性の多様性、包括的性教育、子どもの権利など現在の課題の原点にある七生事件を振り返る。
推薦
荻上チキ(評論家)
性教育の失われた時代ーー。それは、放置して遅れたわけではなく、意図的に奪われてしまったものだった。その背景を浮き彫りにし、未来について考えるための、総まとめ。前に進むためにこそ、「読む・わかる・動かす」に参加してください。
山口智美(モンタナ州立大学、人類学)
障害を持つ子どもたちと向き合う七生養護学校での「こころとからだの学習」は、右派勢力に攻撃され、捻じ曲げられ、多くのものが奪われた。学校現場は萎縮し、性教育が広がらない状況は今も続く。貴重な教育実践や裁判の記録、現場の声から歴史を知り、包括的性教育の実現に向け現状を変えていくための書。
第1部 七生養護学校事件の裁判勝訴10年を振り返る
第1章 七生養護学校事件が今も問うていること(日暮かをる、井上千代子、上原ひとみ、宝方㐂代美)
第2章 保護者も納得できなかった「七生養護学校事件」(洪美珍)
第3章 こころとからだの学習裁判ー三つの判決の成果と課題(中川重徳)
第2部 勝訴10年後の性の多様性と性教育
第4章 子どもの権利から見た「こころとからだの学習」の現代的意義(小泉広子)
第5章 統一協会と右派勢力ー性教育バッシングの背景(金子由美子)
第6章 教育現場は今どうなっているのか(現役教諭の座談会)
第7章 性の多様性をめぐる問題状況ートランスジェンダー差別を中心に(遠藤まめた)
第3部 性の多様性が尊重される教育・社会に向けて
第8章 包括的性教育ーその概要、めざすべき人間像、法律私案の提起(浅井春夫)
第9章 「多様な性」尊重か制限かーLGBT理解増進法をめぐる議論から考える(松岡宗嗣)
第10章 民間教育運動が進めてきた「性の多様性」教育実践を定着させるために(堀川修平)
本書は、20年以上も前に行われた養老孟司氏の講演録をまとめたもの。しかし、デフレ、少子高齢化など、講演当時と日本社会はあまり変化していない。20年以上前の講演録であるにもかかわらず、現代を予見している内容になっている。9講演を収録している。
特別な好条件に恵まれていないこの「普通の国」は、年率5%程度の成長を続け、さらに近年、グローバルサウス、東南アジアの中核国として急速に存在感を高めている。本書で紹介される、成長戦略、経済政策、政治の詳細な分析は、「失われた30年」の日本にも示唆を与える。
キャリアデザインに悩むすべてのセラピストに。「あなたらしい」キャリアのつくり方。「あなたにとっての本当に『ありたい姿』とは何ですか?」気鋭の著者がお届けする待望のキャリアデザイン入門。
誰も語らなかった作業療法士の真のエピソード。苦悩しながらも歩んだ先輩作業療法士の実践の軌跡。
AIが当たり前になる世界で、
5年後の私たちの居場所を見つける!
ChatGPTをはじめとする生成AIの躍進で、私たちの仕事や生活は大きく変わると予想されます。ホワイトカラーや、クリエイター、プログラマーの仕事がAIに代替されるといわれる今後、私たちは何をして、どこを目指せばいいのでしょうか。
複雑になる社会のなかで、偏らない視点に触れられるよう、著者の堀江貴文氏を中心に、4人の識者(深津貴之氏、緒方憲太郎氏、佐藤航陽氏、茂木健一郎氏)の知見を踏まえ、まとめました。
「今後なくなる仕事、変わる仕事」「ChatGPT以後、伸びる人はどんな人か」「私たちにとって幸福な生き方とはどんなものか」「教育はどう変わるのか」など、これからの時代を先取りするために必見の「教科書」です。
また、AIで変わる世の中を地図イラスト化。見ても楽しい内容になっています。
序章 ChatGPTは世界と未来の何を変えるのか?
-- 堀江貴文
第1章 結局、ChatGPTで仕事はどう変わるのか
-- クリエイター×エンジニア 深津貴之さんと考える
第2章 ChatGPT後の社会と、生き方について教えてください
-- Voicy 緒方憲太郎さんと考える
第3章 生成AIによってビジネスは変わりつつある
-- スペースデータ 佐藤航陽さんと考える
第4章 人とAIの違いってどこにありますか?
