日向敏文全面プロデュースによるKOKIAのファースト・アルバム。みずからソング・バードと名乗るように、シンプルなメロディの上で、感情の赴くまま自由奔放に歌い紡いでいく彼女の姿が見えてくる。とくにファルセット声やフェイク声の端麗さが、印象的だ。
時代は平成に移り日中国交正常化から20年、とは言え“昭和”の歴史が消えることはなく、李香蘭の足跡もまた…。中国公演も果たした劇団四季のミュージカル、豪華ブックレット&台本つきで完全CD化。知っておくべきこと=史実を風化させてはいけないゾ、と。
EXILEのSHUNこと清木場俊介の1stソロ・アルバム。佐野健二によるサウンド・プロデュースがソロ・アーティストとしての彼の魅力を最大限に引き出す。シングル曲のほか、EXILEのナンバーなど全12曲を収録。
『pop'n music 13 カーニバル』のサントラ。テーマは「お祭り騒ぎ」で、おなじみの人気アーティストの新録曲、BEMANI EXPOのコラボレーション作品など、ヴァラエティに富んだ楽曲を3枚組のヴォリュームでお届けする。
PS2ソフト、マジキュー・オリジナル・コンテンツ『らぶドル』。本作はそのキャラクター・ソングとサントラBGMを収録したCD。川澄綾子をはじめとした人気声優が多数参加した注目盤だ。
ドリス・デイ、パティ・ペイジ、ダイナ・ショアらと共に1940〜50年代を代表する歌姫としてその名を轟かせたジョー・スタッフォードのベスト盤。日本での人気曲を余すことなく収録した決定版。
東京ムービーといえば、誰もが子供時代に観ている作品がいくつかあるはず。今回は80年代後半の作品を収録。キャッツアイやルパン、ホームズといったメジャー作品よりも、意外なマイナー作品のエンディング・テーマに感動。“オーガス”の電子音声もかっこいい!
30周年記念となる本盤は、アリス時代の堀内作品集、おなじみ『はぐれ刑事純情派』主題歌集、ソロになってからのバラードを集めた名曲集という3枚組。30年の感謝を込めた新曲も収録。
企画番組『千枚CD』発のデビュー・シングル。基本的に浅田美代子や大場久美子などのデビュー当時を想起させるヴォーカル(エコーもかなり強め!)なので、女優としての彼女を知っている人には意外なはず。(2)の本人作詞の素直な言葉づかいも新たな一面を垣間見た気がする。
『雨あがる』の小泉堯史監督による、夫婦の濃やかな情愛と美しい風景に彩られた映画にふさわしい音楽となっている。組曲の構成で、テーマの「風のワルツ」が姿を変えつつ全体を導いてゆく。シンプルだが多彩な音色感を持ち、加古の抒情性が前面に出たアルバムだ。