思春期やせ症の多発や境界例などの新しい病態の登場により、従来の治療方法を超えた技法が要請されるに至った。こうした病態に対処した臨床指導書として、ウィニコット、アブラハム、サリヴァン、マーラー、ガントリップ、ジェーコブソンの理論と技法を収めたのが本書の初版であった。今回の増補に当っては、新たにエリクソン、マスターソン、バリント、ビオンの理論を補い、それの実地臨床への適用を初版同様に具体的な事例をとおして紹介することにより、名実ともに精神科医・心理臨床家必読の書となった。
本書は、「栄養学各論」のテキストとして、対象別およびいろいろな条件下の栄養を豊富な図表を用いて平易に解説したものである。
文章を書くことは恥をかくこと、自分をさらすこと宝物を掘り出すこと。
豊富な子育て体験と、児童心理学の研究から生まれたホンネの子育て論。
今、大人は子どものために何をなすべきか。同年出生の1市全数児2000名の6年にわたる調査より浮かびあがる現代日本の子どもの実像。
音大の名物教授が、ある女性教師の情熱に託すスーパー・エッセイ風レスナー物語。
おおよそ子どもを一、二人しか産まない今日の女性は、80年の生涯の中で、生殖にたずさわっている期間はわずか四、五年にしか過ぎない。それにもかかわらずわが国では、長い間、性に関する医学研究は、せいぜい、生殖現象としてのセックスや特別の性障害についてのみ行われ、情動行動として、あるいは快楽としてのセックスといった研究は、まったく行われていなかったのである。そこで本書では、生涯を通じて、科学的に性をとらえ、現代にふさわしいそのあり方を探る。
難しい思春期の“親子関係”に確かな指針を与える、ホンネの子育て論。
いま、柔らかな家族主義が始まる。…これまでの家族のあり方を変革しつつある新世代の意識と行動を探るマーケティング・ノンフィクション。
乳幼児期から学童・思春期における子どもの心身の発育特性や、発育を左右する食事の重要性および偏食,肥満,食事アレルギー,小児成人病など、子どもをとりまく食事上の問題や、小児栄養の現状および対策について記述したものです。幼児教育学・保育学・看護学などを専攻する学生、管理栄養士・栄養士の参考書としても最適です。