語学力を生かして稼ぐ!「産業翻訳者」をめざす人&プロとして働いている人向けの業界ガイド。
ビジネスのあらゆる分野で需要が発生する「産業翻訳」の仕事。
機械翻訳やAIの翻訳業界への影響ばかりが取り沙汰されがちだが、語学力を生かして働くことをめざす人にとって、産業翻訳はまだまだ個人の裁量で「稼げる」仕事といえる。
そんな産業翻訳者になるために必要な知識&業界の最新情報に加え、稼ぐためのヒントも伝える、プロが読んでも役立つガイドブックの最新版。
巻頭では、AI時代を生き残るための翻訳者に向けたヒントや
パラレルキャリアや社内×フリーランスなど、新たな働き方で活躍している現役翻訳者へのインタビューを掲載。
さらに、産業翻訳者になるために必要な知識・スキルの身につけ方や、「技術・特許」「IT」「医薬」「特許」「金融・IR」…などの各分野の仕事の内容、仕事を得る方法、気になる収入・料金、AI・機械翻訳(MT)の動向など、業界の現在の事情をレポート。
作業効率をアップさせるツールの活用法、調べもののコツ、今の時代に合った翻訳者の営業・セルフブランディングの方法、といった収入アップのための工夫や、機械翻訳(MT)・AIの影響などの最新情報も伝える。
翻訳の技術が学べる専門スクール情報や、全国の翻訳エージェントリスト、求人情報も充実。
「産業翻訳」の仕事のいまがわかる1冊。
小説はこう訳すのか!名翻訳家による濃厚で実践的なゼミ開講。
「頭」より、「腹」でわかる!
「腹でわかる」「腑に落ちる」と言うが、何かに納得するとき、実は論理以外の作用が働いている。
「感性的理解」という、もうひとつの回路を解き明かした名著、待望の復刊。
あなたはきっと、「腑に落ちる」だろう。
*本書は、1990年の勁草書房版に、一部改訂を施して刊行するものです。
「尼ヶ崎彬セレクション」全4巻完結
序
一 「たとえ」の構造ー隠喩と事例ー
二 「らしさ」の認知ープロトタイプとカテゴリーー
1 代表詞
2 二つのカテゴリーー形成と分類ー
3 差異と原型
4 プロトタイプと隠喩
三 「わかり」の仕組みー真理と納得ー
1 語の意味ー定義と「らしさ」-
2 文の意味ー制度と過程ー
3 思考ー推論と理解ー
四 「なぞらえ」の思考ー概念の元型と共通感覚ー
1 知ることとわかること
2 「らしさ」の図式
3 「なぞらえ」による理解
4 「なぞらえ」と概念体系
5 共通感覚としての「らしさ」
五 「身にしむ」言葉ー制度的意味と受肉した意味ー
1 概念構造と身体
2 原初の概念形成
3 理解と名指し
4 意味の受肉
六 「なぞり」の方略ーレトリックと身体ー
1 学びの方略ー模倣と「なぞり」-
2 コミュニケーションの方略ー「なぞり」の呼応ー
3 レトリックの方略ー「わざ言語」と「見え先行方略」-
4 レトリックの回路ー意味の生成ー
結びにかえてー言葉についての一寓話ー
あとがき
『セレクション版』のためのあとがき
「努力して声をかけても盛り上がらなかった・・」「リアクションをがんばったけど、やっぱりドギマギしてしまった・・」
そんな会話の苦手意識が一瞬で消える、まったくあたらしい会話本。
会話のコツは、真似すること!
青年と会話の達人のコミカル対話を読むだけで、気付けば、雑談がうまくなる1冊!
人見知りで話しベタだった僕が、会話の達人に会って、年収10倍。人間関係が劇的によくなった。
第一章 あなたの雑談のイメージはまちがっている
雑談にはルールがある。
コミュニケーションが苦手で大損をする人たち
9割の人が人見知り
努力は今すぐやめなさい
自己アピールの方法を、間違っていませんか?
ジャンケンで必ず勝つ方法を教えましょう
対人関係が苦手だという人は、実はワガママです
第二章 誰でもできる 会話が途切れない「聞き方」
雑談ネタに頼るな
3つの「きく」の違いとは?
心を使って聞くということ
聞き方で最も大事なこととは?
最悪なあいづち言葉とは?
人気を集める人のあいづち術とは?
うなずき方を磨け!
子どもや部下と、会話ができない人の共通点とは?
三章 見知らぬ人とも1分でうちとける波長合わせの技術
共感は技術だ
達人たちの秘密は、波長合わせにあった!
カリスマ性を高める観察の技術
共通点が見つからない相手との会話はどうする?
言葉のペーシングは、オウム返しで
言葉の波長合わせは、プラス助詞で
相手に好かれる声の使い方とは?
ボディーランゲージの観察技術とは?
「ちゃんと話を聞いてるの?」と言われないために
深い人間関係をつくる息の合わせ方とは?
