≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●食品衛生におけるグローバル基準であるHACCPは、食の安全性をコントロールするための仕組みであり、2020年6月からはあらゆる食品事業者でのHACCPによる衛生管理の義務化がスタートし、1年の猶予期間を経て、2021年6月からは完全制度化される。
●そこで本特集では、病院給食・施設給食における衛生管理と感染対策をテーマとして、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の終息が見えない今、HACCPに対応した取り組みや、スタッフ教育などを幅広く紹介している。
【目次】
食品衛生法改正で義務付けられる調理現場におけるHACCPに沿った衛生管理
食中毒発生状況から考える衛生管理
食中毒を防ぐために知っておきたい洗浄剤・殺菌剤と装置
厨房および関連する現場での新型コロナウイルス感染症対策
効果的な衛生教育,感染予防教育の取り組み
院内感染対策に必要な基本的知識
災害発生時の食を守るためにー備えと復旧を考える場づくりを通し,災害に備える体制を整える
●巻頭カラー コミュニケーションが楽になる! 実践可能なコンフリクト・マネジメント
1.なぜ栄養士にコンフリクト・マネジメントが必要か,なぜ相手に伝わらないのか
●スポット
おいしさと疑似的な共食の応用
サルコペニアスクリーニングツール「SARC-F」
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ
ミニトマト
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
五省会西能病院 認定栄養ケア・ステーション / 五省会みどり苑 認定栄養ケア・ステーション
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
「 臨床検査」と「スポーツ医学」を融合させた研究を推進する研究室
●こんだてじまん
じまんの一品料理 梅干し
●栄養指導に役立つ医薬品の知識
11.静脈栄養法と薬(2) 中心静脈栄養とキット製剤の特徴
●現場発! 管理栄養士のための臨床研究Tips
23.めでたくアクセプト! 論文掲載後に行うべきこと
●Medical Nutritionist養成講座
41.栄養評価をしないで実施する栄養管理は,栄養管理とはいえない
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
9.ものはこぶ臓器(2)-動脈中膜のコラーゲン異常
●回答しやすく・分析しやすい 業務に活かせる! アンケート調査のキホンと応用
14.順序データの分析
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
特別編4 適切な栄養価計算のために3
●国家試験
第35回管理栄養士国家試験 解答・解説(1)
●日本栄養士会医療職域
第40回食事療法学会報告
自治体病院
静岡市立清水病院 栄養部門における栄養指導件数増加の取り組み
精神科病院
全国精神科栄養士研修会ご案内
厚生労働省・消費者庁
第35回管理栄養士国家試験の合格発表・他
●おしらせ
Medical Nutritionist WEB講演会 シリーズ3・他
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●新型コロナウイルス感染症への対応が求められる現在、感染予防対策のほかにも、各自が体力や免疫力を維持・増進することは重症化を防ぐ意味では非常に大切な視点である。
●その方法の一つとして最近注目を浴びているのがプロ/プレバイオティクス・バイオジェニックス食品である。
●本特集では、「医療における乳酸菌応用の新展開」と題して、近年急激な進歩が見られるこれらの製品の臨床応用を中心に、最新の知見を交えて紹介する。
【目次】
プロバイオティクス,プレバイオティクス,バイオジェニックス─最近の話題:乳酸菌の免疫応答
医薬品としてのプロバイオティクス・プレバイオティクス
救急の場での乳酸菌の臨床応用
アレルギーと乳酸菌
うつ病と乳酸菌
歯科疾患(う蝕と歯周病)と乳酸菌
●巻頭カラー
簡単な脳のみかた〈後編〉
●スポット
糖尿病スティグマと医療従事者の役割
四肢切断患者の栄養管理
医療行為としての人工的栄養・水分補給の倫理的視点:A.S.P.E.N.ポジション・ペーパーーEthical Aspects of Artificially-Administered Nutrition and Hydration:An ASPEN Position Pape
●栄養指導に役立つ医薬品の知識
15.疾患における薬物治療と栄養(3)慢性腎臓病(CKD)に対する薬物療法・栄養療法
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ
ぶどう
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
龍岡栄養けあぴっと 認定栄養ケア・ステーション
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
健康社会の構築に貢献できる食と栄養の高度専門職業人, 研究者を育成 長崎国際大学大学院 健康管理学研究科 健康栄養学専攻
●こんだてじまん
じまんの一品料理 えび天巻き/医療法人松徳会 花の丘病院
●Medical Nutritionist養成講座
45.水分投与量の決定:私の考え方(1)
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
呼吸の総本山(2)-肺炎とCo-infection
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
29.菓子類1
●研究・調査
