上から目線の分子生物学。熱運動を消した物理・化学による生命の説明は「近似真理」にすぎない。米本昌平の本第四弾
第一章 バイオエピステモロジーの目指すもの --ドローン的視野獲得と、最深度の科学評論
バイオエピステモロジー:枠組み設定のための冥界対話
発生力学の成立、そのアメリカへの移植
最深度の科学評論
機械論という自然哲学
ブレンナーの諦念ー生化学による分子生物学の併呑
第二章 熱運動嫌悪症と「ニュートン主義の罠」
十九世紀ドイツ機械論:カント、デュ・ボア・レーモン、M ・フェルボルン
ニュートン主義の罠 その一、生命力の誘導/創出
ニュートン主義、最大の罠ー理想気体の上にある熱力学理論
分子担保主義と、<便宜的絶対0度>の権威の環
自然科学の瑕疵問題:熱運動嫌悪症 thermophobia
第三章 自然哲学史上の事件としてのH・ドリーシュ
--熱力学第二法則の二重性と生命現象
自然哲学的事件としての『自然概念と自然判断』
ドリーシュの自然哲学史上の位置づけ
当初、 P・フランクはドリーシュを評価した
論理実証主義派フランクによるドリーシュ拒否
第四章 C象限メソネイチャー : 熱運動浮遊の上の生命世界
熱力学第二法則=不破原則の呪縛
情報科学と分子生物学の出会い:自然哲学的飛躍
C象限メソネイチャー:未探検の横穴世界
C象限メソネイチャーという観測困難世界
高分子混雑効果vs生化学
C象限メソネイチャーと熱運動
第五章 希望としての「薄い機械論」の脱構築
--熱運動断層の向こう岸をめざして
「薄い機械論」が内包する自己欺瞞
C象限メソネイチャーと近似真理
生体分子の視覚化(visualization),暴発する思弁(speculation)
なぜ「ニュートン主義の罠」か
有意味・熱運動系とニウラディック性
希望としての「薄い機械論」の脱構築
終 章 立ち現われた認識論的課題
「ニュートン主義の罠」という表現の妥当性
自然科学の瑕疵問題としての熱運動嫌悪症
生物学的相補性と熱運動相補性
熱力学第二法則=不破原則という機械論の強迫観念
生化学的真理と権威主義
C象限メソネイチャーの本質的特性
熱運動浮遊と分子の駆動性
生体分子の視覚化の罠
生体分子記号化の罠ー分子生物学的説明というトリック
分子の非対称性と時間の発生
生而上学小論(抄)
因果論的推論の生産性の逓減
因果論/目的論の認識論的処理、「落ち葉を運ぶ」
C象限メソネイチャーの概念発掘、そして抽象生物学へ
現代物理学の全体が概観できる「読む事典」 ロングセラー『現代物理学小事典』の改訂版。現代物理学全体を12章に分け、各章独立に読み進めることができる。索引を利用すれば用語事典としても使える。
第1章 素粒子物理学
第2章 原子核物理学
第3章 原子物理学
第4章 物性物理学
第5章 量子力学
第6章 相対性理論
第7章 電磁気学
第8章 熱学・熱力学・統計力学
第9章 非平衡系の熱力学・統計力学
第10章 流体力学
第11章 波動
第12章 力学
設計者が炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を構造材に使用する場合,その指標となるのが耐久性である。本書は,CFRPの様々な条件下での耐久性設計のための試験法,構造評価法を豊富な実践データを用いて解説した。
1 序章
2 粘弾性
3 樹脂の粘弾性特性係数のマスター曲線
4 FRP の力学および熱特性
5 CFRP の静的および疲労強度
6 FRP の静的強度の定式化
7 FRP の疲労強度の定式化
8 FRP のクリープ強度の定式化
9 応用1:吸水環境における一方向CFRPの種々の負荷方向の静的強度
10 応用2:吸水環境における種々のFRP積層板の静的および疲労の曲げ強度
11 応用3:CFRP/鋼ボルト継手の寿命推定
12 応用4:MMF/ATM法に基づくCFRP構造物の寿命予測
一九世紀末、熱輻射の問題によって理論と実験との齟齬が明らかとなり、ニュートン以来の物理学は重大な矛盾に逢着した。その隘路を打開し、新たな物理学─量子論─への端緒をひらいたのが、プランクによるエネルギー要素の仮定である。革命的な仮定の導入へ至る道筋を、自らの思考の流れに沿って丁寧に解説した主著。
まえがき
第1部 基礎的事実と定義
第1章 一般論
第2章 熱力学的平衡における輻射.キルヒホッフの法則.黒体輻射
第2部 電気力学および熱力学からの結論
第1章 マクスウェルの輻射圧
第2章 シュテファンボルツマンの輻射法則
第3章 ヴィーンの変位則
第4章 任意のエネルギースペクトル分布の輻射.単色輻射のエントロピーと温度
第3部 線形振動子による電磁波の放出と吸収
第1章 序論.線形振動子の振動方程式
第2章 周期的平面波の作用の下にある共鳴子
第3章 定常的な熱輻射の作用の下にある共鳴子.共鳴子のエントロピーと温度
第4部 エントロピーと確率
第1章 序論.基礎的な定理と定義
第2章 理想的単原子気体のエントロピー
第3章 輻射のエントロピーの計算とその結果.エネルギー分布則.要素量
第5部 非可逆的輻射過程
第1章 序論.輻射過程の直接的反転
第2章 任意の輻射場における1 個の振動子.自然輻射の仮定
