対話形式で学校給食における食物アレルギー対応の注意点や保護者への関わり方などの基本がよくわかります。
2015年刊「食物アレルギーの現状とリスク低減化食品素材の開発」の普及版。発症メカニズムと高度なアレルゲン検出法と評価系、食品産業での対応、エビデンスの高い機能性食品素材と食物の低アレルゲン化技術を解説している。
食物アレルギーの基礎知識、消化・吸収の仕組み、食物アレルギーの症状がどの程度の原因食物の摂取で起きるのかなど解きながら、Q&Aで除去と解除の実際をわかりやすく伝えます。また、厚生労働省「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」について、内容と留意点を紹介します。
免疫とはいったいなんだろう?/国民の4人にひとりはアレルギー/ヒト型抗体への期待/がんの免疫療法など、知りたいことがよくわかる。
春夏秋冬・四季折々の素材を活かした応用の利く基本献立59。今すぐ始められる、お金のかからない“かしこい”方法。アレルギー以外にも“副作用”で家中みるみる健康に。
●病気の成り立ちにおいて共通する部分の多い血液疾患、免疫疾患、感染症を1冊にまとめたことで、幅広い分野・多数の疾患を関連づけて理解することができる。
●豊富な図解で、理解するのが難しい免疫機構とその異常(免疫不全状態や自己免疫疾患、感染症)についてわかりやすく解説している。
●具体的な事例展開で、実臨床や実習に向けたシミュレーションがしやすい。さらに国試の状況設定問題の対策としても活用できる。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりに困っているけれど、市販の薬を飲んでいるから大丈夫! と思ってはいませんか? 薬で症状を抑えてばかりいると、かえって鼻の症状は悪化し、頭が痛い、においを感じないなどの事態に陥ります。また、アレルギー性鼻炎や花粉症であると自己判断し、薬による治療を続けていたことで、鼻の別の病気を見逃していることも少なくありません。
本書では、鼻炎症状を少しでも改善するべく、薬に頼らないセルフケア方法を専門医が伝授。最新医療情報や、今、話題になり、真偽が問われている新型コロナウイルスとの関係についてもご紹介します。
食物アレルギーって?アナフィラキシーへのそなえは?…など、学校現場でかかせない食物アレルギーの知識と、命にかかわることもあるアナフィラキシーについて見ていきます。小学校高学年〜中学生向き。
2002年の建築基準法改正はシックハウス対策のためでしたが、室内汚染はほとんどなにも改善されず、逆に悪化する傾向です。しかもシックハウスを回避し、改善するための建材として注目されてきた、エコ建材や自然素材・天然素材までもが、アレルギー疾患や化学物質過敏症の人にとっては、症状を悪化させる要因になっています。
初版より10年近くが経過しましたが、問題はより深刻になっています。本書は最新情報をもとに、有害建材・一般住宅の危険性を含め、自然素材やエコ建材やエコ住宅の問題点、室内汚染を回避するための方法と対策、いざというときの対象法、空気清浄器や代替品、アレルギーを起こす物質を封止する方法などについて、わかりやすく解説します。患者の目線にたったはじめての建築本です。
1 シックハウスは何も解決していない
2 エコ建材・自然素材を再度検証する
3 アレルギーがある人・ニオイに敏感な人の住まいづくり
ある日親子丼を食べたら、異変が起きたーー。はじめての子育てで「アレルギーの不安」と闘うママ一年生の奮闘記。念願の子どもを出産するも、キヨにはひとつだけ大きな不安がありました。それは「自分の子どもが食物アレルギーにならないだろうか」ということ。
1誤食事故! どう対応するか エピペンを使うタイミングは?
調布市の誤食事件について/小中学校での対応マニュアルを保育園でも参考に/アナフィラキシーの緊急対応 他
2食物アレルギーの不安解消 原因食物の除去と解除のすすめ方
アレルギーは、どのようにして起こるのか?/食べものアレルギーの原因食物と症状/原因食物の除去で治る/保育園の献立で注意したいこと/除去を緩めるとき注意したいこと 他
最新研究で分かった、食物アレルギー予防のポイントや
治療のコツ、家庭でのケアも掲載したアレルギー対策の決定版!
