社会の変化とともに、人々のジェンダー意識も変化しただろうか。答えは否である。日本のジェンダー格差は、世界的にみて未だ大きい。本書はその原因である「男女」についての思い込み、すなわちジェンダー・ステレオタイプについて、社会心理学の様々な領域からアプローチする。それはどのように作られ、人々の心の中でどのような働きをするのか。ジェンダー・ステレオタイプの変容に向けて、私たちに何ができるのかを考える一冊。
はじめにーー新しい時代に新しいジェンダー観を!
本書の構成
1 「女性」とは?「男性」とは?
1 セックスとジェンダー
2 人の性の多面性・多様性
3 ジェンダー・ステレオタイプ
2 思いこみをつくり,維持する心のしくみ
1 ジェンダー・ステレオタイプの形成
2 性別カテゴリーに惑わされて
3 自己とジェンダー・ステレオタイプ
3 思いこみをつくる社会のしくみ
1 性別役割分業社会が思いこみをつくる
2 日本的土壌が思いこみをつくる
4 ジェンダー・ステレオタイプによって維持される社会
1 ステレオタイプが現実をつくる
2 ステレオタイプと偏見・差別
3 ジェンダー・ステレオタイプと格差社会
5 心理学とジェンダー・ステレオタイプ
1 生物学的性(セックス)を重視する心理学
2 性差に注目する心理学
3 心理学をつくり変える
6 ジェンダー社会の変容ーーステレオタイプといかに向き合うか
1 変容しにくいジェンダー・ステレオタイプ
2 ジェンダー・ステレオタイプの変容
3 多様性によりジェンダー社会を変える
4 連帯によりジェンダー社会を変える
人名索引
事項索引
ノルウェーの幼児教育におけるジェンダー平等、公平性、多様性の尊重に向けた理論と実践をテーマにした意欲的な研究書。豊富な現地調査をもとに、同国の保育政策、カリキュラム、保育者、保護者および子どもの公平性の観点から多角的に分析していく。
圧倒的な想像力で、性別の“当たり前”をユーモラスにぶっ壊す!!
医療の進歩で男性でも母乳が出せるようになった世界。
哲夫は、ついに授乳を経験するが? (「父乳の夢」)
機械を装着することで筋力差がなくなり、性別による役割分業が減ったら? (「真顔と筋肉ロボット」)
性差への理解を深めたら月経が訪れるようになった男性の変化とは? (「キラキラPMS(または、波乗り太郎)」)
など、驚くべき想像力で性差が減った未来(ユートピア)をユーモラスに描く、全4編収録。
【著者略歴】
作家。性別非公表。2004年にデビュー。目標は、「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」。他の著書に、『ミライの源氏物語』『母ではなくて、親になる』『ニセ姉妹』『美しい距離』など。日常の社会派。趣味は育児。
性的資本は現在社会の根源を規定している。
自分の魅力は、エロス的資本が表す。
そこには知性や活力の自己性が表現される。
現代産業社会は、性的資本による男女の性別化をなし、賃労働男・家事女・学校生徒の家庭と社会労働の分業を構成して、商品を欲望する消費世界をなしている。セクシュアリティ/ ジェンダー/ セックスの諸概念を<資本>と「享楽」から検証して、自分の自分に対する自分技術のあり方を示す。
「資本を悪だ」と前提にするマルクス主義思考では資本主義は解明されない。「資本」はシニフィアンである。そして個々人の力である。現代の資本世界総体を見直す資本論シリーズの開始。世界線での理論成果を凝集しての新たな理論地平が開かれる!
