【本書の特色】
● 消費税の基本からインボイス制度導入後の経理処理までの消費税実務をまとめた1冊
● 適格請求書発行事業者の登録申請や適格請求書等の記載方法など事例を交えて解説
● インボイス制度に伴うシステム変更や各種契約書変更などの事前対策を確認
● インボイス制度導入後における消費税計算や経理処理の留意点を詳説
● 免税事業者との取引で問題となる独占禁止法等の問題点をチェック
令和5年10月の制度導入までいよいよ1年を切ったインボイス制度。
本書では、このインボイス制度の最終チェックとして、申請や請求書変更などの事前対策と導入後における経理処理についてわかりやすく解説します。
気になる適格請求書発行事業者の登録におけるその留意点、また、その他のインボイス制度導入のための事前準備、システム変更等の際のチェックポイントについて確認します。
インボイス制度導入後の「消費税実務はどう変わるのか」や「免税事業者との取引における独占禁止法等の問題」についても事例を交えて解説します。
クライアントのインボイス制度の実務指導に携わる税理士の先生方に是非活用していただきたい1冊です。
主要目次:
第1章 消費税の基礎知識
1.消費税の課税対象
2.消費税の基本的仕組み
3.消費税の適用税率
4.消費税の納税義務
5.消費税の取引分類
6.課税標準の計算方法
7.仕入税額控除の計算方法
第2章 インボイス制度導入のための事前準備
1.インボイス制度の概要
2.適格請求書発行事業者登録制度
3.適格請求書等の交付に関する留意点
4.適格請求書、適格簡易請求書、適格返還請求書の記載方法
5.インボイス制度導入に伴うシステム変更
6.各種契約書等の見直し
第3章 インボイス制度導入後の消費税実務
1.仕入税額控除の適用要件について
2.割戻し方式と積み上げ方式
3.インボイス制度導入後の消費税の計算方法
4.インボイス制度導入後の経理処理
第4章 インボイス制度導入後による独占禁止法等の問題点
1.免税事業者との取引
2.違反となる事例
第5章 インボイス制度導入に伴う補助金制度
1.持続化補助金
2.IT導入補助金
Q&A
我々職業会計人がどうしても避けて通れない業務の1つにお客様に対する税務調査の対応があります。ここでのやり取りや経緯、後始末のやり方いかんによってはお客様からの信頼を著しく損なう結果となることもあるため、税務調査の期間中は非常に神経をすり減らすことになります。
税務調査による心身の負担を高い確率で軽減することができる方法があるとしたら、皆さん、知りたいと思いませんか? もちろん100%大丈夫!という訳ではないのですが、どうやら、このようなところにその秘訣がありそうだ、ということが分かってきました。
今回は法人税と消費税を題材にしてそのエッセンスをこの本にまとめました。
1章 税務署側の税務調査の位置づけ
1 税務当局にとって調査とはどんなものなのか? 〜国税庁税務運営方針より
2 一般的な税務調査の手順
3 税務調査官の仕事と立場
4 調査官にとって税理士とはどのような存在なのか?
5 この章のまとめ
2章 税務調査に入りたくなる申告書とそうでない申告書
1 お客様の申告書が調査対象とされないために
2 「プラスαの申告書」のグループ分け
3 この章のまとめ
3章 「会計」をきちんとする
1 会計の目的を明確にする
2 収益と原価・費用・損失
3 この章のまとめ
4章 法人税編
1 法人税申告の計算パターン
2 確定決算主義
3 決算書及び勘定科目内訳明細書
4 法人税申告書
5 法人事業概況説明書
6 この章のまとめ
5章 所得税編1〈譲渡所得以外〉
1 所得税申告の計算パターン
2 青色申告決算書・収支内訳書
3 この章のまとめ
6章 消費税編
1 消費税申告の計算パターン
2 法人税・所得税の収入・経費項目と消費税の課税売上・課税仕入の違い
3 消費税の特徴
4 消費税の税務調査の特徴
5 基準期間関係の税務調査
6 消費税申告書でチェックされるポイント
7 こういう申告書が出てくると調査に入りたくなる!