肥満および隠れ肥満者に対する取り組みやすさを考慮した運動・栄養介入指導の効果についての検討
●日本栄養士会医療職域
2022年度診療報酬改定要望について
自治体病院
飯塚市立病院 栄養部門における地域連携の取り組み
精神科病院
栃木県精神科病院栄養士協議会の活動報告
厚生労働省・消費者庁
9月17日「世界患者安全の日」・他
●おしらせ
神奈川県栄養士会医療事業部会主催 臨床栄養セミナー・他
小田凱人さんがAERAの表紙に登場
パラリンピック車いすテニス金メダル候補が魅せるクールな姿
AERA9月2日号は、プロ車いすテニスプレーヤーの小田凱人さんが表紙に登場。パラリンピックの開幕を目前に控えた小田さん。真っ赤な背景の中、スーツに身を包みクールに決めた姿は、コート上とはまた違った輝きを放っています。
表紙に登場するプロ車いすテニスプレーヤーの小田凱人さんは、パリ・パラリンピックの開幕を8月28日に控えます。18歳で初めて迎える大舞台ですが、本人は「テニスを楽しむ」姿勢を崩しません。前例踏襲を嫌い、常に革新的なことに取り組む小田さんが、パラリンピックの舞台でどんな活躍を見せるのか、期待が高まります。その試合会場は、「前哨戦」といえる4大大会の一つ、全仏オープンで1セットも落とさず連覇を達成した赤土のローランギャロス。堂々の金メダル候補は、どんな飛躍を見せるのでしょうか。その小田さんが、本誌の表紙とグラビアでは、車いすを操りながらクールに決める姿を披露しています。撮影はもちろん蜷川実花。赤土を思わせる真っ赤な背景の中で輝く姿を誌面でご覧ください。
●巻頭特集:人生を支える言葉100
生きていると、迷ったりためらったり、常に悩みは尽きません。そんなとき進むべき道を照らしてくれる100の言葉を集めました。巻頭のインタビューでは、ミュージシャン・作家の尾崎世界観さん、“闘う書評家”として知られる豊崎由美さん、7月の東京都知事選に立候補したAIエンジニアの安野貴博さんが登場。人生の転機に指針となったような言葉をそれぞれ紹介しています。「スラムダンク」「ハイキュー!!」「キャプテン翼」「あしたのジョー」など、スポーツ漫画にも珠玉の名言が。記憶に刻みたいセリフの数々を紹介しました。ほかにも、稲盛和夫、松下幸之助、渋沢栄一、スティーブ・ジョブズら、名だたるカリスマ経営者の名言を紹介する企画などもあります。特集のなかから、自分の好きな言葉を見つけてください。
●自民党総裁選と「裏金総選挙」
岸田文雄首相が自民党総裁選に出馬しないことを表明し、後継者選びは乱立模様で混沌としています。いったい誰が「ポスト岸田」を担うのでしょうか。また、「顔」だけが変わっても、裏金問題はうやむやなまま、解決しない問題や課題が山積しています。その状況のなか、衆院解散・総選挙に突入することは必至。泥沼化する「岸田後」「裏金総選挙」について、政治ジャーナリストの星浩さんが詳報します。
●甲子園Heroes
熱戦が繰り広げられた夏の甲子園。今大会でもたくさんの感動シーンが生まれ、多くのヒーローたちが誕生しました。関東第一、京都国際、大社、広陵、小松大谷など、この大会で活躍したチームの中から、注目の選手たちの劇的なシーンを集めました。この夏の熱狂を閉じ込めた保存版です。
●松下洸平×東海林弘靖
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、照明デザイナーの東海林弘靖さんとの対談、全6回中の5回目。明かりを巡るトークが続く中、松下さんが「夜になると本音をしゃべりたくなるのはどうしてだろう」とつぶやきます。東海林さんの答えはなんだったのでしょうか。あったかい雰囲気が手に取るようにわかる対談と写真をぜひ誌面でご確認ください。
ほかにも、
・米大統領選 ハリスとトランプの右腕はまるで「北風と太陽」
・パラリンピック開幕 「五輪を超える衝撃を」
・不安の感情が流言を広げる 101年前の関東大震災から考える
・【女性×働く】職場にはびこる男性中心ルールにノー
・末澤誠也(Aぇ! group) 「しんどさも、あってよかった」
・百田夏菜子 この道をゆけば ゲスト・ゆりやんレトリィバァ
・2024パリへの道 小野寺萌恵(陸上車いす女子)
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 アーティスト・鈴木康広
などの記事を掲載しています。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●2021年8月、8年ぶりの改訂となる「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類(学会分類)2021」が発表されました。これまで広く使用されていた学会分類2013の基本的な分類構造を踏襲しつつ、ユニバーサルデザインフードとの互換表が修正され、また、とろみの測定法が追加されるなど、この間の新たな知見や臨床現場の声を反映させた、より実践的な内容へと進化しています。
●本特集では、「嚥下調整食のいまとこれからー学会分類2013から2021へ」と題して、学会分類2021の概要とその改訂のポイント、活用するための注意点をはじめとして、食形態を判定するための観察評価法や咀嚼評価法、また機能改善・QOL 向上をめざすにあたって必要となる姿勢調整や口腔機能訓練の考え方など、摂食嚥下リハビリテーションにおいて近年注目されているテーマを詳しく解説しています。
【目次】
「嚥下調整食分類2021」の概要と改訂のポイント
「嚥下調整食分類2021」活用にあたってのポイントー質問の多い項目を中心に
適切な食形態判定のための観察評価のポイント
とろみに求められる物性とその評価ー現状と課題
食事形態決定における咀嚼評価の重要性
食形態と姿勢調整のポイント
食形態の調整と口腔機能訓練のポイント
●新連載 ビフォア・アフターでわかる! 管理栄養士のためのビジュアルデザイン入門
第1回 紙媒体「掲示物・学会ポスター」
