何気ない会話に、その人の知性が現れる。難しい議論をしたわけではない、他愛のない世間話をしただけなのに…。社会に出れば話し方ひとつで、仕事ができるかどうか判断されてしまう。本書では、巷にあふれる愚かな話し方の実例をあげ、その傾向と対策を練る。「知ったかぶり」「矛盾だらけ」「繰り返しが多い」「具体例がない」「説教癖」など、思わず身近なあの人の顔が浮かぶ。そして、あなた自身も「バカに見える話し方」をしているのだ!文章指導のプロが「書くこと」と「話すこと」の共通項を見つけ、痛快に綴る。
大きな文字で読みやすい。簡単フリガナで即答可能。カラフル図解で徹底解説。アイコンが示す重要会話。便利な英語付。必須単語充実の巻末辞書。
即戦力養成・英検準2級よりスタート。リスニングとスピーキング能力強化のトレーニングを紹介。コミュニケーション手段としての英語の総合力をアップ。
言語学の基本になる考え方を示す。日本語の例文をとおして平易に解説。形態論、統語論、意味論、類型論、歴史言語学、音声・音韻論にわたる全体像。諸言語の地図・解説などの資料の充実。
この一言でビシッと決める!仕事でも、プライベートでも、毎日のように「コメント」をすることが求められている。今の知識と教養のままで、どう切れ味をよくするか?優れたコメントを集めた「コメント力トレーニング集」を使って、そのコツをつかみ、「コメント力」を意識化することで磨いていく。
巷には語学の教材や学習法の情報があふれているが、本当に有効な外国語学習法とはどんなものだろうか。「外国語が身につく」とき、学習者にはどんな変化がおきているのだろう。言語学や心理学などの知見を基盤としながらも独自の研究分野として発展してきた「第二言語習得研究」の最前線を紹介する。
認知言語学のアプローチでは、言葉は、主体から独立した自律的な記号系ではなく、世界とダイナミックに相互作用していく主体の一般的認知能力の反映としての開かれた記号系として理解される。本書では、認知言語学のアプローチから、日常言語のメカニズムとその背後に存在する人間の知のメカニズムの一面を考察していく。言葉の探究に際し、認知言語学が注目する一般的認知能力のなかには、焦点化、カテゴリー化、イメージ形成、イメージ・スキーマ形成、スキーマ変換、スキャニング、プロファイル・シフト、等にかかわる認知能力が含まれる。本書では、この種の能力を特徴づける多様な認知プロセスとの関連で、日常言語の多義性、意味変化、照応、省略、メトニミー、話題化、話題の転換、推論、等にかかわる言語現象の体系的な分析を試みる。
現代思想の原点がここにある。コトバの本質を問う「ソシュール以後」の軌跡。
発想とことばの関係を、日本語と英語で比較しながらやさしい「ことば探求」の旅に出発します。
本書では、印欧語で書かれた代表的な文献テキストを対象にして、比較言語学的なテキストの読み方とはどのようなものかを具体的に示す。なおはじめの5章では、比較言語学の基本的な考え方と方法論に関して、簡単な解説を与えている。
母語と外国語、脳の障害や高齢化などの具体的な事例から、そのメカニズムを探る。
あなたの言っていること相手にちゃんと伝わっていますか?言いたいことが相手に伝わらないのには「理由」があります。その「理由」を正しく認識し、話し方を少し工夫するだけでどんな口下手な人でも、分かりやすく話すことができます。NHKアナウンサー、代議士秘書、医師と、さまざまな職業でマルチな才能を発揮してきた著者が、秘伝の矢印メモを駆使して分かりやすく話す15のテクニックを伝授します。
言語の「自然」視によって貶められた少数言語。日常的な言語使用から言語復興運動まで、少数言語の言語活動の分析から、意識性を不可避的に含む「人為性」によって、社会制度としての言語がいかに構築されるのかを明らかにし、言語現象を把握するための新たな視点と、その理論的枠組を提示する。
本書では通訳者トレーニングの手法を応用し、リスニングとリピーティングを中心にウィスパリング(ささやき型同時通訳)スキル習得も狙いに定めてあります。