音声学の知識や面白さを学び、実際にその知識が使えるようになろう! 各章は、実験、その解説、クイズ、発音記号チェック、復習テストなどで構成され、わかりやすいことばで書かれており楽しく学べます。音声学の基礎ともいえる音声記号の書き方・読み方は、とくに重点的に解説しました。実際の言語聴覚士国家試験の過去問にもチャレンジしてみよう。サポートサイトも充実。
これ1冊で仕事も恋愛も人間関係もうまくいく!どんな話もおもしろくできる!落語家、お笑い芸人、司会者、ラジオDJ…“話すプロ”の裏技術を一挙公開!マネするだけで、話しベタ→「おもしろい人」に早変わり!
非武装日本がとるべき道は、「ことば」と「情報」への新しい戦略。言語社会学の第一人者が今こそ注目すべき提言。
経済のグローバル化による資源収奪的なビジネス活動やなりふりかまわない自国中心主義の拡大は、世界の先住民族にとって脅威になっている。本書では、琉球諸語やアイヌ語をはじめ、存続が危ぶまれる世界の先住民族の言語を取り上げ、その現状と保護に向けた取り組みを解説するものである。先住民族のアイデンティティ確立を模索する一冊。
はじめに
国際先住民族の言語年を祝う
世界地図で見る存続が危ぶまれる言語
日本にある危機言語
国連 先住民族の権利に関する専門家機構の考え方と活動
先住 民族の言語の国際年(2019年)実施のための行動計画(抜粋)
ハワイ語復興運動の歩み
マオリ語復興の背景と展開
アイヌ語の現状と可能性
琉球諸語の行方 -「方言」からの脱却ー
資料編
アイヌ民族の文化と歴史
カムイユカラ キツネのチャランケ
沖縄 にとっての琉球諸語の復興とはーー私の琉球語経験の中から
「人間の始まり --カジマヤーの由来ーー」
第二言語(L2)の理解・産出を司る言語システム、およびその習得・処理のメカニズムの解明を目的とした研究に焦点をあて、根本的な問題とその解決法を示したうえ、なぜそれらの研究が必要なのかについて述べていく。新進気鋭の著者らによる熱き提言。
第1章 第二言語研究は何を目指すのか(福田純也・矢野雅貴・田村祐)
1. はじめに
2. 教育実践志向と認知的メカニズム解明志向
3. なぜ認知メカニズムの研究が必要なのか
4. 認知科学としての第二言語研究をどう進めていくか
第2章 第二言語研究の抱える根本的問題(田村祐・福田純也)
1. はじめに
2. 第二言語研究における「認知メカニズム」の扱い
3. 代表的な研究例
3.1 言語知識
3.2 言語産出
4. これまでのL2研究方略とその問題点
4.1 アリストテレス的研究方略とガリレオ的研究方略
4.2 傾性概念と理論的概念
4.3 概念と観察可能な反応の乖離
4.4 概念の無限生成と終わらない「効果」の記述
5. おわりに
第3章 第二言語研究の抱える問題点の解決法(福田純也・矢野雅貴)
1. はじめに
2. 認知システムの認識論的考察
2.1 Bhaskarの超越論的実在論と複雑系の科学
2.2 アブダクション
3. 探究の論理学に基づくL2研究の振り返りとさらなる注意点
4. 認知科学的L2研究における言語理論の役割
5. おわりに
第4章 生成文法に基づく第二言語文法研究(木村崇是)
1. はじめに
2. 生成文法の基本的な考え方
2.1 生成文法とUG
2.2 文法の構造と文の派生
3. 生成アプローチの説明範囲と目標
4. 生成文法に基づく第二言語メカニズム研究
4.1 UGによる制約
4.2 詳細な文法知識の記述と予測
4.3 中間言語とGenSLA
4.4 GenSLAにおける諸仮説と反証可能性問題
5. まとめと今後の展望
第5章 生成文法に基づく言語処理メカニズム研究(峰見一輝・矢野雅貴)
1. はじめに
2. 言語処理研究の説明対象と目標
2.1 言語処理(language processing)とは?
