歯髄の感染をバイオフィルム感染症として捉え、歯内療法治療戦略を問い直す
ーそして、細菌学的理解に基づく歯内療法の実践へ
・臨床と研究(基礎)の第一線で活躍する二人の著者が、歯髄の感染をバイオフィルム感染症として捉え、歯内療法の治療戦略を問い直す。
・歯内療法にパラダイムシフトを起こしているNiTiロータリーファイル。そのメリットと課題を浮き彫りにし、具体的な器具の選択方法を教示。
・化学的根管清掃の意義と効果、薬剤活性化の方法について細菌学的な観点から再検討し、効果的かつ適切な根管洗浄方法を提案。
・歯内療法に関連する最新の細菌学的知見が深まる一冊です。
【目次】
はじめに
序論 対談:バイオフィルム感染症としての治療戦略とは?
01 根管形成のパラダイムシフトと微生物学的視点から考える問題点
02 根尖性歯周炎のマイクロバイオーム解析
03 根管内バイオフィルムの質を考慮した歯内療法
04 根尖性歯周炎の処置とバイオフィルム
05 根尖部の残存細菌を減少させるためにできること
索引
・近年、クライオ電子顕微鏡解析の技術革新により、患者脳内に蓄積する異常タンパク質の構造が次々と解明される時代となった。
・本特集は、クライオ電顕解析の原理と現状、タウ、αシヌクレイン、アミロイドβ、TDP-43、TMEM106Bの構造、疾患脳ごとに蓄積するタンパク質の種類や構造がどう異なるのか、病理、病態形成の観点から執筆していただく。
・また、クライオ電顕による構造解明の応用として最も期待される診断薬や創薬の開発へのトピックスにも言及することとした。今後発展が期待されるトモグラフィについても記述していただく。
■ クライオ電顕が解き明かす神経変性疾患のメカニズム
・はじめに
・クライオ電顕の原理と日本の現状
〔key word〕アミロイド線維、らせん、クライオ電子顕微鏡(cryo-EM)、単粒子解析法
・タウ線維構造に基づいたタウオパチーの疾患分類
〔key word〕タウオパチー、タウ、アミロイド様線維、構造多型、クライオ電子顕微鏡
・シヌクレイノパチー線維の構造
〔key word〕αシヌクレイン(αSyn)、アミロイド線維、構造多型、パーキンソン病(PD)、多系統萎縮症(MSA)
・Aβ線維の構造
〔key word〕アミロイドβタンパク(Aβ)、構造多型、シード、抗体医薬、クロスβシート構造
・ALS患者脳に蓄積するTDP-43線維の構造
〔key word〕筋萎縮性側索硬化症(ALS)、前頭側頭葉変性症(FTLD)、TAR DNA binding protein of 43kDa(TDP-43)
・クライオ電顕解析でみつかった新規アミロイドTMEM106Bの役割
〔key word〕TMEM106B、一塩基多型、前頭側頭葉変性症(FTLD)、アミロイド線維
・構造をもとにしたタウPETプローブ開発
〔key word〕タウオパチー、タウPETイメージング、ドッキングシミュレーション
・クライオ電子線トモグラフィ法を用いた神経変性疾患の病態解明
〔key word〕神経変性疾患、タンパク質凝集、クライオ電子顕微鏡、クライオ電子線トモグラフィ(cryoET)、in situ構造生物学
●TOPICS
麻酔科学
・周術期アナフィラキシーと好塩基球活性化試験
免疫学
・B細胞由来のGABAは抗腫瘍免疫を抑制する
●連載
人工臓器の最前線
・16.アフェレシス療法:最近の進歩
〔key word〕イミュノピュア、レオカーナ、COVID-19、血漿交換、LDLアフェレシス
医療DX--進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識
・5.医療機関のサイバーセキュリティ・マネジメント
〔key word〕サイバーセキュリティ、サイバー攻撃、マネジメント、経営資源
●フォーラム
・古代人のゲノム解析と人類の進化ーー2022年ノーベル生理学・医学賞によせて
・新たな機能性分子を合成する手法“クリックケミストリー”--2022年ノーベル化学賞によせて
グローバルヘルスの現場力
・13.HIV母子感染ーー生き延びた青年たちがともに切り開く人生
医療MaaS--医療と移動の押韻
・3.寒立馬さんたちへ
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者が日本ではじめて確認されたのが2012年12月、正式に公表したのは2013年1月のことである。
・日本国内外のSFTSの疫学、マダニに咬まれて感染する事例以外に、ネコやイヌもSFTSVに感染するとSFTS様症状を呈し、かつその感染ペットから飼い主や獣医師などが感染することがある。
・病態・病理と抗ウイルス薬(ファビピラビル)による抗ウイルス療法や開発されたワクチンの有効性、SFTSVの自然界における存在様式が解明されつつある。
■ 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)研究における最新知見 ─感染経路,病態,予防,治療
・はじめに
・SFTSの臨床的特徴
〔key word〕重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介感染症
・SFTSの疫学研究における最新知見
〔key word〕重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、疫学
・B細胞感染によるSFTSウイルスの発病機構
〔key word〕ウイルス性出血熱、B細胞、形質芽球、抗体
・ペットのネコ・イヌにおけるSFTSとヒトへのリスク