資本論シリーズ 全18 冊予定
続刊…❷ 情緒資本論 ❸ 知的資本論 ❹ 文化資本論 (予定)
労働組合はこの数年、ジェンダー平等に加え、組合員の「多様性」に応じた活動にシフトしてきている。これらからの労働組合は高齢層や外国人の組合員など、新たなメンバーとともに労働組合運動を構築していくことが求められている。
本書では、労働組合の男女平等参画、ジェンダー平等、そして組合員の多様化について、企業別・産業別・ナショナルセンター各レベルの労働運動の機能や活動の在り方について検討を試みている。
2000年代の20年間の女性の働き方の変化を振り返り、労働組合におけるジェンダーの主流化を実現させるための一冊。
第1部:「女性」と労働組合の20年
1.データから見た女性の働き方
2.「女性」と労働組合
3.非正規労働者の組織化
第2部:労働組合におけるジェンダー平等
1.連合、産業別組織における男女平等の取り組み
2.企業別組合における男女平等参画
3.女性役員の選出と育成
4.労働組合のジェンダー平等への挑戦
第3部:組合員の多様化に応えるために
1.組合員の多様化のへの対応
2.組合員の多様化とこれからの労働組合
ジェンダー、感情、遺伝子情報にいたるまで、あらゆるものが象徴資本として流通する現代。ブルデュー、フーコー、ドゥルーズ、アガンベンらを手がかりに、日常における権力の実態に迫る。
言語学習の成否は学習者個人の特性のみによるものではなく、学習者をとりまく社会との政治的、権力的関係をみることなしに語ることはできない。社会文化的な視点から第二言語習得研究に新たな地平を切り拓いた基本文献の、待望の邦訳。
まえがき
訳者まえがき
本書の構成
第1章 言語学習の真実と嘘
サリハと第二言語習得規範
アイデンティティと言語学習
力とアイデンティティ
動機と投資
エスニシティ、ジェンダー、階級
言語とコミュニカティブな言語運用能力を再考する
第2章 アイデンティティと言語学習の研究
方法論的枠組み
中心的な問い
研究する者とされる者
研究
データ整理
著者解題
第3章 成人移民言語学習者の世界
国際的な文脈
移民女性にとってのカナダ社会
研究参加者の略歴とアイデンティティと言語学習
著者解題
第4章 エヴァとマイ:歳よりも大人びている
エヴァ
著者解題
マイ
著者解題
第5章 お母さんたちと越境と言語学習
カタリナ
マルティナ
フェリシア
著者解題
第6章 第二言語習得理論再考
自然言語学習
アルベルトとSLAの文化変容モデル
情意フィルター
アイデンティティを再概念化する
社会的実践としての言語学習
著者解題
第7章 教室とコミュニティで話す権利を主張する
教室における言語学習と成人移民
コミュニカティブな言語教育の先へ
多文化主義を再考する
可能性の教育学としてのダイアリースタディ
月曜日の朝を変える
結びの著者解題
解題 アイデンティティ理論をめぐって広がる対話
アイデンティティ研究と言語学習の関連性
ポスト構造主義のアイデンティティ理論
アイデンティティと投資
想像の共同体と想像のアイデンティティ
アイデンティティ・カテゴリーと言語学習
研究の方法と分析
アイデンティティと言語教育
グローバルな視点
デジタルテクノロジー、アイデンティティ、言語学習
アイデンティティと抵抗
新たなテーマと今後の方向性
あとがき
訳者あとがき
文献案内
参考文献
人名索引
事項索引
著者・訳者紹介
ジェンダー差別を生む構造はどのようなところにあるのか、どのような思想の元に成り立っているのかを知り、どのような人もありのままの自分でいられる社会のあり方について考えます。