●新連載 宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 1 代謝性アシドーシス
●新連載 ビタミン栄養学UPDATE-新たな臨床的意義の確立に向けて
1.総論:ビタミン欠乏と不足
●スポット
食品重量の見積もり力トレーニング法
オステオサルコペニアー骨粗鬆症とサルコペニアの併存
●資料
2022年 栄養関連学会カレンダー
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
チコリー
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
認定栄養ケア・ステーション つがやす
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
より賢く,より美しく,栄養のスキルアップを 名古屋経済大学大学院 人間生活科学研究科 栄養管理学専攻
●こんだてじまん
じまんの一品料理 にんじんベースのグルテンフリーチキンカレー/医療法人財団順和会 山王病院
●Medical Nutritionist養成講座
49.栄養投与量の決定:私の考え方(3)
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
13.ウイルスと心筋(2)-劇症型心筋症と補助循環装置
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
第33回 菓子類5
●日本栄養士会医療職域
2022年新年を迎えて
自治体病院
外来化学療法室での栄養食事指導の取り組み
精神科病院
第62回全国精神科栄養士研修会Web配信の報告「精神科栄養管理と栄養指導をアップデート」
厚生労働省・消費者庁
東京栄養サミット2021の開催・他
●おしらせ
女子栄養大学香友会主催 令和3年度 第1回専門家講座・他
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●心不全患者の高齢化にともない、死亡や再入院などのイベント抑制のみならず、QOLや運動耐容能の向上など、いわゆる楽に生活ができるようにすることを目標においた治療にも注目が集まっています。
●高齢心不全患者が増えている現状では、フレイルやサルコペニアの合併症例が多く、運動耐容能規定因子に心機能のみならず、骨格筋が大きく関与する症例が少なくありません。骨格筋の減少する要因は多因子の関与が知られているが、低栄養状態も重要な因子であり、栄養の評価は骨格筋評価と合わせて行う必要があります。
●本特集では、「心不全の栄養管理ー急性期から在宅までの最新情報」と題して、各領域の専門家が執筆しており、心不全患者の栄養管理について、最新のエビデンスや各病院の取り組みなどを詳しく紹介しています。
【目次】
特集にあたって
心不全患者のサルコペニアと栄養
心不全患者の栄養スクリーニングと評価─エビデンスとピットフォール
心不全患者の栄養と食事摂取量の意義
心不全の重症急性期からの栄養介入
入院期心不全患者における栄養管理─食塩制限から低栄養改善へのパラダイム・シフト
在宅高齢心不全患者における栄養摂取の問題点と介入
心不全における急性期、回復期、維持期の栄養管理と栄養補助食品の活用
●巻頭カラー
リハ飯コンテスト(後編)
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
社会医療法人 甲友会 西宮協立認定栄養ケア・ステーション
●特別レポート
第38回 日本臨床栄養代謝学会学術集会
●新連載 代謝からみた 身体活動&栄養のサイエンス最前線(1)
スポーツ・身体活動と水摂取ー夏場の脱水を予防するために
●スポット
朝食のたんぱく質の質と筋力の関係ー長期縦断疫学研究の結果から
特別用途食品制度の最新動向
連載
●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.7 脳卒中の後遺症で片麻痺のある50代肥満男性で、生活改善に難渋している症例
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(10)
多職種連携により嚥下機能改善手術につながった小脳梗塞後の在宅嚥下障害患者の一例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 19 熱傷
●Medical Nutritionist養成講座(67)
輸液の「輸液量」と「水分量」
●Dr.雨海の男性臨床栄養学(22)〈隔月連載〉
エネルギーの逆襲(1)-2人のポンペ
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
きゅうり
●こんだてじまん
じまんの一品料理 エビと野菜の天丼/津山中央病院
●報告
侵襲期患者3名に対する低glycemic index・低glycemic load経腸栄養剤の有効性
●研究・調査
日本における診療ガイドラインの食事・栄養素等に関する記述の収集評価
80年代は女性の時代といわれ、女性市場が喧伝された。90年代に入っても、女性の元気の良さは変わらないようだ。しかし、元気なオンナ達に刺激され個に目覚め始めたオトコ達がいる。本書は、女性マーケッター達が、男性を12部族60小部族に分類し考察した初めての男性マーケティング論である。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●脳死下において家族の承諾による臓器提供が可能になって以降、脳死臓器移植は増加傾向にあり、また免疫抑制法をはじめとする治療技術も飛躍的に進歩を遂げており、移植医療はいっそうの普及が期待されている。
●移植医療における栄養管理では、免疫抑制状態に配慮した食事対応や、各臓器不全特有の管理を行うのはもちろんのこと、最近では、術前・術後の栄養状態や骨格筋量などの体組成が、移植後成績に影響することが報告されており、栄養管理の重要性が注目されつつある。