〔key word〕重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、伴侶動物、人獣共通感染症
・自然界におけるSFTSウイルス伝播様式
〔key word〕マダニ、吸血、野生動物、経齢間伝播、経卵伝播
・抗ウイルス薬ファビピラビルとSFTS
〔key word〕ファビピラビル、抗ウイルス薬、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
・高度弱毒化痘そうワクチン株LC16m8をベースとしたSFTSワクチン開発
〔key word〕組換えワクチン、ワクシニアウイルス、SFTS、LC16m 8
・ダニ媒介性ウイルス感染症とSFTS
〔key word〕ダニ媒介性ウイルス、ブニヤウイルス、網羅的ウイルス検出
・SFTS重症化と自然免疫応答
〔key word〕自然免疫、I型インターフェロン、サイトカインストーム、NSs(non-structural)タンパク質
●TOPICS
免疫学
・RNA分解酵素Regnase-1を標的とした炎症制御法の開発
神経精神医学
・Xenophobia(外国人恐怖症)
●連載
人工臓器の最前線
・17.人工臓器開発におけるレギュラトリーサイエンス
〔key word〕レギュラトリーサイエンス、評価科学、ヒト病態を模した実験系・評価系
医療DX--進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識
・6.SaMD(国内/米国)動向調査
〔key word〕SaMD、医療AI、FDA、トレンド
●フォーラム
グローバルヘルスの現場力
・14.ガーナーー「生きる力」を育む母子手帳
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・0〜15歳の小児期における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染の一部の例において、多臓器に強い炎症反応を引き起こし、重篤となりうる小児多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS)を続発することが報告されている。
・MIS-C/PIMS発症とCOVID-19との関連性が強く示唆されているが、本症は新しい疾患概念であり、病態に関しては今なお多くが不明である。川崎病の類縁疾患と考えられているが診断は難しく、治療法も確立されていない。
・本特集では、川崎病を含む重症炎症症候群の診断、治療の経験豊富な臨床のスペシャリストに、そして小児の感染症学研究のエキスパートにMIS-C/PIMSの疫学、病態、診断、検査、治療について概説していただく。
■ 小児COVID-19関連多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS)の診療
・はじめに
・小児のCOVID-19の動向
〔key word〕オミクロン株、神経学的合併症、新型コロナワクチン、ツインデミック、間接的健康被害
・MIS-C/PIMSの疫学
〔key word〕小児多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS)、疫学、mRNAワクチン
・MIS-C/PIMSの病態
〔key word〕MIS-C/PIMS、COVID-19、SARS-CoV-2、スーパー抗原、スパイクタンパク、免疫調節障害
・MIS-C/PIMSの診断
〔key word〕診断、MIS-C(multisystem inflammatory syndrome in children)、PIMS(pediatric inflammatory multisystem syndrome)、川崎病、鑑別
・MIS-C/PIMSの薬物治療
〔key word〕免疫グロブリン製剤(IVIG)、ステロイド製剤、生物学的製剤
・MIS-C/PIMSの全身管理
〔key word〕MIS-C(multisystem inflammatory syndrome in children)/PIMS(pediatric inflammatory multisystem syndrome)、集中治療室(ICU)、免疫調節療法
・MIS-C/PIMSの今後の課題
〔key word〕小児多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS)、免疫、診断、病態生理、治療
●TOPICS
遺伝・ゲノム学
・VEGFシグナルを介したダイナミックな内皮エピゲノム修飾と抗血管新生手法の確立
医療行政
・ICD-11改訂ーー国内の普及に向けた取り組みと今後の課題
●連載
医療DX--進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識
・7.スマホアプリを活用した糖尿病重症化予防の取り組み
〔key word〕糖尿病、重症化予防、スマホアプリ、行動科学
●フォーラム
グローバルヘルスの現場力
・15.タイ北部におけるHIV感染者ケア強化事業ーーサンパトンモデルの形成
日本型セルフケアへのあゆみ
・18.よくわかるがんゲノム医療1:がん遺伝子パネル検査
医療MaaS--医療と移動の押韻
・4.住処の隅から
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・円熟期に入っているようにみえる肺高血圧症(PH)診療であるが、治療選択肢が増えたがゆえに、十分な鑑別診断が行われないまま誤った治療が行われているケースも少なくない。
