます。そして、あなたの人生に、元気や希望が湧いてくることでしょう。
なぜ人は生きものを殺すのか? なぜ人は人を殺すのか? なぜ虐殺は起きるのか?
オウム真理教を撮った『A』や、佐村河内守に密着した『FAKE』など、絶えず問題作を仕掛ける映画監督・作家である著者が、これまでの取材体験を元に、生きものの殺生から個人の殺人、そして大量虐殺について考える。生きものや人の生死に関する著者の思索・議論の集大成がいまここに!
中国、日本のアート・オブ・コレクティング。信長や秀吉の審美眼とは?
建築、集落、風景。その背景にある本質をいかに読み解くか。30の事例で学ぶ、空間を巡る旅。
漫画の枠を越えた言葉をいま、あなたに届けたい。 手がけた作品は、『宮本から君へ』や『愛しのアイリーン』、『ザ・ワールド・イズ・マイン』、『キーチ!!』など、衝撃作ばかり。先行世代が後続世代に引き継ぐものとは? 作品と同様に、語る言葉に噓や偽りなしの正面突破で、自作を語り、世界を語る!! 推薦文は、映画評論家の町山智浩さん。本書の発売から一週間後の9月27日には、著者原作の映画『宮本から君へ』が劇場公開(主演は池松壮亮、蒼井優)。
本書のなかには、世界の国々の遠い昔からの音楽の流れが書かれてあります。少ないページのなかに、これだけはぜひとも知っていただきたいと思う大切なことを書きました。また、すぐれた作曲家の作品については、その内容を理解しやすいようにできるだけわかりやすく書きました。
なぜ人間には、社会には、「芸術」が必要なのか?三島由紀夫、村上春樹、宮崎駿、小津安二郎、大瀧詠一など、ジャンルを超えて語る!
賢治思想の宝庫。羅須地人協会時代の講義用草稿「農民芸術概論」をはじめ、手帳・ノート・メモ等、賢治の思想的営為を集成。
デッサンの基本的な描き方から、人物クロッキーの方法、作品化の過程まで、ステップアップするためのコツを順を追って紹介します。
ことばの美しさとは何か。日本語を読むとはどういうことか。日本人にとって近代とは何だったのか。本書では、読解の実践的なテクニックとならび、日本近代文学が向き合わざるをえなかったこうした問いにまで、作品を引きつつ考察をくりひろげる。巻末には、現代文の読解に不可欠な概念を解説した便利な用語集つき。