-- 脳科学者 茂木健一郎さんと考える
おわりに AI時代の幸福論
巻末付録 カラー版 ChatGPTとAIで変わる未来地図
■【特集】日本の教育が危ない 子どもたちに「問い」を立てる力を
明治国家の誕生以来、知識詰め込み型の画一的な教育が行われ、日本社会には“正解主義”が蔓延するようになった。
時を経て、令和の日本は、数々の前例のない課題に直面し、従来の延長線上に「正解(アンサー)」が見出しにくく、「自らが『問い』を立て、解決する力(ソリューション)」が求められる時代になっている。
一方、現代を生きる子どもたちの状況はどうか。
学校教育は「質の低下」が取り沙汰され、子どもたちは外遊びよりも、塾通い、宿題に次ぐ宿題で、“すき間”時間がない。本当に、このままでいいのだろうか。
複雑化する社会の中で日本の教育が向かうべき方向を提示する。
文・先崎彰容、小林美希、李 一諾、広田照幸、和田重宏、小泉英明、冷泉彰彦、石井光太、編集部
PART 1
前例なき時代に“正解主義”が蔓延する日本
編集部
INTERVIEW 1
「自ら問いを立てる」ことは決して生易しいことではない
先崎彰容 日本大学危機管理学部 教授
PART 2
首都圏の中学受験最前線 母親、子どもたちの“本音”とは
小林美希 ジャーナリスト
PART 3
拝啓 日本の皆様 教育の力で国家の再構築を
李 一諾 一土学校創設者
INTERVIEW 2
詰め込み型暗記教育の転換期 国に求められる“指導力”
広田照幸 日本大学文理学部 教授
COLUMN 1
私たちの「声」を聴いて! 学校現場はこんなに忙しい
編集部
PART 4
子どもたちに生きる力を「三つのカン」を育てるには
和田重宏 寄宿生活塾「はじめ塾」 二代目塾長
COLUMN 2
市間寮で見た社会の縮図
編集部
INTERVIEW 3
脳科学の視点で考える「自然」に触れたり「実体験」する意義
小泉英明 東京大学先端科学技術研究センター フェロー・ボードメンバー
PART 5
日本と違う米国の公教育「1億総事務員」教育から脱却せよ
冷泉彰彦 作家・ジャーナリスト
COLUMN 3
危機に瀕する「外遊び」子どもの遊び場確保が急務
編集部
PART 6
国語力の衰退は国家の衰退 今こそ求められる大人の責任
石井光太 ノンフィクション作家
COLUMN 4
子どもたちの「なぜ?」を刺激 民間支援の新たな教育の形
編集部
PART 7
教育者主体から学習者主体へ 新たな一歩を踏み出す時
編集部
■WEDGE_SPECIAL_OPINION
・台湾有事に備えるために 日本に必須の“新発想”と“多様性”
PART 1
日本の想定、ここが足りない 島国ゆえの「脆弱性」直視を
渡邊剛次郎 元海将・元横須賀地方総監・日本戦略研究フォーラム 政策提言委員
PART 2
有事における邦人輸送は至難 「政府公船」活用に解を見出せ
武居智久 日本戦略研究フォーラム 顧問
PART 3
感情的な中国脅威論やめ “正しく恐れる”ために必要な視点
量産型カスタム氏 技術者・研究者・ハッカー
■WEDGE_OPINION 1
・高まる地政学リスク 日本は新たな「グローバル化」を生かせ
中島厚志 新潟県立大学国際経済学部 教授
■WEDGE_OPINION 2
・誰のため? 何のため? 新たな洋上風力入札に異議
朝野賢司 電力中央研究所社会経済研究所 副研究参事
佐藤佳邦 電力中央研究所社会経済研究所 上席研究員
・COLUMN 問われる産学連携 求められる「公正さ」や「誠実さ」
編集部
■WEDGE_OPINION 3
・英国のCPTPP加盟を機に世界貿易体制の再興を図れ
PART 1
世界に示した英国の戦略と地政学上のメリットとは?