・本特集では基本に立ち返ってその鑑別を確実に行うことができるよう、各分野のエキスパートに解説をお願いする。
・また心筋症などにおいてもそうであるように、近年、PHに関しても多くの遺伝学的知見が得られているので、そのような最新知見についても解説をお願いする。
■ 肺高血圧症のすべて ─病態研究と治療法の最前線 2月第1土曜特集
・はじめに
●総論
・2021〜2022年における肺高血圧症の臨床
〔key word〕肺動脈性肺高血圧症(PAH)、リスク層別化、初期併用療法、間質性肺炎(IP)、BMPRII遺伝子異常
・肺高血圧症の鑑別診断
〔key word〕肺高血圧症(PH)、定義、鑑別診断
・肺高血圧症における遺伝学的知見とその臨床的意義
〔key word〕遺伝子診療、BMPR2、RNF213、EIF2AK4、個別化医療(precision medicine)
●各論
・特発性/遺伝性/薬物誘発性肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
〔key word〕肺動脈性肺高血圧症(PAH)、特発性肺動脈性肺高血圧症(IPAH)、遺伝性肺動脈性肺高血圧症(HPAH)、薬物誘発性肺動脈性肺高血圧症(DPAH)
・膠原病性肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
〔key word〕肺高血圧症の新定義、スクリーニング、リスク評価、治療アルゴリズム、免疫抑制療法、併存病変
・成人先天性心疾患に伴う肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
〔key word〕成人先天性心疾患(ACHD)、肺動脈性肺高血圧症(PAH)、treat and repair strategy
・その他の肺高血圧症ーー門脈肺高血圧症とHIV感染に伴う肺高血圧症
〔key word〕門脈肺高血圧症(PoPH)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、肝移植
・左心系心疾患による肺高血圧症の診断と治療
〔key word〕左心系心疾患による肺高血圧症(PH-LHD)、臨床分類、左室駆出率が低下した心不全(HFrEF)、左室駆出率が保たれた心不全(HFpEF)
・慢性呼吸器疾患に伴う肺高血圧症の診断と治療ーーPAH特異的治療薬による治療は必要か?
〔key word〕肺高血圧症(PH)、慢性呼吸器疾患(CRD)、肺血管拡張薬(PAH特異的治療薬)、右心カテーテル検査(RHC)
・慢性血栓塞栓性肺高血圧症の診断と治療
〔key word〕肺高血圧症(PH)、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)、診断、治療、予後、生活の質(QOL)
・詳細不明な多因子のメカニズムによる肺高血圧症の実態にせまる
〔key word〕骨髄増殖性疾患、慢性溶血性貧血、サルコイドーシス、肺高血圧症、肺腫瘍血栓性微小血管症(PTTM)
・小児における肺高血圧症の診断と治療
〔key word〕小児、特発性肺動脈性肺高血圧(IPAH)、遺伝性肺動脈性肺高血圧(HPAH)、先天性心疾患(CHD)、肺疾患
●トピックス
・肺動脈性肺高血圧症の病態解明と新規治療の展望
〔key word〕肺動脈性肺高血圧症(PAH)、2型骨形成タンパク質受容体(BMPRII)、ソタテルセプト、インターロイキン6(IL-6)、レグネース1
・Pulmonary tumor thrombotic microangiopathy(PTTM)の診断と治療
〔key word〕Pulmonary tumor thrombotic microangiopathy(PTTM)、がん、イマチニブ、VEGF(血管内皮細胞増殖因子)、PDGF(血小板由来成長因子)
・肺高血圧症に対する肺移植の現状と課題ーー長い肺移植待機期間と周術期管理
〔key word〕肺移植、肺動脈性肺高血圧症(PAH)、体外式膜型人工肺(ECMO)
・肺高血圧症に関わる医療制度
〔key word〕高額療養費制度、指定難病、身体障害者手帳制度
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
調理された食品を摂取する時,私たちはそれが安全であることを前提として口にする.食に直接関わる栄養士・管理栄養士は「食中毒の原因になるリスクがある」という視点を持つことが求められる.そのためにも食品衛生学を学び,食の安全に対してリテラシーを持つことは極めて重要である.本書では,初学者でも食品衛生法を基本とする食品安全を保障するルール(法律)について分かりやすく理解しやすいよう,最初にアウトラインを示し,さらに食品に関わる個別リスク因子を学んだ後に食品安全を保障するルールと各リスクが対応するような構成としている.また,高校で化学や生物といった「理系教科」を学んでこなかった学生の理解を高めより関心を持てるよう付録として「食品衛生を学ぶための微生物学と化学」を収録している.さらに,管理栄養士国家試験の応用問題を想定して「これまでに起こった食中毒事例に学ぶ」も付録として収載した.これらの食中毒事例は,衛生管理手法を変えるきっかけとなったものであり,栄養士・管理栄養士として覚えておくべき事例をまとめた.さらに管理栄養士国家試験「新ガイドライン」で20問から30問に増えた応用問題対策としても利用できる.