●本特集では、「知っておきたい! 移植医療の実際と栄養・食事管理」と題して、造血幹細胞移植、腎移植、肝移植、心臓移植、肺移植、膵臓移植、小腸移植など臓器ごとの移植法の実際と最新の栄養・食事管理を解説し、また移植医療における口腔ケアについても掲載。
【目次】
造血幹細胞移植の実際と栄養・食事管理
腎移植の実際と栄養・食事管理
肝移植の実際と栄養・食事管理
心臓移植術前・術後の栄養管理
肺移植の実際と栄養・食事管理
膵臓移植の実際と栄養・食事管理
小腸移植の実際と栄養・食事管理
移植医療における口腔ケア
●巻頭カラー コミュニケーションが楽になる! 実践可能なコンフリクト・マネジメント
3.協調的対話のあり方と方法,言語コミュニケーションのコツ
●スポット
人工呼吸管理後には注意! 抜管後嚥下障害の評価と対応
Dietary Inflammatory Indexによる日本人の食事評価の現状
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ
パプリカ
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
JA愛知厚生連 足助病院 認定栄養ケア・ステーション
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
「 医師」と「コメディカル」と「患者さん」の橋渡しができるような人材の育成/常葉大学大学院 健康科学研究科 健康栄養科学専攻 臨床代謝栄養学研究室
●こんだてじまん
じまんの一品料理 信州サーモンの信濃蒸し/社会福祉法人新志福祉会 特別養護老人ホーム ふれあい荘
●現場発! 管理栄養士のための臨床研究Tips
〈オンライン座談会〉臨床研究経験が臨床をどう変えたかー臨床研究のすすめ
●栄養指導に役立つ医薬品の知識
13.疾患における薬物治療と栄養(1) 高血圧治療薬服用患者に対する栄養指導時の注意点
●Medical Nutritionist養成講座
栄養管理法の選択:私の考え方
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
呼吸の総本山(1)-COVID-19 またはSARS-CoV-2
●回答しやすく・分析しやすい 業務に活かせる! アンケート調査のキホンと応用
16.相関データの分析
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
特別編6 「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」への対応と諸課題
●日本栄養士会医療職域
What's “コンサルテーションサロン”
自治体病院
さぬき市民病院 栄養管理科の取り組み
精神科病院
第117回日本精神神経学会学術総会開催のご案内
厚生労働省・消費者庁
新型コロナワクチンの有効性・安全性について・他
●おしらせ
東京医療保健大学大学院 医療保健学研究科 公開講座・他
■【特集】ジェンダー平等と多様性で男性優位の社会を変えよう
「育児休暇や時短勤務を活用して子育てをするのは『女性』の役目」「残業も厭わず働き、成果を出す『女性』は立派だ」─。働く女性が珍しい存在ではなくなった昨今でも、こうした固定観念を持つ人は多いのではないか。
今や女性の就業者数は3000万人を上回り、男性の就業者数との差は縮小傾向にある。こうした中、経済界を中心に、多くの組織が「女性活躍」や「多様性」の重視を声高に訴え始めている。これ自体は歓迎すべき動きと言えるだろう。
だが、肝心なのは、中身である。内閣府が2022年に実施した世論調査では、約79%が「男性の方が優遇されている」と回答したほか、民間企業における管理職相当の女性の割合は、課長級で約14%、部長級では8%まで下がる。また、正社員の賃金はピーク時で月額約12万円の開きがある。政界でも、国会議員に占める女性の割合は衆参両院で16%(23年秋時点)と国際的に見ても極めて低い。
女性のエンパワーメントとジェンダー平等を目的に活動するHAPPY WOMAN(東京都港区)の小川孔一代表は「『SDGs(持続可能な開発目標)』や『ジェンダー平等』などの言葉は広く浸透し、いかに実装していくかというフェーズに入っているが、“やっているフリ”は逆に世間からの評価を下げる方向に働くだろう」と語る。
女性たちの声に耳を傾けると、その多くから「日常生活や職場でアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み、偏見)を感じることがある」という声があがり、男性優位な社会での生きづらさを吐露した(21頁に詳報)。
アンコンシャス・バイアスは、性差に限らずあらゆるところに存在するが、行き過ぎれば、社会発展の“障壁”になる。
3月8日は女性の生き方を考える「国際女性デー」だ。この日を前に、歴史を踏まえた上での日本の現在地を見つめるとともに、多様性・多元性のある社会の実現には何が必要なのかを考えたい。
時代は昭和でも、平成でもなく、令和である。ジェンダー平等と多様性の実現で、男性優位の社会を変えていくことが、より良い社会を築く足がかりになると信じたい。
文・佐藤千矢子、湯澤規子、高崎順子、石井妙子、得能摩利子、與那覇 潤、ブレイディみかこ、藤原章生、編集部
PART 1 納得感なきジェンダー平等 日本は「オッサンの壁」を壊せ
佐藤千矢子 毎日新聞社 論説委員
COLUMN 1 気づいていますか? 女性たちが感じるジェンダー
編集部
DATA データで見る男女平等 これが日本の“現在地”
編集部
PART 2 「わたし」としての人生を生きる 日本でも「静かな革命」を
湯澤規子 法政大学人間環境学部 教授
PART 3 女性を“忘れた”時代からフランスが転換できた理由
高崎順子 フランス在住ライター
COLUMN 2 女性参画で生まれたヒット商品 大切なのは“利用者の視点”
