電子工作に興味はあるけれど、部品集めや回路を基板配線におきかえられないなど、入門者には高いハードルが待ち構えています。これらの心配を取り除いてくれるのが電子工作キットや材料一式がパッケージ化された理科学教材キットです。本書は、夏休みや冬休みの宿題・課題の消化に最適な理科学教材キットに焦点を当て、組み立て方はもちろん、原理の考察、応用実験などにも踏み込み、解説しています。単に宿題の消化用という題材だけでなく、オトナでもすっぽりとはまってしまう、ペットボトル・ロケットなども詳細に取り上げていますので、子供から大人まで理屈抜きで楽しんでいただける1冊。
プロセスフローを例にして基礎から発展までの技術が豊富なイラストで手に取るようにわかる。
スマートフォン、電気自動車、ドローン、先端ハードウェアのキーデバイス。「リチウムイオン電池」をめぐり激化する開発競争をリアルに活写する、全世界注目のノンフィクション!
本書は,電池を使用せずに,その代わりにエネルギー・ハーベスティング(環境発電技術)によ
る電力でワイヤレス・センサ・ネットワークを実現する方法の一つEnOcean(エンオーシャン)
の技術を解説しました.
近年,IoT(Internet of Things,モノのインターネット)やM2M(Machine to Machine)といっ
た言葉に代表される応用技術が,人々の生活をより便利にしてくれるものとして注目されてい
ます.このIoTやM2Mを支える技術の中で,ワイヤレス・センサ・ネットワークの果たす役割は
とても大きく,センサと無線通信技術を組み合わせた機器の活用やサービスがさまざまな分野
で広がってきています.ワイヤレス・センサ・ネットワークは,外界の状態や動作を検知する
センサ・デバイス,無線通信デバイス,電源回路,それらをコントロールするマイコンなどで
構成されます.通常,一つのシステムの中に多数のセンサ・ノードが使われることになるため,
それらへの電源の供給が課題になります.さらに,メインテナンスが簡単で環境負荷も少ない
ことも重要です.
スマホは人と環境にやさしいのか?スマートフォンの生産・使用・廃棄の過程で人間や環境に及ぼされる影響を、グローバルな視点から分析。
基礎から旬ネタ、さらに認定証つき。ツウCheckテストであなたもバスツウの仲間入り!!
今や「次代の産業のコメ」とも期待され、業種・業界、研究領域を問わず熾烈な開発競争を展開する「電池の世界」。また欧米ほか中国・韓国らとの国家産業の生き残り競争でもある「電池の世界」。-「電子立国日本」ならぬ「電池立国日本」になれるか?豊富な図表とやさしい解説でわかる、エネルギー革命の基本と最前線!
中国西部・青海省のチベット系住民はヤクや羊の放牧を生業としつつ、他村との家畜や境界をめぐる争いの際には、調停を基本とする慣習法の体系に従ってきた。現地出身の著者が当該地域に分け入り、当事者からの詳細な聞き取りや文書の確認によって、現代中国による支配がそこに及ぼした変容と伝統的な紛争解決方法の存続について明らかにする。実証に基づく文化人類学的研究。
2035年に近代化国家の形成をめざす中国は、「中国製造2025」「中国標準2035」を軸として、「製造業強国」「自動車強国」「スマートカー強国」「交通強国」「知財強国」など一連の戦略を打ち出した。こうした国家戦略の背後にあるシナリオは、巨大な市場需要を生かし、多くのテック企業が参入することにより、日米欧企業が寡占する産業・バリューチェーンを根底から再構築し、チャイナ・デファクトスタンダードを握ることだ。こうした国家戦略の実現の一翼を担うCASEでは、電動化シフト、スマートカーの開発、スマートシティの構築の3つのステップに分けて、モビリティ社会の建設を推進しようとしている。本書は、中国のCASE革命の実態を、多くの中国地場企業や在中国の外資系企業から得られたリアルな情報にもとづき描く。
地球上にひしめく様々な生物は、どこから来たのか?地球と同じような「生命の惑星」は他にも存在するのだろうか?宇宙の創世以来137億円の地球の歩みを、それを解き明かそうとする科学者たちの奮闘とともに綴る物語。下巻では、生命を可能にした惑星条件の謎と、地球上に生命が誕生して以降の劇的な変化を扱う。地球の舵をとった人類は、この惑星をどこに導くのか。