大きくて強いライオンと、小さくて弱いネズミとが、助けたり、助けられたりする童話。イソップ物語より。
遠野物語を生んだ東北岩手に埋れていた極上のフォークロア。奥羽と北上の山なみに育まれた詩的心情は「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心」-石川啄木、宮沢賢治、森荘已池と各々十年を隔てて開花した。賢治をして「あなたを尊敬する」と言わしめた森荘已池が、言霊の幸ふまほろば盛岡の土に根差した言の葉で、鼠たちのまなざしに託して綴る短篇寓話。
数学的発想は、社会生活のなかで誰もが直面するさまざまな問題の解決にとても役立ちます。数学的発想ができるようになると、交渉事を有利に進められたり、現状の把握が容易になったり、将来の予測のための戦略的思考が可能になります。本書は、日常生活や社会問題に直結した身近な数学の例を数多く収録し、スラスラと楽しく読み進めるうちに自然と「数学的頭」が鍛えられる究極の雑学本なのです。
豊かで優しい不思議な時間。「森のネズミシリーズ」など、数々の名作を生んだ岡野薫子の珠玉のエッセイ。書下ろし挿画21点収録。
母子家庭に育った少女ハリウッド。ある日、「サーカス・ホテル」というところにおじいさんが住んでいることを知る。おじいさんは空中ブランコの達人。サーカスをこのまま続けていくにはショーを開かなければならないが、なんと、おじいさんの相手役がいない!仲間たちはハリウッドを推薦するのだが…。
消費者相談員、学校の先生などインターネットにまつわる被害の相談にあたられるような立場の方、さらにインターネットが浸透した現代社会に生きる一般の方々にとっても、読みやすく、参考となるように配慮。最近の法改正、インターネットをとりまく状況の変化等にも触れ、最新の対応をめざしたものとなっている。
月の光は明るく、山道を照らしています。「たんけん隊」の歌をうたいながら、ネズミたちは出発です。“森のネズミのたんけん隊しらべてさがす山の道あらゆる苦難をのりこえてなにかをみつけに旅にでる”先頭を歩いていくのは、山荘の女の子です。森のおくでは、フクロウが鳴いています。みなは、ぴたっと足をとめました…。-ちょっぴりこわくて、たのしいお話。
物理・化学・数学・生物、これを知っていれば、ちょっと背伸びができる。これを知っていれば、ニュースの話題がわかる。日常にも、学習にも使える理科系の内容が満載。
ほろびゆく世界の救世主にまだ11歳の少年が選ばれた。気弱な少年イーサンは野球の試合でいつもエラーばかりしていた。そこに野球好きの妖精があらわれ、自分たちの世界を救ってほしいという。普段、イーサンが野球をしているサマーランドから、妖精の世界に飛び込み、不思議な仲間たちとの旅がはじまった。ピュリッツァー賞作家による、冒険ファンタジイ。
不思議な仲間の力を借りて最終決戦の場に立ち向かう。世界を滅ぼそうとするコヨーテのせいで、妖精たちの世界はめちゃくちゃになっていた。イーサンは元気な女の子ジェニファー・Tと、自分を人型ロボットだと思っているトールと、妖精の仲間たちと力を合わせて、野球で戦いつづける。そして、ついに最後の試合が開始された。イーサンたちは勝利できるのか。