◇新年のご挨拶 市民生活の向上、地方自治の発展、地域経済の活性化をめざして ●中山 徹
◇直言 社会のデジタル化とスマートシティ ●山田健吾
◇連続企画 「新型コロナ」から日本の社会を考える 第29回 新型コロナと介護 ●伊藤周平
◆特集 ジェンダー差別を超えて多様性の時代へ
文化の多様性とジェンダー平等 ●松岡悦子
東京・国立市 多様な性を尊重するまちづくり ●木山直子
ケア労働者の処遇改善のためには「ジェンダー平等」の社会が不可欠である ●森田 進
労組内での意思決定の場における女性の参画の現状について ●岡上則子清水万由子
シンポジウム 「法整備と SOGI」 に参加して ●編集部: 松川 遥
自治の視点が問われたー区画整理 再開発住民運動集会を終えてー ●遠藤哲人
◆連載
人つながる(22) NPO法人フリースクール「てだのふあ」 〜子どもたちが安心して過ごせる居場所づくり〜 ●山下吉和
検証 津久井やまゆり園事件を人権の視点から考える
第14回 津久井やまゆり園の地元住民としての想い…考え、行動 ●鈴木哲夫
おきなわ定点観測 第10回 日本国憲法の“真価”を私たちに問い続ける沖縄 ●関 耕平
シリーズ 地域発信 耕作放棄地に挑み果樹園の再生を! 第2回 荒れ地を開き安心安全なみかんを育てる ●渡辺卓也
@NEWS ユニチカ跡地住民訴訟と住民自治の展開 ●御代田桜子
BOOK REVIEW
ローカル・ネットワーク
年賀広告
Jつうしん/自治の風/編集後記
表紙写真 大坂 健
スケッチ 芝田英昭
ボーヴォワールが『第二の性』で新しい概念の登場を予感させて以降、20世紀の哲学はジェンダー論の展開・受容に大きく舵を切った。だがなお、私たちの認識にはジェンダーをめぐる不正義があり、学問にも性差別が残っている。こうした問題は思想・実践の力によって少しずつ解決されてはいるものの、20世紀には表在していなかったLGBTQという観点によって、よりいっそう複雑化している。性の多様性に対して哲学は何を言えるのか。これは21世紀の重要な問いのひとつである。
第1章 ジェンダーが問い直す哲学ーー「尊重しあう愛」 は可能か【小手川正二郎】
1 哲学とジェンダー
2 身 体
3 愛
第2章 ジェンダーをめぐる認識的不正義ーーマスメディアの企業風土と組織の証言的不正義【佐藤邦政】
1 個人が犯す証言的不正義
2 組織が犯す証言的不正義
3 マスメディア企業における偏ったジェンダー組織風土
4 マスメディア企業の組織的無知による証言的不正義
5 おわりにーー偏ったジェンダー報道に対するマスメディア企業の責任と是正に向けて
第3章 性差をめぐる科学研究の落とし穴ーー統計学をいかに使いこなすか【高松里江】
1 能力に性差はあるか? 算数・数学のテストを例に
2 統計学と心理学
3 心理学における再現性課題
4 平均値に対する誤った理解
5 性差の根拠とされるもの
6 おわりにーー性差研究で注意すべきこと
第4章 LGBTQの人々が「自分らしく生きる」ということーー性のポリティクスから多様性の哲学へ【稲垣惠一】
1 不可視化された差別と生きづらさ
2 差別を助長しかねない?--LGBT法
3 内なる差別意識をどう考えるか?
4 政治問題とされた観念
5 LGBTQの人々の多様なかかわり
6 近代的主体の形成とその裏側
7 性のポリティクスの限界
8 性の多様性の実践
9 おわりにーーパートナーは喪失した私を取り戻してくれるのか?