第1章 私たちの食生活と食品衛生/第2章 食品の安全性を保障する仕組み/第3章 食品の変質と腐敗,汚染/第4章 食品による食中毒を引き起こす微生物と毒素の特徴/第5章 食品による感染症と寄生虫症,人畜共通感染症/第6章 食品添加物/第7章 食品の安全性を保障する具体的な仕組み:食品表示と規格基準/第8章 食品の安全性を担保するこれからの仕組み/第9章(付録) これまでに起こった食中毒事例から学ぶ/第10章(付録) 食品衛生を学ぶための微生物学と化学
・リアルワールドデータ(RWD)を用いた臨床研究においてわが国は諸外国の後塵を拝してきたが、臨床疫学、公衆衛生学などの専門家たちは、臨床の専門家と協同してRWDのデータベースを構築し、ラインアップは充実してきた。
・入手可能なRWDを最大限活用した“エビデンス創出”や“臨床への応用”にすでに舵は切られている。ひととおりのデータベースが用意できた今、データをフル活用してアウトプットを量産するフェーズに突入したといえるであろう。
・本特集では、データベースごとに各論を配した患者レジストリの代表例(SOS-KANTOとNCD)、電子カルテ由来診療情報データベース、DPCデータベース、NDB、介護データなどについて最新知見を紹介している。
■ リアルワールドデータを用いた臨床研究の進化
・はじめに
・リアルワールドデータが切り拓く医療の未来
〔key word〕リアルワールドデータ(RWD)、患者レジストリ、電子カルテ情報、保険データベース
・SOS-KANTO 2017 studyの研究計画とデータ収集
〔key word〕心停止研究、レジストリ、多施設共同研究
・National Clinical Database--全国レジストリプラットフォームの研究利用
〔key word〕National Clinical Database(NCD)、レジストリ、臨床研究
・電子カルテ由来診療情報データベース
〔key word〕構造化データ、非構造化データ、検査データ、自由記載
・DPCデータを用いた研究の現状と今後
〔key word〕Diagnosis Procedure Combination(DPC)、データベース、リアルワールドデータ
・NDBを用いた研究の現状と今後
〔key word〕NDB、オンサイトリサーチセンター、レセプト、SQL、直腸癌
・介護データを用いた研究の現状と今後
〔key word〕介護報酬明細情報(介護レセプト等情報)、要介護認定情報、科学的介護情報システム(LIFE)、介護保険総合データベース(介護DB)
・DeSCデータを用いた研究の現状と今後
〔key word〕保険データベース、臨床疫学研究、DeSCデータベース
・リアルワールドデータに対するデータ駆動型アプローチとシグナル検出
〔key word〕データ駆動型、仮説駆動型、シグナル検出、シグナル強化、医薬品副作用自発報告データベース
●TOPICS
産科学・婦人科学
・フェムテックへの期待
神経内科学
・大脳皮質一次体性感覚野アストロサイトmGluR5による神経ネットワーク再編と慢性疼痛
●連載
医療DX--進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識
・10.AIを用いた感染症診断の可能性
〔key word〕感染症診断、AI医療機器、新医療機器、身体診察AI
●フォーラム
グローバルヘルスの現場力
・18.マラリアーー伝統的知識からの解放
●書評
・『相談事例から考える 研究倫理コンサルテーション』(松井健志 監修・編著/山本圭一郎・伊吹友秀・井上悠輔 編著)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
日本におけるCOVID-19診療の貴重なアーカイブ!
●新型コロナウイルスの流行初期、医療従事者やウイルス学研究者たちは、いかにしてCOVID-19へ立ち向かったのかーー。
●ダイヤモンドプリンセス号での感染制御、クリニック・介護施設での予防策、専門家会議の実績と課題など、COVID-19診療の最前線に携わった執筆陣による、パンデミックとの激闘を記した貴重なアーカイブ!