第3章 エネルギー保存とエントロピー増大
第4章 特別な場合への応用.結論
論文リスト
原 注
訳者解説
訳者あとがき
本文索引
変分原理は、自然法則の直観的なとらえ方を与える「もっとも美しい形式」であり、その適用範囲は物理学のあらゆる分野にわたる。物理学のさまざまな分野で変分原理がどのように使われるかをまとめ、さらにそれらを一般化していくことによって、新たな物理学がどう生み出されるかについても解説する。とくに非平衡統計力学については、筆者の研究も含めた最先端の知見に触れる。
多様な分野,方向性で性能向上が進められるエンジンについて,今後実用化の可能性があるものまでを基礎からわかりやすく解説。対象は学部生から一般の読者まで。〔内容〕ガソリンエンジン/デトネーションエンジン/究極エンジン/他
第0章 エンジンの基礎流体力学(サイクル論)〔内藤 健〕
第1部 自動車用エンジン
1. 自動車用レシプロエンジンの進化 〔内藤 健〕
2. 低圧縮比クリーンディーゼルエンジン 〔志茂大輔〕
3. エンジンの断熱とは 〔川口暁生〕
第2部 航空宇宙用エンジン
1. 極超音速ターボジェットエンジン 〔佐藤哲也・田口秀之〕
2. デトネーションエンジン 〔笠原次郎〕
3. 液体ロケットエンジン 〔渥美正博〕
第3部 未来エンジン
1. 究極熱効率エンジン(Fugine) 〔内藤 健〕
2. 凝縮系核反応リアクター 〔岩村康弘〕
3. 核凝縮リアクターエンジン 〔内藤 健〕
静かな感動を運んでくれる端正で透明なルガンスキーのベートーヴェン
ベートーヴェン・イヤーだった2020年に、ルガンスキーはハルモニア・ムンディ・レーベルからベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタ集(第28、30、32番)をリリースし、レコード芸術誌で特選に輝くなど高い評価を受けました。それに続く第2弾は『月光』『熱情』『テンペスト』という人気作3篇を集めた好企画。誰もが聴きたいと思われるはず。
ルガンスキーの『月光』と『熱情』は2005年録音の音源がワーナーからリリースされていますが、こちらは2021年7月の最新録音で、16年を経ての円熟ぶりが実感できます。さらに『テンペスト』は初めてでとても期待できます。ルガンスキーの演奏はあくまで楷書的で正確ですが、ロシア・ピアニズムならではの技巧と豊かな音が独特。ベートーヴェンでイメージされる重厚とか熱烈な世界ではなく、透明で端正な音楽を楽しめます。『月光』で左手にアクセントを付けメロディのように浮き出すのも興味深く、『テンペスト』のフィナーレも絶美です。(輸入元情報)
【収録情報】
ベートーヴェン:
● ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
● ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』
● ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
録音時期:2021年7月
録音場所:ヴェローナ、リストーリ劇場
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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物理とは,自然界のルールを探る学問です。たとえば,あなたの乗っている電車が急ブレーキをかけると,あなたは大きく前に倒れそうになるでしょう。これは「慣性の法則」というルールによる現象です。このように物理は,私たちの生活のあらゆる場面と関係しているのです。物理を知れば,世界を見る目がかわり,普段の生活がより楽しくなるはずです。
本書は2019年11月に発売された『ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 物理』の新書版です。高校3年間で学ぶ物理のエッセンスを1冊に凝縮。さまざまな現象にかかわる物理を“最強に”面白く紹介しています。
むずかしい計算はいっさい必要ありません。一読すれば,物理のエッセンスがみるみる理解できる,はじめて学ぶ中高生にも,学び直したい人にも,おすすめの1冊です。
文化をめぐる闘争の舞台へ!!人種・階級・ジェンダーなどの連動性に注目し、都市における労働運動や反人種主義・反性差別主義的な抵抗運動からヒップホップやグラフィティ、ブレイクダンス、さらにはハリケーン・カトリーナまでを“文化戦争”という観点から読み解く問題提起の書。
平成14年度(2002年度)からはじまった、留学生の皆さんが大学へ進学する際に受ける試験が「日本留学試験」です。「日本留学試験」は、日本語及び基礎学力を評価するもので、文系の科目に「日本語」「総合科目」(公民、地理・歴史)、理系の科目に「数学」、「理科」(「物理」、「化学」、「生物」)があります。本書は、理系科目のうち「化学」についてまとめたものです。
宇宙電磁流体力学は、プラズマと磁場の相互作用を記述する電磁流体力学で天体のダイナミクスを明らかにする。基礎から丁寧に紹介。