ステファン・ウールコック ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE) 特別研究員
PART 2
日英関係、新ステージへ 英国加盟の三つの意義
渡邊頼純 藤女子大学 特任副学長
■WEDGE_ REPORT 1
・日本メーカーの凋落は深刻 激変する家電産業の地政学
関口和一 MM総研 代表取締役所長
■WEDGE_ REPORT 2
・加速するヤングケアラー支援 理念だけでは語れない(後編)
大山典宏 高千穂大学人間科学部 教授
■連載
・MANGAの道は世界に通ず:思い出こそ人生最良の資産 フリーレンが示す追憶の価値(保手濱彰人)
・インテリジェンス・マインド:暗号解読組織に制された大戦 日本が学ぶべき歴史の教訓(小谷 賢)
・時代をひらく新刊ガイド:『前の家族』 青山七恵(稲泉 連)
・誰かに話したくなる経営学:KPIはいらない!? 業績測定の不都合な真実 (岩尾俊兵)
・偉人の愛した一室:北大路魯山人「八勝館」(愛知県名古屋市)(羽鳥好之)
・近現代史ブックレビュー:『一人一殺 血盟団事件・首謀者の自伝』 井上日召(筒井清忠)
・商いのレッスン:商品の価値を伝える秘訣(笹井清範)
・フィクサー:第一章 乱闘(真山 仁)
・モノ語り。:料理しながら考えた「あったらいいもの」 野田琺瑯(水代 優)
●一冊一会
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●読者から/ウェッジから
・日本ではコロナ禍で一挙に施設間のICT利用が盛んになったが、電子カルテから電子健康記録移行時に情報の統合をせず、他院のEMRを“見える”だけにしたが、統合された海外のEHRはパーソナルヘルスレコード(PHR)の時系列表示(PHR表示)が可能である。
・コンピュータが処理するためにはデータ統合が必要で、日本でよく使われる見える化ではできない。セキュリティに注意が必要なデータの統合が日本では遅れており、最近話題のサイバー攻撃の対策の遅れもその意味で同源といえる。
・本特集では、遠隔医療分野で注目を浴びるオンライン診療の現状と課題について、制度や政策上の現状や課題、診療面としてAI利用、遠隔ICUなどの最新の取組みについてについて各分野の専門家に著述いただく。
■遠隔医療、オンライン診療の現在と未来
・はじめに
・総論:遠隔医療、オンライン診療の現況ーー医療DX、技術基盤、セキュリティ
〔key word〕医療デジタルトランスフォーメーション(DX)、モバイルヘルス(m-Health)、EHR(electronic health record)、パーソナルヘルスレコード(PHR)、デジタル治療
・遠隔医療の制度や政策からの視点
〔key word〕遠隔医療、医師法、規制改革、診療報酬
・オンライン診療の現状と将来
〔key word〕オンライン診療、かかりつけ医、医師ー患者関係、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、医療連携
・精神科領域のオンライン診療とAI利用
〔key word〕精神医学、遠隔医療、オンライン診療、人工知能(AI)、機械学習
・わが国における遠隔ICUの今後の歩み
〔key word〕遠隔ICU、診療支援、AIトリアージ、value based medicine
・デジタル療法とSoftware as a Medical Device(SaMD)
〔key word〕デジタル療法(DTx)、SaMD(Software as a Medical Device)、治療用アプリ
・電子処方箋が変える薬局・薬剤師のあり方
〔key word〕受動的から能動的、対物業務から対人業務
・テレナーシング
〔key word〕テレナーシング、慢性疾患看護支援、在宅療養者、システマティックレビュー、メタアナリシス
・遠隔心臓リハビリテーション
〔key word〕心臓リハビリテーション、遠隔心臓リハビリテーション、遠隔医療、情報通信技術(ICT)、運動療法
●TOPICS 神経精神医学
・ダイヤモンド・プリンセス号隔離期間における乗船者のメンタルヘルス
●TOPICS 病理学
・新しい成人型浸潤性膠腫統合診断の実践
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(12)
・財政学からみた医療費の将来
〔key word〕医療費、債務残高、技術進歩、健康、患者自己負担
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(2)
・遺伝カウンセリングモデル
〔key word〕相互関与モデル(REM)、クライエント中心のカウンセリング、傾聴、教育モデル、カウンセリングモデル
●FORUM 戦後の国際保健を彩った人々(2)
・ロン・オコナーと岩村昇
●FORUM 世界の食生活(2)
・食は万病のもとか?--カナダ・イヌイット社会における食生活の変化
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
日本のソーシャルワークは危機的な状況にある!
