「地方、中山間地、豪雪地型」災害が大きな特徴であった中越地震は、古くから繰り返された新潟の大地をつくる変動の「ひとこま」でもあった。中越地震を現象や被害実態さらに歴史的側面から読み解き、現在も活発に続く「脅威と恵み」が表裏一体となった自然の営みのメッセージを明らかにする。
人気の中高層マンションに構造家が警鐘。対策を提言。
限られた状況、食糧で生き抜くための料理技。
地震の災害は多様な相貌をみせるのはなぜか。耐震建築工学の碩学が内外の地震の現場に足を学び、被災地の様子をつぶさに見聞し、その実相をわかりやすく記録したのが本書だ。さらに著者の目は、耐震強度偽装問題などの人間と建物にかかわる問題の核心にも及び、警鐘を鳴らす。
どこが危険か、いつ起こるのか、何が起こるのか。活断層、地震データ、地震予測などを刷新。
2004年10月23日に新潟県中越地方を中心としてマグニチュード(M)6.8の地震が発生した。日本建築学会災害委員会では、地震発生の直後に北陸支部に依頼して、「2004年10月23日新潟県中越地震被害調査委員会」を発足させた。初動調査は10月24日から開始され、その状況は災害委員会ホームページと北陸支部災害部会ホームページに公開された。また、東海支部、東北支部からも調査協力をいただいた。さらに、当初の被害調査委員会メンバーで十分調査できないと思われる項目について、上記のホームページや災害委員会のメーリングリストで調査協力を呼びかけ、これに応じていただいた方々の協力により調査を完了することができた。これらの調査結果は、「2004年10月23日新潟県中越地震の災害調査速報」としてとりまとめられ、2004年12月12日の金沢工業大学において「新潟県中越地震速報会速報会」で報告された。本報告書はその後の調査結果と速報会で報告できなかった調査項目を追加してとりまとめたものである。
本書は、不意打ちで地震に遭遇したときにどのように対処すればよいかの基本をまとめたものです。記述された内容は、現実に地震に遭遇したときの経験や体験に基づいていますので、とても実践的であると言えます。それが本書の特色です。
大地震トライアングルがいま動き始めた!新聞・雑誌で続々注目の木村理論の最新刊。
地震は、地球が生きているからおきる!?「なぜおきる?どこにおきる?どうそなえる?」がわかる本。
巨大地震が起きれば家の中が一番危ない。家が凶器にならないために建築のプロが教える手軽にすぐできる耐震対策と家族を守るために役立つ防災術。今こそ家族で防災を語ろう。
絵本の各ページと後ろの解説で前兆現象をやさしく科学的に説明し、テレビの「どうぶつ奇想天外」での「地震のことわざ再現実験」を紹介します。地震電波を宇宙から観測し、地震予報をする近未来も示しました。
本書は震災直後から著者が31日間連続して活動した現場を赤裸々に語りつつ、その実体験を基に、災害ボランティアの本質とそのあり方をあらためて問う。
南関東、東海、関西、さらにメガロポリス直撃…。「発生確率70%、86%」の政府情報が出された地震列島は、すでに動き出している!予知の権威を総動員して、「危険域」を徹底検証。
あなたの住宅は地震への備え、十分ですか?耐震診断、耐震補強の第一人者が豊富な経験と実例から説く。正しい耐震診断こそ安心の第一歩。