編集部
PART 4 拝啓 令和を生きる女性たち 今、学ぶべきは女性の歴史
石井妙子 ノンフィクション作家
INTERVIEW 1 男だから、女だからではない 価値を生む多様性の本質
得能摩利子 三菱マテリアル 社外取締役、フェラガモジャパン 元CEO
COLUMN 3 女性採用を契機に脱皮を果たしたある中小企業の挑戦
編集部
PART 5 スローガンが氾濫する日本 唱えるからには中身の吟味を
與那覇 潤 評論家
INTERVIEW 2 相互理解と共存の鍵握る能力「エンパシー」をどう育むか
ブレイディみかこ コラムニスト
PART 6 アフリカの旅で考えた差別意識の出どころ
藤原章生 毎日新聞記者、ノンフィクション作家
■WEDGE_SPECIAL_OPINION
・ウクライナ侵攻から2年 日本人に問われていること
PART 1 “20世紀型”はもはや限界 長期戦見据え抑止力の再構築を
宮家邦彦 キヤノングローバル戦略研究所 理事
PART 2 欧米に見られる「支援疲れ」 今こそ日本流で独自の貢献を
廣瀬陽子 慶應義塾大学総合政策学部 教授
Column ウクライナでも稼働! 世界に誇る日本の「モバイル浄水器」
編集部
PART 3 本音と諦観が渦巻くロシア 大統領選でルビコンを渡るか
黒川信雄 産経新聞社 元モスクワ特派員
■WEDGE_OPINION 1
・「賃金と物価の好循環」実現で「金利のある世界」に備えよ
渡辺 努 東京大学大学院経済学研究科 教授
■WEDGE_OPINION 2
・医療費46兆円の時代 単価でなく受診回数抑制の改革を
成瀬道紀 日本総合研究所調査部 主任研究員
■WEDGE_ REPORT
・地震防災対策に長寿命化 あなたのマンションは大丈夫?
中西 享 ジャーナリスト
■連載
・商いのレッスン:事業の“あり方”と“やり方”(笹井清範)
・偉人の愛した一室:堀 辰雄 「奈良ホテル」(奈良県奈良市高畑町)(羽鳥好之)
・MANGAの道は世界に通ず:実はみんな女性になりたがっている? VRによる制約の解放(保手濱彰人)
・インテリジェンス・マインド:ソ連への内通者「モグラ」を探せ! CIA対KGBの戦い(小谷 賢)
・誰かに話したくなる経営学:「ただの石」を「重要資源」に 半導体製造を支えているもの(岩尾俊兵)
・時代をひらく新刊ガイド:『老化は治療できるか』 河合香織(稲泉 連)
・近現代史ブックレビュー:『戦時下の演劇 国策劇・外地・収容所』(編)神山 彰(筒井清忠)
・フィクサー:第二章 箝口(真山 仁)
・モノ語り。:コーヒー豆の「エルドラド」 イフニコーヒー(水代 優)
●一冊一会
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●読者から/ウェッジから
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●経静脈的に輸液療法を実施する際、栄養素や電解質のみならず、水分が直接的に血管内へ投与されます。そのため、輸液療法を行う場合は、栄養状態の把握と並行してバイタルや検査値の把握が重要となり、患者の疾患が異なれば輸液療法の方法・種類も異なってきます。
●本特集では、「栄養管理に必要な輸液療法の実践ポイント」と題して、輸液の分類や一般的な特徴や、医療ビッグデータからみた輸液療法の傾向、患者が語る症状や徴候から循環動態を把握し輸液療法を考える思考プロセス(臨床推論)など、輸液療法の基本的な考え方を詳しく解説。
●また、がん化学療法時や感染症患者といった急性期の輸液療法、小児や終末期がん患者といったライフステージ別の輸液療法など、輸液療法に関するさまざまな事項や症例について、最新の知見を含めて実践のポイントを示します。
【目次】
輸液の分類と一般的な特徴
医療ビッグデータからみた輸液療法の実態
輸液療法の栄養管理
輸液投与時に患者状態を確認するための臨床推論
小児の輸液療法
がん化学療法時の輸液療法
感染症患者における輸液療法
終末期がん患者における輸液療法
輸液・栄養療法時に循環動態変化に苦慮した一症例
●巻頭カラー 管理栄養士の未来を彩る! 「食&色」コーディネート
第3回 色彩の心理効果,視覚効果と食
●スポット
母乳バンクの意義と現状
MOCHIプロジェクトー窒息の応急手当のためのレジストリ研究
●Medical Nutritionist養成講座
55.経腸栄養投与経路の管理ー新しい接続部:ENFit(ISO80369-3)
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
とうもろこし
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
かんてんぱぱ 認定栄養ケア・ステーション
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
じゃばらの研究・調理時の脳血流変化の研究を2本柱に,食と栄養の専門家を育成する/東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科 健康栄養学専攻/人間生活学専攻 臨床栄養情報研究室
●こんだてじまん
じまんの一品料理 沖縄デザートプレート/介護老人保健施設アルカディア
●ビタミン栄養学UPDATE-新たな臨床的意義の確立に向けて
7.フレイル・サルコペニアとビタミン
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 7 重症急性膵炎
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
第39回 魚介類6
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
タンパク質の逆襲(1)-TTRの四の字固め
●日本栄養士会医療職域
What's“コンサルテーションサロン”?
