野鳥写真家である著者が、日本でよく見られる100種を選び、その鳥にまつわる伝承や観察の苦心談などをもりこんだ文章と美しい写真で紹介する。野鳥が示す珍しい生態〔擬態、浮巣など〕の貴重な写真に、夏鳥と冬鳥、成鳥と幼鳥、類似種の見分け方を示すイラストも添え、自然に親しむハンド・ブックとした。本巻には、木などの遮蔽物がなくて観察しやすい水辺の鳥50種を収める。
トップレディーが(ソニー会長・盛田昭夫氏夫人)-15人の経営者に迫る。リーダーシップとは何か?そして現代をどう把えるか?経営哲学から趣味まで。
鳥のように幾山河を越えて自然を渉り、鳥を愛しつづけた野鳥の父・中西悟堂のライフワーク遂に完結。愛鳥50年の生涯で出会った恩顧の先達・同志の回想によせて自然と人生への惜しみない愛を語った最終巻。
鳥の世界ー日本鳥学会の会頭で令名ある著者が、鳥の世界に就ての基本的な知識を、手際よく整理して書き込んだ名著で、野鳥愛好家必携の評判書。野鳥随筆ー戦時中満州にあって野鳥研究に尽瘁した著者が戦後帰国し、スズメ論争、カスミ網論争、飼育論争など、ホットな話題を綴った警世の書。雷鳥ー鳥類学の黎明期の60年前に雷鳥、仏法僧ほかに就て書かれた稀書で、特に雷鳥を体系的にまとめた記述は、よく当時の自然界を窺うに足る。森のひびきー今まで知られていなかったエナガの生活を、幾重ものヴェールを一枚々々剥すように見事に解き明かした、野外研究の会心の成果。
いつ、どこで、どんな鳥が、なにをしているだろう?身近な鳥・草原の鳥・森の鳥・川や池の鳥・海辺の鳥など、いろいろな鳥のくらしを、すんでいる場所別に、かんさつしてみよう。かんさつのポイント、自由研究の手引きもついています。
トップナチュラリストが明かす森の見方、親しみ方。どうしたら野鳥と友だちになれるだろうか。森を知りつくし、自然をこよなく愛するトップナチュラリストが、野鳥に親しむための、とっておきのノウハウを紹介する。
ツグミ渡るころー日本の生んだ最も優れた鳥学者はまた超一流の文章家であった。戦前から戦後にかけての雅致豊かな名作を網羅して成った随筆集。鶴の里八代ー山口に渡来する鶴も今や激減して60羽台。これは往昔八代の住民達がいかに鶴保護に尽瘁したかを記録した、昭和初年刊行の稀書。鳥の歳時記ー野鳥各般に亘る独特の生態・習性を精彩奕々と誌し、併せて数々の秀句を収載して斯道に資する、著者ならではの愛情篭った名歳時記。鳥ってこんなものー子供たちが鳥について知りたがっている質問の中から50問を選び、6人の筆者が興趣溢れる解答を示した鳥知識何でも早判り集。
野鳥110種の図典!-『雑木林の野鳥』の著者山口氏が渾身をこめて解説。絵はサントリーの野鳥の絵で知られる斯界の第1人者、薮内正幸氏
緑のフィールドのなかで野鳥があたなを呼んでいる。青いカンバスのなかで水鳥があなたを待っている。
自由をはばたく鳥たちへの限りない讃歌。鳥と猟ー戦前の日本独自の各種狩猟法を徹底的に追究して取材・記録した著者独壇場の世界で、終戦の年の刊行。各種野鳥の習性を精緻明快に詳述。鳥ごよみー近代鳥類学の大御所が一般向けに書誌した戦後間もなくの得難い名著で、戦前の内地から広く旧日本領の野鳥生態の貴重なる見聞録集成。陸奥の渡り鳥ー戦後弘前大学教授となり、80年迄著作活動した著者が大正末期に刊行した野鳥記で、往時の状況が適確に把握できるユニークな稀覯本。野田の鷺山ー曽ては江戸幕府によって保護を受け、人家に鷺が共生という世界に類なき文化を誇った鷺山が、250年にして消滅に至る哀歓の興亡史。