1995年の阪神・淡路大震災は、日本の建築家全体に、巨大都市の諸問題を横断的にとらえて、すべてに関わる一部としての建築(もちろんマンションも含む)を再考させた。新しく広い視野でのマンションの問題点を加え、より充実したものとした新版。
「本音や感情を口に出すと世の中が迷惑すると考え、主張や素直な感情を押し殺し、同時に親の期待に沿うべく従順すぎるほど『いい子』」、これが、A・C(アダルト・チルドレン)である。「自分は生まれてこなければ、よかった」と悩み苦しむ。…だが、待って欲しい。自分がA・Cと気ついたらもはや家庭に居場所がなくてもいい。そう思って歩き始めよう。一人一人が自分の中にある自尊心の紡ぐ力を頼りにして。
ユニークな研究の裏には、個性豊かでオモロイ学者あり。自然や生活のなかの不思議を真剣に科学する。学問ってこんなに楽しい、って知ってました。
新基本法、WTO交渉…変貌する食料・農業・農村の現状と課題をつぶさに検証する。
哲人政治家・李登輝総統が実践した危機克服の魂の記録。
世紀末の今、130年前の日本を古写真で見つめ直す、画期的な出版!古写真の世界的コレクターワーズウィック氏秘蔵のコレクションを厳選して収録。最新の研究成果をもとに、未発表写真を多数含む460点の貴重な写真で再現する幕末・明治の世界。
本書は、生きた地球のダイナミクスについて、ミクロとマクロ両方のレベルでの研究を総合させ、さまざまな観測データをもとに、確固とした定量的科学として確立させる試みの一部を紹介したものである。境界領域の科学の1つとしての地球内部ダイナミクスを紹介した。
本書は、ビジネスでのプレゼンテーションを成功させるために必要な実践的スキルの身につけ方から、人間的魅力の重要さや信頼関係を築き上げるまでの、ビジネスを“スマートに”成功させる鍵を満載。ビジネスパーソンから異文化コミュニケーションを専攻する学生、また国際ビジネスの場での活躍を目指す方にも必読の書です。
私は、若いころに新渡戸稲造の講義録を読んだことを、いまでも一生涯、誇りに思っている。また、私の人生に必要なものを本当に教えてくれた。日本にも台湾にも、未だ多くの問題が残されている。しかし、新しい時代に向かうにあたって、もう少し新渡戸さんの時代の考え方をもって、新しい出発をするべきだろう。日本人はもっと自信を持ちなさい、と言うのはこういうことなのだ。
1855年、震度6の地震が百万都市江戸を襲った。安政大地震である。明日を見失った被災民は、生へ向う意志と復興への願いをこめて、地震鯰絵やかわら版に熱狂する。これら民衆のメッセージは、時空を越えて現代のわれわれにも何事かを訴えかけているに違いない。残された資料の中に災害史の新しい可能性を探る好著。
ショートショート界の千両役者梶尾真治が地元熊本から全国のカジシンファンに贈る“笑劇”のバラエティブック。
これまでの保育運動や保育研究を踏まえながら、現場に根ざした実践的活動と研究にもとづき、具体的にわかりやすく解説した、待望の乳幼児心理学のテキストです。子どもの豊富なエピソードを取り入れ、子どものリアルな姿を浮き彫りにした、学習や育児にとても役に立つ入門書です。
大地震トライアングルがいま動き始めた!新聞・雑誌で続々注目の木村理論の最新刊。
地震・噴火ーともすれば大きな災害につながるこれらの現象は、昔から人々に恐れられ、何とかその実態をつかもうとする努力が払われてきた。現代科学技術の進歩は、目に見えない地球の内部、あるいははるか上空からの探査に大きな力を発揮し、地動の謎はその正体を現わしつつある。それらの研究の最先端の成果をわが国の第一人者たちが語る。
『ケス』『レイニング・ストーンズ』『レディバード・レディバード』…人々への厳しさとあたたかさをもったリアルなまなざし。映画のアクティヴィストの全証言。
本書は、設計はこうあるべきということよりも、構造を切り口とした建築論でもある。設計は感性に基づいてより良くしようという人間の本能を働かせる世界であるから、構造技術者としてこれだけは知っておいてほしい基礎知識を、平易に分かりやすく紹介した。構造の用語および記号についても理解の一助となるよう工夫し解説を加えてある。