2.2 Marrの3つのレベル
2.3 言語学における3つのレベル
3. 生成文法に基づく言語処理研究
3.1 1960年代:派生による複雑度の理論
3.2 1970年代:知覚の方略
3.3 1980年代:透明性の仮説
3.4 2000年代:「十分よい」文解析
3.5 2010年代:手がかりに基づく想起モデル
3.6 3節のまとめ
4. 第一・第二言語における言語処理研究
4.1 前提となる文解析器の処理メカニズム
4.2 前提となる文法規則
4.3 第一言語の文解析における「島の制約」
4.4 第二言語の文解析における「島の制約」
4.5 まとめと今後の展望
終章 認知システムの解明に向けて(福田純也・矢野雅貴・田村祐)
書き言葉は、「読む文章」です。「話す文章」は、本来まったく異なるもののはずです。いわば「文章の生理」の違いのようなものだと私は思います。「書く文章」をそのまま読み上げても、聞き手を感動させることはありません。聞き手の心に届くような話し方をしたければ、「書いた文章」を読み上げるのではなく、「自分の言葉」で語りかけなければならないのです。(本文より)
面接、プレゼン、祝辞、発表……
あなたは「自分の言葉」で話せますか?
聞く人の心に届くように話すとはどういうことか。
報道記者やキャスターとして放送の現場で得た、池上流「自分の言葉」を話す方法論。
●やさしく伝えることはむずかしい
●「共通体験」があると話しやすい
●ケンカだってチャンス
●原稿を書くな、メモを用意しろ
●聞く人の知りたい順に話す
●「つかみ」を使うを聞いてもらえる
●わかりやすく説明するための5箇条
●謝ることはむずかしい
●まずは「ひとりブレーンストーミング」
●緊張するとできることもある
現場に出て考えたーー書き言葉は、「読む文章」です。「話す文章」は、本来まったく異なるもののはずです。いわば「文章の生理」の違いのようなものだと私は思います。
「書く文章」をそのまま読み上げても、聞き手を感動させることはありません。聞き手の心に届くような話し方をしたければ、「書いた文章」を読み上げるのではなく、「自分の言葉」で語りかけなければならないのです。
「読む文章」は、目が活字を追っていきます。もし途中で論旨がわからなくなったら、少し前に戻ればいいのです。しかし「話す文章」は、言葉が空中に発せられた途端に消えてしまいます。
しゃべる場合、活字の表現とは異なる順序で論旨を組み立てなければならないのです。どんなときも、まず「相手は何を一番に知りたいのかな。次は何かな」と話す内容に優先順位をつけながら、話す内容を組み立てていくのです。--(本書より)
第1章 はじめはカメラの前で気が遠くなった
第2章 サツ回りで途方に暮れた
第3章 現場に出て考えた
第4章 テレビスタジオでも考えた
第5章 「わかりやすい説明」を考えた
第6章 「自分の言葉」を探した
第7章 「言葉にする」ことから始めよう
上手に「聞く」だけでは、相手が話してくれるとは限らない。言いたくないことまで言わせてしまう、心理テクニック。数多くの企業で「聞く技術」研修を行ってきたビジネス心理学のプロが教える、ビジネスでも日常生活でも使える、信頼関係を壊さずに、相手の話したくない話題を引き出すスキル。
国境を越える子どもの言語発達・教育に関する悩み・疑問について共に考える。
生成文法による言語研究の「革命」開始を告げる記念碑的著作。句構造や変換構造などの抽象的な言語学的レベル、言語の一般形式に関する理論、文法の単純性の概念などが、人間言語に対する深く透徹した洞察を与えることを立証する。併録の論考および訳者解説では本書の知的背景を詳細に説明し、その後の展開も概観する。
言語から政策へ、政策から言語へーー。
私たちが向き合う社会の問題は、特定の学問領域に立ち現れるわけではない。総合政策学は、個々の先端的な学問領域に通暁しつつも、それらを総合的にとらえなおして問題解決するために学際領域に踏み込もうとする新たな学問領域として誕生した。
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)開設以来、30年余にわたり切り拓いてきた総合政策学の革新と創造の姿を、シリーズ「総合政策学をひらく」(全5巻)として紹介する。