自治体病院
早期栄養介入管理加算の取り組みと効果
精神科病院
令和4年(2022年)度 日本精神科医学会学術教育研修会 「栄養士部門」開催のお知らせ
厚生労働省・消費者庁
熱中症予防のための情報・資料サイト・他
●おしらせ
東京医療保健大学大学院医療保健学研究科公開講座・他
ビジネスリーダー必読の本格派総合経済誌コロナ対応をめぐって失点を重ねたトランプ大統領。アメリカ社会の人種間の分断が深刻になっており、各種世論調査を見ても再選は危うい状況です。選挙分析のプロで過去の選挙の勝者をことごとく言い当ててきたアメリカン大学のアラン・リットマン教授は「バイデンが必ず勝つ」と断言。全米で話題になっています。
「バイデン勝利」となれば、またもや米国は大きく変わります。本特集では、政権交代によって起こる政治・外交・経済・産業の激変を深掘り。日本への影響、新たに誕生する菅政権が直面するであろう課題についても先読みします。
【特集】アメリカの新常識 新常態のアメリカを知る4つのテーマ
PART1 異例ずくめの大統領選挙
負けて居座る大混乱も 怪物トランプの瀬戸際
女性初の副大統領誕生か 新星ハリス候補の強みと弱み
「日米同盟のあり方を 見直す重要な機会に」 ●日本総合研究所会長 寺島実郎
アメリカ国民は何を思う? コロナで変わった政治観
「13指標で分析すると バイデンが必ず勝つ」 ●米アメリカン大学教授 アラン・リットマン
今さら聞けない大統領選Q&A
PART2 混迷する外交
米国が仕掛ける「新冷戦」の落とし穴 「意図せぬ熱戦」のリスク
極端な対中強硬路線は続かない ●米ジョンズ・ホプキンス大学教授 ケント・カルダー
[佐藤 優が解説] 中東、中国...変わる外交のリアリズム 米国外交と地政学
北朝鮮、中国との関係に縛られる韓国 長びく米韓のすれ違い
米中どちらと共に歩む? 日本は「踏み絵」を迫られる
PART3 米国経済のニューノーマル
低成長、低インフレ、低金利 「日本化」進む米国経済
まだ譲らないが長期低落傾向 基軸通貨ドルの地位は安泰か
民主党政権なら規制強化も GAFA「解体論」の行方
IT、自動車、食糧... アメリカ 産業競争力診断
リスクマネー供給力も競争力の源泉 市場はワクチン開発企業に大きな期待
PART4 分断社会の行方
トランプ政治は「最後のあがき」か 「左」へ旋回する米国社会
「ここから出て行け、国に帰れ」 吹き荒れるアジア人差別
「白人男性中心の社会を 変えていく必要がある」 ●バックステージ・キャピタル創業者 アーラン・ハミルトン
なぜ「国民皆保険」は難しい? 米国の医療格差の真実
映画・ドキュメンタリーで学
山下智久さんがAERAの表紙に登場
「『秘境』への冒険を続けていきたい」
AERA1月15日増大号の表紙には、山下智久さんが登場します。音楽活動でも俳優としても常に挑戦を続ける山下さん。独立して4年目のいまの気持ちを率直に語るロングインタビューは必見です。
表紙を飾る山下智久さんは、自身について「いきなり飛び級できるタイプじゃない」と分析します。だからこそ「毎日ちょっとずつ、ちょっとずつ、成長しているのを信じて、積み重ねていくしかない」と語ります。その上で、僕の役目は「秘境に分け入ること」と独特な表現をし、「今度はどこの秘境に行きたいのか、心の声に耳を傾けながら、冒険を続けたい」と先を見据えます。主演する人気ドラマの続編「正直不動産2」も間もなくスタート。この撮影は「独立後、多くの人に支えられて成り立っていることを実感している時期」に撮影が重なったといい、役と自分の成長がリンクすると言います。表紙とグラビアの撮影はもちろん蜷川実花。深い眼差しが印象的な写真の数々をぜひ誌面でご確認ください。
■巻頭特集:たんぱく質で健康革命
年始に特に考えたい健康や体重管理。近年、糖質制限が注目されてきましたが、「食事制限で一時的に体重が減っても、筋肉が失われたことで基礎代謝が下がり、リバウンドしやすくなる」と専門家は指摘します。だからこそ、「たんぱく質」をきちんと摂取し、筋肉をつけることが大事。「たんぱく質は意識して多くとる。糖質や脂質は通常より控えめに。これが一番いい」ということで、誌面では、たんぱく質をたっぷり摂取できる「高たんぱく鍋」レシピを多数紹介しています。また、プロテインを摂取する人も増えているなか、味、コスパ、抽出法を比較し、どのタイプがいいかも検証しています。年始に自分の健康に思いを巡らせながら特集をご覧ください。
■能登半島地震で何が起きたのか
元日、能登半島を震度7の激震が襲いました。現在も懸命な救出活動が続きます。能登半島ではここ数年、断続的に強い地震活動が続いていました。そのなかでも今回襲った地震は、阪神・淡路大震災を超えるエネルギーで特に巨大だったことがわかっています。震源が浅く、能登半島の独特の地形や土壌も被害を拡大させた可能性があると専門家は指摘します。何が起きたのか、ほかに同様のリスクを抱える地域はどこかなどを詳報しています。また、真冬の地震にどう対処すればいいか、どう備えればいいのか、防災アドバイザーにも詳しく聞きました。
