橘奈良麻呂の乱が平定され、三年半が過ぎた天平宝字四年(七六〇)秋ー。奈良麻呂を葬った藤原仲麻呂は、恵美押勝と名を変え、新帝を操って強大な権勢をふるっていた。黄金をねらい、陸奥支配の野望を抱く押勝に対し、牡鹿嶋足、物部天鈴らの智略を尽くした戦いが始まる!平城京の激しい権力闘争の渦中にあって、蝦夷の平和を守るべく奮闘する若き英傑たちを活写した歴史大河ロマン第二弾。
50歳になると、「会社員生活もあと10年」という思いが頭をよぎる方が多いのではないでしょうか。
55歳で役職定年を迎える会社も多く、そのために、モチベーションが低下してしまっているかもしれません。
しかし、見方を変えれば、50代は会社にとらわれない自由な働き方ができる可能性があるということです。
一方で、「まだ10年も先だから」と、定年後の生活に漠然とした不安がありながらも、向き合うのを避けている方もいるかもしれません。
それをそのままにしていると、定年後に後悔することになりかねません。
人生100年時代と言われる今、「長生きはリスクだ」などと言われることもあります。
しかし、長い「第2の人生」は、後悔のない人生を送るためのチャンスです。きちんと備えをしたうえで、やりたいことを存分にやっていただきたいと思います。
ーー本書「はじめに」より抜粋
月刊『THE21』好評企画のベストセレクション。
朝起きてから夜寝るまでの一日を、シーン別に英語で紹介。ものの名前や動詞、日本文化なども英語で説明した国際理解に役立つ一冊。
[第1章]ジョージが家にやってきた (1)おはよう newspaper(新聞)、(2)朝ごはんを食べよう! Pickles(つけもの)/chopsticks(箸)、(3)食べ物の味 It's sweet./(甘い) It's sour.(すっぱい) [第2章]ジョージと学校へ行こう (1)学校に到着! Playground(運動場)/flower bed(花壇)、(2)学校を案内しよう! Stairs(階段)/library(図書室)、(3)自己紹介をしよう! student(生徒)/chat(おしゃべり)、(4)社会の時間 world map(地図帳)/dictionary (辞書) [第3章]家族と過ごそう (1)ただいま! snack(おやつ)/rice cracker(せんべい) (2)日本の遊び beanbags(お手玉)/cup and ball(けんだま)
一日の流れを簡単な英会話と英単語で紹介する、国際理解に役立つ一冊です。
70万部突破の人気シリーズ最新作『怖くて眠れなくなる地学』。 地学には、「足元の地面の地質や地形、地球のこと」「天気の変化や気象のこと」「天体・宇宙のこと」がふくまれます。この本は、「足元の地面の地質や地形、地球のこと」では、地震や火山活動による災害を、「天気の変化や気象のこと」では、台風や集中豪雨による風水害(気象災害)や異常気象を、「天体・宇宙のこと」では小惑星の衝突などを扱いました。全体にわたって、いま特に恐れられている自然災害(天災)について書いています。
Part1不気味に震える日本列島
Part2火を噴く火山列島の恐怖
Part3恐ろしい気象とその災害
Part4防災で恐怖を乗り越える
Part5宇宙と地球レベルでの怖い話
など、知らないと怖い地学の話がたっぷりの図表とイラストともに楽しめます。
宇佐八幡の託宣を持ち帰った和気清麻呂によって、皇位を狙った道鏡の野望は阻止された。道鏡を寵愛した称徳女帝も重病に臥し、この機に乗じて藤原一族が復権をかけて動き始める。奈良朝に、陸奥に、真の平和は来ないのか?権力をめぐる新たな野望と暗闘に、道嶋嶋足、物部天鈴ら蝦夷たちは…。「立志篇」「大望篇」「天命篇」と書き継がれた著者会心の歴史大河ロマン第四弾、待望の文庫化。
20世紀文学の金字塔である、マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』。