本書では、言語そのもの、言語活動に関わる政策・教育、政策に関わる言語活動という3つの柱を中心に、総合政策学の観点から、言語文化とコミュニケーションをめぐる先端的なトピックを第一線の研究者が多彩に論じる。
第1部 ことばを学び、考える
第1章 ことばは世界を切り分ける
第2章 語彙意味論の冒険ーーfair の文化モデルに向けて
第3章 ことばは現実をどのように「すくいとるか」--体験・共感・言葉の所有
第4章 口承の物語に現れる人間と動物の関係を読み直すーー南米アンデス高地のアイマラ語と北東アジアのアイヌ語の物語テクストから
コラム 朝鮮民族と言語、そして政策
第2部 場を創り、ことばを教える
第5章 グローバル社会を生き抜くためにーー第二言語運用能力の習得を目指して
第6章 日本語コミュニティの再想像ーー多言語多文化共生に向けて
第7章 自律的な日本語学習ーー学習者オートノミーの育成
第8章 外国語学習デザインの構築と運用ーーSFC ドイツ語学習環境における実空間とサイバー空間の連動
コラム 「普通話」の歴史と国家建設
第3部 政治を動かし、社会を変える
第9章 政治理念の言葉ーーフランスの六月蜂起が問いかけるもの
第10章 イスラエルのアラブ人ーー二つの言語のはざまで
第11章 小説が描く現代インドネシアのムスリム社会ーーフェビー・インディラニ『処女でないマリア』を題材に
第12章 越境する個人ーー言語の間に見出すアイデンティティ
第13章 科学にたずさわるのは誰かーー科学の不定性とコミュニケーション
コラム 医療専門職養成課程モデル・コア・カリキュラムに見る「コミュニケーション」の捉え方
その場でスピーチを依頼されても、いきなりプレゼンする羽目になっても、どんなムチャぶりをされても…舞い上がらずにしっかり話せる!俳優教育のプロが教える!画期的コミュニケーション力養成法。
誰もが「美人の声」を持っているって知っていましたか?なぜかモテる女性たちは、みな声をうまく使っています。魅力的な声は、その人自身を輝かせ美人にします。「美人の声」になって幸せをつかみましょう。
ラクに話せて、印象まで良くなる“とっておきの方法”!こんなふうに話せばもう、あがらない!すぐ使える“効果絶大の”具体例が満載!!“緊張しないコツ”。
企業、地域、福祉、学校などの研修や交流会の場で、ファシリテーターは参加者の豊かな対話と学び合う関係のなかでチームを育む。
本書は6つの技術と10のアクティビティでファシリテーターになる基礎的練習をする入門テキスト。
はじめに
出会いとつながり、そして結果を大切にする学びの技術 ちょんせいこ
ファシリテーターになると講師や進行役がとてもラクになる 西村善美
大事なことが伝わる学び ファシリテーター型講師の可能性 松井一恵
用語解説
1 ファシリテーション6つの技術
1 インストラクション(説明)
2 クエスチョン(質問)
3 アセスメント(分析、翻訳、評価)
4 フォーメーション(隊形)
5 グラフィック&ソニフィケーション(可視化&可聴化)
6 プログラムデザイン(設計)
2 やってみよう! 会場設営
さまざまなモチベーションを受け止める
3 初期は明るくて楽しいコミュニケーションをつくろう!
コミュニケーションのつくり方には順番があります
資料1 ふりかえりシート
基本編
どんなモチベーションも受容する…ACT1 ハイタッチバリエーション
まずはペアが基本…ACT2 ペア・コミュニケーション
グループで情報を共有しよう…ACT3 4つのコーナー
自分のことをチョット深めて伝え合うとき…ACT4 私を語る10の言葉
効果抜群! ミニホワイトボード…ACT5 意見を可視化して共有しよう!
紙芝居でプレゼンテーション…ACT6 KP法
絵本の対話型読み聞かせ…ACT7 絵本ファシリテーターになろう!
知識や経験・意欲の差が活かされる…ACT8 スーパーバイザーと学ぼう!
意見の帰属を外すことで自由な発想が生まれる…ACT9 キャッチコピーをつくろう!
聴きながら書く相談活動…ACT10 オープン・クエスチョンで
100の言葉より1つの体験 小さなアクティビティを活用しよう!
基本的な考え方
心の体力を温めてエンパワメントな関係と学びを育むファシリテーターになろう!
