本書は、水墨画の作家・指導者として人気の著者が、これまでに研究を深めてきた水墨画の特殊技法を、豊富な作例をもとに紹介する実践的な指導書です。取り上げるテーマは、モノクロームの芸術である水墨画では特に重要な「白抜き」技法をはじめ、刷毛やスポンジのさまざまな利用方法、揉み紙、網ぼかし、スタンピング、コラージュ、墨流し、イラストレーションボードや絹本に描く方法など。実際の制作プロセス29例で手順を詳しく説明するほか、作品づくりのコツや、道具についての解説も充実しています。水墨画の中・上級者のみならず、初心者の方にも、楽しみながら学んでいただけます。
ずるがしこいけど、おひとよし。ゆうきがあって、こうきしんおうせい。アメリカインディアンに神ともされるコヨーテの7つのおはなし。
沙帆子が同じ高校の教師である啓史と結婚して、一週間が経過した。新生活にも慣れはじめた沙帆子だが、いまだに彼を「先生」と呼んでしまったり、朝早く起きられなかったりと課題は山積み。春休みを目前に控え、少しは新婚生活を満喫できると思ったら、ひょんなことから彼女の祖父母たちに、啓史を紹介することになってしまった!親戚とはいえ、結婚していることは内緒。啓史は「彼氏」として彼らに認めてもらえるのか?文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
釧路で書道教室を営む夏紀は、認知症の母が呟いた、耳慣れない地名を新聞の短歌の中に見つける。父親を知らぬ自分の出生と関わりがあるのではと、短歌を投稿した元教師の徳一に会いに根室へ。歌に引き寄せられた二人の出会いが、オホーツクで封印された過去を蘇らせる…。桜木ノワールの原点ともいうべき作品、ついに文庫化。
“四大元素”活用術。色と魔法の関係、ルーン文字一覧、目的別ハーブ名鑑を巻末付録として収録。
浅草に住み、浅草グルメをこよなく愛する女子高生、茨木真紀。人間のくせに日々あやかし関連の厄介ごとに首を突っ込んでは腕力で解決する彼女には秘密があった。それは真紀が前世の記憶を持っていること。その前世は人間ではなく、平安時代にその名を轟かせた鬼の姫“茨木童子”だということ。前世で「夫」だった“酒呑童子”の生まれ変わりである同級生の天酒馨を引き連れ、ブラックバイトに苦しむ手鞠河童や老舗そば屋を営む豆狸の一家など、悩めるあやかしたちのために「最強の鬼嫁」は今日も浅草中を駆け回る!
複雑化・多様化する夫婦関係調停事件の法的な諸課題に論及しつつ、具体的な実務指針を133の条項例をとおして教示する実践的手引書!第6版では、調停条項作成の背景にある裁判例・審判例の考え方のわかりやすい解説を加えるなど大幅増補!
萩原朔太郎の『猫町』が、『刀剣乱舞』のキャラクターデザインなどで知られ、pixivフォロワー21万人超えを誇るイラストレーターしきみによって、鮮やかに現代リミックス。全イラスト書き下ろしで贈る、珠玉のコラボレーション。
シング・ライク・トーキングのボーカリスト/メロディ・メーカーである佐藤竹善の28年にわたるプロとしての音楽家史を、その多彩な交友関係や音楽的フォロワー達、メディア関係者等も徹底取材して掘り下げる、初のまるごと一冊竹善本。本人への超ロング・インタビューはもちろん、スターダスト☆レビューの根本要と「音楽を続けていくために必要なこと」を語り尽くしたスーパー対談も実現し、なんと小田和正からの寄稿も掲載。
生き物の細胞のなか、原子力発電所、ヘリコプターの飛ぶ仕組み、国際宇宙ステーション、法律の文章、宇宙を調査に行った宇宙船…棒人間マンガとイラストと、小学生にもわかる言葉だけで、ややこしいものを説明。ベストセラー『ホワット・イフ?』の著者による世界のトリセツ。