支援を受ける人が抱える生活困難が社会構造とどのようにかかわって生じているのかを読み解き、
与えられた制度の枠内で社会資源と結びつけるだけでなく、社会変革を現実のものとするために働きかけていくこと…
日本のソーシャルワークがその本来の姿に回帰するきっかけとなることを願って、「ソーシャルワークのいま」を問い直し、今後のあり方を模索する。
※こちらはコンパクト版です。ご注意ください。
表紙:MEGUMIさん
美容特集:今、MEGUMIさんの
キレイな肌と生き方に釘づけです!
●別冊付録
LEE公式通販BOOK48P
LEEマルシェ&LEE DAYS
●ファッション大特集
ふわもこVカーデ きれいめツイード風 新鮮ベーシックetc.
今年は主役に躍り出た!
「1枚のカーディガン」で
私たちのおしゃれ、本格始動!!
●保存版24P
ふんわりおにぎり、チュモッパ、究極のごはんの供
365日幸せごはんBOOK
他にも、
女の子ママが知りたい!「心と体の性教育」
インタビュー 二宮和也さん
など、深まる秋に読みたい企画が大充実!
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・多くの研究機関において医工連携研究が推進されている。一方、新規性の高い医療技術開発の成果がわが国発の医療技術として製品化まで至り、さらに臨床で広く活用されている製品は限定的である。
・わが国はその平均余命が世界で最も長い国のひとつであり、優れた臨床医学の知見が蓄積されている。そのため、今後こうした臨床医学の知見を活用した新たな医療技術開発がさらに進められるべきであろう。
・本特集では“医学・工学の融合”、“医工連携”というキーワードで、産官学の有識者よる産業政策・研究開発振興策、人材教育、具体的な最先端の研究開発内容などの幅広い話題を取り扱っている。
■第1土曜特集 医学・工学の融合によるイノベーション
・はじめに
・健康・医療戦略(第2期)に基づく日本医療研究開発機構(AMED)の医療機器・ヘルスケアの研究開発支援ーー概況と最近の進捗
〔key word〕健康・医療戦略(第2期)、医療機器・ヘルスケアプロジェクト、日本医療研究開発機構(AMED)
・医工連携による新産業創出への期待
〔key word〕医療機器、研究開発、医工連携、学会連携、水平分業
・厚生労働省における医工連携研究支援の現状と課題
〔key word〕医工連携、人材育成、AI
・医工連携のための高度研究人材養成
〔key word〕医工連携、医工融合、教育
・バイオデザインーー医療テクノロジーイノベーターの世界的ネットワークへようこそ
〔key word〕医療機器、スタートアップ、人材育成、インキュベーション、バイオデザイン
・循環器分野医療機器開発・実用化における医工連携の重要性
〔key word〕アンメットニーズの探求、デジタルトランスフォーメーション(DX)、フロントローディング、メディカルアフェアーズ(MA)
・心臓シミュレータの研究開発と医工連携
〔key word〕心臓シミュレータ、UT-Heart、植込み型除細動器(ICD)、ノンコンタクトマッピングシステム、ヒス束ペーシング(HBP)
・バイオマテリアル研究開発とその人材育成における異分野・産学連携の重要性
〔key word〕バイオマテリアル、医療機器、ドラッグデリバリーシステム(DDS)、再生医療、異分野・産学連携、人材育成
・先端医療材料開発と医工連携
〔key word〕アルギン酸、先端医療材料開発、医工連携
・臨床不整脈イメージングシステムの開発における医工連携
〔key word〕非発作性心房細動、ローター、マッピング、医工連携
・医工連携による不整脈診断技術開発
〔key word〕心房細動、カテーテルアブレーション、多電極マッピング、心臓光学マッピング
・外科治療支援技術開発における医工連携
〔key word〕外科治療支援、手術ロボット、医工融合、人材育成
・治療用医療機器における医工連携の重要性
〔key word〕医工連携、治療用医療機器、スタートアップ
・医工連携研究成果の産業界への導出における課題
〔key word〕医療機器、乳がん用磁気プローブ、社会実装
