ドイツ観念論体系崩壊後の歴史にあえてターゲットを絞り、新カント学派に下された認識論への還元主義という一面的な評価、生の哲学がおよぼした影響力の忘却など、偏った哲学的認識に再考を促す。
日本人の精神と生活文化の深部を知る。
怪我をしたふりをするチドリ、「ふとん係」がいるデバネズミ。驚きの動物世界を解く行動生態学入門。
『新しい時代の秘書ビジネス論』の姉妹篇。理論に対する実務的アプローチを、一人の秘書の事例を中心にストーリーを構成し、それをもとに学習、事例を中心とした演習方式になっている。
戦前戦後の流行歌から舞台音楽まで、数々の名曲を遺した国民的作曲家のメモリアル・アルバム。流行歌、映画やラジオ番組の主題歌、ミュージカル曲、応援歌、オリンピック関連の楽曲など約130曲を収録。本邦初となる蔵出し音源も収めている。
大学はこれからの自分の人生について考えるところである。“なりたい”から“なれる自分”に、自分を高めるためのキャンパス・ライフ。
東京農業大学造園科学科の教員や各方面で活躍している造園科学科の卒業生が、実際に手がけた仕事の一端を紹介、造園の広範な仕事内容や、その重要性、造園を学ぶ意義とは何かを、読んで・見て理解するための一冊。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云えり」で始まる、古典的名著。日本の将来をになう者たちへ、独立の精神と修身のあり方を説いた、福澤思想のエッセンスが凝縮された一冊。
達意の文章、豊富な事例、緻密な分析で、文明の本質を説き明かし、あらためて日本の近代化の歩みを問い直す。『学問のすゝめ』、『福翁自伝』と並ぶ、福澤諭吉の代表作。
時代を超えて読み継がれる自伝文学の白眉、『福翁自伝』。心血を注いだ著述・翻訳活動に対する思いを綴った『福澤全集緒言』。次世代に託した福澤の「遺言」ともいえる最晩年の2著作を収録。
胸を張って生きるための85章。
『ヒストリア・アウグスタ』の名で伝わるローマ皇帝の伝記集。ローマ五賢帝時代から3世紀末までの70名の皇帝、皇帝僭称者を扱い、数々のエピソードには小説よりも奇異とすべきものがあり、読み物としても無類に面白い。本分冊は、理想の皇帝とされたアレクサンデル・セウェルス帝の治世に始まり、主としてガリエヌスに対して反乱を起こした30人の簒奪僭主たちまで扱う。
絵画、彫刻、建築、詩、小説…「芸術」とはいったい何か。プラトン、トマス・アクィナス、ライプニッツ、カント、ハイデガー、ダントー…古代ギリシアから20世紀にいたるまで、「芸術」をめぐる思考の歴史を大胆に描きだす。アートや美について考えるための基本書。