本書は熱や物質の伝達で最も問題となる熱と流れ現象を「パソコンによる数値実験で体験する」ことをテーマにしています。特に機械系分野で問題となる内部流れを中心に、境界条件の設定や境界条件モデルなど数値計算を行う上で最も重要な概念・手法について実践的に解説しています。本書にはN88BASICで書かれアスキーセーブされた計算プログラムが付属していますので、今すぐ“数値実験”を体験することができます。
本書は、合理的なパソコンファイルを作るには、ある意味で対称的な、感性という抽象的な面からのパソコンファイルの作り方という視点でまとめてみた。できるだけわかりやすく、小説を読むように読むうちに理解していただけるつもりで書いた。したがって、初めてパソコンファイルに取り組もうとされている方にも気楽にお読みいただけるものと思う。
情報化社会が進展していくなかで、簿記会計の処理方式もパソコンなどを利用したコンピュータ会計が主流をしめつつあります。また、簿記会計の教育現場においても、パソコンを利用したCAI(コンピュータ支援学習システム)の普及で、簿記会計教育のあり方も徐々に変革されています。本書は、簿記の仕訳学習をパソコンの利用によって効率よく学習するための「仕訳システム」をやさしく詳細に解説しています。
機械の操作はパソコンにかぎらず、百聞は一見に如かずである。この本ではパソコンのスイッチを入れてから、どういう画面が現れ、どういう操作で、画面がどのように変わるか、パソコンの基礎を実際のパソコン画面を使って解説した。たとえば、数字データから、どうやってグラフを作るかまでなどを160画面にわたって詳解したわけである。それも習うより慣れるのが、パソコン理解のいちばんの近道だと考えたからである。
パソコン・ワープロ時代の障壁“ファイル非互換”状況を打ち破る!好評の前2冊に続き〈パソコンとパソコン〉間、〈パソコンとワープロ〉間のファイル変換の解説と実用プログラムを掲載、さらにワークステーションへの転送例も取り上げた!
林知己夫先生が開発された数量化理論は、日本独自の質的データ解析法として、いろいろな分野で実践面において活用されている。本書は、先生の監修で出版した『数量化理論とデータ処理』の姉妹編である。このデータ解析の精神に基づいて、数量化は一部の篤志家に使われるデータ解析の方法論でない普及版をめざした。そのため、前書が利用ソフトウェアが大型コンピュータ用であったのに対して、パソコンで最も普及しているNECのPC9801シリーズ用のBASIC言語で利用ソフトウェアを置き換えた。
本書は動的システム解析用言語DECS(Differential Equation based Continuous system Simulation program)の解説と応用を述べたものである。
1億ワープロ時代の画期的練習法。あら、不思議!?誰よりも正確に、手書き以上のスピードで、10本の指がひとりでに動くのです。ワープロ名人のあなたに乾杯。
スプライン関数は適度な滑らかさで接続した区分的多項式である。本書は、スプライン関数の性質について理解を深め、それをパーソナルコンピュータ上で使いこなしてもらうことを目的に書かれたものである。したがって、パソコンを通して理解できることを基本方針とし、スプライン関数の基礎的な事柄、プログラムと例題およびその実行結果を説明し、さらに一部では精度についての数値的な吟味をつけ加えた。
「もっとやさしく」「もっと初歩的に」パソコンの全体像を語り、パソコンマニアではなく、これからパソコン入門をしようかと思っている“普通の人”に役立つように書かれたのがこの本です。
COBOLのプログラムの実際の作り方を、構造化プログラミングの実践的手法を中心に、きわめてわかりやすく解説!
使う立場・買う立場から話題のパソコンを徹底チェック。パソコン購入前に役立つチェックポイント、あなたのパソコンライフに関わる10のキーワード、16のチェックポイントによる完全採点簿、基礎用語辞典など、役立つ情報満載。
本書は、簡易言語の一通りの操作手順と活用法についてまとめられた文科系および短大向きの情報処理教育用テキストである。まず、パソコンを利用するために必要となるオペレーティングシステムの基本機能について、MS-DOSを例に概説する。次に本題であるスプレッドシートの基本操作手順について、ディスプレイ表示例を多く用い、操作の流れに沿ってわかりやすく説明されている。さらに、簡易言語の高度機能を利用した成績表、事務用書類といった応用例と実用例について十分な解説を加えている。
いま私たちは画像工学の進歩によって、まさに夢のような時代の訪れを見ようとしています。しかし、これらの技術を学ぶには、高い水準の理論と技術、およびコンピュータの言語に通じる必要があります。せめてコンピュータの初心者が、絵を描くことぐらいはできないものか、このような素朴な質問に答えるのが本書であります。
PC-9800シリーズの初心者でも広範囲な命令が自由にできる“メニュー方式”を採用。分子の座標データの出し入れの手軽さは、ワープロ並み。教育用・分子表示用・分子設計にふさわしい分子模型コンピュータ・グラフィクス・プログラムリストも公開。
パソコン通信に必要なハードウェア・ソフトウェア、通信制御手順・各種プロトコル、サービスの具体例etc.を平易に解説しました。
本書の実習内容に従って、プログラムを処理することによって、知的生産の1つの道具としてパソコンが使えるようになることを目標にし、BASICの文法およびプログラミング技術が確実に習得できるように企画した。
FORTHは元来天体観測用機器等のシステム制御用として開発されたプログラミング言語であるが、科学技術計算にも多く利用されている。最近では、パーソナルコンピュータの急速な普及に伴い、その言語機能や処理系があらためて注目されている。本書は、FORTHプログラミングの完璧な手引き書である。初めてFORTHを学ぶ読者にも、言語仕様の特異性が自然に習得できるよう、基本的事項をわかりやすく説明している。