ところが、その難解さと長大さゆえに、最後まで読むのは至難の業。途中で挫折した人は数知れず。そんな難攻不落の大傑作を制覇する道しるべとなるのが本書です。
全7篇のうち、第1篇「スワン家の方へ」を丹念にひもときながら、全篇を読み通すヒントを紹介します。
『失われた時を求めて』は当初「スワン家の方へ」のみで構成しようとプルーストは考えていました。そのため、この本を読めば、プルーストの狙いや読みどころなど、完読のために必要なポイントを知ることができます。
「このくだりは退屈に感じてOK」「この描写には実はこんな意図がある」「こういう表現が出てきたら、注意深く読む」「これは伏線となる大事な箇所」など、大長編を読み通せる勘と基礎体力が身につくはず。
また、有名な「紅茶とマドレーヌ」をはじめ、『失われた時を求めて』のハイライト・シーンが多数登場する「スワン家の方へ」によって、最終篇まで到達する弾みがつくのです。
著者自身が大長編マニアにもかかわらず読み通せなかった経験を持つため、つまずきやすいポイントをおさえながら、完読へと導きます。
原典からの引用は、すべて著者訳。「鹿島版プルースト」が楽しめる一冊でもあります。母親に「おやすみのキス」をねだる少年の苦悩、紅茶にひたしたマドレーヌがよみがえらせる記憶、19世紀末パリの華麗な社交界で繰り広げられる猜疑と嫉妬に満ちた恋ーー。
挫折した人も、ゼロからの人も楽しめる、エキサイティングな読書体験! 世界的名著のエッセンスを味わえます。
この本で著者は、「誰でも、いつでも、簡単に」できる服選びの基本型や原則について発信しようと試みています。40代後半〜60代前半のパパやおじいちゃんがカッコ良くなれば、きっと休みの日の家族のお出かけも楽しくなるはずです。そのための教科書です。
第1章では、おもに50代のみなさんのライフスタイルや価値観について、いくつかの調査結果をもとに分析・解説しました。
それをふまえて第2章と第3章では、50代前後の方々にフィットする、おもにカジュアルシーンでの服選びの原理原則と実用テクニックを、わかりやすいイラストとともに、6つのポイントから解説しました。体型別にも詳しくのべています。
つづく第4章では、服選びだけでなく靴やベルト、バッグ、眼鏡とのコーディネイト方法、そして大切な、ヘアスタイルの作り方にも触れています。
最後の第5章では、「自己チェックシート」で復習していただきます。さらに「着こなしのコツ」「日々の簡単なグルーミング方法」を伝えています。
なお本書では、アイテムのみを紹介しています。類書にありがちな、特定の商品やブランドにとらわれていません。選び方や着回し術については、詳細に解説していますが、購入する商品は読者にお任せしています。
「おしゃれにお金がかかる時代」は1990年代に終焉しました。新時代の大人文化のファッションは、高価な服を着ることではなく、読者のみなさん自身が、その場に相応しい正しい装いを楽しむことです。
本書で紹介している「新時代の着回し術」をぜひとも生かして下さい。必ずや読者のみなさんに役立つ「ヒントの一行」があると確信しています。
本書は、「掃除の神様」鍵山秀三郎氏(イエローハット創業者、NPO法人日本を美しくする会相談役)の教えを真摯に学び、忠実に実践している企業(法人)の取り組みを描いたものである。じつは、鍵山相談役に出逢う前の経営者たちは、会社の経営に悩み、先の見えない不安に押しつぶされそうになっていた。ところが、鍵山相談役に出逢ったことで、人生観や経営観が大きく変わり、黒字経営に転換したり、おだやかな社風になったり、地域から感謝されるようになったりと、会社が生まれ変わったのである。その具体的な過程を紹介しているのだが、別に社員に掃除を強制したわけではない。ただ、自分たちの職場をきれいにしようという簡単な取り組みからスタートしただけである。それから徐々に掃除の範囲を広げていくことで、大きな成果をもたらしたのである。実際、コロナ禍にあっても、どの会社も健全経営を貫いている。それもまた「鍵山掃除道」の真髄といえよう。