●妊婦のCOVID-19感染や、COVID-19による虚血性脳卒中への影響、COVID-19後遺症、ウイルス感染後疲労症症候群および筋痛性脳髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)についてなど、今もなお課題であるトピックスについても解説。
【目次】
1.コロナ禍で明らかになった課題:臨床研究とPCR検査
2.COVID-19の疫学
3.SARS-CoV-2のウイルス学的特徴と変異
4.新型コロナウイルスの免疫逃避機構と重症化メカニズム
5.血栓症と炎症:多臓器不全・多様な症状への進行機序
6.新型コロナウイルス感染症の臨床像
7.新型コロナウイルス検査の性能と利用法
8.介護・医療施設における感染予防策・クラスター対策
9.クリニックにおける感染症予防策とPCR検査センター設置
10.クルーズ船と災害時感染制御支援チーム
11.COVID-19の薬物治療
12.呼吸療法
13.呼吸療法:侵襲的人工呼吸管理とECMO概論
14.専門家会議
15.COVID-19患者の宿泊療養
16.米国の臨床現場からの報告
17.妊婦のCOVID-19感染
18.COVID-19による虚血性脳卒中リスクへの影響
19.COVID-19後遺症
20.ウイルス感染後疲労症候群および筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の基礎と臨床
≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●血栓止血検査は、1 原理が異なる、2 測定機器の差により検査結果が乖離しやすい、3 絶対的な標準物質がない、4 検査前プロセスがもっとも重要である一方で脆弱である、などの理由から、標準化が難しいとされてきました。
●本特集では、「ここまできた 血栓止血検査の標準化」と題して、現時点でどこまで標準化が進んでいるか、解決すべき課題は何か、今後の展望はどうなるのか、等々について詳しく解説しています。
【目次】
1.血栓止血検査の基本
2.標準化の現状
1)検体取扱い
2)PT、フィブリノゲン量
3)APTT、APTTクロスミキシング試験
4)凝固因子活性定量、凝固因子インヒビター量
5)凝固制御因子活性定量(AT、PS、PC)
6)FDP、Dダイマー
7)ループスアンチコアグラント
8)血小板機能検査
■Editorial-今月のことば
求められる社会人基礎力
■話題ーNEWS&TOPICS
『原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021』の改訂ポイント
サル痘の基礎知識
『廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル』の改定
■基礎講座
難しい採血に遭遇した際のコツ
■技術講座
心房細動における心エコーレポートの書き方
■MT Seminar
関節液検査ー解剖、疾患、結晶検査を中心に
■骨髄検査 ベーシックマスター
3.標本の観察・所見の書き方
■メディカルスタッフ職業図鑑
3.診療放射線技師
■学会レビュー
2022年度日臨技九州支部医学検査学会(第56回)
第61回日本臨床細胞学会秋期大会
■L・Lの日常
ジュニアエラ4月号、3月15日(水)発売!
特集は「世界の人口80億 未来はどうなる?」
親子で楽しく読めて、中学受験・高校入試の勉強にも役立つニュース月刊誌「ジュニアエラ」。
4月号は特大号でお届けします!
巻頭特集は「世界の人口80億 未来はどうなる?」。
インタビューはSnow Manの阿部亮平さんが登場します。
スペシャル付録には、算数でよく使う単位をまとめた壁に貼る「ポスター」がついています。
さらに、新学期を記念した豪華読者プレゼントも!
進級、進学の春はジュニアエラのはじめ時!ぜひチェックしてみてください。
【特集】
世界の人口80億 未来はどうなる?
2022年、世界の人口が80億を突破しました。2023年には、インドが中国に代わって人口世界一になり、今世紀末には人類の半分がアフリカ人になるかもしれない……という予測もあります。人口の爆発はどのように起きる?世界や日本の人口はどう変化している?人口が増えたり減ったりするとどんな問題が起きる?といったテーマについて、人口問題に詳しい日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所の平野克己さんに聞きました。
【ニュースが知りたい】
●富雄丸山古墳で国宝級の発見
奈良市にある日本最大の円墳・富雄丸山古墳から、これまでに例のない「盾」の形をした大型の銅鏡と、蛇のように曲がった鉄剣が出土しました。今回の発見は、これまで日本についての史料が残っていなかった「空白の4世紀」の謎に迫る可能性があると期待されています。なぜ盾形の銅鏡?なぜ鉄剣が大型に?誰が埋葬されていた?--三つの大きな疑問を中心に、今回の発見の意味を解説します。
●コロナ5類へ 生活はどう変わる?
5月8日から、新型コロナが季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられます。「5類」というのは、感染症法の分類のこと。危険度が最も高いのが1類で、数字が大きくなるほど危険度が低くなるように分類されています。引き下げられると、私たちの生活の何が変わるのでしょうか。また、学校や社会でのマスクの着用はどうなるのでしょう。ジャーナリストの一色清さんが教えてくれました。
●自転車のヘルメット 着用義務化へ
自転車に乗るすべての人へのヘルメットの着用が、今年4月1日から義務化されます。自転車乗車中の事故では、頭部に致命傷を負うケースが多く、ヘルメットを着用していなかった人が死亡する割合は、着用していた人の2.2倍にのぼるそうです。着用義務化の背景や道路交通法について、朝日新聞の編集委員が解説します。
【スペシャルインタビュー】阿部亮平さん(Snow Man)
新しい友達や仲間との出会いが待っている新学期。メンバー同士がとても仲の良いSnow Manの阿部亮平さんに、新しい友達のつくり方やずっと仲良くいるための秘訣を教えてもらいました。子どもたちからのたくさんの質問にも、答えてくれています。
【連載】「放課後はまかせて!」HiHi Jets橋本涼くん
読者から寄せられた質問に答えるHiHi Jetsの連載、今号は橋本涼くんが登場します。「人に迷惑をかけるのが苦手」という質問に、橋本くんらしい飾らない思いを語りつつ、寄り添ったアドバイスをしてくれました。
【特別ポスター付録】算数の単位がひとめでわかる!
