1973年11月26〜7日のライヴを収録したもので、翌月12月に発表された。ブラス、ストリングスを含む大所帯の編成によるもので、フォークの枠を飛び越えたサウンドを聴かせる。
ゴージャス&ラウドなサウンド、リアルで現在形な詞、このアルバムは、彼らの魅力でギッチギチ。抜いたところのない全力投球なアルバムなのでございます。キャッチーなポップ・ロックから始まったと思ったら、どえらいトコまで来てしまっている。驚愕!
進化するバンド・JAMの、前作に続いて佐久間正英氏がプロデュースしたハイパー&キュート&グラマラス&パンキッシュ、ついでにセンチメンタリズムも炸裂する豪華盤。これまで以上にギターが突出したR&Rが最初から最後まで楽しめる。
米チャートでも初登場1位と、セカンドにして今は世界的に大当たり。美声とイケメンのセットなら当然……というだけではなく、こりゃグループ版フリオ・イグレシアスだわ。エリック・カルメンのヒット曲をスペイン語で歌った(8)に、そんな意向が前面に。
ポルトガル・ギター(ギターラ)の湯浅隆とマンドリンの吉田剛士という2人の日本人によるポルトガル人顔負けのサウダーデ満喫ムード。それもファドにとどまらず、ブルーグラスやらロック調のものまでを、ポルトガル風にこなしてしまう不思議な2人組。
Xが92年1月5〜7日に東京ドームで行なった3デイズ・ギグ。本作は3日目の1月7日のライヴの模様を全編収録。CD収録分数ギリギリまで収めたこの作品、ライヴならではの荒々しさも魅力だが、TAIJIのラスト・ライヴという面でも貴重な1枚と言えよう。
幻となってしまったボックス・セット企画からソニー時代のCD音源だけをピックアップした2枚組。代表曲10曲を収録した[1]はもちろんのこと、その10曲をそのままオリジナル・カラオケで収録した[2]はファンにはたまらん代物。腹から声を出せ!
2005年に地球デビュー20周年を記念して再集結した聖飢魔?が12月に行なったミサ・ツアーの模様を収録したライヴ映像集。「処刑コーナー」では処刑された鉄拳ネタも収録。ファンには貴重な映像が詰まった作品となった。
テクノ〜NW全盛の80年代初頭にロカビリーで頑張ったブラック・キャッツのデビューアルバム。キッチュというか、存在感はパンキッシュでしたよね。戦略的なニオイも含めて。しかしティモシー・リアリーがブラック・キャッツのシンパだったとはビックリ。
往年の名曲をスーパープライスで!
さだまさしと吉田政美が1972年に結成した伝説のフォーク・デュオ、グレープ。わずか3年の活動期間で「精霊流し」「無縁坂」といった名曲を生み出したデュオのラスト・コンサートの模様を収録したライヴ盤。ラジオで放送されただけの、初レコード/CD化となる秘蔵音源だ。
2006年3月の復活ライヴに合わせて名作を復刻。今回のためのスペシャル特典として、SCANCHのメンバーからの復活ライヴに対するメッセージやドキュメント映像なども収録。
ゲルニカ、ヤプーズなどで活躍し、現在でもカリスマ的存在の不思議系キャラ、戸川純。本作は、1984年2月19日にラフォーレ・ミュージアム原宿で行なわれたライヴを収録した作品。
1986年にリリースされた、85〜86年にかけてのツアーを収録した映像作品。名曲「レーダーマン」「電車でGO」「玉姫様」などを収録しているほか、ファンから圧倒的な人気を誇る「遅咲きガール」のクリップも収録。
ザ・ハッスルズ、アッティラと不遇のバンド時代を経て、ロサンゼルスでレコーディングされた1971年のソロ・デビュー・アルバム。ブレイク前の22歳のビリーの素朴で初々しい歌声が楽しめる。
初めてホームタウンのNYで録音された1976年の4thアルバム。NYへの愛情、郷愁を感じさせる「ニューヨークの想い」「さよならハリウッド」などの名曲を含む、ビリー自身お気に入りの名盤。
新録のC.ローパーのカヴァー(2)を含むベスト盤。収録曲の半分以上が米No.1ソングという実績も凄いが、個人的には顔は三枚目、だけど歌うと二枚目となるフィルならではのキャラクターに拍手したくなる。枯れ葉舞い散る季節に相応しいベスト盤だ。