責任編者解題
引用・参照文献
責任編者・執筆者紹介
索 引
本書は、急速な拡大、進展を遂げるジェンダー研究によって拓かれた、知の地平を提示する。第一部ではジェンダー概念そのものをそれが帯びる多様性・多元性から捉え直し、第二部では変容を迫られている市場労働、ケア労働の考察を通じ、新たな社会像を展望する。
二〇世紀初頭、アヴァンギャルド運動は先鋭的に「新しい人間」像を求める一方、ジェンダーに関しては未だ保守的なイメージを払拭できずにいた。男性芸術家が中心を占めていた運動に、女性たちは自らの体験を語るための言葉を求めながら、あるいは演芸や舞踊、手芸、服飾デザインなど周辺化されたジャンルから飛び込んでいく。体験された女性性の視点から新たな芸術家像を形成する女性たちと、自らの男性性の捉え直しを迫られた男性たち。九つの論考から、ジェンダーイメージがせめぎあうアヴァンギャルド運動を見つめ直す。
家族法、刑法(性犯罪)、DV防止法など最新の改正論点を詳解。医学部女子入試差別、AV出演被害、同性婚など、様々な差別や人権課題、労働、社会保障などの幅広い問題を解決に導くための実践の書。ジェンダー問題に接するすべての法曹、ロースクール生のための一冊。
あの時「決めつけ」に生きづらさを覚えて苦しみ
そして今も「こうあるべき」にしんどさを感じるあなたへーー
男の子は青、女の子は赤が好きなのは当たり前。男性は女性、女性は男性と付き合いたいもの。美容師やバンドマンは不安定だから結婚相手として見られない。男だから一家の大黒柱でなければならない。──そんな「こうあるべき」という「決めつけ」、誰もがしてしまったことがあるのではないだろうか。ただ、それで傷ついたり、生きにくさを感じたりする人は、多くはないかも知れないけれども確かに存在する。そして、昨今言われるSDGsでも指摘されているように、これからは社会全体でそんな課題に向き合い、解決していくことが必須だ。本書では、マンガ+ミニ解説でそうしたことへの「気づき」や、考えるための素材を提供する。社会の「当たり前」に違和感を感じたことがある人はもちろん、これからそうしたことについて知っていきたい人にも、さりげなく、優しく、接してくれる一冊。著者パレットークはSNSをメインにLGBTQやジェンダーについて活発に発信しており、近刊「マンガでわかるLGBTQ+」は現在3版と好調。
ジェンダー格差大国ニッポン
妻の「イライラ」 夫の「モヤモヤ」
なかなか進まない男性の家事・育児参加
男性稼ぎ手社会を壊すことが男性の生きづらさを解消する
ジェンダー平等に向けた本気の働き方・暮らし方改革を!
【主な目次】
序 無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)
第1章 男性稼ぎ手社会の終焉
第2章 ジェンダー平等の実現に向けて求められる男性の「ケア」労働
第3章 母親の「イライラ」と父親の「モヤモヤ」--「イクメン」ブームの功罪
第4章 家庭教育と父親役割のインフレ現象
第5章 ハラスメントのない職場づくりに男性はどう関わるか
第6章 社会を挙げてドメスティック・バイオレンス(DV)と虐待を防止する
「お宅もテレワークですか?」
平日の昼間に男性が家庭や地域にいても珍しがられない社会が到来するには
相当な時間がかかるだろうと思っていたのに、
皮肉にも新型コロナウイルス感染症拡大によって、
そんな社会をわれわれは思いがけず経験することになったのだが……。
(本文、序より)
●新型コロナウィルスの蔓延にともなうリモートワークの拡大は、男性の働き方と暮らし方を根本から揺るがしている。多くの男性は、仕事場が会社から家庭へと変化し、家庭で過ごす時間が格段に長くなった。それにともない、男性の家事・育児参加の促進が期待される一方で、一部の男性による虐待やDVの増加を懸念する声も聞かれる。