「ぶっきらぼう」と言われないために
笑顔トレーニング
第四章 沈黙も怖くない! 相手がどんどんしゃべりだす話題探しのコツ
無口な人の攻略法とは?
ベラベラしゃべらせる達人を目指せ
人が沈黙するときの、3つの理由とは?
視線はどうする?相手のどこを見ればいいの?
クローズド・クエスチョンの間違った使い方
オープン・クエスチョンで無限会話に引き込め!
興味のない話題になったときの、後輩的質問とは?
頼み事を断ることができなくなるアイメッセージとは?
雑談ネタの順番を知ろう
すべて質問形式で話すのが、松橋式雑談方法だ
しゃべり始めると止まらない!そんな強敵にはどうすればいいの?
第五章 もうドギマギしない 心を開く「リアクション」のコツ
雑談で相手の心をつかめ!
雑談のさわやかさは3つの判断しだい!
自分の評価を手放すと自由に雑談ができるようになる
ほめ方が人間関係を変える
お手軽ほめ言葉!3SKコミュニケーション術とは?
学びぼめ
ユー・クエスチョンを使いこなせ
相手の名前を差し込むべき3つの理由とは?
第六章 悪用厳禁! 人の心にすんなりとけこむ裏ワザ
雑談をしないで損をしている人たち
人間性を伝える唯一の方法
セールストークがうまくなると、売れなくなる人たち
沈黙を使いこなすこと
第七章 どうしても雑談を楽しめない人へ 会話の達人の手紙
他人はあなたのことなど気にしてないよ
こだわりは「執着」ともいうのだ
いつもお気楽に生きるコツがある
雑談でグチを言ってもいい
あなたらしい雑談はきっとある
★従来の文法研究を根源的に問い直す独創的な研究書
本書は、認知言語学と言語類型論を統合する認知言語類型論(Cognitive Typology)の新たな研究プログラムに基づき、これまでの文法研究を根源的に問い直す、画期的な研究書である。
本書の枠組みであるラディカル構文文法のアプローチは、この認知言語類型論の視点から、多種多様な日常言語の文法パタンの綿密な類型化と一般化を通して、日常言語のメカニズムの固有性と普遍性の解明を試みている。本書は、音韻・形態、文法から意味、談話・テクストのレベルに至る包括的な言語のモデル化をめざし、厳密かつ明示的に定義された文法モデルに基づき、音韻・形態レベルから談話・テクストのレベルに関わる諸要因を考慮した言語現象の体系的な分析を提示している。
本書は、認知言語学、言語類型論の研究者だけでなく、形式文法、言語教育、言語習得、テクスト・談話研究、等の言語学の関連分野の研究者にとっても必読の研究書である。
第1部 統語カテゴリから意味地図へ
1章 統語論における論証とラディカル構文文法
2章 品詞
3章 統語カテゴリと意味の相対性
4章 節の統語的役割(「文法関係」)
第2部 統語的関係から記号的関係へ
5章 依存関係と構成素性と線形順序
6章 統語的関係に対するラディカルなアプローチ
7章 主要部と項と付加詞
第3部 普遍的構文から統語空間へ
8章 態の連続体
9章 等位接続ー従位接続の連続体
10章 統語理論と言語理論
翻訳にとって適切性とは何か?あらゆる翻訳行為に当てはまる理論的枠組みとされるスコポス理論と、個別理論への応用として展開するテクストタイプ別翻訳理論。グローバル化が進展する今、理論提唱から40年の歳月を経た日本の文脈でその時空を超えた有効性を問う。目的(スコポス)を軸にした翻訳観で翻訳研究にパラダイムシフトをもたらしたスコポス理論の必読書。
意味現象の豊かさとおもしろさを伝授するAlan Cruseの名著、待望の翻訳!意味論・語用論を網羅し、認知言語学的アプローチから語彙意味論を深く掘り下げて解説。言語学研究者はもちろん、翻訳・心理学・文学研究者や、人工知能・テキストマイニングなど意味処理に関連する工学系研究者も必読の一冊。
「文学的形式(フォルム)を“アンガジェさせる”こと」と「サルトル的アンガージュマンをマルクス主義化すること」という二重の企図のもとに書かれた『エクリチュールの零(ゼロ)度』は、サルトルの『文学とは何か』によるブルジョワ的“文学”神話の“脱神話化”の試みを引き継ぐとともに、その人間主義的限界の乗り超えを目指した。言語体(ラング)とも文体(ステイル)とも異なる文学の第三の形式的現実としての『エクリチュール』は、はたして“文学”を解明したのか。つねに現代思想の先頭を走り続けつつ、変貌を重ねたバルトのエクリチュールの冒険のすべては、ここから始まった。
好きな本・映画・舞台・ドラマ・アイドルを語りたい人の必読書
たちまち20万部突破のいまいちばん売れている「言語化」の本がプレミアムカバーで登場!