・医工連携による内視鏡外科分野における情報支援技術開発
〔key word〕内視鏡外科手術、人工知能(AI)、深層学習、解剖学的ランドマーク、リアルタイムAI画像解析
・医情連携による医用画像処理に基づく医療機器システムの開発
〔key word〕医情連携、医用画像処理、人工知能(AI)、機械学習(ML)、医療機器開発
・レギュラトリーサイエンス分野における医工医療機器開発者の育成
〔key word〕レギュラトリーサイエンス、医工医療機器開発者育成、クラス4治療機器
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
第一線で活躍する実力派講師が自らプレゼン!講師自身が考え方・研修内容を語ることで、研修で重要視されている“今どき”のテーマがわかる。講師の「専門性」「人となり」が伝わる。最高の講師が見つかる。「研修担当者」必携のサポートブック。
教育思想研究を牽引してきた著者の重要論集。教育ということを擁護する根拠にむけて
教育というわざの核の核、芯の芯とは何にあるのだろう。教育人間学、臨床教育学など現代の教育思想が問うてきたもの、ハイデガー、デューイ、ドゥルーズが投げかけてきたもの。いま教育を擁護することができるとすれば、何によるのか。ことば、交感、そして希望へと、読者を思索に誘う。
はしがき
序 章 超越が閑却されるなかでーー自己創出と関係性
1 閑却される超越
2 機能的分化と〈よりよく〉
3 自己創出と関係性
4 問い・提案・構成
第I部 比喩の存在論
第1章 言語活動の存在論ーー表象すると想像する
1 言語活動を存在論的に
2 文脈としての全体性
3 スローンの洞察ー想像論
4 比喩論的動態
5 矛盾的である人格
第2章 探究と文脈ーー人はどのようにわかるのか
1 人はどのようにわかるのか
2 デューイの探究論
3 デューイの記号と象徴
4 プロジェクト型授業と存在論的思考
5 存在論的な文脈構成へ
第3章 表徴と反復ーー人はどのように学ぶのか
1 人はどのように学ぶのか
2 ドゥルーズの表象論
3 ドゥルーズの表徴論
4 表徴の学びと理念への信
5 超越性に向かう表徴の学び
第4章 隠喩とイロニーーー人はどのように超越するのか
1 人はどのように超越するのか
2 思考と一義性
3 隠喩と霊性
4 イロニーと「良心の呼び声」
5 人は内在的に超越する
第2部 交感の存在論
第5章 教育関係の存在論ーー共存在と超越
1 教育関係を存在論的に
2 ハイデガーの共存在論
3 交感が教育関係を構成する
4 教育関係の交感論的基礎
第6章 一つのいのちと関係性ーー人はどのように感じるのか
1 人はどのように感じるのか
2 ドゥルーズの一つのいのち
3 交感と愛他の関係
4 一つのいのちと経験
5 一つのいのちを支える関係性
第7章 自律と関係性ーーどのように人を気遣うのか
1 どのように人を気遣うのか
2 ケアリングと交感
3 親近の関係性と唯一性
4 享受の関係性と敢然性
5 自律を支える交感の関係性
第8章 希望と関係性ーーどのように教育を肯定するのか
1 どのように教育を肯定するのか
2 教育の肯定性とメリオリズム
3 生の希望と生動の経験
4 生の希望を生みだすもの
5 教育臨床学の課題
終 章 超越性の教育学ーー強度とメリオリズム
1 教育の相互活動
2 強度(固有的かつ超越的に)
3 メリオリズム(未然のテロスへ)
4 活動と超越性
あとがき
企業経営や組織運営に資する人材育成とは?経験学習、職場学習、コーチング、成人学習、ナレッジ・マネジメント、組織学習、インストラクションデザインなどさまざまなテーマについて、コンパクトに、やさしく学べるテキスト。
第1章 人材開発論とは
第2章 教育訓練
第3章 経験学習論
第4章 心理的安全性と職場学習論
第5章 コーチング
第6章 メンタリング
第7章 成人学習論
第8章 組織学習
第9章 企業のパラダイム転換
第10章 知識創造論
第11章 学習する組織
第12章 インストラクショナルデザイン
第13章 正統的周辺参加
第14章 共同体の学習
第15章 実践共同体