特別付録では、「よく使う単位と割合・数列」をまとめたポスターがついています。1アールは何平方メートル?1デシリットルは何ミリリットル?間違いやすい単位の変換も、イラストでわかりやすく解説。家の壁に貼って、単位・割合・数列を頭に入れちゃおう!
【進学・進級おめでとう!読者プレゼント】
進学・進級を記念して、豪華読者プレゼントをあつめました!SDGsすごろく、顕微鏡、カードゲーム、小学生にぴったりなミステリー小説まで。11種類のプレゼントをご用意しました。
【サイエンスジュニアエラ・スズメバチはカブトムシより強い?】
昆虫の王様ともいわれるカブトムシ。「昼の樹液場ではオススズメバチが最強、夜の樹液場ではカブトムシが最強」と言われていましたが、そんな常識を覆すような新発見がありました。カブトムシの生態を研究する専門家に聞きました。
【そのほかにも、盛りだくさん!】
〇一色清の「一色即発」 トルコ・シリア大地震
〇フンダラ姫のNewsなひとこと
〇「クイズ王」に挑戦‼ クイズで1000本ノック
○カーボンニュートラルのサバイバルプロジェクト
〇マンガ コリゴリ博士の暴投ステーション
〇はばたけ!スーパー・キッズ 体操・堀川倫太郎さん
〇子ども地球ナビ オーストラリアの女の子
○のぞき見探偵が行く! 東京メトロ総合研修訓練センター
〇読者のページ ジュニステ
2コマまんがdeあ・そ・ぼ/川柳教室/こなやみ相談室
〇歴史人物SNS 牧野富太郎
〇旬のたべものレストラン アサリ
○ニュースのニューシ問題
〇ジュニアエラ検定
○連載・全員ウソつき
〇コリゴリ博士と読む2月のニュース
〇パックンのすぐに使えるオモシロ英語
≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●本特集では、「今押さえておきたい臨床検査の感染対策」と題して、感染対策の基本的な考え方から、感染対策のポイントや実際について、部門・検査別にくわしく解説。
●感染対策は、臨床検査の現場で常に意識されるテーマ。「慌ててしまう針刺し時の対応や対策」「部門ごとの感染対策」など、読者の関心が高い内容についてわかりやすく掲載しています。
【目次】
1.臨床検査における感染対策の基本的な考え方
1)感染予防・対策
2)院内でのクラスター、アウトブレイク発生時の対応
2.検体検査
1)採血時の針刺し切創と感染対策
2)各種検体への曝露
3.病理検査
1)病理・細胞診
2)病理解剖
4.生理機能検査
■Editorial-今月のことば
スマホ社会について思うこと
■話題ーNEWS&TOPICS
平衡機能検査士の認定制度が開始
バイオリポジトリ技術管理士(BiTA)とは
■骨髄検査 ベーシックマスター
4.各種疾患の細胞の特徴
■基礎講座
ペルオキシダーゼ系酵素法における還元性物質の影響
■MT Seminar
がん関連血栓症とは
■いまさら聞けない
ISOとI&Aはどう違うのか?
補体検査
■From LABO
肝炎ウイルス検査陽性患者における院内紹介連携システムの構築
大阪府臨床検査技師会 学術部 緊急検査部会の活動
■L・Lの日常
■臨床検査Q&A
EDTAおよびヘパリンにおける血小板凝集への対応はどうしたらよいでしょうか?