子どもの成績は、お母さんの言葉で9割変わる!「絶対言ってはいけないNGワード」、「男の子が伸びる言葉、女の子が伸びる言葉」、「子どもをぐんぐん伸ばす叱り方」など、子どものやる気を一気に引き出す言葉がけを数多く紹介。学力日本一が続出した暗記法、ノートのとり方、作文の書き方といった具体的な勉強法も公開。
グローバル化が進み、情報が常にあふれ、人間の仕事の半分はいずれAI(人工知能)に奪われていくといわれる時代。本書は、そんな時代にあって、子どもたちが「自分で考える力」(自分の頭でじっくり考え、自分で納得のいく答えを出す力)を身につけるための練習帳です。
著者は、二児の母であり、20年以上にわたって大学生に「考えること」を教えてきたエキスパート。本書は、著者が小学生対象に行っている「考える力+伝える力」クラスの内容を、【クイズ+解説】という形で1冊にまとめたもの。
クイズは小学4年生以上であれば1人でも取り組めるレベルのもので、たとえば「『宿題はめんどうくさい』は事実? 意見?」「携帯はふだん、どんなことを考えてると思う?」など、正解が一つとは限らないのが特徴。
良い学校に通って良い企業に就職すれば一生安泰、という時代は終わりました。こどもにとって本当に大事な「自分で考える力」を、親子でいっしょに伸ばしていきましょう。
4冊で累計120万部のベストセラーとなった、癒しと恋愛のメッセージブック『HEART BOOK』『LOVE BOOK』『スキ。』『サヨナラ、』。本書は、2000年から2001年にかけて出版されたこの4冊から言葉を選び、磨き、1冊にまとめたベストセレクションです。
著者の広瀬裕子さんは、「いま、すきな人がいる人も、いない人も、やがて出会うと思っている人も、もう『誰かをすきになるのはいい』と思っている人も、どんな状況でも自分の生、選択に『YES』と言えるようであれば」と、改めて本書をまとめなおした思いを「あとがき」で綴っています。
人はおもいがけず、すきな人に出会い、関係を深めようとして悩んだり苦しんだりします。そして時には別れを迎えることも。でも、どんなに「たくさんすきになっても、思う気持ちはなくなったりしない」もの。
恋に迷い悩む若者にも、また当時、著者の言葉に共感し救われた人も読んでもらいたい言葉の贈り物です。
西欧近代は、私たちに光をもたらしたのか?ホッブズ、ルソー、ウェーバーなど、近代を決定づけた西欧思想を問い直し、現代文明の本質と危うさに真っ向から迫る。自由、平等、民主主義、市場経済…西欧近代が築き上げてきた輝かしい「文明」は、しかし同時に空虚なニヒリズムを生み出した。信ずべき確かな価値を見失った人類は、これからどこへ向かうのか。
カッコイイ生き方ができれば自分を好きになれる!マンガだからスラスラ読める!
お稲荷さん、八幡さま、天神さま……。日本には太古の時代から、八百万神と呼ばれるほど、数多くの神様が存在する。商売繁盛や家内安全、あるいは豊作や縁結び等々、それらのご加護を授かるために神社を参拝するなど、神様は現代の日本人の生活に深く溶け込んでいる。とはいえ有名な神様でも、各々の神様がどのような個性や性格を備えているかまでご存じだろうか。▼そんな我々になじみ深い代表的な神様の起源や性格、さらにはご利益までを一挙に紹介したのが本書だ。▼例えば平安時代の文人で、非業の死を遂げた菅原道真公を祀る天神さまが、学問の神様として一般に広く浸透したのは江戸時代から。当時の寺子屋には必ず天神さまの尊像が掲げられ、毎月25日には近所の天神社にお参りに行くのが恒例だった。これが現在の受験合格のご利益信仰のはしりだという。▼お願いもその道の神様にしてこそ、初めてご利益が得られるというもの。日本の神様ガイドの決定版。
