本書は、東京子ども図書館が刊行している「おはなしのろうそく」という小さなお話集の5と6を合本したものです。子どもたち自身が手にとって読めるように、活字も大きくし、漢字にはふりがなをつけ、さし絵もふやして、読みやすくしてあります。
明治期に海外から流入した広告ポスターは、我が国において即座に受容され、独自の発展を遂げた。戦前期の美人画ポスターにみられるように、印刷技術の発展と共に芸術品並みの作品が制作されるようになり、さらに経済活動の発達と共に代表的な広告メディアとして発達し、さらには戦争期の国威発揚ための大きな宣伝手段へと至った。
ポスターは広告物として消費されてゆくため、その価値はこれまで長く顧みられることなく一部の好事家の興味を引くだけであったが、近年その芸術的価値、また社会史的研究の対象としての意味が大きくクローズアップされている。
我が国屈指のポスターコレクションを誇る函館市中央図書館の蔵品を主に、そのような日本のポスター文化を類書にない規模で懇切な解説を加え紹介し、ヴィジュアルな基礎資料を提供する画期的大図鑑。
冬の朝、図書館の返却ポストの中でふるえていた子ねこ。いたずら好きで人なつこくて、ちょっとふしぎなその捨てねこが、町にきせきをおこします。世界的に有名なねこの一生をえがいた、本当にあった小さな命の物語。
我が国で初めての公開図書館「芸亭」を設立した石上宅嗣。物部氏の直系である宅嗣のまなざしを通して、激動の孝謙女帝時代を描く。繰り返される政変、つぎつぎと交代する権力者、定まらぬ皇位継承。そのなかにあって、宅嗣は芸亭をなぜ創始したのか。図書館に求めた知識とは、何であったのだろうかー。斬新な着想で描かれた図書館好き必読の歴史小説。
山崎元幹(一八八九ー一九七一)は、一九三一年九月十八日の満洲事変勃発時、南満洲鉄道株式会社(満鉄)の総務部次長で、のちに最後の満鉄総裁となった。山崎が一九二八年から三六年にかけて残した貴重な文書をここに翻刻する。満鉄は事変にどう関与したのか、歴史の空白を埋める満洲事変研究の第一級の史料。上巻は事変前の張学良政権との鉄道交渉関係文書などを中心に収録した。
シートンがアメリカ・ニューメキシコのクルンパを支配するオオカミのロボに挑んだ壮絶な物語。シートンは、メスのオオカミ・ブランカに対するロボの深い愛情に感動と後悔を抱く。新しいシートン動物記第1弾!
本書は1913年日中蘭亭会関連文献と画像の集成で拙編『内藤湖南と清人書画』の姉妹篇である。岸田雨臣・高瀬惺軒の蘭亭紀行、『書苑』の東京蘭亭修禊記念會記事、梁啓超編『癸丑禊集詩』、長尾雨山・神田喜一郎・須羽源一・杉村邦彦・陳振濂の論考、内藤の書論(漢文)、王羲之研究文献目録のほか、西泠印社と台湾・香港・韓国の関連画像も収録。
序(松浦 章)
自序(陶 徳民)
序説 大正二年における内藤湖南・藤澤南岳の「王右軍」論の含意を考える
-本書の狙いと構成の紹介を兼ねてー(陶 徳民)
論考 大正癸丑の蘭亭会とその歴史的意義(杉村邦彦)
第一部 図版編
(一)蘭亭会の由来
(二)王羲之の書を愛した帝王たち
(三)徳川・明治時代の蘭亭趣味の諸相
(四)一九一三年蘭亭会の四重奏ー北京・東京・杭州・京都ー
(五)蘭亭会につづく大正期日中文化交流の余韻
(六)一九七三年蘭亭会の四重奏ー大阪・東京・香港・台湾ー
附録 二〇一三年「関西大学大正癸丑蘭亭会百周年記念行事」関連資料
図版解説
第二部 文献編
蘭亭(長尾雨山)
蘭亭紀行(在上海 岸田雨臣)
蘭亭行 高瀬惺軒遺稿(杉村邦彦編)
大正癸丑の蘭亭會(神田喜一郎)
大正癸丑の京都蘭亭會について(須羽源一)
蘭亭修禊記念會記事(東京)『書苑』
癸丑禊集詩(北京) (梁啓超等)
一九一三年中国と日本における「蘭亭会」 陳振濂(亀井拓訳・陶徳民校)
附録
内藤湖南の書論(漢文)(陶徳民・胡珍子編)
京都の壽蘇會(長尾正和)
王羲之研究文献目録(中村史朗・六人部克典編)
あとがき
12月31日まで開館してみた。でも結果は……?
平日夜10時まで開館、古書店との連携、新書マップ、コンシェルジュ──。
2007年、「これまでにない図書館」としてリニューアルし、Library of the Year 2008大賞、「日本で一番売れるサービス50」(『週刊東洋経済』2007年8月11/18合併号)に選ばれた千代田図書館。
国会図書館から出向し、3社の指定管理者の共同事業体による改革を主導した元館長が目指した、トライ&エラーの記録。
図書館だから果たすことができる、文化・情報政策の中の役割とは何か。
はじめに
第1章●千代田図書館の今
これまでにない図書館/施設とサービス/図書館サービスの構成/運営の実態/千代田図書館に対する評価
第2章●リニューアルオープンへの道のり
着任時(2004年9月)の千代田図書館/改革に向けての検討と指定管理者制度導入の決断/基本計画の決定と指定管理者の決定/開館準備/運営の1年間
第3章●新しい公共図書館に向かって
公共図書館の何を変えたかったのか/公共図書館をどのように変えたかったのか/改革できたこと、できなかったこと、改革途上のこと/これからに期待すること/公共図書館改革の要点
おわりに
プロフィール
千代田図書館周辺地図・千代田図書館フロアマップ・千代田図書館館内風景
資料・千代田図書館来館者インタビュー報告書
(一社)電子出版制作・流通協議会が2013年から行っている「公共図書館の電子図書館・電子書籍貸出サービス等のアンケート」をもとに、図書館における電子書籍貸出サービスを中心とした電子図書館サービスについて、現状と課題、将来展望を記載。行政・自治体・民間での導入に際して業界動向の把握に役立つ。
2018年より、従来からの公共図書館に加え、全国の大学図書館に対しても調査を実施。文部科学省が実施する「学術情報基盤実態調査」では限定的になっている電子書籍貸出サービスに関する調査に対しても、編者らが全国規模での大学図書館調査を行った。
てのひらにのる小さなお話集です(A6判)。各巻に幼児から小学校中・高学年までたのしめる日本や外国の昔話、創作、わらべうた、指あそびなど数編を収録。いずれも実際に子どもたちに語った経験をもとに編集しています。1973年刊行開始以来、語りのテキストとして圧倒的な支持を受け(現在までの発行部数175万部以上)40年以上続くロングセラーです。図書館、文庫、幼稚園・学校、家庭などでの読み聞かせにもご利用ください。
○だめといわれてひっこむな(アルフ・プロイセン作/瀬田貞二訳)○風の神と子ども(日本の昔話/稲田和子再話)○ひねしりあいの歌(阿波のわらべうた)○ツグミひげの王さま(グリム昔話/東京子ども図書館訳)○ジーニと魔法使い(インディアンの昔話/松岡享子訳)/話す人のために/お話とわたし
情報検索の歴史、基礎的な考え方から、商用データベースの正しい利用法まで、全五章にわたり、分かりやすく詳細に解説。図書、雑誌から、新聞記事、法律、統計、特許、人物やビジネス、地図に関する情報など、各情報に応じた正しい検索術を習得する。