ヨーロッパ6カ国における中国系新移民の第2世代(1.5世代含む)を調査し、コミュニティの形成過程とその変容、社会統合(教育や政治参加)のあり方、アイデンティティ形成を分析。第2世代をめぐるトランスナショナルなダイナミズムを重層的に描き出す。
2015年9月の国連総会で決定した持続可能な開発目標(SDGs)は、ミレニアム開発目標(MDGs)に代わる国際開発目標として、2030年の世界のあり方を導こうというものであり、本書はSDGsに関する概説書である。従来型の開発パターンから、グローバルガバナンスの変革を促すために必要なことは何か。特徴や内容紹介のほか、扱う課題などを分かりやすく解説する。
専門家としての科学技術者の役割を問い直し、市民に開かれた新しい科学技術のあり方を追求する。
身近な環境問題に向き合うには、まず何よりも、私たちが地域に存在する問題・課題を知る必要がある。本書では、映像やワークショップ、ボードゲームなどのツールを用いて、地域の諸問題を〈見える化〉し、その過程で、人と自然のつながりが再構築されていく様子を描き出す。
はじめに(近藤康久)
第1部 異なるまなざしから対話を生む
第1章 記憶を可視化し、可能性を顕在化する
--「100才ごはん」と「三才ごはん」をめぐる映像とインスタレーション(寺田匡宏)
第2章 環境教育としての映像
--土と暮らす陶芸家の自然観から学ぶこと(三村豊・竹田優哉)
第3章 地域に根ざした自然の恵みと災いを再考する
--滋賀県比良山麓の地域文化をとらえた映像が生みだす対話
(吉田丈人・長岡野亜・深町加津枝)
第4章 空から流域を俯瞰する
--琵琶湖とラグナ湖における水を通した人と自然のつながり(上原佳敏)
第5章 変えるもの、変えてはならないもの
--宮崎と東ティモールで「日常」を撮る(阿部健一)
第6章 まなざしを共有する
--ブータン王国の食農システムの近代化に関する映像上映の事例から(金セッピョル)
第2部 対話から協創を仕掛ける
第7章 「私」の問題から「私たち」の問題解決へ
--ザンビアの子どもクラブのデジタル・ストーリーテリング(片岡良美・山内太郎)
第8章 分散した研究のプラットフォームを作る
--ニホンミツバチ・養蜂文化ライブラリーと、伝統養蜂の映像化(真貝理香)
第9章 専門化と非専門家の「わからなさ」の可視化
--「同位体座談会」を通して(中原聖乃)
第10章 社会課題をボードゲームにする
--コモンズの悲喜劇、マナーな食卓、サンタチャレンジ
(太田和彦・井上明人・藤枝侑夏・大谷通高・小田龍聖)
第11章 超学際研究でルーブリックを使う
--コミュニケーションと自己評価(太田和彦・金セッピョル)
第12章 アイディアを可視化し、発想を育む
--オンラインワークショップの基本プロセスと実践例(大西有子)
おわりに(ハイン・マレー)
既刊『SDGsと開発教育』の姉妹本として、
地球資源制約下における持続可能な開発を環境的側面から掘り下げ、
SDGsにおける環境教育的な視座を提起する。
【執筆者】
市川智史、田代直幸 林 美帆、若尾慶子、蟹江憲史、大沼あゆみ、田中治彦、北野 収、袖野玲子、蒲谷 景、
堀田康彦、馬場健司、桜井 良、室田昌子、佐藤真久
第1部 環境教育とは何か
第1章 環境教育の歴史と課題
第2章 環境教育の内容・方法・カリキュラム
第3章 グローバルな文脈における公害教育の展開
第4章 グローバルな文脈における自然保護教育の展開
第2部 環境理論
第5章 MDGsからSDGsへの変革とその実施に向けた課題
第6章 持続可能性についての考え方
第7章 開発問題とESD
第8章 持続可能な開発と国際協力
第3部 人類共通の課題
第9章 地球環境問題の特性と所在
第10章 地球資源制約と生物多様性保全
第11章 持続可能な生産と消費,ライフスタイルの選択
第12章 気候変動とエネルギーの選択
第4部 環境保全の対象と担い手
第13章 生物多様性保全と環境教育
第14章 持続可能な都市・コミュニティへの再生
第15章 SDGsとパートナーシップ
終 章 これからの世界と私たち
資料編
日本の環境教育書籍
環境問題・環境教育年表
科学技術の振興に特に優れた功績をあげられた研究者を表彰する「向井賞」(東京応化科学技術振興財団)を受賞された、日本の最先端の研究者の研究を、高校生にもわかりやすく紹介しています。研究者を目指す学生の参考になるよう、大学や企業の研究室の様子なども掲載しています。
独自性をもった研究を 目指せ!『向井賞』/第1章 より高い安全性、充電性能を実現する全固体電池の開発/第2章 新しいアンモニア合成法によるエネルギー資源革命/公益財団法人東京応化科学技術振興財団の活動 科学技術の振興と発展に貢献/第2回「科学教育の普及・啓発助成団体表彰」優秀活動賞受賞 認定特定非営利活動法人教育活動総合サポートセンター/第2回「科学教育の普及・啓発助成団体表彰」活動奨励賞受賞 公益財団法人金沢こども科学財団
福祉職・保育者養成教育におけるICT活用を活用した教材作成、教育実践など踏まえて、考え方から具体的な教材設計まで紹介する。また、福祉関係の実習や演習担当教員に対して、より効果的な教育の展開を支援できるように解説する。
第1章 教育工学による社会福祉教育へのアプローチ
第2章 ゲームを活用した教育の検討