●これまで、男女平等化の流れの中で、長年にわたり男性の仕事中心の生き方が批判され、男性の家庭参加やワーク・ライフ・バランスの必要性が訴えられてきたが、あまり大きな変化は見られなかった。ところが、コロナ禍は、瞬く間にそうした従来の男性のライフスタイルを大きく揺るがした。今後、私たちの働き方と暮らし方はどう変化していくのだろうか。それは、社会の男女平等化を促すのだろうか、それとも形を変えながらも男性優位の社会が持続していくのだろうか。そうした中で、特に男性たちは、どう振る舞い、どう生活を組み立てていけばよいのだろうか。
●本書は、コロナ前からコロナ後にかけての日本社会における男性たちの仕事と家庭生活をめぐる現状と課題について、労働社会学、家族社会学、ジェンダー学などの学術的知見に基づいて多角的に考察し、一般読者に向けて平易な言葉で分かりやすく論じるものである。これにより、混迷を極めるポストコロナ社会に向けて、各職場における新たな職場づくり、各家庭での新たな生活設計、そして個々人による新たな生き方の展望となる1冊である。
「きみは きみとして いきていけばいい。きみは たいせつな そんざいだよ」
男の子もいれば、女の子もいる。どちらでもある子もいれば、どちらでもない子もいる。男の子と女の子のあいだの子もいるーーすべての子どもたちの、驚くべきジェンダーの多様性を喜ぼう。
やさしく温かいことばづかいと、楽しい絵で〈ジェンダーのアイデンティティ〉がわかる、世界じゅうでベストセラー絵本。かけがえのない、自分と誰かのために読むはじめの一冊。オールカラー、4歳〜、ひらがな
日本の英語教育においてジェンダーはどう扱われてきたのか。教育学・教育史・コーパス・心理学・メディア批評の研究者による学際的論考を収める。巻末には編者の開発した「英語教科書図版データベース」を掲載。
第1 部 男女共同参画社会を推進する観点からの英語教科書の分析研究
第2 部 英語教育学・英語学の観点から考えるジェンダー
第3 部 周辺分野(⼼理学・メディア研究)から考えるジェンダー
第4 部 男女共同参画社会を目指した英語教科書分析の資料
日本の妖怪や怪異現象は、病気や身体攻撃などさまざまな形で私たちを襲う「敵」として描かれたものが多数ある。民俗学とジェンダー・女性学の見地から読み解く、画期的身体論。
「先生は女子に甘い」「男の子なのにメソメソしない」
教師はジェンダーを「再生産する担い手」?
ジェンダーをめぐる教育課題や学校現場で奮闘する〈教師〉たちがジェンダー公正な社会を実現するための「変革する担い手」となるためにはジェンダー教育実践を推進していくために必要な視点を示す試み
子どもたちが「性別」に制限されないために、「一人の人間」である教師ができることは何か?
ジェンダー公正(平等?)な学校をつくるためにジェンダーから影響を受けて人生を歩んできた教師たちができること
多様な価値観をもつ教師たちがジェンダー平等という「ゴール」を目指すことの難しさ
「先生は女子に甘い」「男の子なのにメソメソしない」
・・・教師はジェンダーを「再生産する担い手」なのか?
教師に「変革の担い手」の役割を求める中で忘れられてきたことがある。
それは「教師も一人の人間であり、その人の人生がある」ということだ。教師は、その役割と葛藤したり、ジェンダーをめぐる教育課題を変革する実践(ジェンダー教育実践)との関係で困難が生じたりする。
ジェンダー平等な学校をつくるために、ジェンダーから影響を受けて人生を歩んできた教師たちができることとは何か。
ジェンダー教育実践を推進していくために必要な視点を示す試み。
教師も一人の人間であり、その人の人生がある以上、教師がその役割と葛藤したりジェンダーをめぐる教育課題を変革する実践との関係で困難が生じたりすることがある。ジェンダー平等な学校をつくるために、ジェンダーから影響を受けて人生を歩んできた教師たちができることとは何か。ジェンダー教育実践を推進していくために必要な視点を示す試み。
京マチ子から渡哲也、山田孝之、そして綾瀬はるかまでーー。
俳優たちが体現し、破壊し、そして生み出された「女らしさ/男らしさ」とはなにか?
ジェンダー・セクシュアリティのあり方、「女らしさ/男らしさ」の価値観が一変した戦後日本。移りかわる理想像を俳優たちはいかように体現し、人びとはそこから何を見出したのか。古典から近年の話題作まで、映像内の身体表現を俊英がつぶさに読み解き、浮き彫りにする。