大学生活を送るためのお金に困り、右往左往した挙句、最終手段であるカラダを売っている女子大生たちー。これは彼女たちの倫理観が欠落しているわけではなく、国が衰退するなかで若者世代にしわ寄せがいっていることが理由だ。一時期、学生のブラックバイトが社会問題となったが、勉強を続けるために不特定多数の異性に性的行為を売ることの深刻さは、ブラックバイトの比ではない。学生たちが“ハダカの青春”を送るような国に、いったい誰がしたのか。
徹底した規制緩和で、食料関連の市場規模はこの30年で1・5倍に膨らむ一方、食料自給率は38%まで低下。農家の総収入は13・5兆円から10・5兆円へと減少し、低賃金に、農業従事者の高齢化と慢性的な担い手不足もあいまって、“農業消滅”が現実のものになろうとしている。人口増加による食料需要の増大や気候変動による生産量の減少で、世界的に食料の価格が高騰し、輸出制限が懸念されるなか、日本は食の安全保障を確立することができるのか。農政の実態を明かし、私たちの未来を守るための展望を論じる。
少子高齢化が加速する日本において、出生数の回復は急務であるにもかかわらず、日本は諸先進国に比して家族関連社会支出が極端に少ない。子育て世帯に福祉的「ボーナス」を与えるどころか、金銭的にも社会的にも「罰」を与える政策により、日本の少子化対策は完全に失敗している。子育てを「自己責任」とみなし、親子を苦しめる社会・政治の制度・慣行を、本書では「子育て罰」と定義。九月入学問題や高所得世帯の児童手当廃止、「こども庁」の政治利用等に鋭く切り込んできた教育学者の末冨芳氏が、日本から「子育て罰」をなくし、再び「親子にやさしい国」にするための方策を論じる。学術用語「child penalty」から「子育て罰」という訳語を生んだ社会福祉学者・桜井啓太氏の論考、末冨・桜井両氏による対談も収録。
人にとって最も身近な自然環境は「腸内環境」であり、そこは人が根を下ろす「土」にあたる。土壌に暮らす微生物が、食べ物と共に腸内に移住したものが腸内細菌の起源であり、人は今でも「食べる」ことを通して、外的な環境と接続しているのだ。日々の食べ物が腸内の土作りの材料になり、消化や腸内細菌による発酵を通じ栄養豊かな土となる。それはまるで、森の落ち葉や動物の死骸から腐植土が作られるシステムと同じである。本書では近年明らかになっている腸内環境と心身の不調との関連について、最新情報を伝えつつ、人と地球の土を同時に改良する食べ物の選択の重要性と具体的方法を「プラネタリーヘルス」の観点から説く。近代農法や畜産が環境に与える甚大な影響と、それを解決する農業や食の未来も伝える。
マンガでわかる鳥見(バードウォッチング)入門。ようこそ鳥見沼(ワールド)。身近な鳥の探し方、鳥見を楽しむおすすめの季節、道具の基本知識、撮影にチャレンジ!etc…
世界初!白毛G1馬の「輝きの瞬間」。感動の名場面や、幼少期・厩舎での日常の姿など、貴重写真が満載!!
大金持ちにならなくていい、「豊かに生きる」のが一番大事。お金の悩みから自由になりたいすべての人に贈る寓話
新型コロナ発生から約2年間、日本のコロナ対策は大きく変わることがなかった。分科会、感染症専門医、メディアは恐怖を煽り続け、国民に「自粛」を強要した。政府、厚労省は彼らを統制できず、倒産や自殺・うつ病の増加、子どもたちへの影響など。“自粛の副作用”を考慮していたとは言い難い。感染が拡大すれば「気の緩み」と責任を国民に押し付け、ポストコロナの絵図も描けない日本のコロナ対策。「コロナ敗戦」の“失敗の本質”を著者が徹底検証する。
デビュー10周年を迎え飛躍をみせる広瀬すずに2年以上の歳月をかけて密着!
2021年に歴史的な盛り上がりをみせた火星探査。アラブ首長国連邦の探査機ホープを皮切りにNASAのパーシビアランス、中国の祝融号が続々と火星に到着。ドローンのインジェニュイティは困難と言われた火星での飛行を成功させ、中国は「火星有人探査」計画を発表した。このまま技術が発展すれば、いつか人類は本当に火星の大地に降り立つかもしれない。さらには、旅行だってできるようになるかもしれないー。そんな期待と希望を込めて、本書では3人の研究者が火星の見どころスポットを先取りして紹介。気球でまわる火星一周ツアーから火星探査機の聖地巡り、標高20,000m超のオリンポス登山に火星の極地まで。フロンティアの最前線へと誘う火星ガイドブックの決定版!
東方神起のユンホによる日本オリジナルミニアルバム「君は先へ行く」が2022年2月9日にリリース決定!!
ユンホの大人の色気とソロならではの魅力が存分に味わえる渾身のミニアルバム!
初回盤・通常盤にはそれぞれ異なる楽曲を1曲収録!初回盤は最新ビジュアルによる52Pのフォトブック(A4サイズ)仕様、
さらに数量限定のGOODS付き(タイベック仕様マルチケースにCDを収納したSPECIAL Ver.)の豪華盤も。
日本オリジナルのソロアルバムのリリースは日本デビュー16 周年の歴史で初となる作品!(ファンクラブ盤を除く)
ぜひご期待ください♪
FCバルセロナにおいてヨハン・クライフが築いた「未完の大聖堂」をペップ・グアルディオラが引き継いだのが2008年。以降、2010年代を通じて現代サッカーは「異常」と呼べるほどの劇的な飛躍を遂げ、もはやそれまでとは別次元の競技になっていった。その進化を象徴する言葉が「ポジショナル(プレー)」と「ストーミング」である。ペップ、クロップ、ナーゲルスマン…。’10年代を代表する智将たちの戦いからひも解く、サッカー界の来し方と行く末。50年後のサッカーはどう変わっているのか。シンギュラリティのヒントは2011年12月、横浜国際総合競技場の夜にあったー。
世界を旅する著者が1日に1時間歩くことを目標に、路線バスを乗り継いで、「おくのほそ道」をたどる旅に出た。「おくのほそ道」は、1689年に松尾芭蕉が門人の曾良を従えて、東北・北陸から大垣に至るまでの旅を記したものである。ある夏の日、両国から船に乗って旅のスタートを切ったのだが…。時代や文化・社会も大きく変わったなかで、はたして、何を感じ、何を思うのかー。新たな出合いや発見を求め、いざ出発!
「強い中国」を実現した異形の「民主」システム、中国共産党の真の力を「組織論」から解き明かす!あなたが知るべき「中国共産党」の全貌がこの一冊に!