●第1章 人気の高い霊威神ーー全国各地の神社に祀られる有力な神々 ●第2章 創世と万物生成に関する根源の神々--宇宙生成・天地創造・生命起源の神様 ●第3章 聖母と純愛の女神ーー“生む力”を秘めて美しく輝く神様 ●第4章 山・水・海に関する神々--緑と水に恵まれた日本の自然環境の神様 ●第5章 農耕生産に関する神々--五穀豊穣の力で食物を保証する神様 ●第6章 鉱・工業生産に関する神々--便利な道具をつくる素材や技能の神様 ●第7章 諸産業に関する神々--衣食・商売・職人などを守護する神様 ●第8章 生活・文化・芸能に関する神々--日本の文化に豊かな表情を与える神様 ●付録 神社・祈願のミニ知識
もともと攘夷討幕論者だった渋沢栄一が、一橋(徳川)慶喜に仕えることとなり、幕臣となったのは24歳の時であった。働きどころを得て実力を発揮し、その才を認められた彼は、幕末の動乱が風雲急を告げる慶応3年(1867年)、徳川昭武の随員としてフランスに渡る。▼現地で“提供する側がおごらず、受け手が引け目をまったく感じない公共事業”を目の当たりにし、衝撃を受けた彼は、その後、終生にわたって「人の道と経済利益の両立」を掲げ、事業を展開する。日本初の株式会社制度を導入した静岡商法会所の設立、大蔵省の組織改革、第一国立銀行や五百余の民間企業の起業・育成……。渋沢にとって、私利はすなわち利他(他に利益を還元する)であり、一貫して公益の追求者であり続けた。▼本書は、経済面から明治日本の近代化を推進し、“日本資本主義の父”と称えられた実業家・渋沢栄一の事蹟を活写した長編小説である。▼『論語とソロバン』を改題。
[第1部]慶喜との再会 [第2部]静岡藩再建 [第3部]人生意気に感ず [第4部]経世済民 [第5部]日本金融の礎 [第6部]論語とソロバン
そもそも「遅い」とはなにか?遅くなる原因。Webサーバ/PHP/データベースの高速化。コンテンツの配置/命令の配置や書き方/DB設定見直し。アプリケーション/OS/仮想化環境/ハードウェア変更を含む高速化。プロセス管理/ネットワークツール/ファイルシステムの選定など。最適化すれば…コストが下がる!快適なサイトでユーザー獲得!トラブルが減少!…いいことだらけ。
初対面の人とは、「今この瞬間」を話題にしてみる。ついでのように聞くと、プライベートなことを語りやすい。「○○さんって、ミステリアスですよね」はとっておきのフレーズ。「できない」よりも、「いたしかねます」がスマート。言いたいことは、言いたくないことのそばにある。…伝えたいことがちゃんと伝わる。お互いに疲れないいい関係が続く。
ロボットを命令通りに動かすには?コンピュータの計算力は、どんなところで使われているの?音や画像はどうやって伝えるの? ほか。
大好評「遊んで学べる 迷路シリーズ」待望の第5弾! 迷路をぬけ、かくし絵をみつけて、伝説と神話の世界を旅します。▼迷路の途中で「魔法のメガネ」を見つけ、「伝説の本」のあるゴールをめざします。「伝説の本」を読むとその本の世界に入ることができます。本の世界を次から次へと進んでいき、無事に元の世界へ戻ってくるには……!?▼旅をする伝説の順番(1)図書館 (2)ヤマタノオロチ(日本神話)(3)西遊記(中国の物語) (4)七夕(中国の伝説) (5)ラーマーヤナ(インドの伝説) (6)アラジンと魔法のランプ(アラビアの伝説) (7)バベルの塔(旧約聖書) (8)ユグドラシル(北欧神話) (9)円卓の騎士(イギリスの伝説) (10)ロビン・フッド(イギリスの伝説) (11)オデッセイ(ギリシアの伝説) (12)ラビリンス(ギリシアの伝説)▼一通り迷路を終えた後も、まだまだお楽しみは残っているため、何度でも遊ぶことができる一冊です。▼各頁にコンパクトな物語の解説付き。
●図書館 ●ヤマタノオロチ(日本神話) ●西遊記(中国の物語) ●七夕(中国の伝説) ●ラーマヤナ(インドの伝説) ●アラジンと魔法のランプ(アラビアの伝説) ●バベルの塔(旧約聖書) ●ユグドラシル(北欧神話) ●円卓の騎士(イギリスの伝説) ●ロビン・フッド(イギリスの伝説) ●オデッセイ(ギリシアの伝説) ●ラビリンス(ギリシアの伝説) ●もう一度伝説の世界へ ●迷路と問題の答え