あなたの「推し」はなんですか?
お気に入りのアニメ、本、漫画、映画。
応援しているアイドル、声優、バンド、YouTuber。
大好きな舞台、コンサート、ライブ。あるいは、スポーツや釣りなどの趣味も、推しに入るかもしれません。
本書は、アイドルと宝塚をこよなく愛する著者が、書評家として長年培ってきた文章技術を「推し語り」に役立つようにまとめた1冊です。
SNS発信・ブログ・ファンレター・友人とのおしゃべり・音声配信などの発信方法ごとに、自分だけの言葉で感想を伝える技術を教えます。
推し語りには、語彙力や文章力が必要だと思われがちですが、それは間違いです。
必要なのは、自分の感想を言葉にする「ちょっとしたコツ」だけ。
そのコツさえ知れば、あなただけの言葉で好きな作品の素晴らしさを語れるようになります。
ここでは特別に、少しだけそのコツをお教えします!
コツ1 自分の感情を一番大切にする
コツ2 妄想をこねくり回して、感想を生みだす
コツ3 よかったところを細分化するだけで、あなただけの言葉になる
これって一体、どういうことなんでしょう…?
本書を読めば、特別な才能や技術がなくても、あなたの感動を自分の言葉で語れるようになります。
≪こんな方におすすめ≫
・映画を観たあと、他人の感想をSNSでリサーチしまくってしまうが、本当は自分の言葉で感想を発信したい
・好きな作品について、うまいこと言いたい
・好きな作品や推しについて語ろうとすると「おもしろかった」「すごい」「やばい」「よかった」という凡庸な表現しかでてこない
・ファンレターやブログを書きたいけど、ネタが思いつかない
・なぜ、その作品や人に魅かれるのか言語化したい
※本書は、2024年7月に弊社より刊行された『「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』の特装版です。カバー以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。
はじめに
第1章 推しを語ることは、人生を語ること
第2章 推しを語る前の準備
第3章 推しの素晴らしさをしゃべる
第4章 推しの素晴らしさをSNSで発信する
第5章 推しの素晴らしさを文章に書く
第6章 推しの素晴らしさを書いた例文を読む
おまけ 推しの素晴らしさを語るためのQ&A
あとがき
本書は、多様なアプローチからの研究方法を用いてナラティブ(語り)を考察する実証研究論文9本とイントロダクションから構成される。様々な場所で、様々な人を相手に語られたナラティブを紐解くことで、そこに反映されている現代の価値観や社会規範を批判的に読み解き、それに基づく問題の所在とその解決を導くことをめざしている。
執筆者:相田慎、石原凌河、植田栄子、大場美和子、佐藤彰、秦かおり、村田和代、山口征孝、吉田悦子、饒平名尚子
イントロダクション
第1部 国を越えた移住
第1章 日本在住日系人へのインタビューナラティブの談話分析ー表出するアイデンティティに着目して 村田和代
第2章 中国人技能実習生が就労する養鶏場で語られた問題の分析ー日本人雇用者・従業員のインタビューにおける言語的特徴に着目して 吉田悦子・大場美和子
第3章 高度専門職移民のナラティブ分析ー認識人類学的アプローチからの示唆 山口征孝
第4章 Brexitを契機に顕在化した排除・調整・共感の中でー在英日本人移民のナラティブを分析する 秦かおり
第2部 震災の経験
第5章 仮定の語りにおける語り手のアイデンティティ構築ー震災経験をどう語るのか 佐藤彰
第6章 過去の災害の語りから未来の災害を展望する 石原凌河
第7章 いわき市内の小学校における講演「放射線のおはなし」-「質疑応答」から見えること 相田慎
第3部 診療の現場
第8章 あるナラティブ・セラピーにおける人種・アイデンティティ・ことば 饒平名尚子
第9章 医師に対するインタビュー・ナラティブ分析ーメタ言語の可視化によるNarrative-Based Medicine(NBM)への貢献 植田栄子
索引
執筆者紹介
壮大な構想と緻密な論旨で言語学の新たな地平を切り拓く、松本言語類型地理論・日本語論の到達点。『世界言語への視座』『世界言語のなかの日本語』の延長線上に位置する“人類言語の系譜”を、最新の人類遺伝子学の成果と世界言語の人称代名詞の膨大なデータを用いて鮮やかに論証。
「冷やし中華はじめました」「他店より高い場合はお申し出ください」「燃えるゴミは月・水・金です」「この顔にピンときたら110番」親切だけどちょっと面白い、日本独特の「看板・掲示板」でよく見かける表現の文例集。5つのテーマ別に約150例を日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ロシア語の6カ国語で収録!
3000人以上のインタビューから学んだどんな場面・どんな人にでも使えるシンプルな会話術。
歴代4人もの米国大統領を支えた最強のスピーチライターが直伝。15年読み継がれる実践テキスト決定版!