初対面の人、異性、目上の人…商談、会合、パーティー…相手も、場所も選ばない、使える会話術が満載!相手が話したくなる、質問の技術、話がとまらなくなる、ほめる技術、一気にうちとける、笑いの技術、会話に深みが出る、「間」の技術など。
企業、地域、福祉、学校などの研修や交流会の場で、ファシリテーターは参加者の豊かな対話と学び合う関係のなかでチームを育む。
本書は6つの技術と10のアクティビティでファシリテーターになる基礎的練習をする入門テキスト。
はじめに
出会いとつながり、そして結果を大切にする学びの技術 ちょんせいこ
ファシリテーターになると講師や進行役がとてもラクになる 西村善美
大事なことが伝わる学び ファシリテーター型講師の可能性 松井一恵
用語解説
1 ファシリテーション6つの技術
1 インストラクション(説明)
2 クエスチョン(質問)
3 アセスメント(分析、翻訳、評価)
4 フォーメーション(隊形)
5 グラフィック&ソニフィケーション(可視化&可聴化)
6 プログラムデザイン(設計)
2 やってみよう! 会場設営
さまざまなモチベーションを受け止める
3 初期は明るくて楽しいコミュニケーションをつくろう!
コミュニケーションのつくり方には順番があります
資料1 ふりかえりシート
基本編
どんなモチベーションも受容する…ACT1 ハイタッチバリエーション
まずはペアが基本…ACT2 ペア・コミュニケーション
グループで情報を共有しよう…ACT3 4つのコーナー
自分のことをチョット深めて伝え合うとき…ACT4 私を語る10の言葉
効果抜群! ミニホワイトボード…ACT5 意見を可視化して共有しよう!
紙芝居でプレゼンテーション…ACT6 KP法
絵本の対話型読み聞かせ…ACT7 絵本ファシリテーターになろう!
知識や経験・意欲の差が活かされる…ACT8 スーパーバイザーと学ぼう!
意見の帰属を外すことで自由な発想が生まれる…ACT9 キャッチコピーをつくろう!
聴きながら書く相談活動…ACT10 オープン・クエスチョンで
100の言葉より1つの体験 小さなアクティビティを活用しよう!
基本的な考え方
心の体力を温めてエンパワメントな関係と学びを育むファシリテーターになろう!
資料2 チェックシート 研修の学びを高める25のチェックシート
実践編
実践例1 PTA講座
実践例2 子育て講座
実践例3 高齢者介護 家族教室
実践例4 高齢者の生涯学習
実践例5 視覚障がい者婚活セミナー
実践例6 企業の事例1
実践例7 企業の事例2
実践例8 地域活動
ファシリテーター10か条
おわりに
『銀河鉄道の夜』『キッチン』ほか幅広いジャンルの文芸作品の原作と、翻訳テクストとの比較対照分析から日本語表現の本質に迫る。
身ぶりが語る“異文化”の世界!世界の60か国から集めた約650の身ぶりをイラスト付きで解説。ジェスチャー研究の第一人者デズモンド・モリスによるユニークな辞典のハンディ新装版。異文化理解の必携書。
「言語とは何か」という究極の問いに挑む、気鋭の研究書が登場。
人間にとって言葉はあたりまえだが、では動物は言語を話せるのだろうか……。興味ぶかくユニークなこの問題を手掛かりに、言語学や認知生物学などの最新の成果を駆使し、言語とは何かについて考察。また、言語の構造に関する形式的アプローチの教科書でもあり、とくに統辞論のテキストとしても使用できる。言語/言葉について考えるための画期的な本。
言語学の分野では、これまで学際的な視野での研究者の数は、意外に少なかった。しかし言語学以外を専門とする研究者には、「言語とは何か」「言語学の成果で応用できるものは何か」を知りたいという人が、かなり多いと思われる。そんな異なった分野の研究者たちにも届く形で、本書は構想されている。
言語はヒトという種に固有の能力。それゆえ、仮説演繹法を基礎とする「経験科学」の手法が適用できると考えたのは、生成文法をはじめとする理論言語学だった。その基礎を概説しながら、以下の二つの視点を導入した。
◎言語学の研究者に……動物との比較という学際的視点を持てば、どのように言語が「見える」のか。
◎言語学以外の研究者に……言語学がどのような興味・関心にもとづいて研究されてきたのか。
前半は、言語の学際的アプローチについて、現時点で筆者が知る最新の研究成果を紹介する。後半は、言語の構造に関する形式的アプローチの教科書という形をとる。この分野での研究の道具になじんでもらうこと、とくに統辞論のテキストとしても使用できることを目ざした。
野生児の言葉
音楽は原型言語か
動物のコミュニケーション
言語の進化
言語記号の象徴性と原型レキシコン
言語の構造(語彙・糸につないだ玉etc)
統辞構造
句構造の一般化
Logical Formとパラメーター
世紀を超えて私たちを魅了しつづける思想家、ヴァルター・ベンヤミン。たんなる言語論にとどまらない、認識論、芸術論などが複雑に織り込まれ、彼の世界像が集約的に表現されている最初期の論考「言語一般および人間の言語について」を詳細に読み解き、その思想的基盤に迫る。著者自身による全訳を併せて収録。
