レーザの原理、種類、構造、応用について、工学的立場からできるだけ平易に解説した教科書である。独習でも理解できるように、数式の展開を丁寧に行い、必要な予備知識は微積分と電磁気学の基礎のみとしている。レーザの基本的な3つの要素、すなわち媒質、ポンピング、光共振器の原理からはじめ、レーザを様々な分野で有効に応用するために不可欠なビームの伝搬特性について詳しく解説する。気体レーザ、固体レーザ、半導体レーザなど各種レーザの特徴から応用まで網羅し、現代のレーザ工学を概観するためにも好適である。
鋳造・溶接・塑性加工・切削加工からNC加工・特殊加工・手仕上げと組立て・精密測定まで、広範な機械工作の全分野を網羅。各種加工の原理としくみ、工作法の実際を豊富な図版によってやさしく解説。第4版は最新のJISに準拠、NC工作機械を全面改訂、金型による成形加工を増補。
「住んでみたい街ナンバーワン」の真実。ビジネスストーリー、闇市の記憶、都市計画、人物、ジャズ、酒場、そして本物の名店…街の深部にはこんなにも豊かなドラマがあった。
本書は商船、水産、工業系の学校において、熱力学の課程を修める学生および実務に携わるエンジニアに対し、その基礎を解説したものである。初学者のために従来出版されてきた熱力学の本より学問レベルを落とすことなく内容をスリム化し、必要最低限の内容とした。抽象的な表現は極力避け、図や例を多用することによって読者にイメージを湧かせながら学習できるように努めた。例題および演習問題には各種資格試験や入社試験を参考にした。
本書はエネルギー問題に焦点を合わせ、生活水準を変えずに化石燃料の消費量を減らす方法として、化学的発電方法である燃料電池、特に高温作動の固体酸化物燃料電池(Solid Oxide Fuel Cells,SOFC)を主題として取り上げる。
12.分子間力・液体と固体
13.溶液の物理的性質
14.化学反応速度論
15.化学平衡
16.酸と塩基
17.酸塩基平衡と溶液平衡
18.熱力学
19.酸化還元反応と電気化学
20.配位化合物の化学
21.核化学
22.有機高分子化合物ー合成高分子と天然高分子
付録(気体定数の単位/代表的物質の熱力学的データ/数学的な操作/元素の名称と元素記号の由来)
用語解説
地球では大気や海が循環したり,地震や噴火がおきたりと,さまざまな現象がおきています。地学とは地球の活動や,周囲をとりまく宇宙について幅広い内容をあつかう学問です。
実は近年,地学の知識がこれまで以上に重要視されています。環境問題や資源の問題,自然災害の問題など,地球環境の変化が私たちの暮らしに大きな影響をおよぼすようになっているからです。
本書は地球の構造やプレートの運動,山の形成や地震と火山のメカニズム,大気と海洋や天気と気候 ,宇宙や太陽系の成り立ちといった,地学の基本的な内容をぎゅぎゅっと凝縮した1冊です。ときに繊細で,ときにダイナミックな地球のサイエンスを,たっぷりとご堪能ください。
廃棄物は、日常生活や事業活動に伴い必然的に発生します。生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図る上で、その適正処理が求められます。
平成25年5月31日に第3次循環型社会形成推進基本計画及び「廃棄物処理施設整備計画」(平成25年度から29年度の5カ年)が閣議決定されました。これにより、3R推進や巨大災害発生時の対策、地球温暖化対策の強化、広域的な視点に立った強靱な廃棄物処理システムの確保等の取り組みが行われています。
本書は、この新たな5カ年計画の理念を踏まえ、廃棄物処理制度・技術の解説と、技術・システムの先進的な取り組みを収録しました。
“目指すべき廃棄物処理施設整備事業の方向性”を知る、お勧めの1冊です。
1級建築士学科試験なら【要点解説】と【問題集】がセットになったこの1冊!
学科試験に合格するには、基本的な知識を効率的に身につけ
たくさんの問題を解いてさらに理解を深めつつ、問題に慣れることが重要です。
本書は【要点解説】と【問題】を1冊にまとめて学科試験をサポートします。
【要点解説】では、学科試験で知っておくべき内容を簡潔に解説。
効率的に知識を得ることができます。
【問題】では、これまで何度も試験に出てきた頻出問題から
最近の試験の傾向を反映した問題まで
過去10年以上の試験を独自に分析し、受験生が押さえておくべき問題を掲載。
重要なポイントや分かりにくい問題には、詳しい解説が載っているので
正解や解答を導き出すポイントが分かります。
1級建築士の学科試験を独学で試験を受けようとしている方にも
問題数も2000以上あるので、とにかく問題を解きたいという方にもお勧めです。
私たちが感じる“濃い薄い”“熱い冷たい”“速い遅い”…は、時間や場所とともに刻々と変わる物質や熱や運動の移動現象を感知しているのである。化学物質や熱、動力を扱う製造業のみならず、社会の広い分野でこの移動現象を把握しなければならない場面が多い。本書は身近な様々な例をもとに移動現象を定量的に把握する方法を教えた本である。