・内視鏡技術は日進月歩で発展を続けており、3D内視鏡、内視鏡手術支援ロボット、共焦点レーザー内視鏡(CLE)、AIによる内視鏡診断支援システムなど続々と新しい技術が開発されている。
・さらに、5Gに代表される通信技術の進歩により、遠隔地からの内視鏡検査が現実のものとなった。これにより医療格差の解消や、患者の負担軽減につながると期待されている。
・本特集では、消化器内科、消化器外科、産科婦人科、呼吸器、循環器、神経、泌尿器の7つの領域に分け、最新の内視鏡技術の進歩と展望を総合的にまとめた。日々の診療に活用いただければ幸いである。
■第5土曜特集 内視鏡医学のすべてーー各領域における診断・治療の進歩 消化器内科
・頭頸部・食道癌に対する内視鏡診断と治療における進歩と展望
〔key word〕頭頸部癌、食道癌、内視鏡診断・治療、サーベイランス、禁酒・禁煙
・胃・十二指腸腫瘍に対する診断・治療の進歩と今後の展望
〔key word〕胃癌、内視鏡AI、超拡大内視鏡、非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍(SNADET)
・胃・十二指腸非腫瘍性疾患における内視鏡診断の進歩と展望
〔key word〕特発性潰瘍、自己免疫性胃炎(AIG)、Non-Helicobacter pylori Helicobacter(NHPH)、胃炎の京都分類、人工知能(AI)
・小腸病変に対する内視鏡診断・治療の進歩と今後の展望
〔key word〕カプセル内視鏡(CE)、バルーン内視鏡(BAE)、パワースパイラル内視鏡(PSE)
・大腸腫瘍に対する内視鏡診断・治療の進歩と今後の展望
〔key word〕拡大内視鏡診断、JNET分類(Japan NBI Expert Team)、AI診断支援システム、大腸内視鏡的粘膜下層【剥】離術(ESD)、UIEMR(underwater & inject EMR)
・胆・膵腫瘍に対する内視鏡診断・治療の進歩と今後の展望
〔key word〕経口胆道鏡(POCS)、超音波内視鏡(EUS)、人工知能(AI)
・胆・膵良性疾患に対する内視鏡診断・治療の進歩と今後の展望
〔key word〕超音波内視鏡(EUS)、内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)、胆道鏡、バルーン内視鏡
・内視鏡的全層切除術・縫合法および粘膜下層内視鏡の最新の進歩ーー“内視鏡的外科手術(A-FES)”への道程
〔key word〕内視鏡的全層切除術(EFTR)、内視鏡的縫合法、粘膜下層内視鏡
●消化器外科
・手術機器の進歩が切り拓いた現在の内視鏡外科および今後の展望
〔key word〕手術機器、超音波凝固切開装置、ベッセルシーリングシステム、人工知能ナビゲーション手術
・内視鏡外科手術における遠隔手術・教育の進歩
〔key word〕遠隔手術、ロボット支援手術、低遅延通信、off-the-job training(Off-JT)、持続可能な開発目標(SDGs)
・胸部食道癌に対する内視鏡下手術の進歩ーーロボット支援食道切除・胃管再建術
〔key word〕胸部食道癌、低侵襲手術、ロボット支援手術
・胃癌に対する内視鏡手術の進歩
〔key word〕腹腔鏡胃癌手術、ロボット支援胃癌手術、手術支援ロボット、費用対効果
・大腸癌に対する内視鏡手術の治療戦略と今後の展望
〔key word〕大腸癌、直腸癌、腹腔鏡手術、ロボット支援手術、側方郭清
・低侵襲肝切除ーー腹腔鏡およびロボットを用いたアプローチ
〔key word〕低侵襲肝切除、腹腔鏡肝切除、ロボット支援肝切除、解剖学的肝切除、肝外グリソン鞘アプローチ
・膵臓を対象とした内視鏡手術の進歩
〔key word〕低侵襲膵切除術、腹腔鏡下膵切除術、ロボット支援下膵切除術、膵体尾部切除術(DP)、膵頭十二指腸切除術(PD)
●産科婦人科
・子宮鏡手術の新たな展開
〔key word〕子宮鏡手術、office hysteroscopy、子宮粘膜下筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮腔癒着症