8 ズバリ!税務署が消費税の申告で注目するところ
9 よくチェックされる具体的項目1 〜課税売上編
10 よくチェックされる具体的項目2 〜税額控除編
11 よくチェックされる具体的項目3 〜還付申告の落とし穴
12 この章のまとめ
7章 所得税編2〈譲渡所得〉
1 所得税申告書第三表の信頼をゆるぎないものにするために(2021年分所得税確定申告時点)
2 内訳書について
8章 もし、実地調査となってしまったときに心得ておきたいこと
1 実地調査における基礎知識
2 お客様に無用の税負担を与えないために
3 最後に
令和5年10月からの仕入税額控除の方式として導入される「適格請求書等保存方式」(いわゆるインボイス制度)についても概説。
【効果的に学習できる教科書&問題集一体型! 】
多くの合格者を輩出してきたTACの税理士完全合格メソッドを書籍化!
30年を超える長年の受験指導実績に基づくTAC式の税理士試験完全合格メソッドを、「教科書&問題集」としてお手元にお届けします。
まさに「みんなが欲しかった」税理士の教科書!
消費税法の膨大な学習範囲から、合格に必要な論点をピックアップし、イラストを用いて各事例をわかりやすくまとめました。
【主な特長】
□学習の全体像の確認!
各Chapterの冒頭でChapterのSection構成や学習の概要を解説しています。
また、書籍前付には消費税法学習の全体像として、課税対象のイメージ、消費税の申告書と各Chapterとの関連を掲載しています。
学習状況を確認しながらより効率よく学習を進めていけます。
□さまざまな事例をイラストを用いて詳しく説明!
イラストや図表を用いてまとめた図解で、学習する内容のイメージをつかみつつ学習できます。
□本文は極力シンプルで一読明解!
例題も入っているから、具体的なゴール(試験でどのような問題を解ければよいのか)をイメージしながら学習できます。
□理論対策として重要条文も掲載!
重要条文も解説とともに掲載しています。個別理論問題対策に論点を正確に理解しましょう。
□つまづきポイントもきちんとフォロー!
多くの受講生がつまづいてきたちょっとした疑問や論点について、ひとことコメントとしてまとめてあるので、学習上のつまづきを事前に防止できます。
□教科書&問題集一体型!
教科書と問題集が1冊にまとめてあり、教科書編には問題集編へのリンクがあるので、効果的にインプット学習&アウトプット学習を進められます。
☆24年度版から教科書と問題集を取り外しできるようになりました!
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答案用紙ダウンロードサービス対象書籍!
【改訂内容】
*Chapter1、4、5、6、7を改訂
*書籍全体にわたって、よりわかりやすくするために、内容を見直し
*前付の試験情報等を改訂
制度の仕組みから判断困難事例まで制度開始後の“そこが知りたい”に答える!実務留意点は「ここがポイント」でスッキリ理解。判断に迷うケースは「第10章 迷いがちな税務上の問題点Q&A」で解説。豊富な図解で煩雑な制度も丁寧に解説。
インボイス対策はこれだけで大丈夫!
インボイス制度開始が迫っています。「え、私にも関係あるの?」とじわじわ心配になってきた人も多いのではないでしょうか。特に、中小企業で経理に携わる人で「何をすればよいのかよくわからない」と言う人は少なくないかもしれません。
実はインボイスはすべての事業者に関係があります。本書を読めば、誰がどのような準備と対応をする必要があるかがわかるようになります。
最新の経過措置(軽減措置)に対応!