第3章 社会福祉士養成における模擬面接をより効果的に行うための教材の設計
第4章 社会福祉士養成教育における模擬面接でのICT 活用によるコミュニケーションスキル獲得
第5章 社会福祉士養成課程における模擬面接教材のルーブリック作成
第6章 社会福祉士養成課程におけるICT を活用した模擬面接教材の評価分析
第7章 保育者養成教育における模擬保育へのICT 活用
第8章 介護職員等実務者研修におけるシリアスゲーム活用の検討
第9章 サービスラーニングにおいて ICT を活用した実践例とその教育効果
第10章 社会福祉士養成教育における相談援助実習指導支援システムの提案
大阪・保育所聖愛園の「障害」児共同保育50周年を記念して刊行するブックレット(インクルーシブ(共生)教育研究所双書)。本書は,初代施設長として聖愛園の取り組みをもとに,その延長上にあった西淡路希望の家(知的障害者授産施設)の活動で学んだことを省察した論考。
ポートフォリオを活用することで、自主的な学びを支援する。生徒と教師の対話を促す。教師の授業力の向上と、教師同士の協力体制を促進する。
こころの襞の解きほぐしー子どものかすかな動きが告げる世界の豊かさに気づくこと。現象学の視点から教育現場に長年関わってきた著者が、そのエッセンスをやさしく説く。
人は一人だけでは生きられない.かといって,人がしっかり結びついていた古い共同体は戻ってこない.ばらばらの状態で世界を寄る辺なく漂う現代人にとって,生きる意味はどこにあるか.本書は,大阪大学大学院人間科学研究科の教員たちが,学生に向けて,人とモノ,人と自然,人と人,さらには人と死者をつなぐ共生(共に生きる)の方向に人間再生の可能性を求め,これからの生き方と新しい文明のあり方を探る.
はじめに (志水宏吉)
序 共生学は何をめざすか (河森正人・栗本英世・志水宏吉)
第1部 共生のフィロソフィー
1 共生の人間学〈矛盾〉を生きること (檜垣立哉)
2 共生のドラマトゥルギー (藤川信夫)
3 格差社会と教育における公正 (志水宏吉)
4 共生社会におけるジェンダー公正 (山本べバリー・アン)
5 フェミニズムとマルチカルチュラリズム -「帝国のフェミニズムへの挑戦」から考えるー (藤目ゆき)
6 国際協力とグローバル共生 (中村安秀)
7 異文化接触と共生 (宮原暁)
8 「敵」との共存ー人類学的考察 (栗本英世)
第2部 共生のサイエンス
9 多文化社会の心理学 (ドン・バイサウス)
10 高齢者における共生の重要性 (権藤恭之)
11 国際協力と人類学 (白川千尋)
12 腎臓ドナーは何を語るのか -医療技術と人体組織の経済をめぐる共生学的試論ー (島薗洋介)
13 中国・中央アジアの健康格差と共生 (大谷順子)
14 現在の日本と世界における地域創世について (住村欣範)
15 霊長類のコンフリクトと共生 (山田一憲)
第3部 共生のアート
16 利他主義と宗教のアクションリサーチ (稲葉圭信)
17 被災地における共生のグループ・ダイナミックス (渥美公秀)
18 多文化・異文化との共生 -『共通認識』を育み、心の壁を取り払えー (近藤佐知彦)
19 共生のためのコミュニケーション・ツールとしての音楽 (千葉 泉)
20 発展途上国の教育開発、国際協力、住民自立 (澤村信英)
21 ケアのコミュニティをつくる (河森正人)
あとがき (河森正人)
執筆者紹介
自社の事業継承のみならず、わが国の復活を考える上でも重要な創造性をかき立てて付加価値を生み、市場から評価を得られるプロセスを披露するとともに、中小企業が取り組むべき観点から、成長の源泉となる創造性を生み出す方法を提言する。
日本語学習者の中には、古典日本語で書かれた資料を用いて研究を行う人たちがいる。日本研究を行う彼らに必要とされる言語教育上の支援とは何であるのか。この疑問に答えるために、海外教員への質問紙調査や学習者へのインタビュー、読解過程の分析等を通して彼らの古典日本語学習・理解の実態を明らかにし、それに基づく授業実践を行った。今まで明らかにされてこなかった古典日本語習得の実態とその支援について考える画期的研究。
発達障害の基礎理解として、診断論、障害論、原因論について整理し、さらに幼児期の育ちから成人期の就労まで、時間軸に沿った支援を解説する。個人の特性にのみ問題を還元しない生態学的あるいは関係性の視点を重視した、インクルーシブな環境を実現するためのテキスト。
第1部 発達障害の基礎理解
第1章 発達障害支援における公認心理師・臨床心理士の役割
第2章 診断論1-発達障害の定義と知的発達症(知的障害)
第3章 診断論2-診断的理解とアセスメント
第4章 障害論ー障害の構造的把握と心理支援
第5章 原因論ー発達障害の原因を巡る諸視点
第2部 ライフサイクルに沿った心理支援
第6章 連携と協働ー専門職連携協働実践(IPW)を基盤にした心理支援
第7章 社会資源を知る
第8章 初期発達支援ー気づきから発達支援へ
第9章 家族支援としての発達支援ー統合的な支援の視点
第10章 児童期1-特別なニーズ教育とインクルーシブ教育
第11章 児童期2-学習支援の実際
第12章 移行期の支援
第13章 成人期の支援ー就労支援を中心に
第3部 心理支援の可能性
第14章 さまざまな局面における心理支援
第15章 インクルーシブな心理支援のこれから