アイロニーの中に盛られている反対の意味というのは、言内の意味から、一定の状況下では、きわめて直線的に至り着きうるものである。文字どおりの意味と、その反対の意味とは、遠くて近い仲なのである。どうして、回りくどい言い方をするのかというと、一つには、好ましくないことを単刀直入に言いたくないからであり、もう一つには、逆転的屈折を含むほうが、より痛烈だからである。
1999年創刊の「日本語用論学会」の学会誌。語用論の研究は意味論、統語論、社会言語学、心理言語学、認知言語学、それに日本語学をはじめとするさまざまな語学教育などの活動が交差する領域を占める。これらの分野の論考等を掲載。年1回、3月刊行。
あなたの話し方に漂う「におい」はどっち?気づかずにイヤな「臭」を振りまいて、対人関係でソンをしていませんか?経験と年齢を重ねるうちに、いつの間にか身についてしまう話し方の「クセ」。このクセが原因で「加齢臭」が発生するのです。人生100年時代、ご近所デビュー必携の書。チェックリスト付き。
社会生活を送るうえで必要にせまられる場面を想定し、さまざまな表現集を活用することにより、どのような場面にも対応できるスピーチ例集。現代人がスピーチをするうえで必要となるポイントについても紹介する。
「意味論に興味はあるが、論理学の概念や記号が苦手だ」という初学者が、この事典で例えばProposition という項目を引くと、本書の特徴である綿密で周到なクロス・レファレンスを通じ、Predicate logic、 Logical operator などの項目に導かれ、たちどころに“論理学の通(つう)”になれる。一方、高度な研究者は、本書を、極めて多くの新概念・新思考法への跳躍台として活用できる。Chomsky、 Lakoff を初めとする約20人の学者に関する論評も貴重である。
好評のシリーズ第4巻。前半は文法を、後半では発話現象を取り扱う。Be動詞の過剰生成/英語非対格動詞の過剰受動化/日本語の主節現象/中国人日本語学習者の転移/日本留学前後の話す力/L2英語とL3ドイツ語/L3スペイン語
第1章
Be動詞の過剰生成と時制の獲得
遊佐典昭・大滝宏一
第2章
日本語母語話者による英語非対格動詞の過剰受動化現象に関する考察
白畑知彦・近藤隆子・小川睦美・須田孝司・横田秀樹・大瀧綾乃
第3章
日本語の主節現象に関する第二言語習得研究
木津弥佳
第4章 目的語省略文にみる中国人日本語学習者のL1転移と逆行転移
ー省略の有無と有生性が転移にどのように影響するのかー
澤崎宏一・張イン
第5章 日本留学前後に見られる日本語を話す力の発達
ープロフィシェンシー(言語運用能力)と流暢性ー
岩崎典子
第6章 日本語母語話者によるL2英語とL3ドイツ語の音声習得
ー語末閉鎖子音の発音についてー
安田麗・上田功
第7章 第三言語における発音されない項の獲得
ー日本人スペイン語学習者のL3文法を例にー
宮本陽一・山田一美
ギリシア・ローマの弁論術を大成したクインティリアヌスの大著『弁論家の教育』全12巻は、自身の教育者としての経験を生かしつつ弁論教育について詳述している。けっして抽象的な議論ではなく、きわめて実践的である分だけその内容は今日でも非常に有用である。本書はその第3巻から第5巻まで収載する。(全5冊)
ハートを100%伝える自己演出スピーチ。話す時間がわかる、スピーチタイム付。ひと味違う立場別&関係別実例。
これはどうやって解く〈なぞなぞ〉なのか。
文字遊戯に心酔し、作品を創り、知的コミュニティを結成し、燈謎というものの価値を世間に大いに喧伝しようとした人々の思いとは。
漢字語彙の多義性を利用し、違う意味に読み替えていく、または、本来の語彙・文字を分解・変形させるなど、多様な技巧が含まれる、燈謎(とうめい)。長い間、性質と輪郭が曖昧な、文学と民俗のはざまにさまようコウモリのようなものになってしまっている、燈謎。本書は、透明にされがちな燈謎の作り手に光をあて、中国の燈謎文化史の欠けたピースを補うものである。
燈謎という漢字文化圏文字遊戯の七世紀にわたる変遷から、漢字文化の根底に潜んでいるエネルギーをダイナミックに描き出した書。附章「平城宮跡出土組み合わせ文字の水脈をたどる」では、遊戯的表現が誕生するきっかけになりうる様態を確認、検討することにより、民間信仰の深層に潜り込んだ文字遊戯からその背後に広がる豊かな文化世界への糸口として捉えようとする野心的な研究。中国文化文学のみならず、漢字文化圏の研究者必携の書です。
【本書は燈謎についてはっきりとした定義を提供することを目的としているわけではない。やや弁解じみた言い方をすると、本書は、研究対象の定義のしにくさを出発点としている。明白な定義を下しにくい現状を作り出したのは何なのか、それをめぐって先人たちはどのような葛藤を抱えてきたのかを考察したものである。ゆえに、本書は燈謎そのものに対する研究というより、そのような文字遊戯に心酔し、作品を創り、燈謎で知的コミュニティを結成し、燈謎というものの価値を世間に大いに喧伝しようとする人々の思いを描こうとするものである。】……序章より。
キリン「午後の紅茶」、資生堂「アネッサ」で大人気。マリ子の赤ん坊時代から都立高校生のいままで、心とカラダ、そして言葉のプロセスを80枚のプライベート写真と共にたどる。