■女性管理職100人のホンネ
徐々に数が増えているとはいえ、まだまだ少数派の「女性管理職」。AERAでは女性管理職100人にアンケートを実施し、職場の実態、働き方、夫との家事や育児の分担、今後のキャリアや仕事とプライベートの両立への思い、などを詳細に調査しました。実は11年前にも同様のアンケートを実施。その時と比べると、子どもが複数いる人が増え、職場に子育て中の女性管理職が増えるなど、両立はしやすくなっているように見えます。ただ、「働き方がフレキシブルで女性が活躍することに追い風が吹いている会社と、まだまだ男性ばかりで本質が変わっていない会社。その差が大きくなっています」との指摘も。働き方や職場の在り方について一緒に考えましょう。
■松下洸平×光石研
松下洸平さんがホストを務める対談連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、俳優の光石研さんがゲストの対談、全4回中の3回目です。共演したドラマ「最愛」で印象的な出来事があったそうで、その話で盛り上がります。互いに俳優の道を進み始めたころの懐かしい話もあり、信頼し合っているからこその深い話が交わされます。リラックスした様子で対談する貴重な写真も必見。この連載だからこそ見られる二人の柔らかな表情とトークをぜひ誌面でご確認ください。
ほかにも、
・箱根駅伝 やはり青学は強かった
・中学入試直前 肝心なのは合格の先
・バスケの革新「アリーナ」が鍵 Bリーグ将来構想
・女性から見る平安のリアル 大河ドラマは紫式部が主人公
・宮藤官九郎×中村七之助 「誰もやってない」を真剣にやり続ける
・磯村勇斗と歩く「キース・へリング展」
・サーフィン東京五輪銅・都筑有夢路 「3年前より心が成長した」
・向井康二が学ぶ白熱カメラレッスン
・トップの源流 三井住友フィナンシャルグループ・國部毅会長
・大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・伊沢拓司回を振り返り
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 ティムラズ・レジャバ▪駐日ジョージア大使
などの記事を掲載しています。
・口腔内の細菌とウイルスは血流や誤嚥を介してほかの臓器に運ばれるため、歯周疾患や齲蝕などの口腔感染症を単に口腔内に限局した疾患ではなく、全身に影響を及ぼしうる疾患として捉える必要がある。
・口腔ケアをはじめとする口腔健康管理が糖尿病や誤嚥性肺炎の予防に有効であることは広く認知されて久しい。とくに、周術期における口腔ケアが、口腔微生物に起因する肺炎などの術後合併症を減少させる。
・そこで本特集では、豊富で固有な微生物層を抱える口腔と全身疾患との関連を研究する各分野の第一人者の先生方に、疾患発症に関わる最新知識を解りやすく解説いただく。
■ 口腔と全身疾患研究の最前線
・はじめに
・ 口腔細菌叢解析の臨床意義とその手法
〔key word〕口腔細菌叢、メタゲノム解析、アンプリコン解析、分子疫学
・口腔と脳機能・認知症との関連性
〔key word〕Porphyromonas gingivalis(P. gingivalis)、菌血症、アミロイドβ、脳炎症
・口腔と呼吸器疾患との関連ーー口腔細菌による下気道炎症進展の可能性
〔key word〕口腔細菌、歯周病、肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
・齲蝕原性細菌の引き起こす循環器疾患
〔key word〕Streptococcus mutans(S. mutans)、コラーゲン結合タンパク、感染性心内膜炎、脳血管疾患
・歯周病と糖尿病の相互作用
〔key word〕adipocyte-macrophage interaction、急性期タンパク、インスリン抵抗性
・口腸連関から紐解く歯周病と全身疾患の相互作用
〔key word〕口腔細菌叢、腸内細菌叢、歯周炎、全身疾患
・口腔内細菌と妊娠
〔key word〕胎盤、妊娠合併症、妊娠高血圧症候群
・歯周病と関節リウマチ
〔key word〕関節リウマチ(RA)、歯周病(PD)、破骨細胞、抗シトルリン化タンパク/ペプチド抗体(ACPA)、PAD
・口腔とフレイル・サルコペニアとの関連ーー口腔健康管理の重要性
〔key word〕高齢者、口腔機能、QOL、フレイル、サルコペニア
●TOPICS
腎臓内科学
・フェロトーシスを標的とした急性腎障害の治療薬の探索
遺伝・ゲノム学
・精子幹細胞の自家移植による先天性男性不妊マウスからの子孫作成
癌・腫瘍学
・肺腺癌の初期からstratifinは腫瘍性タンパク質のユビキチン化による分解を抑制し、悪性化に関与する
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・10.広東住血線虫症(髄液検査で好酸球増多が?)