日本では、3歳までに16.5%の子どもが食物アレルギーと診断されており、
アトピー性皮膚炎やぜんそくの子どもも多く存在します。
本書は、日本で最大の小児科病院である
国立成育医療研究センターのアレルギー科で、
日夜、多くのアレルギー疾患をもつ子どもたちの
治療にあたる医師たち自らが執筆しています。
同病院は、多くの子どものアレルギー治療に成功するとともに、
研究分野でも日本のアレルギー医療をリードする病院でもあります。
食物アレルギー予防についての研究を行い、発症率を8割も減少させるなど、
目覚しい成果をあげています。
世界中で行われた研究の結果、現在、アレルギーの出発点として
もっとも重要だと考えられているのが、皮膚のケアです。
食物アレルギーの引き金としても注目されるアトピー性皮膚炎の
効果的な治療法はもちろん、
ぜんそくをコントロールする方法や、食物アレルギーの予防と治療、
また、近年、増加している新生児・乳児消化管アレルギーなども
網羅した、アレルギー対策の決定版です。
家庭や学校での生活で気をつけること、
よくある素朴な疑問への答えなども掲載しています。
お子さんのアレルギー治療に悩む方、
これからお子さんを育てるにあたり、予防法を知っておきたい方、
そして、医療関係者や保健関係者にもおすすめの一冊です。
食物アレルギー患者を支えるためには、家庭だけではなく、食に関わるすべての人に食物アレルギー対応の知識と実践力が求められる。保育士や幼稚園等の教諭、栄養士・管理栄養士、保健師、看護師などの専門職をはじめとした食に関わる人が、食物アレルギーの基礎知識から専門的な対応まで実践的・体系的に学ぶことができるように編集した。
本書は、認定NPO法人アレルギー支援ネットワークが2006年より毎年開催するアレルギーの専門研修講座のテキストであり、13期を迎えた2018年に講座内容全体を見直すとともに全面改訂を行った。主に受講者からの要望が多かった免疫療法、アレルゲン表示、緊急時対応、災害対策、給食対応の実例といった実用的な内容を充実した。さらに第2版では、保育所におけるアレルギー対応ガイドラインの改訂、アレルギー表示義務対象品目の見直しなどをふまえて一部改訂を行った。
医学、食品・栄養学、食育、調理の専門家とアレルギー対応食づくりの経験者が共同で執筆。正しい知識を伝える教科書であるとともに、筆者らがアレルギー最前線の現場から発信するメッセージに溢れた1冊となっている。
第1章 医学講座
1-1 アレルギーの基礎
1-2 食物アレルギーの臨床(総論)
1-3 食物アレルギーの臨床(各論)
1-4 最新医療・免疫療法
1-5 アレルギー児の栄養食事指導
1-6 アトピー性皮膚炎
1-7 気管支喘息、花粉症、ダニアレルゲン
第2章 食品学講座
2-1 アレルゲンの基本
2-2 加工食品の表示とアレルギー表示
第3章 栄養と献立
3-1 食育とアレルギー
3-2 乳幼児期の栄養と献立
3-3 集団生活の食事
第4章 食物アレルギー児の管理
4-1 ひやりはっと事例から学ぶ安全管理と緊急時対応
4-2 アレルギー児の受け入れ
4-3 アレルギーっ子の災害対策
第5章 離乳食・幼児食のアレルギー対応レシピ集
5-1 離乳食の調理
5-2 幼児食の調理
巻末資料1 事例
事例1 学校給食における食物アレルギー対応(愛知県豊川市)
事例2 米粉を活用した学校給食の提供(新潟県胎内市)
巻末資料2 料理の腕 これでぐんぐんアップ