インド、インドネシア、マレーシア…ここで負ければ明日はない。急拡大する「新興国市場」制覇に賭ける日本企業の壮絶なドラマの舞台裏。
「学級の再生という物語」を通じて、学校の「いま」と家族、地域の「在り方」をリアルに描いた長編エンタテインメント。
個人の心を支えているのは、自らの内面に養われた「精神」と、「身体(習慣)」である。かつての日本人は、論語の素読や禅の修養、あるいは時代が共有していた「向上心」などから精神の柱をバランスよく培っており、また手作業などの身体的習慣に勤しむ人も多かった。では現代の、こうした機会に乏しい日本人はどうすれば成熟できるのか。本書は身近な方法として、文化的な趣味にハマること、呼吸の工夫、10秒間体操などを提案する。二十数年身体と精神について研究してきた教育学者の意欲作。
そこは、寂しかったり、傷ついていたりする人にエールを送る場所ー。前を向いて生きていく力が湧いてくる珠玉の連作短篇集。
あれほど安全といわれていた原発がなぜ崩壊したのか?放射能が漏れても「ただちに影響がない」とはどのような意味だったのか?この国の政治家、学者、マスコミにだまされてはいけない!彼らの嘘と無知の実態を知れば、世の中の見方が変わるはず。本書では、原発問題から地球温暖化、リサイクル、医学、健康雑学に至るまで、常識と思われていた科学情報の虚構を縦横無尽に斬る。
著者が高一秋に大学進学をめざしはじめ、偏差値四一から東京大学に合格する決め手となった「宮口式記憶術」。高二の夏に一日わずか一五分、三ヵ月で四〇〇〇語を習得した単純過剰学習法、モチベーション維持のため毎日を最適化する時間管理術など、入試や各種資格試験に合格するための実践的トレーニング法を紹介。本書の記憶術をマスターすれば、参考書一〇〇ページを一晩で覚えることができる。ノートをとらずに大学と大学院をトップクラスで卒業できる。年齢を重ねれば重ねるほど記憶力がアップする。
チャイコフスキーを筆頭に、ムソルグスキー、ラフマニノフ、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、そしてショスタコーヴィチー19世紀後半から20世紀にかけて、ロシアの作曲家たちはクラシック音楽の世界で絶対的な地位を占めている。なぜかくも私たちの心を揺さぶるのか?論理を重視したドイツの古典音楽とは対極的に、艱難の歴史と血に染まる現実を前に、ロシア音楽は、幸福を希求する激しくも哀しい感情から生み出されたのである。近年のドストエフスキー・ブームの火つけ役が、死ぬまで聴いていたい“聖なるロシアの旋律”に迫る。
「『源氏物語』は怨霊鎮魂の書である」「足利義満は病死ではなく、暗殺された」「徳川吉宗は経済オンチだった」など、独自の歴史観を持つ著者ならではの視点から、古代から明治維新までの日本の歴史を見直す一冊。▼日本史の通説を、頭の固い学者たちの盲論を喝破し、表面的な知識を学ぶだけでは物事の本質に迫れないばかりか、大きな誤解をしかねないと警鐘を鳴らす。▼報道記者出身の著者が、しがらみにとらわれない在野の立場から説く、人間の本質を突いた日本史論。教科書では学べない真実の歴史が味わえる!▼『「常識」の日本史』を改題。
自分の魅力を知り、最大限に活かすことで、誰もが美しく輝ける。本書では、日本女性をミス・ユニバースへと導いた美のエキスパートが、心と体の両面からきれいになるための小さな秘訣を紹介。「ネイルケアをしてこそ女の手よ」「褒められたとき、それを否定していないかしら」など、鋭く光るイネスの魔法の言葉に従えば、世界トップレベルの美はあなたのもの。
わずか6日間の滞在で、日本人の心を魅了した31歳のブータン国王。日本が大切にしてきた価値観を讃え希望と勇気をもたらした、来日中の活動のご様子を、通訳として同行した著者が語る。思いやり、謙虚さ…ブータン流、幸せの極意。
「動かなければいけないときは動く」の信念で、埼玉県の交通事故死激減の立役者となった救命救急医。自ら開発した器具で三〜四分で終わる白内障手術を行う眼科医。相対的倫理より患者の人生を重視する代理出産の旗手‥。日本の医療を動かす人たちをゲストに招いたトーク番組、「海堂ラボ」をついに書籍化。Ai導入を巡る著者と法医学者の論戦、大学病院を黒字にした院長の経験談などさまざまなテーマに目を配り、キャスターを務めた著者が「超絶的な自画自賛」を行う理想的な番組を紙上再現。
揺れ動く円ドル相場、ユーロ危機、日本の財政問題…混迷を続ける世界経済の中で、「通貨」はこれからどうなっていくのか。「1ドルは50円になる」「ユーロは崩壊する」「日本の財政問題解決にはシュールな発想で」「地域通貨の時代が来る」など、ベストセラー『「通貨」を知れば世界が読める』の著者が、日本の進むべき道を大胆に説く。
お母さんが何回も「ダメ」と言うより、お父さんの一言のほうがきくーー。▼子育てには、愛情たっぷりの「母性」と、厳しさという「父性」の両方が必要です。お母さんは子どもが駄々をこねると、「仕方がないわね」とすぐに妥協しがちですが、お父さんは「ダメなものはダメ」ときちんと限界を設定し、我慢を教えることができるからです。▼子どもを取り巻く環境が激変し、働きながら子育てするお母さんが増えた今、子どもの「生きる力」を育むためにも、父親の積極的な育児参加が求められています。▼本書では、「お父さんの役割って何?」「成長段階別・お父さんにできること」「自分と子どものために仕事を見直す」など、お父さんだからこそできる子育てのヒントを多数紹介しています。子どもの真の自立と幸せを心から願うお父さんが、よきコーチの一人として子育てに関わっていくためのアドバイスが満載の一冊です。▼大ベストセラー『子どもの心のコーチング』シリーズ、待望の第三弾!
