文豪、大金持、スター、映画監督、ダンサー、令嬢、ジゴロ、貴族、ジャーナリスト、コールガール、画家、有名人の息子、新妻、外交官、プロデューサー、離婚した女、ゲイ、モデル、ジャンキー、ショーガール、性豪、美男子、レズビアン、アル中、コメディアン、歯科医、カメラマン、ハスラー、詩人、プレイボーイ、弁護士、セックスシンボル、スノッブとのホキの正しい交遊録。
昔も、ひたすらものを書いていた。今も、ひたすらものを書いている。夢を喰らい、幻想的宇宙的神秘のロマンに酔う、獏裂するパワーに乾盃!最新パワー・エッセイ。
人類の敵“進化するウィルス”が出現した。生物汚染を巡る日米ソの謀略。
遺伝子操作の秘密情報をめぐる凄絶な抗争を描く、ドキュメンタリー長篇作。
殺人、脅迫、誘拐の中での非情な情報争奪戦を描く、ジンメルの最新サスペンス。
戦慄のVIDEO TAPE。それをみると必ずアイデアが湧く。不可思議なビデオに取り憑かれた作家が堕ちた恐怖の十三夜とは…。
ブラジル奥地の街スエラで夏休みを過ごしていた18歳の毬男は、元ヤクザの水田耕介からとてつもない仕事をもちかけられた。砂金盗掘団の飛行艇を爆破し、莫大な懸賞金を稼ごうというのだ。こうして奇妙な冒険行は開始され、やがて原住民が“夜、光る河”と呼ぶ黄金の地に2人は辿りついた。夜陰に乗じて奇襲をかける水田と毬男。手榴弾攻撃によって飛行艇は炎上し、すべては計画どおりに運んだかにみえたが、これが毬男にとって、忌わしい悪夢の始まりとなった…。長編冒険小説。
エンディコットの入りこんだのは、彼自身の世界とは様相の異なる並行世界だった。並行世界の存在を知ったエンディコットはこの世界のアメリカ政府に、上院議員の地位と引き換えにその情報を売った。ほかの並行世界に通じるポイントを次々と発見したアメリカ政府は、各世界の資源・情報を収集すべく、現地に秘密工作員を送りこんだ。のみならず大統領ロビンソンは、並行世界の存在を利用して世界を破滅に導きかねない恐ろしい計画をひそかに進行させていた…。多重世界をめぐる国際的陰謀を背景に新鋭が壮大なスケールで描く傑作SF長篇。
この小説は二つの大きな海難事故が土台になっている。1988年の東京湾浦賀水道で発生した『なだしお事件』と1976年の岩手県宮古市沖で発生した『第38いづみ丸』沈没事故である。生命がけで職務を全うする海上保安庁特救隊の指揮者がもし失態を演じたら…その部下が事故死したら…それに同情を装う人間との絡み…特救隊員の青春像と指揮官を取り巻く自由奔放に生きる海のGメンや上級幹部の立場と思惑などが点と線になって交錯する。
本書ではヨーロッパの近未来を単に経済レベルからではなく、ゴルバチョフの大戦略と東欧のフィンランド化、ドイツ統一によるNATOの解体やECの空洞化などを消去法で予知している。
富と女を手中にして、殺人者の完全犯罪は着々進行する。そしてまた第二、第三の女と殺人が…。当局の追及を必死にかわす犯人の知恵と、微妙にからむ男女の性を、人間心理の深層でとらえるサスペンスミステリーの秀作。