西洋美術ファン必携のヴァザーリ『芸術家列伝』。ルネサンス期の芸術家たち人生をスキャンダルも交えながら描きだした同書をイラストや追加の文章を加えて易しく読めるようにしたシリーズの第2弾。今回は、ボッティチェリとリッピをとりあげます。
ライブとは何か。
ネットで音楽を聴くとき、われわれは何を体験しているのか──。
メタバース時代の音楽をラディカルに問う!
2020年9月19日深夜、
無観客、アーカイヴなしのオンライン配信で開催され、
コロナ下最大の音楽的事件となった
「三輪眞弘祭」(サントリー音楽賞、佐治敬三賞をダブル受賞)を起点に、
哲学、バイオアート、科学技術史、メディア論、音楽学の専門家が結集し、
これからの音楽実践のありかたをラディカルに問いなおし、定義する。
メタバース時代の音楽の可能性はここにある!
はじめに
岡田暁生|音楽聴のシンギュラリティ2020?
伊東信宏|すべてはここからはじまった 19 September 2020 (Sat), 22:00 open, 23:00 start, 26:00 end ── 一聴取者によるイベント・レポート
I ライブと「そこにいない誰( 何)か」
山崎与次兵衛|二分心崩壊以後/シンギュラリティ以前の展望からみたライブの可能性
編集会議バックヤードより
岩崎秀雄|音楽はどこまで「生きている」のか──「音楽≒生命」メタファーから「音楽≒ウイルス」メタファーへ
編者独白
II 配信芸術の考古学
編者口上
瀬戸口明久|機械化時代における音楽・科学・人間──兼常清佐のピアノの実験
編者口上
松井 茂|中継芸術の系譜──テレビジョンをめぐる配信芸術前史
III 「立ち会うこと」と配信芸術──映像作家 前田真二郎氏を囲んで
IV 〈いまーここ〉の存在論と亡霊
編者口上
佐近田展康|「亡霊機械」と〈いまーここ〉の生成
編集会議バックヤードより
編者独白
佐藤淳二|〈仮死〉と〈亡霊〉の配信──三つの神学の彼方へ
編者独白
おわりに
三輪眞弘|配信芸術、あるいは「録楽」の未来
付録|サラマンカ宣言──ぎふ未来音楽展2020 三輪眞弘祭 ─清められた夜─
MUSICA CRAS GIFU 2020 Masahiro Miwa Festival - Purified Night -
さまざまな国の文化政策と、日本の演劇制度の歴史から、文化環境の最前線を考える、必読書の誕生。
伝統芸能、伝統工芸のほか、建築、衣服、食品・料理、芸術、武道、遊戯など、さまざまなジャンルで、日本の伝統文化を継承し、発展させている仕事を紹介していきます。
文化芸術においては何よりも国家と表現の自由、倫理の問題が根幹にある。その事実を日本と欧米との比較を交え説き起こしつつ、実際の文化芸術支援とその効果を経済学的に分析。新たな成長のための文化芸術支援を提言する。
戦前期日本プロレタリア文化運動の生成・発展過程と、その中で生まれた運動のあり方を「模範的共産主義者」蔵原惟人とその後継者らを軸に考察。 戦後日本共産党運動の源流としての文化運動という新たな視座も提示。
序章 本書の課題と方法
第一章 プロレタリア文化運動の芽生えと同時期の思想状況
第二章 運動理論の大転換と文化運動組織の再編
第三章 文化運動組織の「分離・結合」とその背景
第四章 文化運動組織の発展と権威構造の形成
第五章 一九三〇年前後の党運動と文化運動
第六章 コップ結成後の文化運動の進展と衰退
終章
芸術カウンセリングはファンタジーやイメージを患者と共有しようとする心理療法だ。
サイードが高く評価した稀有な黒人革命家。クリケットを愛し労働者階級と植民地の解放をめざして戦争と革命の世紀を疾駆した、思想家の生涯!