「Thank you very much.」「You are welcome.」「I’m sorry.」……。▼中学の英語の授業で習い、多くの日本人がなんの疑いもなく使っている定番フレーズ。▼日本人と接する機会が多いネイティブ(ホテルマン、観光ガイドetc.)の中には、こうした定番フレーズに対して快い感情を持たない人が少なからずいるという。あまりにも日本人が頻繁に口にするので、「またそのフレーズか……」「本当にそう思っている?」「社交辞令なんじゃないの?」といった気になるからだ。▼そこで、日本で英語を教えて20年になる著者が、日本人が「使いすぎ」な表現を約200挙げるとともに、ネイティブに好感を持たれる「言い換え表現」も紹介。▼ドキドキ読みながら、英語表現のバリエーションが一気に広がる1冊。▼機内・空港、ホテル、レストラン、ショッピング、ホームパーティー、電話、ビジネス……お目当てのフレーズがすぐ見つかる「シーン別・インデックス」つき。海外旅行に必携!▼文庫書き下ろし。
プライベートの時間はしっかり確保しつつ、常に最高の結果を出す。そんな「できるビジネスパーソン」の時間の使い方を、海外でMBAを取得し、外資系その他の多くの企業で結果を出してきた著者が語るのが本書。MBAの知識を応用した時間戦略から、「やらないことリストを作る」「いい丸投げを使いこなす」「社長秘書を味方にする」など具体的テクニックまで。あなたの時間の使い方に革命を起こす。
きらめく元素の世界へようこそ。▼本書は、ポイントをおさえたわかりやすい解説と超美麗な結晶写真による元素図鑑です。▼国立科学博物館特別展「元素のふしぎ」に数多くの写真を提供した[WEBサイト「結晶美術館」管理人]田中陵二氏の、幾度も眺めたくなる美しい写真を豊富に掲載。▼また、科学教育の第一人者である法政大学教授 左巻健男氏による解説は、文系の人でも理解できる、やさしく・わかりやすい内容となっています。▼万物を織り上げている大元である元素はそれぞれに個性的です。読者の皆さんも「周期表という地図」を携えて、美しい元素の世界を楽しんでいただければと思います。(「おわりに」より抜粋)
鉄道、医療、バス、原発、温泉施設…事故が起きるたびに、責任が問われ、規制が強まり、対策がとられる。だが、安全対策によって「安全・安心」は高まったと言えるのか。著者は、安全対策によって人間の行動はどのように変化するのか、そこにこそ注目すべきと説く。事故や病気や失敗のリスクを減らすはずの対策や訓練が、往々にしてリスクを増やすことになるのはなぜか、人間の心理とリスク行動に光を当てる。さらにリスク行動の個人差、リスク・コミュニケーション、リスク・マネジメントにまで踏みこむ。
すぐかんしゃくを起こす、言うことを聞かない…少しの工夫で、子育てはもっと楽になります。
風水とは、今から約4千年前に中国発祥の歴史と共に発展した「気」の力を利用した環境学であり、古くは戦において軍学として発展した学問です。本書は「デスクでランチをとらない」「ペンを換える」「毎日シーツを替える」など、風水の考え方を日常の中にあるちょっとした法則に落としこみ、紹介します。金運や仕事運を高めるためのアドバイスが満載。
巨大ウォーターフロントにある「みずべの公園市国」。そこは完全で完璧な女王サイレンと呼ばれるAIが統べる国家だ。サイレンは自らの分身である“オンディーヌ”と、市国民の中から選ばれたエリート集団“幸福安心委員会”を使って市国民を監視・統括し、「幸福度100%」国家を目指して歌い続けていたー人気ボカロ曲「こちら、幸福安心委員会です。」がノベル化。