資料2 チェックシート 研修の学びを高める25のチェックシート
実践編
実践例1 PTA講座
実践例2 子育て講座
実践例3 高齢者介護 家族教室
実践例4 高齢者の生涯学習
実践例5 視覚障がい者婚活セミナー
実践例6 企業の事例1
実践例7 企業の事例2
実践例8 地域活動
ファシリテーター10か条
おわりに
「舞台でのひとり語りを始めてはや8年。言葉が持つ力、人間の想像力の豊かさや限りなさに、いまでも驚かされることがあります」と話す著者。自分を信じて試行錯誤でやってきた著者が、気づけばいつしかカルチャーセンターや声優養成所の講師となっていた。指導する立場になって、改めて見えてきたこと、気づかされたこと、いままで師匠や先輩から教わったこと、自分が信じてやってきたことなどをすべて本書に記した。文章を声に出して読む、それだけでも楽しいが、「朗読」は聴いてくれる人がいて初めて成り立つ。人に聴いてもらう喜び、聴く楽しさ、そしてその場で感動を共有する素晴らしさを一人でも多くの方に知ってもらうこと、それがいちばんの幸せという。声に出して読めば黙読ではわからなかったことが見えてくる。朗読の楽しさと伝えることの喜び。さあ、みなさんも始めましょう!
□一流のモノの言い方を身につけよう!
仕事を円滑に行うには人間関係をスムーズにすることが大切で、ちょっとしたモノの言い方、伝え方で、結果が異なります。なにげない「その一言」によって、相手の印象が大きく異なるからです。さりげなく大人の言い方ができれば、相手の心証がよくなり、自然と望む方向に道が開けます。逆に、悪気がなくてもNGワードを言ってしまえば、相手に不快感を与え、協力が得られなくなります。
□「モノの言い方」を、学校では教えてくれない
欧米の学校では、授業で「モノの言い方」を教えていますが、日本の学校では教えてくれません。そのため、会社に入ってはじめて知ることになることも多々あります。研修がしっかりした会社などではよいでしょうが、何も知らないままでいると、成長できません。
□三流のモノの言い方と、一流のモノの言い方をイラスト化して比較
多くの人が、いざというときに的確な言葉が出せず、友達や家族に対するような言葉遣いになりがちです。そこで、「文章を読まなくてもわかる」ように、モノの言い方を、三流(ダメな例)、二流(普通の例)、一流(よい例)に分け、イラストを交え紹介します。
例えば、相手先から仕事をもらった時でも、単に、
三流=「あざーす」
などと若者言葉だと、常識が疑われます。
二流=「ありがとうございます」
では、当たり前すぎて、感謝の気持ちが伝わりません。
そこで、
一流=「この度はお骨折りいただきまして、感謝申し上げます」
とすれば、印象が大幅にUPします。
□できる人のモノの言い方で、目的を達成しよう
モノの言い方は、ポイントをおさえるだけで、だれでも一流になれます。「すぐに使える! 一流の人のマジックフレーズ」からはじめ、「一流の言い方を身につける、4つのポイント」をおさえて、「できる人」になりましょう。
Introduction 一流のモノの言い方で、成功を手に入れよう!
Chapter1 願いや目的が達成できる、一流のモノの言い方
話し方を変えるだけで、人間関係も変わる。「自分目線」ではなく、「相手目線」で考えよう
・すぐに使える! 一流の人のマジックフレーズ
・一流の言い方を身につける、4つのポイント ほか
Chapter2 あいさつ、あいづち、説明 など
「一流」は普段の言い方から、「成功する人間関係」をつくる!
Chapter3 お願い
上手なお願いで、周囲の人を「味方」にしよう
Chapter4 謝罪する、断る、反論、苦情、指摘
「ピンチをチャンスに変える」、一流の人のモノの言い方
Chapter5 感謝、ほめる、ねぎらう、祝う、はげます など
相手の心を読み、気遣いができる人が一流
Chapter6 Web会議、電話の対応
成功を収める人は、直接会わなくてもよい印象を残す
Chapter7 私事と冠婚葬祭
苦手でも大切! 冠婚葬祭は人間関係のキモ
Chapter8 メール・手紙の書き方
メールや手紙は記録として大切! 正確、簡潔、わかりやすさを心がけよう