血液像で芽球1%と出た時の対応について教えて下さい。
■知っておきたい この検査
持続血糖モニター(CGM)
■学会レビュー
第10回日臨技北日本支部医学検査学会
■メディカルスタッフ職業図鑑
4.臨床工学技士
・先進国では、大気汚染や水質汚濁、典型的な産業中毒症例は減り、低濃度の環境化学物質などによる環境ストレスの長期曝露による影響が深刻化しているが、発展途上国では、環境汚染は喫緊の課題となっている。
・人体に影響を及ぼす環境要因は、われわれの健康を脅かすのみならず、次世代への影響も危惧される。社会の持続的な発展を目指すためにも、環境の健康への影響を科学的に明らかにすることが重要である。
・本特集では、現時点で問題となっている環境化学物質を中心に、そのヒトへの影響に関する話題や職業がんについて専門家に解説いただくほか、近年、立て続けに発生し問題となっている職業がんについても紹介する。
■ 環境化学物質が人体へ与える影響
・はじめに
・PM2.5・超微小粒子の健康影響
〔key word〕大気汚染、疫学、酸化ストレス、炎症、PM2.5(微小粒子状物質)、超微小粒子(UFP)
・環境中のカドミウムと人への健康影響
〔key word〕カドミウム(Cd)、イタイイタイ病、腎尿細管障害、骨軟化症、腎性貧血
・ヒ素による健康影響ーー高血圧、動脈硬化、糖尿病との関連
〔key word〕ヒ素、高血圧、動脈硬化、糖尿病、血管内皮細胞、筋肉
・農薬類の健康影響リスク評価とリスク管理
〔key word〕農薬取締法、食品衛生法、残留農薬基準、不確実係数(安全係数)、1日許容摂取量(ADI)
・アスベストの人体への影響
〔key word〕アスベスト(石綿)、中皮腫、肺がん、近隣曝露、疫学
・ダイオキシンによる健康影響と日本の規制の現状
〔key word〕ダイオキシン、環境汚染、健康リスク
・有機フッ素化合物(PFAS)への曝露とヒト健康リスク
〔key word〕有機フッ素化合物(PFAS)、フッ素化アルキル化合物、曝露、健康リスク
・職業性胆管がんの発見
〔key word〕胆管がん、職業がん、1,2-ジクロロプロパン(1,2-DCP)、ジクロロメタン(DCM)
●TOPICS
生化学・分子生物学
・ヒト胎児卵母細胞発生過程の体外再構成
細菌学・ウイルス学
・SARS-CoV-2オミクロンBA.2株のウイルス学的性状の解明
●連載
医療DX--進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識
・14.診療情報の利活用と個人情報保護法
〔key word〕診療情報、個人情報保護法制、次世代医療基盤法、匿名加工情報、仮名加工情報
救急で出会ったこんな症例ーーマイナーエマージェンシー対応のススメ
・4.その発赤、壊死性筋膜炎では?--軽微な皮膚の発赤が生死を分ける!?
〔key word〕壊死性筋膜炎、壊死性軟部組織感染症、LRINECスコア
●フォーラム
・「第14次労働災害防止計画」のねらい
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・泌尿器科の外来で最も多い主訴のひとつは頻尿である。典型的な膀胱炎症状を訴えられると診察は容易であるが、そうでない場合は患者の基礎疾患、内服薬、生活のスタイルなど問診すべきことは多岐にわたる。
・超高齢社会においてのcommon diseaseとして、前立腺肥大症と過活動膀胱があり、泌尿器科以外の医師が診療を行う機会が増えている。
・「たかが頻尿、と思うなかれ」が、本特集の大きなメッセージである。頻尿にはさまざまな病態が潜んでいるからである。悪性腫瘍が隠れていることもあり、膀胱癌と前立腺癌が代表である。
■ 頻尿に潜む病態を見破る
・はじめに
・過活動膀胱・頻尿とフレイル・認知機能低下との関係
〔key word〕過活動膀胱、フレイル、認知機能、抗コリン薬、β3アドレナリン受容体作動薬
・頻尿をきたす泌尿器重要疾患を見破るーー尿路性器感染症・尿路結石症・悪性腫瘍
〔key word〕頻尿、尿路性器感染症、膀胱癌、尿路結石症
・前立腺肥大症による男性下部尿路症状
〔key word〕下部尿路症状(LUTS)、前立腺肥大症(BPH)、前立腺腫大、病態、治療
・過活動膀胱
〔key word〕過活動膀胱(OAB)、尿意切迫感、頻尿、尿失禁
・夜間頻尿の病態と治療ーー夜間多尿を中心とした解説
〔key word〕夜間頻尿、夜間多尿、高血圧、うっ血性心不全、デスモプレシン
・神経因性下部尿路機能障害
〔key word〕神経因性下部尿路機能障害(NLUTD)、排尿筋過活動、排尿筋低活動、排尿筋無収縮、機能的膀胱出口部閉塞
・心因性頻尿(心因性頻尿ー尿意切迫症候群)
〔key word〕心因性頻尿、心因性頻尿ー尿意切迫症候群、心因性下部尿路機能障害、心身症、過活動膀胱
・間質性膀胱炎・膀胱痛症候群と慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群
〔key word〕間質性膀胱炎(IC)、膀胱痛症候群(BPS)、慢性前立腺炎(CP)、慢性骨盤痛症候群(CPPS)
●TOPICS
循環器内科学
・フェロトーシスにおけるミトコンドリアタンパク質MITOLの新たな可能性
免疫学
・クローン病型腸内細菌叢によるリゾホスファチジルセリン産生を介した病態増悪機構
●連載
医療DX--進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識
・15.ICTとAIを活用して、救急隊と医療機関をシームレスにつなぐーー“情報共有”は医療技術
〔key word〕ICT、AI、ACES、Smart119、救急搬送時間短縮
救急で出会ったこんな症例ーーマイナーエマージェンシー対応のススメ
・5.節足動物による刺咬傷ーー虫に刺された! ムカデに刺された! 節足動物の刺咬傷の対処法
〔key word〕ムカデ、アリ、ハチ、刺咬傷、アナフィラキシー
●フォーラム
医療MaaS--医療と移動の押韻
・7.消え入る「見えざる手」
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている
サニテーションが及ぼす健康影響を個人の身体および精神・心理的側面から社会的側面まで立体的に描き出し、場の質の改善を通じて間接的・公共的に健康を実現する方策について、医学・保健学から工学におよぶ多彩な論者が迫る。
臨床で役立つ“ガイドラインへのガイド”国内外の最新ガイドラインの要点と、改訂点を分かりやすく解説!ガイドラインに則った専門医の診療の実際と処方を解説!
