自分自身を生きるために。受験戦争、偏差値・管理教育で奪われた人間らしさを取り戻す、もう一つの道。シュタイナー学校、東京シューレ、賢治の学校の実践を通して、子どもたち、親たちはどう変わり、自立していったか。全国各地の新聞に連載、大反響の教育ルポ。
どん底からはい上がり、世界有数の女性実業家となったエマ・ハートも、今や80歳を目前にしている。彼女が一代で築き上げたビジネス帝国の大半は、優秀な孫たちに引き継がれていた。新たな世代の中心となったポーラは、エマの初恋の人の孫、ジム・フェアリーと結婚し、充実した日々を送っていた。だがそんな時、一族の中に再び裏切りの気配が。さらに、ポーラとジムの生活にも、微妙な変化が訪れる。若き彼らの事業、恋、そして夢の行方は?ロマンス小説界の旗手、BTBの最高傑作『女資産家』第二部、華やかに登場。
エマがついにこの世を去り、巨大なビジネスをより大きく発展させてゆく責任を負うことになったポーラ。彼女への熱い想いを断ち切ることができない幼なじみのシェーン。激務に忙殺されるポーラとのすれ違いに、いつしか心に変調をきたし始めるジム。そして、妻殺害の嫌疑をかけられ、窮地に立つアンソニー。それぞれに悩み、苦しみながら懸命に生きる彼らに、ある日予期せぬ悲劇が襲いかかる…。エマの野望、未来を担う若き世代の新たな夢に賭ける姿が、世界中の女性から圧倒的な支持を受けた、美しき一族のドラマ。
子育てには絶好の環境と言われている平和な住宅地で、男子高校生が失踪。3日後、近所に住む別の高校生のベッドで両手首を切断された変死体となって発見された。遺体は死後24時間経過しており、死因は出血多量と推定、さらに口と胃の内部から他人の血液が検出された。捜査にあたったフランクは、自分の血を飲ませることで被害者を贖罪させようという犯人の意図に気づく。そして、また新たな失踪事件が…。
本書は、従来の日本における子どもの人権をめぐる主要な裁判例を網羅的に収集し、それを子どもの権利条約の各条文別に分けて整理し、かつ、その関係について解説を加えたものである。
性なる風景を駆け抜ける早飛脚・松沢堂が、ソープの宿、性感ヘルスの宿、ピンサロの宿、SMクラブの宿などで出会った風俗嬢の肌のヌクモリを宅配する。
母乳汚染・精子減少・子宮内膜症・生殖異変・少子化の元凶…。ガン・難病の根本原因は猛毒除草剤だった。波動測定で判明。
ペンとインクで奏でた、美しい内面を表にして生きる21世紀へのプレリュード。
日本は世界一の除草剤の使用国だ!!放射性物質と並ぶ最大級の環境汚染、健康破壊物質である。ベトナム戦争の枯葉作戦での除草剤の驚くべき遺伝毒性、発癌性、催奇形性は多くの実例でわれわれに警告している。
日本経済は、これから本格的な切開手術を行うのであり、それに耐えるだけの輸血とリンゲル注射が必要である。だが、これはあくまでも全社会的な気質と体質の変革を徹底するためのものでなければならない。これからの一両年の間に、経済構造を効率化し、市場原理を拡げ、就職就業の発想を改め、起業の盛んな世の中を創らねばならないのである。それまでは、些事にこだわらず、不安に怯えず、改革に邁進すべきだ。社会の気質が改まり、自由な競争と志ある成功者を讃えるようになれば、起業が盛んになり、暮らしは楽しくなり、明るい未来が拓ける。
人びとの歓びと哀しみが交差する「風俗」の世界。バブル末期には、異常に盛り上がり、やがてバブルが崩壊し、エイズの恐怖が喧伝されるにしたがって、冬の時代を迎える。人々は、あの手この手のアイデア商法をひねりだしていった。平成日本の性風俗とそこに生きる人たちをユーモラスな筆致でとらえた異色のルポルタージュ。『AV女優』の永沢光雄、待望の第二作。