事業経営者や経理担当の方々にとって、複雑といわれる消費税の基本的仕組みや申告・納付する消費税額等の計算方法、消費税の届出関係にポイントをおき、図・表、イラストを使い平易に解説。今版は、令和3年10月から受付が開始される適格請求書発行事業者の登録申請手続や、新型コロナウイルス感染症等の影響を受けている事業者への特例の解説のほか、巻末には令和3年度税制改正のポイントを収録。
● 主要項目を整理して、簡潔明瞭に解説!
● 消費税を理解するために身近な事例を掲載し、多くの図や表、イラストを使い平易に解説!
● 令和3年4月1日現在の最新の法律により解説!
● 令和3年10月から受付が開始される適格請求書発行事業者の登録申請手続や、新型コロナウイルス感染症等の影響を受けている事業者への特例の解説のほか、令和3年度税制改正のポイントを収録。
4月1日付の基本通達の一部改正及び押印廃止に伴う各種申告書や申請書の改正、さらに3年度改正をフォローするとともに、今版より抜本改正された電帳法関係法規の抜粋を追加。
30年を超える長年の受験指導実績にもとづくTAC式の税理士試験完全合格メソッドを、教科書として市販化。まさに「みんなが欲しかった!」税理士の教科書です。消費税法の膨大な学習範囲から、合格に必要な論点をピックアップし、イラストを用いながら各事例をわかりやすくまとめました。
【主な特長】
□さまざまな事例をイラストを用いながら詳しく説明しているので、イメージをつかみつつ、学習できる。
□本文は極力シンプルで一読明解。例題も入っているから、具体的なゴール(試験でどのような問題を解ければよいのか)をイメージしながら学習できる。
□理論試験対策として、重要条文も解説とともに掲載している。
□多くの受講生がつまづいてきたちょっとした疑問や論点について、ひとことコメントとしてまとめてあるので、学習上のつまづきを事前に防止できる。
□教科書と問題集が1冊にまとめてあり、教科書編には問題集編へのリンクがあるので、効果的にインプット学習&アウトプット学習を進められる。
☆24年度版から教科書と問題集を取り外しできるようになりました!
□解答用紙ダウンロードサービスつき。
【改訂内容】
*書籍全体にわたって、よりわかりやすくするために、内容を見直し
*「Chapter22 インボイス制度」を新設
*前付の試験情報等を改訂
免税事業者からの仕入れに係る会計処理や税額計算、経過措置についても解説。インボイス関連情報を含む実用性の高いQ&Aを増設。インボイス制度導入に伴う法人税申告調整への影響は?!
さらなる消費税増税が迫っている。私たちは騙されているのだ。弱者の富を強者に移転することで格差を拡大する消費税のカラクリを暴く。解説 本間龍
30年を超える長年の受験指導実績にもとづくTAC式の税理士試験完全合格メソッドを、教科書として市販化。まさに「みんなが欲しかった!」税理士の教科書です。消費税法の膨大な学習範囲から、合格に必要な論点をピックアップし、イラストを用いながら各事例をわかりやすくまとめました。
【主な特長】
□さまざまな事例をイラストを用いながら詳しく説明しているので、イメージをつかみつつ、学習できる。
□本文は極力シンプルで一読明解。例題も入っているから、具体的なゴール(試験でどのような問題を解ければよいのか)をイメージしながら学習できる。
□理論試験対策として、重要条文も解説とともに掲載している。
□多くの受講生がつまづいてきたちょっとした疑問や論点について、ひとことコメントとしてまとめてあるので、学習上のつまづきを事前に防止できる。
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☆24年度版から教科書と問題集を取り外しできるようになりました!