編集部が全部試して選びました!
春の、カラダにいいもの大賞2023
作り置き&クイック料理で「血」を養う!
体質別・血流ケアレシピ。
スマホトラブルから体を守ろう!
知っておきたい健康スマホライフ。
今、気になるお助けケアって?
最新よもぎ蒸し&睡眠サロンレポ。
アイテムからリトリート、美食レストランまで
カラダにいい話題のニュース総まとめ。
もっと快適に、カラダと向き合うために。
私たちのフェムケア2023
生理のトラブルからPMS、性感染症まで。
いま知っておきたい、カラダと不調のこと。
婦人科は“妊娠してから行く場所”ではないんです!
失敗しない「かかりつけ医」の見つけ方。
“不調の原因”にアプローチ!
自分で治せる「ひとり整体」。
関ジャニ∞
×
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Heroes × Angels = LOVE∞
[特別付録]ananオリジナルフォトカード
もっと手軽に、もっと快適に進化。
編集部が選んだ最新フェムケア名品。
話題の情報をまとめてお届け。
最新フェムケアTOPICS。
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正門良規×末澤誠也
(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)
Aぇ! movie 俺たちの密なる時間。
テレビアニメ「鬼滅の刃」
刀鍛冶の里編 放送記念!
『鬼滅の刃』
巡りめぐる記憶の彼方に。
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DXTEEN
はじまりの約束。
・エムポックス(サル痘)のヒトでの感染例は1970年にコンゴ民主共和国ではじめて報告されている。2022年5月からアフリカから欧米各国へ流行が拡大し、同年7月にはWHOが国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態を宣言した。
・エムポックスの流行の背景は1天然痘対策の中止、ウイルスの遺伝子的変化、動物との接触、国際的な交通網の発達、感染症への不十分な対策、感染症に対する偏見や差別などのさまざまな要因が密接に関わりあっている。
・本特集では、過去の知識から現在流行中の疾患の特徴までを理解しやすいように、ウイルス、疫学、診断、治療、予防の観点から国内でエムポックスの流行対応に第一線で活躍されている先生方にご執筆をいただく。
■エムポックス(サル痘)の疫学・感染経路・症状・診療指針
・はじめに
・エムポックスウイルスの特性と今後のリスク
〔key word〕サル痘ウイルス(monkeypox virus)、ヒトエムポックス(hMPX)、エムポックスウイルス(MPXV)
・国内外のエムポックスの流行と対策
〔key word〕国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)、男性間性交渉者(MSM)、痘そうワクチン、テコビリマット、性感染症対策
・エムポックスの臨床症状と診断方法ーー2023年1月現在
〔key word〕接触感染、性器病変、肛門周囲病変、行政検査、PCR
・エムポックスの治療
〔key word〕エムポックス、治療薬、テコビリマット
・エムポックスの予防
〔key word〕LC16、MVA-BN(modified vaccinia Ankara-Bavarian Nordic)、曝露前予防、曝露後予防
・エムポックスのリスク低減の自己決定を支援するコミュニケーション
〔key word〕リスクコミュニケーション、コミュニティエンゲージメント、RCCE、エムポックス(サル痘)
●TOPICS 糖尿病・内分泌代謝学
・ポリオール経路の生理機能
●TOPICS 免疫学
・遠隔炎症ゲートウェイ反射の発見
●連載 医療DX--進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識(17)
・ウェアラブルデバイスで生活を見守る医療
〔key word〕Apple Watch、ウェアラブルデバイス、ヘルスケア
●連載 救急で出会ったこんな症例ーーマイナーエマージェンシー対応のススメ(7)
・指輪が抜けない!--軽いトラブルから重症絞扼例まで
〔key word〕指輪、外し方、摩擦、浮腫
●FORUM 医療MaaS--医療と移動の押韻(8)(最終回)
・不幸is非効率?
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。