・骨盤臓器脱に対する腹腔鏡手術とロボット支援手術の現状
〔key word〕骨盤臓器脱(POP)、DeLancey分類レベル1、内視鏡手術、傍腟形成術、仙骨腟固定術(RSC)、腟断端挙上術
・子宮内膜症における内視鏡手術
〔key word〕子宮内膜症、手術、不妊
・子宮体癌の内視鏡手術ーーロボット支援手術を含む
〔key word〕子宮体癌、腹腔鏡手術、ロボット支援手術、骨盤リンパ節郭清術、傍大動脈リンパ節郭清術、肥満
・子宮頸癌の内視鏡手術ーー現状と将来展望
〔key word〕子宮頸癌、広汎子宮全摘術、低侵襲手術、内視鏡
●呼吸器
・中枢気道病変の診断
〔key word〕気管支鏡、自家蛍光気管支鏡(AFB)、狭帯域光観察(NBI)、直視下生検、クライオ生検
・個別化医療を見据えた末梢肺病変の気管支鏡診断
〔key word〕ラジアル型気管支腔内超音波断層法(R-EBUS)、仮想気管支鏡ナビゲーション、極細径気管支鏡、クライオ生検
・超音波気管支鏡ガイド下針生検(EBUS-TBNA)--肺門・縦隔病変に対するアプローチ
〔key word〕超音波気管支鏡ガイド下針生検(EBUS-TBNA)、肺門・縦隔病変、リンパ節ステージング、遺伝子変異解析、programmed cell death 1-ligand 1(PD-L1)検査
・呼吸器診療におけるクライオの位置づけ
〔key word〕クライオ生検、肺がん、間質性肺炎
・呼吸器領域における低侵襲手術の歴史と実際
〔key word〕単孔式手術、胸腔鏡手術、ロボット支援手術
・気管支鏡治療
〔key word〕中枢気道狭窄(CAO)、硬性鏡、レーザー治療、高周波治療、アルゴンプラズマ凝固法(APC)、気道ステント、気管支充填術
●循環器
・急性冠症候群の病態と不安定プラーク
〔key word〕急性冠症候群(ACS)、不安定プラーク、血管内視鏡、黄色プラーク、血栓
・冠動脈ステント留置後の血管反応
〔key word〕薬剤溶出性ステント(DES)、新生内膜被覆、黄色プラーク、血栓
・大動脈内視鏡が示唆する新しい疾患概念
〔key word〕大動脈内視鏡、大動脈プラーク、puff chandelier rupture、血流維持型血管内視鏡(NOGA)
・生体内肉眼病理としての血管内視鏡
〔key word〕急性心筋梗塞、ステント血栓症、血栓、プラーク破綻
●神経
・神経内視鏡を用いた水頭症の手術
〔key word〕非交通性水頭症、第三脳室開窓術、中脳水道狭窄症、脳脊髄液(CSF)
・内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術の進歩と展望
〔key word〕内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術、下垂体腫瘍、頭蓋底腫瘍
・内視鏡下キーホール手術
〔key word〕内視鏡、キーホール手術、脳腫瘍
・神経内視鏡による脳血管障害の外科治療
〔key word〕神経内視鏡、脳血管障害、脳動脈瘤、脳内出血
●泌尿器
・尿路結石に対する最新の内視鏡治療
〔key word〕尿路結石、経皮的腎尿管砕石術(PCNL)、経尿道的腎尿管砕石術(TUL)、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)
・わが国における新規手術支援ロボットの導入とその特徴
〔key word〕手術支援ロボット、ロボット支援手術、hinotoriTM、HugoTM、da Vinci
・泌尿器科におけるロボット支援手術の現状
〔key word〕ロボット支援手術、泌尿器科、前立腺癌、腎癌、尿路上皮癌
・前立腺肥大症に対する最新の低侵襲的外科治療
〔key word〕前立腺肥大症、低侵襲的外科治療(MIST)、経尿道的前立腺吊り上げ術(PUL)、経尿道的水蒸気治療(WAVE)
・尿路上皮癌に対する光力学診断を用いた尿路内視鏡手術
〔key word〕膀胱癌、腎盂癌、尿管癌、尿路上皮癌、光力学診断(PDD)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。