□解答用紙ダウンロードサービスつき。
【改訂内容】
*インボイス制度に対応するため、問題文を全体的に改訂
*書籍全体にわたって、よりわかりやすくするために、内容を見直し
*前付の試験情報等を改訂
輸入取引の流れや消費税・関税の仕組みを押さえたうえで、税関の税務調査から消費税の更正までの一連の流れを詳解。具体事例や申告書記載例を掲げ、わかりやすく解説。
1章 貿易取引と税金
2章 税関の輸入後事後調査
3章 更正の請求と具体事例
本年10月からの軽減税率制度導入にあわせ、改めて消費税の基本的仕組みを確認する機会が増加しており、初学者向けのテキストとして最適です。日々の実務における、正確な課否判定、適用税率の確認、経理処理、申告時における複数税率に対応した税額計算と申告書・付表の記載例を収録し、会計事務所、企業の経理担当者など幅広い皆様にお使いいただけます。
インボイス制度で課税事業者になったら仕入税額控除はどうする!?2割特例、簡易課税、本則課税。事業者の状況に応じた仕入税額控除制度の有利選択と各制度の留意点を簡潔に解説!
法令等の改正・本試験の出題傾向に完全対応!
●インボイス制度は個人消費者以外のすべての個人事業主や企業に影響を及ぼすインパクトの大きな改正です。令和5年10月からの導入が決まっており、準備期間は残り2年と迫っていますが、実情は対応の遅れが目につきます。
●そこで本書は、経理部門や税務担当者がインボイス導入時に突き当たる壁へのアプローチ方法など、実務目線の情報を盛り込んでいます。
●経理部門、販売・営業部門、購買・仕入部門などの部門ごとに、準備段階からゴールまでの実務上のアプローチ方法や留意点を解説しています。また、会社全体でとらえた体制づくりや取組み方についてのアドバイスも織り込んでいます。
●難解な消費税やインボイス制度についておさえておくべき基本の仕組みについても、わかりやすく解説しています。
●経理部門の担当者、インボイス導入プロジェクトメンバーなど現場で関わる方や、企業の顧問税理士の方などにぜひ読んでいただきたい一冊です。
第1編 インボイス制度を知る
1 これまでにない新しい制度
消費税だけのルール/消費税等の税制改正/帳簿及び請求書等への記載事項/インボイス制度導入の狙い
2 インボイス制度
インボイスとは/請求書等の役割/インボイスの要件/インボイス以外/対応する必要性/インボイス制度は選択制/インボイス制度に取り組むべき者/消費税は会社全体の課題/インボイス制度導入による混乱/経理部門の役割/経過措置
3 インボイス制度対応の検討
販売・営業部門/調達部門/経理部門/免税事業者/免税事業者のまま得意先に迷惑をかけない方法/免税事業者から課税事業者に変わるインパクト
第2編 インボイス制度導入へのサクセスロード
1 サクセスロードへの入り口
制度対応を主導する者/販売・営業部門に対するアプローチ/購買・仕入部門に対するアプローチ/経理部門の体制/どこから手を付ける?/インボイス開始までのスケジュール/税理士に任せれば大丈夫?/経理部門の担当者は腹を括れ!
2 事業者別アプローチ
個人事業者/副業、フリーランス等/個人事業者等で税理士に一任している場合/中小企業等で自ら決算・申告している場合/税理士の場合
3 ゴールの設定
販売・営業部門のゴール/購買・仕入部門のゴール/経理部門のゴール
4 サクセスロードを進む
一歩を踏み出す/販売・営業部門/購買・仕入部門/経理部門
第3編 税務担当者が知っておきたい消費税
1 消費税の現状
消費税と地方消費税/消費税のポジション/消費税の使い道/消費税収入と社会保障費/消費税と高齢化社会/申告期限の特例
2 消費税の基本
消費税と免税店/消費税の基本/消費税が発生する取引の定義/課税か非課税かの2択ではない消費税/消費税の負担者と納税義務者/資産の譲渡等の時期
3 消費税の仕組み
仕入税額控除/課税売上割合/仕入れ控除税額の算定方法/クロスボーダーを跨ぐ役務提供と消費税/非居住者と消費税/事業者の負担となる消費税
第4編 消費税の仕入れ税額控除制度における適確請求書等保存方式に関するQ&A