〔key word〕広東住血線虫、好酸球性髄膜炎、好酸球増多症、アフリカマイマイ
いま知っておきたい最新の臨床検査ーー身近な疾患を先端技術で診断
・9.鉄代謝検査
〔key word〕トランスフェリン、トランスフェリン飽和度、フェリチン、ヘプシジン
●フォーラム
日本におけるワクチン不信を巡る謎
・2.戦後の日本におけるワクチンと予防接種
●速報
・新型コロナウイルス感染症の初年度死亡率からみた消化器がん検診の必要性
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
企画にあたって
西山 博之
■診断
膀胱癌のリスク分類
泉 浩司・澤田 卓人・太田 純一
病理学的分類
都築 豊徳・前田 永子・村瀬 陽太
■経尿道的切除術:TUR
2nd-TURの適応
古瀬 洋・大園 誠一郎
生検の適応
島本 力・井上 啓史
■初発腫瘍に対する治療方針
中間リスク群
松本 洋明・松山 豪泰
高リスク群
松井 喜之
CIS群
穴井 智
BCGの作用機序
宮崎 淳
■再発腫瘍に対する治療方針
高リスク群
菊地 栄次・松本 一宏・大家 基嗣
膀胱全摘除術の適応
北村 寛
■上部尿路癌
上部尿路癌術後の膀胱内再発予防
伊藤 明宏・荒井 陽一
●知っていると役立つ泌尿器病理
47。症例:70代・男性
呉 雲燕・鬼島 宏
●リニューアル記念座談会
若手と語るー泌尿器科医として大切なこと
大家 基嗣・近藤 幸尋・小島 祥敬・
嶋田 修一・河野 春奈・門本 卓
●症例
陰茎壊死を来した陰茎絞扼症
岩本 勝来・山本 晋史・鎌田 良子・
吉村 力勇・鞍作 克之・仲谷 達也
●小さな工夫
インジゴカルミンを混注したボスミン生食による腟壁の液性剥離
川野 圭三・森本 信二
■I チーム医療とは
救急病院で実践できる糖尿病チーム医療
公文 義雄
チーム医療におけるチームづくりとリーダーシップ
馬場 敦子
■II 糖尿病チーム医療の現状とアウトカム
フットケアにおけるチーム医療
仲村 直子
糖尿病透析予防指導 -当院におけるチームアプローチ
美内 雅之
糖尿病医療連携におけるチーム医療
利根 淳仁・四方 賢一
行政ー医療連携の枠組みとアウトカム
梅津 順子
■III 元気の出る糖尿病チームのつくり方
【医師の立場から】
熱意を無駄にしない体制づくり
島 孝佑・篁 俊成
【看護師の立場から】
チームならできる!
-チームアプローチの実際とチーム医療コーディネーション
佐藤 真理子
●Perspective 展望
元気の出る糖尿病チームのつくり方
中塔 辰明
●総合診療医直伝! 糖尿病患者の救急外来診療ABC その2
意識障害+顔面蒼白+冷汗で救急搬送された70代男性
徳田 安春
●こんな時どうする!? 糖尿病患者によくみられる皮膚症状
皮膚そう痒感(2)
末木 博彦
●専門医に訊くCommon Disease 最新の知識
下腿浮腫
山田 康博
●糖尿病診療トレーニング問題集
内科医レベル
末丸 大悟
専門医レベル
高橋 利匡
●海外文献紹介
2型糖尿病の超過死亡リスク
-若い人ほど厳格な血糖コントロールと腎症予防を
細井 雅之・薬師寺 洋介・上野 宏樹
●報告記
第2回 日本糖尿病医療学研究会見聞録
古川 真・齊藤 茉莉子
厚生労働省の2014年「国民健康・栄養調査」の結果によれば、糖尿病を強く疑われる者の割合は男性15.5%、女性9.8%となっている。初期糖尿病の治療で重要なのは食事療法と運動療法とされており、運動療法の専門家である理学療法士の関与が期待されている。また、合併症や重複疾患例など、日々の理学療法実践でのかかわりも濃厚であると考えられる。本特集は理学療法士が糖尿病に対する知識と経験を深めるために、糖尿病の最新治療と専門職として取り組むべき運動療法のエビデンスを知ることを通し、理学療法士の役割を考えていくことを目的に企画した。
糖尿病治療の進歩と展望
吉岡 成人
糖尿病に対する運動療法の効果
佐藤 祐造、他
糖尿病治療における理学療法士の役割
石黒 友康
糖尿病に対するチーム医療と理学療法士のかかわり
片田 圭一、他
糖尿病外来における運動療法の実践と効果
天川 淑宏
>>> 「EOI(essences of the issue)」は こちら(PDFファイル)
特集の各論文の概要をご紹介しています
●とびら
職場での悩みと期待
加藤 祝也
●1ページ講座 理学療法関連用語〜正しい意味がわかりますか?
ミオクローヌス
五日市 克利
●1ページ講座 理学療法関連審議会・協議会
社会保障審議会
上野 有希子
●入門講座 重複疾患症例のみかた・3
治療ー運動プログラムと介入の工夫
南角 学、他
●講座 超音波エコーを用いた非侵襲的理学療法・3
超音波エコーを用いた筋肉の評価と理学療法への応用
池添 冬芽
●臨床実習サブノート 臨床実習で患者さんに向き合う準備・9
がん
國澤 洋介、他
●甃のうへ
Seeking untapped potential
高倉 利恵
●報告
慢性期脳卒中患者に対する間欠入院による集中的理学療法の効果
-歩行可能例を対象とした検討
岡田 誠、他
●症例報告
BNPを指標として運動負荷と身体活動管理を行った
完全大血管転位Ⅰ型による重症成人心不全の1例
高見沢 圭一、他
●文献抄録
勝平 純司/三浦 和/中野 渉/山本 竜也